JPS591884Y2 - 二輪自動車の灯火器 - Google Patents

二輪自動車の灯火器

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Publication number
JPS591884Y2
JPS591884Y2 JP1978016512U JP1651278U JPS591884Y2 JP S591884 Y2 JPS591884 Y2 JP S591884Y2 JP 1978016512 U JP1978016512 U JP 1978016512U JP 1651278 U JP1651278 U JP 1651278U JP S591884 Y2 JPS591884 Y2 JP S591884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
main body
tail lamp
flasher
wheeled vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978016512U
Other languages
English (en)
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JPS54120060U (ja
Inventor
一洋 七島
宏敏 松本
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
Priority to JP1978016512U priority Critical patent/JPS591884Y2/ja
Publication of JPS54120060U publication Critical patent/JPS54120060U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二輪自動車の後部に装着される灯火器に関す
る。
典型的な先行技術では、たとえば実公昭 39−21236に示されているように、赤色レンズを
設けたテールランプの左右両側には、橙色のレンズを設
けた左右のフラッシャランプがそれぞれ配置され、テー
ルランプとフラッシャランプとの間に赤色透明の隔壁が
配設されている。
これによってテールランプの点灯時にフラッシャランプ
の部分もともに赤色に光ることになって、照明面積が著
しく増大するように構成されている。
このような先行技術では、テールランプの点灯時におけ
る視認性の方向を図ることはできるけれども、フラッシ
ャランプの点灯時に赤色半透明の隔壁をフラッシャラン
プの光が透過し、したがって方向指示の視認性が劣る結
果となった。
この問題を解決する他の先行技術は、たとえば実公昭4
9−4431に示されているように、テールランプと左
右フラッシャランプとの間に、遮光板を介在している。
この先行技術および前述の先行技術における他の問題は
、赤色レンズおよび橙色レンズが個別的にビスによって
固定されることである。
したがって部品点数が多く、生産性が劣ることになった
部品点数の低下を遠戚するためのさらに他の先行技術は
、たとえば実開昭51−88084、実公昭30−12
521などに示されているように、赤色レンズと橙色レ
ンズとを一体的に構成して、テールランプとフラッシャ
ランプとを共通に覆っている。
このような先行技術では、レンズが比較的大きく、した
がって強度が低下し、外力によってたわみやすく、した
がって破損しやすいという大きな問題が生じる。
レンズを固定するためにビスを用いずに、嵌合構造とす
る先行技術は、たとえば実開昭 49−96785に示されている。
この先行技術では、レンズに外方に突出した突起が形成
されており、その突起が嵌まり込む嵌合孔が二輪自動車
に固着された薄板状のケースに形成されている。
レンズの突起はケースの嵌合孔から外方に突出する。
このような先行技術では、外力によって突起が押し込ま
れたとき、その突起が嵌合孔から離脱しやすく、したが
ってレンズが外れてしまいやすい。
二輪自動車では、そのテールランプの付近に運搬すべき
荷物が位置したり、また2人乗りをすることがある。
したがってレンズが外力によって外れてしまいやすいと
いう新たな大きな問題に遭遇した。
本考案の目的は、部品点数が低下され、生産性に優れて
おり、しかも充分な強度を有し、さらに外力によって外
れることがないようにした改良された二輪自動車の灯火
器を提供することである。
図面は、本考案の一実施例の二輪自動車の灯火器の水平
断面図である。
遮光性の合成樹脂材料から戒る本体12のブラケット2
5は、二輪自動車のツヤフェンダに固定される。
この本体12の左右方向の中央には、テールランプ4が
装着される。
テールランプ4の左右両側方には、フラッシャランプ5
.6がそれぞれ装着される。
本体12には、テールランプ4およびフラッシャランプ
5,6を仕切る遮光性隔壁14.15が本体12と一体
的に形成される。
隔壁14.15の遊端14a、15aは、テールランプ
4およびフラッシャランプ5,6の頂部4a、5a、6
aよりも二輪自動車の進行方向後方(図面の下方)に距
離a1.a2だけ突出している。
これによってテールランプ4およびフラッシャランプ5
,6の光が相互に洩れることが確実に防がれる。
また組立作業時において、後述のレンズ26が本体12
に嵌め込まれていない状態で隔壁14、15の遊端14
a、15aを下方にして作業台などに載置したときにお
いて、テールランプ4およびフラッシャランプ5,6が
その作業台の表面に接触することがなく、破損が防がれ
る。
このことによって生産性が向上されることになる。
レンズ26の側部26 a、 26 bは、フラッシャ
ランプ5,6の外側方に延在する。
このレンズ26は、全体的にほぼ一様な厚みを有してい
る。
レンズ26の両側部26 a、 26 bの端部には、
相互の対向して内方に向けて突出した突起30.31が
形成される。
突起30は、図面の右方に突出しており、もう一つの突
起31は、図面の左方に突出して対向している。
本体12の両側部12 a、 12 bは、レンズ26
の両側部26 a、 26 bの端部に嵌り込む。
本体12の両側部12a、12bには、突起30.31
が嵌合する凹所32.33が形成される。
隔壁14.15は上下(図面の紙面に垂直な方向)に延
びている。
レンズ26は、隔壁14.15の遊端14a、15aの
付近でその遊端14a、15a寄りに内方(図面の上方
)に延びて進行方向後方(図面の下方)から見て凹んで
おり、この凹んだ部分は参照符26C,26dで示され
ている。
レンズ26の凹んだ部分26C,26dには、上下(図
面の紙面に垂直方向)に延びる対を威す2組の突条35
,36:37、3Bが形成される。
この突条35.36 ; 37.38は、レンズ26の
内方(図面の上方)に突出している。
突条35.36 ; 37.3Bは隔壁14.15の遊
端14a。
15aが嵌合する凹溝39.40を形成する。
本考案によれば次のような効果が奏される。
(a)レンズ26は、テールランプ4およびフラッシャ
ランプ5,6を覆うようにしたので、構成が簡略化され
る。
(b)レンズ26ノ側部26 a、 26 bは、フラ
ッシャランプ5,6の外側方に延在しているので、フラ
ッシャランプ5,6の点灯時に、その点灯状態が二輪自
動車の側方から明瞭に視認することができ、交通の安全
性が高まる。
(C)レンズ26の両側部26 a、 26 b(7)
端部には、突起30.31が形成され、この突起30.
31は本体12の両側部に形成された凹所32.33に
嵌り込むので、レンズ26の取付けのためにビスなどを
必要とせず、このことによってもまた部品点数が低減さ
れて生産性を向上することができる。
(d) 突起30.31は、レンズ26の両側部26
a、 26bの端部において相互の対向する内方に向
けて突出しており、この突起30.31が凹所32.3
3に嵌合する。
したがって、たとえば一方の無能26aに図面の右方へ
の外力が作用したとき、その外力は突起30が凹所32
に嵌り込む方向であり、また図面の左方への外力が作用
したとき、その外力は突起31が凹所33に嵌り込む方
向である。
したがって本体12の両側部12a、12bに嵌り込ん
でいるレンズ26の両側部26a、26bの端部が離脱
してしまうことがないという大きな効果が発揮される。
突起30.31は前述のようにレンズ26の相互の対向
する内方に向けて突出しているので゛、障害物に引掛っ
たりすることがなく、安全である。
(e)隔壁14.15の遊端14a、15aは、テール
ランプ4およびフラッシャランプ5,6の頂部4a、5
a、6aよりも二輪自動車の進行方向後方に突出してい
る。
したがってレンズ26を本体12に取付ける以前の状態
において組立作業時に、前述の隔壁遊端14 a、 1
5 aを下にして本体12を作業台などに載置しても、
テールランプ4およびフラッシャランプ5,6が作業台
に接触したりすることはなく、したがってそれらのラン
フ’4.5.6の損傷が防がれる。
このようにして作業性が向上される。
このとき本体12を、安定に作業台などに載置しておく
ことができる。
また隔壁14.15によってランプ4.5.6相互間の
点灯時における光が漏洩することが確実に防か゛れる。
(f)レンズ26は隔壁14.15の遊端14 a、
15 aの付近で、その遊端14a、15a寄りに内方
(図面の上方)に延びて進行方向から見て凹んでいる。
したがって、その分だけテールランプ4、フラッシャラ
ンプ5,6の点灯による表示面積が増大し、したがって
視認性が向上される。
またこのように凹ますことによって、レンズ26を全体
的にほぼ一様な厚みとして、材料費の節減を図ることが
できる。
(g) レンズ26の凹んだ部分26C,26dでは
、突条35.36 ; 37.3Bによって凹溝39.
40が形成され、この凹溝39.40に隔壁14.15
の遊端14a、 15 aが嵌合する。
したがってレンズ26に外力が作用したときの強度が向
上される。
たとえばレンズ26に二輪自動車の進行方向後方から前
方への(図面の下方から上方への)外力が作用しても、
その外力は隔壁14.15によって受けられる。
したがってレンズ26がたわむことはなく、損傷が防が
れる。
またレンズ26の左右の外力による変形が隔壁14.1
5によって補強されて低減される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の水平断面図である。 4・・・テールランプ、5,6・・・フラッシャランプ
、4a、 5a、 6a・−頂部、12・・・本体
、12 a、 12 b・・・側部、14.15・・・
隔壁、14a、15a・・・遊端、26・・・レンズ、
26 a、 26 b・・・側部、26 c、 26
d−・・凹んだ部分、30.31・・・突起、32.3
3・・・凹所、35,36;37、33・・・突条、3
9.40・・・凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 遮光性材料から成る本体12に、左右方向の中央にテー
    ルランプ4が装着され、そのテールランプ4の左右両側
    方にはフラッシャランプ5,6がそれぞれ装着され、テ
    ールランプ4およびフラッシャランプ5,6を仕切る上
    下に延びる遮光性隔壁14.15が本体12に形成され
    、テールランプ4とフラッシャランプ5,6を覆う全体
    的にほぼ一様な厚みを有するレンズ26の側部26 a
    、 26 bはフラッシャランプ5,6の外側方に延在
    し、レンズ26の両側部26 a、 26 bの端部に
    は、相互に対向する内方に向けて突出した突起30.3
    1が形成され、本体12の両側部12 a、 12 b
    には、レンズ26の両側部2(ia、26bの前記端部
    に嵌まり込み、本体12の両側部12a、12bには突
    起30.31が嵌合する凹所32.33が形成され、隔
    壁14,15の遊端14a。 15 aは、テールランプ4およびフラッシャランプ5
    .6の頂部4a、5a、6aよりも二輪自動車の進行方
    向後方に突出しており、レンズ26は隔壁14、15の
    遊端14a、15aの付近でその遊端14a。 15a寄りに内方に延びて進行方向後方から見て凹んで
    おり、このレンズ26の前記凹んだ部分26C,26d
    では、隔壁14.15の遊端14a、15aに嵌合する
    ための凹溝39.40を形成する上下に延びる対を威す
    2組の内方に突出した突条35,36;37、3Bが形
    成されることを特徴とする二輪自動車の灯火器。
JP1978016512U 1978-02-10 1978-02-10 二輪自動車の灯火器 Expired JPS591884Y2 (ja)

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JP1978016512U JPS591884Y2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 二輪自動車の灯火器

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Publication Number Publication Date
JPS54120060U JPS54120060U (ja) 1979-08-22
JPS591884Y2 true JPS591884Y2 (ja) 1984-01-19

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ID=28840163

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JP1978016512U Expired JPS591884Y2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 二輪自動車の灯火器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494431U (ja) * 1972-04-11 1974-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494431U (ja) * 1972-04-11 1974-01-16

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JPS54120060U (ja) 1979-08-22

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