JPS59192712A - ポリエチレンテレフタレ−ト系繊維およびその製法 - Google Patents

ポリエチレンテレフタレ−ト系繊維およびその製法

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JPS59192712A
JPS59192712A JP6527283A JP6527283A JPS59192712A JP S59192712 A JPS59192712 A JP S59192712A JP 6527283 A JP6527283 A JP 6527283A JP 6527283 A JP6527283 A JP 6527283A JP S59192712 A JPS59192712 A JP S59192712A
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compound
polymer
phosphorus
epoxy compound
yarn
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Hideo Saruyama
猿山 秀夫
Yasuo Komatsu
小松 泰雄
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエチレンテレフタレート系繊維およびそれ
を得るための方法に閃するものである。
強度、寸法安定性、屈曲疲労や加水分解に対する耐久性
及び収縮性が改良されたポリエチレンテレフタレート系
繊維の製法としてすて(こ、(1)  テレフタル酸を
エチレングリコールでエステル化させるエステル化反応
の工程CA)(2)  該工程(A)で得られたエステ
ル化反応生成物を重縮合させる重縮合の工程CB)(3
〕  該工程(B)で得た分子鎖の全繰返し単位の90
モル%以上がエチレンテレフタレート単位のポリマに単
官能エポキシ化合物を添加して溶融し 極限粘度(■v)を065以上 カルボキシル末端基濃度を25 eq、/106g以下
の溶融ポリマを得る溶融の工程CC)(4)該工程CC
)で得た溶融ポリマな口金を通して溶融紡出する紡出の
工程(D、) (5)該工程(りから紡出された紡出糸を、前記口金の
下方に順次設けられた加熱または保温ゾーン及び冷却ゾ
ーンを通して保温冷却して固化し、固化された紡出光を
引取って高配向糸を得る同化の工程(E) (6)  該工程(E)で得られた高配向糸を−たん巻
取ってから再び解舒して、または巻取ることなく引続い
て、延伸熱処理する延伸熱処理の工程(F) とからなる、 結晶配回関数      fo≧θ930非晶分子配向
パラメータ   F≦0920長周期        
 Lp≦t 45 (A )ターミナルモジュラス  
  Mt≦+5(g/d)強  度         
       D t/D≧7.s(g/d)を備えた
ポリエチレンテレフタレートa維の製法(以下先行技術
と称する)を提案した。
この方法はかなり良好な方法ではあるがそのまま実施し
てみるとなお次の点において改良が必要であることが判
明した。
すなわち、エポキシ化合物とカルボキシル末端基との反
応性が悪いため、未反応のエポキシ化合物が光中に多量
に残件し、エポキシ化合物を添加しない場合eこ比較し
て得られた延伸糸(原糸ンの強度が低下したり、熱収縮
率が増大する等の問題があった。
そこで、エポキシ化合物とカルボキシル基との反応性を
高めるためにアルカリ金属化合物をエステル化反応生成
物に添加する方法(特開昭51−134789号公報)
やエステル化反応生成物を重縮合したポリマに同化合物
を添加する方法(特開昭55−12871号明則書)を
上記方法に適用してみたが、前者の方法はアルカリ金属
化合物が凝集析出し、後者の方法は前記化合物がポリマ
に十分溶解しない等の問題があった。
従って本発明の目的は上記問題の解消にある。
この目的は、前記先行技術において、アルカリ金属及び
アルカリ土類金属から選ばれる少なく1種の金属CM)
の化合物とリンCP)化合物を、前記工程(A )のエ
ステル化度応が95%以上進行した後の反応生成物tこ
、前記工程CB)で得られるポリマ106g当たり前記
金PA <M)として050〜10モルでかつ前記金属
(M)とリンCP)の濃度比(M/p)にして15〜1
0添加する方法を付加した改良法によって達成される。
そして前記改良法によって、 (A)  全分子鎖の全繰返し単位の90モル%以上カ
エチレンテレフタレートで単位であり、極限粘度065
以上、カルボキシル基濃度25 eq/106g 以下
である、エポキシ化合物含有ポリエチレンテレフタレー
ト系ポリマから形成された、 結晶配向関数     fC≧0930非晶分子配向パ
ラメータ  7≦0920長周期        L’
p≦145(λ)ターミナルモジュラス   Mt≦1
5(g/a)強  度              D
 t/D;=7 s Cg/a)の繊維であって、 (B)  アルカリ金属及びアルカリ出金属の少なくと
も1種の金属(M )の化合物及びリン(P)の化合物
を、金属(rφ)の原子として05〜10モル/1o6
g、リンCP、)原子に対すル& BF 割合(M/P
)トLテ1.5〜+ 。
含有し、遊離のエポキシ化合物を、前記繊維の重量を基
準なこして0.5%以下含有してなるポリエチレンテレ
フタレート系繊維が得られる。
以下、具体的に詳述する。最初に先行技術を第1図、第
2図および第6図に沼って説明する。
先行技イdqはエステル化又応の工程(A)重縮合の工
程(B)、溶融の工程(す、動用の工程(DJ、固化の
工程(E)及び延伸熱処理の工程(F)の六つの工程と
から基本的に成立っている。
工程Cp、)は貯槽(1)、(2)のそれぞれからテレ
フタル酸とエチレングリコールを、更に必要に応じて他
のポリエステル形成成分を10モル%未満とともにエス
テル化反応槽(3)に供給してテレフタル酸ヲエチレン
グリコールでエステル化スる工程である。この工程の条
件や装置自体、以下に述べる金属化合物の添加条件以外
は公知である。
工程(E)は前記工程(A)で得られたエステル化反応
生成物を、極限粘度(工’V)にして0,65以上に重
縮合させる工程及びこれに従属する工程を意味する。そ
の工程は少なくとも重縮合装置d(4)を包含する。第
1図においては鎖線(5)で前記の従属する工程を代表
的に表わす。従属する工程としては重縮合によって得ら
れたポリエチレンテレフタレートを固化、ペレット化、
更に好ましくは固相重合化工程を意味する。この工程の
条件及び装置自体も公知である。
工程CC)は前記工程(lで得られた分子鎖の全繰返し
単位の90モル%以上が、エチレンテレフタレート単位
のポリマに単官能エポキシ化合物を添加して特定の溶融
ポリマを得る工程である。この工程は前記工程(B)と
直接連結する連続化プロセスでもよいし断絶していても
よい。
そしてこの工程はポリマチップをホッパーθカからエク
ストルーダ(ト)に導く途中の過程のチップの 送口付
近α→の位置で、タンク(2)に貯蔵しているカルボキ
シル末端基の封鎖剤である単官能エポキシ化合物をポン
プ(6)によって所定流量にて前記チップに添加する工
程と、このチップと前記封鎖剤とをエクストルーダ(ハ
)により混線および溶融する工程とからなる。
nIJ記単官能性エポキシ化合物としては0     
               000 ここでn=1〜15の整数、BはHあるいはCH3,C
2H5等の単官能アルキル基あるいはフェニル基であり
、m−1あるいは2を意味する。
これらの化合物の中でフェニルグリシジルエーテルおよ
び0・フェニル・フェニルグリシジルエーテルが特に好
ましい。
ここで重要なことは上記単官能エポキシ1′比合物をで
きるだけ少ない量、すなわち01〜1.0重量%特に好
ましくは08重量%以下添加しながらもカルボキシ末端
濃度を25 eq/10’g以下のポリマにすることお
よびカルボキシル末端基) 1     と反応せずにポリマないしは系中に存在す
る前記モノエポキシ化合物の未反応物の量(以下Eと記
す)を05重量%以下、特に好ましくは03重量%以下
にすることである。このモノエポキシ化合物の添加量や
Eが前記の量より多くなると、後述する物理特性を満足
できなくなったり、色調や製糸性が悪化してしまう。
工程CD)lよ工程(c)で得た溶融ポリマを口金を通
して溶融紡糸する工程である。紡糸組立体α8)中に内
蔵するポンプ0→によってエクストルーダα→からの溶
融ポリマを計量し口金α力を通して紡出し紡出光(21
)を得る工程である。その条件及び装置自体も公知であ
る。
工程(E)は口金αηの下方に順次設けられた保温ない
しは加熱筒o停によって構成される加熱ゾーン、及び冷
却筒(ホ)からなる。冷却ゾーンに紡出糸(21)を通
して保温、冷却固化し、固化されたi防出糸(24) 
、チムニ−(22)を通し、給油装置(23)に接触さ
せて引取ロール(24)で引取る工程で、場合Qこよっ
ては巻取装置(25)が後続している。チムニ−(22
)の下方には好ましくは随伴気流の捕捉装置(26)が
あり、排気ファン(27)により前記気流が排気される
。引取ロール(24)は表面速度1ooom/分以上、
好ましくは1500m/分以上で回転している。
この工程においてドラム(29)に巻取られた糸(28
)は高度1・こ配向している。複屈折(△n)にして1
0XiO”  以上であり、更に好ましくは20X10
”〜80X11)”である。
最後の工程(F)は前記の工程(D)で得られた高配向
糸(28)を引続いて、またはドラム(29)から解舒
して延伸熱処理をおこなう工程である。
高配向糸(2Bンをドラムに巻取ることなく直接連続的
に延伸する場合には既存の製造方法に比較して前記した
様に紡糸引取速度が速いので、延伸速度も速くなるため
に延伸熱処理装置や巻取機にはこの点の配慮が必要とな
る。
未延伸糸ドラム(29)から解舒されて延伸熱処理する
工程を第2図として例示した。ドラム(29)から解舒
された高配向糸(28)を、ガイド(60ンおよび張力
調整器(31)を通して第1フイードロール(52) 
、第2フイードロール(33)、第1ドローロール(3
4)に捲回し、熱板(35)に接触させ、次いで第2ド
ローロール(36) 、 弛緩ロール(57)に捲回し
、ガイド(i) 、張力調整器(59)に通して巻取装
置に巻上げて延伸糸(原糸)とする。
工程Eで得られた高配向糸(28)をドラムに巻取るこ
となく直接延伸する工程を第6図に例示した。
給油ロール(25)を経て得られた高配向糸(28)は
連続して第1フイードロール(41)、第2フイードロ
ール(42)、第1 ドローロール(43)に倦回し、
熱処理装置(44)を通過させ、次いで第2ドローロー
ル(45) 、 弛緩ロール(46)に捲回させて巻取
装置(47)により巻上げて延伸糸(IJ7糸)とする
。熱処理装置(44)は通常用いられている熱板の他に
熱処理効果を上げるために過熱水蒸気や加熱空気を併用
、あるいは単独tこ用いることもできる。
延伸熱処理の条件としては上記特性fc、F、Op、 
M t、Dt/Dを得るに最適な延伸倍率、延伸温度及
び熱処理温度等が選択される。
以上は従来公知の工程及びこれに後続する、本発明者ら
が提案した工程の説明であったが、この二つの工程の単
なる結合では特別限定された条件を選ばない限り容易に
上記特性をもつ原糸が得られない。そこで本発明におい
てはエステル化反応の工程(A)tこ特定の化合物を特
定の条件下で添加するのである。
特定の化合物としてはアルカリ金属および/またはアル
カリ土類金属(M)の化合物、リン(p)の化合物を意
味する。アルカリ金属の化合物としては前記金属のギ酸
、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ステアリン酸、安息香酸
、酒石酸等のカルボン酸塩があり、これらの化合物中、
特に好ましい化合物としては酢酸リチウムがあげられる
またアルカリ金属のグリコラートを用いてもよく、エチ
レングリコールのグリコラートが好ましく、特にリチウ
ム金属のグリコラートが好ましい。
アルカリ土類金属の化合物としては上記同様にカルボン
酸塩があり、特に好ましい化合物として酢酸カルシウム
がある。
他方リンの11合物としては正リン酸、亜リン酸または
これらの低級アルキル、またはフェニル、ヒドロキシア
ルキルのトリー、ジーまたはモノ−エステルがあり、特
に好ましい化合物としては正リン酸があげられる。
なお2種または3種の化合物の好ましい組合せとして酢
酸リチウムと正リン酸の組合せおよび酢酸リチウムと酢
酸カルシウムと正リン酸の組合わせがある。
これらの化合物の添加量は単官能エポキシ化合物とカル
ボキシル末端基との反応促進効果の点およびポリマの耐
熱性や異物の発生の点から、アルカリ金属および/また
はアルカリ土類金属のモル数として106gのポリマあ
たり05〜10モルが好ましく、より好ましくは15〜
6モルである。
ところてポリマ中のカルボキシル末端基とエポキシ化合
物の反応性を改善するためにアルカリ金属化合物および
/あるいはアルカリ土類金属化6物を1・、「加する方
法は例えば特開昭51−134789および特開昭5’
5−12874に開示されている。しかしながら特開昭
51−134789の実施例に開示されているようにエ
ステル化反応の初期にアルカリ金属化合物を添加した場
合には異物の生成が著しく、またエポキシ痩応性は極め
て低いものであった。また特開昭55−12871に開
示されているようにポリエステルの溶融紡糸時に単官能
エポキシ化合物およびアルカリ金属化合物やアルカリ土
類金属化合物を添加すると、これらの金属化合物のポリ
マ中への均一溶解が不充分であるために反応性向上効果
は不充分であり、また紡糸パンクの内圧が上昇し易いと
いう欠点があった。
したがって本発明においてはアルカリ金属化合物および
アルカリ土類金属化合物およびリン化合物の添加時期お
よび添加量は特に重要である。
アルカリ金属化合物およびアルカリ土類金属化合物およ
びリン化合物の添加は、エステル化反応率が25%以上
となった時から重縮合開始IIJまでに行なう必要があ
る。エステル化反応率が95%未満の糸eこ添加した場
合、アルカリ金属およびアルカリ土類金属を包み込む粒
子の析出が著しく、また、そのため触媒として有効なア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属の濃度が減少してエ
ポキシ化合物の反応性の改善効果は極めて低いものとな
る通常のポリエステルの重合ではエステル化反応率が9
5%未満、たとえば90%程度のプVポリマでも重縮合
に供することができるが、本発明では95%以上となっ
た後にアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属化
合物およびリン化合物を添加して重縮合に供する必要が
ある。一方正縮合開始以降の段階での添加は添加操作が
はん雑となるばかりでなく十分な反応性向上効果が得ら
れないため好ましくない。
またアルカリ金属化合物およびアルカリ土類金属化合物
とリン化合物とは別4にかつ時期をずらせて添加する必
要がある。両者を混合して添加したりあるいは別々であ
っても同時に度広系へ添加したりすると、アルカリ金属
およびアルカリ土類金属化合物はリン化合物によって不
活性化されるのみならず、粗大な粒子が析出しポリマの
品質を著しく損なうことにある。添加する順序はアルカ
リ金属化合物およびアルカリ土類金属化合物とリン化合
物のいずれが先になってもよい。
ずらせる程度は2分以上より好ましくは3分以上であれ
ば十分であるが、たかだか2〜6分間添加時期をずらせ
ることによって上記の効果が得られることは彫くべぎこ
とである。
アルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化
合物とリン化合物の量比は金属原子比でM/Pが15以
上10以下であることが必要であり、1.75以上8以
下であることがよりゝ] 好ましい。15より小さいときはリン化合物によるアル
カリ金属およびアルカリ土類金属の不活性化が著しく、
また10より大きいとぎは、エポキシ化合物と溶融反応
せしめたときのポリエステルの重合度低下が著しい。
なお本発明法においては単官能エポキシ化合物も特定の
条件下で、溶融の工程(C)に添加すべぎであることが
わかった。
一般に溶融状態の温度T fc)と溶融時間t(分)の
積TXtの値が犬となればエポキシの反応性は増大する
か、−ガニVが低下しcooHが増大する。この関係を
検討した結果、’rxtO値が6300〜855、より
好ましくは5580〜1450の範囲にあり、かつT=
285〜315℃より好ましくはT=290〜310℃
とすることが良い。
前記のポリマ、モノエポキシ化合物および溶融条件を採
用することにより安定にかつ効率よくカルボキシル末端
基濃度を減少させられる結果、得られた繊維中の未反応
エポキシ化合物を05重量%以下、好ましくは03%以
下とすることが可能となり、後述する物理特性を満足す
る繊維を得ることが可能となった。
以上、既に提案した工程に特定の化合物を特定の条件下
で添加することにより繊維の微測構造がより容易に特定
のものになり収縮率や弾性率および屈曲疲労性等の物理
特性および物理的耐久性を向上させることが可能であり
、より容易にC0OH≦25 eq/10’ gとなり
化学的耐久性を向上させることが可能である。
さらにポリマ中のアルカリ金属あるいは/およびアルカ
リ土類金属の量MおよびMとポリマ中ノリ/原糸のバラ
ンスを最適に範囲に設定することによりカルボキシル末
端基の封鎖効率を向上させることができて系中の残存エ
ポキシ量を少なくすることが可能となり物理的および化
学的耐久性を共に向上させた高性能糸を得ることかはじ
めで可能となった。
即ち全分子鎖の全繰返し単位の90モル%以上がエチレ
ンテレフタV−)で単位であり、極限粘度0.65以上
、カルボキシル基濃度251/106 g以下である、
エポキ/化合物含有ポリエチレンテレフタレート系ポリ
マから形成された、 結晶配向関数    re≧0950 非晶分子配向パラメータ   F≦0920長周期  
     Lp≦145(・−λ)ターミナルモジュラ
ス   M、t≦15(g/d)強度        
pt/D≧75 (g/d)の繊維であって、 アルカリ金属及びアルカリ土金属の少なくとも1種の金
1g(M)の化合物及びリン(P)の化合物を、金X 
(M)の原子として05〜10モル/106g、リンC
P)原子に対する濃度割合CM/P)として15〜10
含有し、遊離のエポキシ化合物を、前記繊維の重量を基
準にして05%以下含有してなる、 ポリエチレンテレフタレート系繊維が得られるのである
この繊維は耐屈曲疲労性、耐化学劣化性、寸法安定性お
よび高弾性、高強度等の特徴を生かし多くの産業分野で
使用するのに好適であり、なかでも動力伝達ベルトやタ
イヤ等の補強用繊維として使用したとき本来有している
特性を発揮する。。
以下の実施例に於て本発明の内容を具体的eこ説明する
が、本発明の実施態様はこれに限定されるものではない
なお本明細書中で用いる用語および物性値の定義ならび
に測定方法を以下に記述する。
1、 引張試験 JIS−L1017の方法でおこなった。
1000Dの原糸の中間伸度(以下MEと記す)の場合
4.5g/d応力時伸度、1[10QD/2のコードの
場合は2.25g/d応力時の伸度とした。なお荷重伸
長曲線より得られる切断強度、初期弾性率(初期引張抵
抗度)、ターミナルモジュラス等は、測定の際の試料の
伸長に伴なうデニールの減少を補正していない。荷重−
伸長曲線は次の条件で測定して得られたものである。試
料なカセ状にとり、25℃、65%RHに調節された雰
囲気や024時間放置後11テンシロン”UTM  L
L型引張試験機(東洋ボールドウィン社製)を用いて試
料25(7)、引張速度50備/分で測定した。
ここで得られた荷重伸長曲線より、初期弾性率(初期引
張抵抗度、Mi、)はJIS−Ll、01フの定義によ
り測定した。同様にターミナルモジュラスは切断伸度よ
り2.4%を引いた曲線上tこおける応力の増加分を2
゜4X1D’で除して求めた。これを第6図の曲線A上
でM T。
なる鎖線で囲んで示した。
2゜ 乾熱収縮率△5150℃ 試料をカセ状しことり20”C165%RHの温調室に
24時間以上放置したのち、試料の0.1g/aに相当
する荷重をかけて測定された長さβ0の試料を、無張力
状態で150℃のオーブン中に30分放置したのち、オ
ープンから取り高し前記温調室で4時間放置し、再び上
記荷重をかけて測定した長さ11から次式により算出し
た。
△S *5o’C−(A!o   jh  )/1oX
i00   (%)6、 弛緩熱処理後中間伸度MEH 試料をカセ状にとり、180℃のオーブン中で30分間
弛緩熱処理したのち、荷重伸長曲線を測定し、2.25
g/d応力時の伸度を求めてMEHとした。
4 複屈折 ニコン(株)製POH型偏光顕微鏡を用いD線を光源と
して、通常のベンツクコンベンセータ法により求めた。
なお未延伸糸の複屈折を△n s 、延伸糸のそれを△
nDとした。
5 非晶分子配向パラメータF 試料を蛍光剤” Milcephor ETN ”の0
2wt%の水溶液中に55℃、6時間浸漬し、充分洗浄
したのち風乾して測定試料とした。
日本分光工業(株ン製FOM −1偏光光度計を用い、
励起波長565 M 、蛍光波長420 nrで偏光蛍
光の相対強度を測定し、次式により求めた。
F=i−B/A 但し A:繊維軸方向の偏光蛍光の相対強度B 繊維軸
と直角方向の 6 結晶化度X 密度勾配管により25℃に於ける繊維の密度を測定し、
下記式により算出した。
但し d:サンプルの密度 dC6結晶部  tt  (1,455)da、非晶部
  tt  (1,335)7、  X線回折 ht学電電機株〕製広角X線および小角X線散乱装置を
使ってC1uKaを線源として測定した。
(イ) 結晶配向関数fa (O20)、(i DO)赤道線干渉のデバイ環上に沿
った強度分布曲線の半価中H0から次式を用いて算出し
、(O4OJと(100′)から求めた値の平均値とす
る。
fc=(18Q° −H’  )/1 80゜(ロ)結
晶サイズD 見かけの結晶サイズを赤道線走査の (O20)、(100)強度分布曲線の半価中β′より
5cherrerの次式を用いて求めた。
D=にλ/βeosθ 但しK : 5cherrerの定数(K−1とした)
1:XM波長(ts41aX) 0 回折角(Bragg角)(0) β:半価巾(ラジアン) β′−β″−β″′ β′ 実測半価中(ラジアン〕 β″装置補正、完全結晶(Sj−単結 晶)の半価中=075゜ (0,01109ラジアン) (ハ)長周期Lp 小角散乱写真フィルム上の4点干渉の繊維軸方向の干渉
間距離、カメラ半径、装置の幾何学条件より散乱角から
Braggの式より求めた。
′:&  極限粘度、■ オストワルド型粘度計を用いてオルソクロルフェノール
(OCP)100 mlに対しサンプル8gを溶解した
溶液の相対粘度η、を25℃に於て測定。次式により算
出しン知、TV=:J、0242 ηr+0.2654
ηr=(txd)/(toXd、o) 但しt、、toはそれぞれサンプル溶液およびocpの
落下時間、 Ill、doはそれぞれサンプル溶液およびocpの2
5℃に於ける密度である。
9 カルボキンル末端基濃度C00)!試料1gのサン
プルを○−クレゾール20m1に溶解し、完全溶解後冷
却してわらクロロホルム40mβを加えてからNa1l
(のメタ/−ル溶液にて電位差滴定をおこない求めた。
10、アルカリ金属、アルカリ土類金属およびリン原子
の定量 原子吸光分析あるいは蛍光X線法により分析定数した。
11、ポリマ中の粗大粒子数 ポIJマlomgを2枚のカバーグラス間で溶融プレス
してプレパラートとし、暗視野顕微鏡下にて直径5μ以
上の粗大粒子数を計数した結果て示す。
12、系中に残存する未反応エポキシ化合物の定量 KOH/CH30H溶液にて環流、加水分解したのちC
H30Hを蒸発させたのち、塩酸酸性の雰囲気下で生成
する沈 を炉別したのち、該P液(こKOH水溶液を加
えたものを紫外線分光光度計によって定量した。
検量線はエポキシ化合物/メタノールの標準液をエポキ
シの未添加糸に加えて、上記と同様の方法により得た。
ii  GY疲労試験(グツドイヤー マロリーファテ
イーグ テスト) ASTM −D 885に準じたチューブ内圧15 k
g/cm 2、回転速度850rpm、チューブ角度を
80°としてチューブの破裂時間を求めた。
14−耐加水分解性能工MH 原糸をカセ状にサンプリングして、弛緩状態にてオート
クレーブ(加圧缶)中にて120℃の飽和蒸気にて4日
間処理し、未処理原糸強力に対する強力保持率で表わし
た。
15、ゴム中耐熱性試験IRT 型枠に+ 000 D/2のコードあたり05ボンドの
張力のもとに供試コードを巻付けて固定したのち、この
コードを上下から厚さ1、 i wsの未加硫ゴムでは
さみ込み、金型中で5 Q kg/n 2(r)圧力を
かけて170℃×180分間加硫する。加硫後のコード
の強力を測定し、未加硫コードに対する強力保持率とし
て算出する6 16、実施例中の記号 これまでの説明の中で示した記号以外実施例のなかで使
用する記号を以下に示す。
De 繊度(デニール、d) T:強力<kgノ DT/+:+e:強度(g/d ) DE:破断時伸度(%ン ε:強力利用率 実施例−1 テレフタル酸とエチレングリコールからなるo    
    O ユニットモル比1.20のビスヒドロキシエチルテレ7
タレートおよびその低重合体を主体とする反応混合物(
以下BHTという)2050部を反応器に240℃で貯
留し、常圧でテレフタル酸1660部とエチレングリコ
ール744部(EG/TPAモル比120)のスラリー
な一定速度で連続的に4時間15分で供給した。スラリ
ー供給中は250〜245℃にコントロールし、スラリ
ー供給終了後は240〜250℃に、;・     7
 ) o −)v l″′″″W ff−’r ’# 
W f?Jに6531・′応率981%のBF(Tを得
た。このBHTの50%を次の反応槽に移し、次の様に
重縮合せしめた。
リン酸85重量%水溶液0122部を攪拌下に反応系へ
添加した。このときの反応系の温度は250℃であった
。リン酸添加5分後に酢酸’) f ”j ム’2水塩
o584部(lV+/p 2.26 )、三酸化アンチ
モン055部、エチレングリコール30部の混合物を反
応系へ添加した。そして直ちに昇温減圧を開始し、60
分て真空度 11m Hg以下、280℃まで到達せし
め、更にその後6時間を要して重縮合反応を継続し、I
V=0.71、C0OH基25eq/iQ6グラムのポ
リエチレンテレフタレートを得た。このポIJ W中の
リチウム原糸の添加モル数MはM=1.96モル/10
’gであった。このポリマを2×4×4 (war )
のダイス状に九田断じたのち、回転式の乾燥機を用い、
乾燥した。これをP(1)ポリマとする。
P(1)ポリマをさらに固相重合し、工V=j、25、
C00H= i 4 eq/10’ Bのポリマを得た
。これをP(2)ポリマとする。
重縮合の度広温度を280℃から290℃にした以外は
P(1)と同様の方法でIV=0.71000H= 3
5 eq/10’ gのポリマを得、P(1)同様ダイ
ス状に離断した。このポリマをさらに回転式の乾燥機e
こより同相重合し、工v−126COOH=26 eq
/10’g、のポリマを得た。これをP(3)とする。
ポリマP(1)、P(2)、P(3)を単独、あるいは
混合してスクリコー径65調のエクストルーダでポリマ
温度295℃にて溶融し、外径190m、孔径06藺、
孔数96ホールおよび122ホールの口金を用いて紡糸
した。必要に応してカルボキシル末端基の封鎖剤として
オルソ・フェニルフ・エニルグリシジルエーテル(OP
G) をエクストルーダのチップの吏振込口に添加した
。実験51〜8については口金の下方に295℃の紡糸
ブロック部を介して内径25備、長さ45onの円筒形
の加熱筒を取付け、この加熱筒を320℃に加熱した。
加熱筒下端部の雰囲気温度は225℃であった。紡出糸
条は加熱筒通過後環状型吹出装置により冷却固化し、次
いで給油ロールにて油剤を付与した後、900〜450
0m/分の速度て回j伝する不ルソン型ロールに巻付け
た後、パーン状に巻取った。JK i Oおよび窮12
についてはOiJ記加熱筒を250 ’Cに加熱する以
外は同様ンこ紡出糸条をパーン状に巻取った。清9およ
び窟11については加熱筒の代りに内径25α、長さ2
0(7)の円筒形の保温筒をとりつけ紡糸した。
このようにして得られた未延伸糸は第2図と同じ延伸装
置を用いて2段延伸法により延伸した。引取速度(紡速
)i500m/分〜45o。
m7分の未延伸糸は2本合糸して延伸し、紡速500 
m7分および900 m7分の未延伸糸は合糸せずに延
伸して全試料とも+ 000 De −192fとした
。延伸条件はiFRは無加熱、21Eは90℃、IDR
は110℃、HPLは200℃、20Rは220’C1
RRハ無加熱とし、全延伸倍率は延伸糸の残留伸度が1
2%となるように設立し、1段延伸倍率は全延伸倍率の
60〜70%に設立した。なおリンツジス率は15%で
あった。この延伸糸を次に下撚なS方向に49 T/1
0m、上撚をZ方向に49T/10(7)の撚をかけ生
コードとした。
次?ここの生コードをリツラー社製のコンビュートリー
タを用いて接着剤をディップして処理コードを作成した
。処理条件は乾燥部は160℃×50秒、定長処理、熱
処理部は240’CX120秒、緊張処理、後処理部は
240℃×50秒の弛緩処理であった。この緊張率およ
び弛緩率を調整することにより処理コードの中間伸度を
4〜5%とした。
表−1に主要紡糸条件および延伸糸特性を示す。
51〜Jli + 2いずれのサンプルも1vおよびM
 / PまたEは本発明の範囲である。汚1はV、警 (′°・ 1°が範1″’E、b’l・−0結”“も範
1外の値となっている。
ボロおよび盃7はC0OH値以外は全て本発明の範囲で
あり、これ?こ対応する本発明糸が彰8である。
窮11および窮12はIV=0.70および084のも
のであるがC0OHおよび延伸糸特性のうちV JPf
 cならびにMtが範囲外となっている。延伸糸特性の
うち蔦2およびf5は比較例のi;11およびI72よ
りもIVが高いにもかかわらす△5150℃は低い値を
示していることが判る。またf9および510は盃2お
よび罵5よりも工Vが低く、さらにム51so℃が低い
値を示していることが判る。
撚糸コードの強力利用率を比較するとA 1 (tこ比
較して篇2および蔦3の1直が大きく、また〕E11お
よびJio、 12に比較してそ3tぞれA 9 、 
l110の方が大なることがわかる。
耐加水分解性能(工MHJおよびゴム中の耐熱性(工R
T)はI8に対して、C6および盃7が、蔦9、窮10
【こ対し゛C窟118よび篇12が低い値を示している
ことがわかる。
GYチューブの寿命(GY)を比較すると汚2および窮
6が51に比較してはるか3こ大きな値を示し、これよ
りも工Vの低いf9および名10もノ10:11および
、4i 12 Pこ比較して大きな値を示す。
この実施例の結果をまとめる駕味から寸法安定性の尺度
である△5450’CやMEHとこのG −f寿命の結
果を組合わせて考察すると本発明の糸では従来の低工V
糸の寸法安定性を& IV糸で達成でき、しかもはるか
に秀れた()Y寿命を得ることが可能であることが判る
。しかしこイtとてもC0OHが大であると耐加水分解
性や、ゴム中の耐熱性が従来系以上に低下してしまうの
でC0OHを低い値にすることが不可欠であることが判
る。
表−2同次特性 実施例−2 実施例−1のP(3)の重合において酢酸リチウムおよ
びリン酸の添加量を表−6のように変更すること以外は
P(3〕と全く同様(こしてポリマを重合し、これを回
転式乾燥j死中で固相重合を実施し、P(4)〜P04
)のポリマを製造した。P(4)〜P(9)は本発明の
もの、P (10)〜PO→は比較例である。
QPGの添加量を0.9wt%とする以外は実施9jl
 −1の蔦5と全く同様(こして紡糸延伸を3こない、
得られた延伸糸特性その他を表−5に示した。
A 15〜18ては紡糸時のIV低下も少なく、また動
子よ(C0OHを封鎖できるため、光中の残存エポキシ
謎/TI: Eも低い蹟となっている。
一方519〜21てはIVの低下が犬であったり、C0
08の封鎖効率が悪< 、Eが大きな髄を示したり、ま
たポリマの着色が発生したり’A+性が悪化したりして
いることが判る。
ま゛たEが大きな値を示すと原糸の強度が低くなり、ま
た収鰯率が増大することも判る。
なおポリマの着色は延伸糸ナースの端面色相を因眼で判
定し、不便なり、最も着色の多いもの馨×とし、そのb
uを○および△て区分した。
製糸性の判定は紡糸時の単糸流れ回数および延伸時の単
糸切れ、全糸切イt、ゴデーローラへの巻付状4嘘によ
り総合的に判定し、最も良好なものから◎〜○〜Δ〜×
の順で判定した。
実施例−5 実施例−2で用いたポリマP(6)とP(5)とを使用
し、○PGI/)添加量と紡糸引取速度および口金下の
加熱筒を270℃に加熱することを変える以外は実施例
−2と同様の条件で紡糸した。
紡糸速度を27o o m/分として紡出糸を巻上げる
ことなく連続して図−6fこ示した延伸装置により延伸
をおこなった。各ローラーおよび熱処理装置の条件は以
下の通りであった。
速度(m/分) 温度C℃) 第1フイードロール    2700      50
第2フイードロール    2780      90
第1ドローロール      4520     11
0※ 第2ドローロール      7000     25
0弛緩。−)v         689 !lj’ 
   無加熱熱処理装置(熱板)       −22
0※ 第2ドローロールおよび弛緩ロールの速度は原糸
の伸度が12〜13%となるよう微調整した。
結果を表−4に示す。製糸性の判定は実力古例−2と同
様の方法でおこなった。
I4が本発明よりも多いPθυではrvの低下が大であ
るがそれを無視してOPGの添加量と系中の残存エポキ
シ−14E XよびC0OHさらに△5i50℃の関係
をみると、OPGの添加量を増大せしめるにしたがいC
0OHは減少するが逆3こEも増大し強度が急激C・こ
低下し、またへ8150℃は増大下ることが判る。
P(5)を用いた本発明の糸ではOPGの添加量が少な
いI4囲で充分低C0OH化が可能であり、したがって
Eも少くなり、したがって強度や△5i50℃に対する
悪影響も少なくすることが町[1目であることが判る。
またOPGの添加量が少なく吸糸性が良好な状態にI6
いて製糸することがh1貞dであることが判る。
実施例−4 実2ニジ1]−1のP (1)の重合において酢酸リチ
ウムをLIF v’jカルシウムにaえる以外、同様の
方法によって重合し、さら3こ固相重合することtこよ
り以下の特性を有するポリマP C5を得た。
M=2.5 i eq/1066、 p= t i 4
 eq/in’(5゜+a/p = 2.20、TV 
= 1.26、C00H=−24eq/TO’εてあっ
た。
このP0→を用いて○PGの添加量を05%として冥施
例−1の盃1〜窮3と同様に紡糸および延伸をおこなっ
た。
主要紡糸条件と延伸糸特性を表−5に示す。
7ヱおこのときの光中の未反応エポキノ景Eは0、08
 ’tV t%であった。
【図面の簡単な説明】
謁1図は本冗明が逆用さtLる工程図であり、カルホキ
フル木端基の少ない、尚配向未延伸糸Aヶ製迄するまで
の過程を示し、躬2図はfiiJ記未延伸光を一旦巻取
った後延1甲熱処理する過程を旧示し、第ろ図は前記第
1図で製造される未延伸丞を直jdσ続して延伸熱処理
するまでの過程を示1−ものである。 A・・・・エステル化反応の工程 B・・・・・重縮合の工程 ○・・・・・溶1、独の工程 D・ ・・紡出の工程 E ・・・固化の工程 ド・・・・・延伸−)処理の工桿 第4ト1)よ本元明のポリエステル、藁維V−)荷重伸
ズ曲腺の一例を示)−0 特許出願人  木 し 休 式 会 社252琲(2B 9 第2図 /′。 第3図 第4図 X中友

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)  全分子鎖の全繰返し単位の90モル%以
    上がエチレンテレフタレート単位であり、極限粘度06
    5以上、カルボキシル荘濃度25 eq/I Qs g
    以下である、エポキシ化合物含有ポリエチレンテレフタ
    レート系ポリマから形成された、 結晶配向関数     fc≧0930非晶分子配向パ
    ラメータ  F≦0920長周期         L
    p≦145(Aノターミナルモジュ2ス     M 
    t≦45 (g/(1)強度         Dt/
    Dと75 (g/d)の繊維であって、 ig)  アルカリ金属及びアルカリ出金属の少なくと
    も1種の金属CM)の化合物及びリン(p)の化合物を
    金属CM)の原子として05〜10モル/io’g、 
     リン(p)原子に対する濃度割合CM/P )として
    15〜10含有し、遊離のエポキシ化合物を、前記録A
    )1トの重量を基準にして05%以下含有してなる、 ポリエチレンテレフタレート系繊維。 2、(1)  テレフタル酸をエチレングリコールでエ
    ステル化させるエステル化反応の工程(Aン (2)  該工程(A)で得られたエステル化反応生成
    物を重縮合させる重M1合の工程(B)(3)  該工
    程(B)で得た分子鎖の全繰返し単位の90モル%以上
    がエチレンテレフタレート単位のポリマに単官能エポキ
    シ化合物を添加して溶融し 極限粘度(工V)を065以上、遊離のエポキシ化合物
    の含有量をnJ記ポリマな基準に05重t%以下、 カルボキシル末端基―度を25 eq/ 10’g以下
    の溶融ポリマを得る溶融の工程(C)(4)  該工程
    (C)で得た溶融ポリマを口金を通して溶融紡出する紡
    出の工程CD) (5)  該工程(D)から紡出された紡出糸を前記口
    金の下方に順次設けられた保温または加熱ゾーン及び冷
    却ゾーンを通して保温冷却して固化し、固化された紡出
    糸を引取って高配向糸を得る固化の工程(幻(6)  
    該工程(E)で得られた高配向糸を−たん巻取ってから
    再び解舒して、または巻取ることなく引続いて、延伸熱
    処理する延伸熱処理の工程(F) d≧らなる、 結晶配向関数     f O≧0930非結晶分子配
    回パラメータ   F≦0920、、      Me
     A ’U       L p s +“(A)ター
    ミナルモジュラス     Mt≦15cg/d)強 
     度              Dt/D≧7.4)
    (g/lのポリエチレンテレフタレート系繊維の製法に
    おいて、アルカリ金属及びアルカリ土類金属から選ばれ
    る少なく1種の金属(Iりの化合物とリンCP)化合物
    を、前記工程(AJのエステル化反応が95%以上進行
    した後の反応生成物に、前記工程CB)で得られるポリ
    9106g当たりfnJ記金AaOt)として050〜
    10モルでかつ前記金属CM)とリンCP)の濃度比(
    iφ/P)?こして1.5〜10添加することを特徴と
    するポリエチレンテレフタレート系繊維の製法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003096280A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toray Ind Inc ポリエステル組成物およびフィルム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494315A (ja) * 1972-05-02 1974-01-16
JPS51134789A (en) * 1975-05-02 1976-11-22 Goodyear Tire & Rubber Improved method of making polyester fibers of low carboxyl
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JPS5542094A (en) * 1978-09-19 1980-03-25 Seteca Apparatus for gaining electric signal in proportion to movement and detecting movement and acceleration

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