JPS591947A - 蓄熱槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タンクに蓄熱された熱を断熱する為に断熱材
を注入し低圧発泡させ一体成形した蓄熱槽に関するもの
である。

従来、蓄熱槽の発泡断熱材は、発泡させたシート状の断
熱材をタンクに巻き付けて保温する構成になっていた。

しかしながらこの構成においては、保温性能を良くする
為に断熱材を厚くするか、又は断熱材密度を大きくする
と、断熱材のタンクへの巻き付けが困難になシ、組立上
大きな問題があった。又断熱材のロール加工等の二次加
工に太きな設備を要する為、コストアップの原因でもあ
る。

そこでこれらの問題に対処するために、断熱材をタンク
と外装の間隙で発泡させ一体成形によって保温する構成
が考えられ、一部実施されているが、この構成の場合、
発泡時における外装の接合部及びねじ穴等よりの断熱材
の漏れを防止する為、外装のシール構成が複雑になりコ
ストの点で問題を有していた。

本発明は、上記の問題点に鑑み外装のシール構成を複雑
にすることなく、断熱材の注入発泡を容易に行なうこと
ができる一体成形蓄熱槽を提供することを目的とするも
のである。

正妃目的を達成する為、本発明の基本的な構成は、蓄熱
用夕・ンクと、数個の組合せによって形成された外装と
上記タンクと外装の間隙に断熱材を注入発泡させる為に
、前記外装接合部からの断熱材の漏れを防止するビニー
ル袋よりなる遮へい膜を、前記外装の内面に装着させる
ものである。

本発明は上記構成とすることにより、タンクと外装の間
隙に断熱材を注入発泡させた場合、前記外装の内面に装
着したビニール袋よりなる遮へい膜により断熱材は遮断
され、外装の接合部およびねじ穴等よシ断熱材が漏れる
のを簡単に防止できる為、断熱材の注入発泡による一体
成形の□場合の複雑な外装シールを必要とする問題点を
解消することができるものである。

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図および第２図において、１はタンク、２はタンク
１をささえ固定する為の外装Ａで断熱材の注入口を有す
る。３は前記タンク１の側面を保護する為の外装Ｂでネ
ジ４で前記外装Ａ２に固定されている。６は前記タンク
１の側面を保護する為の外装Ｃでネジ４で前記外装Ａ２
と外装Ｂ３に固定されている。６は前記タンク１の上面
を保護する為の外装りでネジ４で前記外装Ｂ３と外装Ｃ
６に固定されている。７は前記外装Ｂ３にネジ４で固定
されたケースで、制御部品等を収納し固定する。８は前
記外装Ｂ３と外装Ｃ６の内面に装着したビニール袋より
なる遮へい膜で、断熱材９をスフの接合部より断熱材が
漏れるのを防止するものであり、上部端面は外装Ｄ６と
外装Ｂ３．外装Ｃ５の間隙にはさみ込み固定されている
。

上記構成において、外装Ａ２の注入口１０より注入され
た断熱材９は、タンク１と遮へい膜８との間隙で発泡す
る。発泡時の断熱材９は流動体であり発泡圧が発生する
為、外装Ａ２〜Ｄ６の接合部より断熱材９は漏れようと
する。しかし遮へい膜８により断熱材９は遮断され漏れ
は発生しな−したがって発泡の為の外装接合部のシール
は必要でなく又遮へい膜８は簡単に装着できる為、組立
が容易である。

以上のように本発明によれば、断熱材を注入し低圧発泡
させるような一体成形の場合でも、外装の内面に装着し
たビニール袋よりなる遮へい膜によって断熱材の外部へ
の漏れを防止する為、外装接合部の発泡の為の複雑なシ
ール構成は必要でなくなり、容易でかつ低コストの断熱
材の注入発泡が可能である。

なお蓄熱槽の蓄熱材は液体、固定、気体のどれであって
ももちろんよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である蓄熱槽の正面断面図、
第２図は同平面断面図である。 １・・・・・・タンク、２・・・・・・外装Ａ、３・・
・中外装Ｂ１４・・・・・・ネジ、５・・・・・・外装
Ｃ，ｅ・・・・・・外装Ｄ、７・・・・・ケース、８・
・・・・・遮へい膜、９・・・・・・断熱材、１ｏ・・
・・・・注入口。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蓄熱用タンクと、複数個の組合せによって形成された外
   装と、前記外装の内面に装着されたビニール袋よりなる
   遮へい膜と、前記蓄熱用タンクと前記遮へい膜との間隙
   に注入し低圧発泡させた断熱材とからなる蓄熱槽。