JPH0320202Y2 - - Google Patents

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JPH0320202Y2
JPH0320202Y2 JP1249886U JP1249886U JPH0320202Y2 JP H0320202 Y2 JPH0320202 Y2 JP H0320202Y2 JP 1249886 U JP1249886 U JP 1249886U JP 1249886 U JP1249886 U JP 1249886U JP H0320202 Y2 JPH0320202 Y2 JP H0320202Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の車幅確認装置に関し、特に
自動車の左右のフロントフエンダの前端部に設け
られ前照灯や表示灯からの光を車室側へ向けて反
射するマーカーを備えたものに関する。
(従来技術) 従来、夜間における車幅確認を確実にして接触
事故等を防止するため、自動車の左右のフロント
フエンダの前端部に発光式若しくは反射式のマー
カーを設けることが多い。
上記マーカーのうち反射式のマーカーは、前照
灯や表示灯の光を光フアイバーケーブルを介して
マーカーの反射面へ入射させ、この光を反射面で
反射させて車室側へ反射させるようにしたもので
ある。
例えば、実開昭57−63743号公報には、リトラ
クタブルヘツドランプに出没自在にマーカーを装
着したものが記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の反射式マーカーにおいては、前照灯や表
示灯からマーカーへ入射される光が、マーカーの
反射面で車体後方(車室側)へ真直ぐに向けて反
射されるようになつているので、右ハンドル車の
ドライバーにとつて右側のマーカーの光は明瞭に
見えるけれども、左側のマーカーの光が殆んど見
えないことから、車幅確認の機能を十分に発揮し
得ないという欠点がある。
上記公報に記載のものは、リトラクタブルヘツ
ドランプという特殊なヘツドランプを前提として
いるので、リトラクタブルヘツドランプを備えて
いない自動車には適用できない。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る自動車の車幅確認装置は、自動車
の左右のフロントフエンダの前端部に前照灯や表
示灯からの光を車室側に向けて反射するマーカー
を設けた自動車の車幅確認装置において、上記両
マーカーの反射面は反射光を運転席へ向けて反射
する運転席用反射面と補助席へ向けて反射する補
助席用反射面とで夫々形成したものである。
(作用) 本考案に係る自動車の車幅確認装置において
は、以上のように左右の両マーカーの反射面が反
射光を運転席に向けて反射する運転席用反射面と
補助席に向けて反射する補助席用反射面とで夫々
形成されているので、運転席の前方のマーカーの
運転席用反射面で反射された反射光は運転席へ向
つて投射されまた補助席用反射面で反射された反
射光は補助席へ投射される。
このことは、補助席の前方のマーカーについて
も同様である。
従つて、運転席のドライバーにとつても、補助
席の乗員にとつても、左右のマーカーからの反射
光を見ることが出来ることになる。
(考案の効果) 本考案に係る自動車の車幅確認装置によれば、
以上説明したように運転席のドライバーは夜間運
転席の前方のマーカーの位置は勿論のこと補助席
の前方のマーカーの位置を確認できるので、車幅
感が向上し運転の安全性が一層向上することにな
る。
左右の両マーカーの反射面を上記のように形成
したので、右ハンドル車、左ハンドル車の両方に
同種のマーカーを適用することが出来る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本実施例に係る自動車の車幅確認装置は、第1
図に示すように左右のフロントフエンダ1a・1
bの前端部に車幅と進行方向表示用のコンビネー
シヨンランプ5からの光を光フアイバーケーブル
3で受けてその光を運転席と補助席とに向けて反
射する左右1対のマーカー2を設けたものであ
る。
以下、自動車の車体を基準として前後・左右を
定義し右ハンドル車の場合について説明すると、
第1図・第2図に示すように、上記車幅確認装置
は、左右一対の、マーカー2とコンビネーシヨン
ランプ5からの光をマーカー2に導く光フアイバ
ーケーブル3とコンビネーシヨンランプ5の光を
光フアイバーケーブル3内へ導く集光部4とから
なる表示機構から構成されるものであるが、右側
の表示機構と左側の表示機構は相互に対称の関係
にあるので、以下左側の表示機構についてのみ説
明する。
第2図に示すように、左側のフロントフエンダ
1aの前端部にはコンビネーシヨンランプ5が設
けられ、このコンビネーシヨンランプ5のケース
6の後壁6aの上段にはランプ7がソケツトを介
して装着されており、このランプ7の下方におい
て上記後壁6aにはランプ7から発する光を集光
して光フアイバーケーブル3の前端部に供給する
集光部4がソケツトを介して装着されている。
上記集光部4は小型の凸レンズなどから構成さ
れるが、上記レンズを省略し光フアイバーケーブ
ル3の前端面をケース6の内部に直接臨ませて集
光部4を構成してもよい。
上記集光部4から延びる光フアイバーケーブル
3はランプ取付部8の後壁の配線孔9を貫き、光
フアイバーケーブル3の後端部はマーカー2に達
しており、集光部4で集光され光フアイバーケー
ブル3へ供給された光は光フアイバーケーブル3
を介してマーカー2へ供給されるようになつい
る。
第3図〜第5図に示すように、上記マーカー2
は、正面視台形状のアクリル樹脂製の透明な透光
体10と、この透光体10をフロントフエンダ1
aの前端近傍の上面に取付ける為の合成樹脂製の
ベース部材11と、透光体10の後半部分の上部
2/3部分を残して透光体10とベース部材11と
を外観よく覆うカバー部材12と、ベース部材1
1とフロントフエンダ1a間に装着されるゴム製
のシール部材13とで構成されている。
上記ベース部材11は、ベース板部11aと、
その中央部のやや前方部分の下面側に突設された
筒部11bと、筒部11bの前方でベース板部1
1aの下面側に突設された係合片11cと、筒部
11bの後方でベース板部11aの下面側に突設
された略V形の係合脚11dとを一体形成したも
ので、上記ベース板部11aの下側にシール部材
13を配設して係合片11cと係合脚11dとを
フロントフエンダ1aの取付部に嵌入係合させる
ことによりフロントフエンダ1aに装着されてい
る。
上記筒部に11bは光フアイバーケーブル3の
後端部が鉛直状に挿入装着されていて、光フアイ
バーケーブル3の端面がベース板部11aの上面
近傍に臨んでいる。
上記透光体10は、透明中実の本体部10a
と、本体部10aの前側の中段部に形成された反
射部10bと、反射部10bの前端下部から延び
るベース部10cとを備えており、上記透光体1
0をベース部材11上に載置し、ベース部10c
の1対の嵌合孔にベース部材11の1対の嵌合凸
部11eを嵌合させることにより透光体10は所
定の向きに位置決めされている。
また、カバー12は合成樹脂材料製の成形体に
メタリツクの金属メツキを施したもので、このカ
バー12は固着脚12aの下端部にてベース部材
11に融着されるとともに外周下端部の被押圧部
12bをベース部材11で上方より押えることに
よりベース部材11で固定されている。
上記透光体10の本体部10aの前端部分がカ
バー12で上方より押えられ、また本体部10a
の後端下部及び側部が図示のようにカバー12で
押えられ、これにより透光体10はカバー12に
よりベース部材11に固定されている。
上記透光体10の反射部10bは、本体部10
aの前端下半部であつて、光フアイバーケーブル
3の上方に対応する部分に形成されており、この
反射部10bは光フアイバーケーブル3から入射
される光を運転席に向けて反射する運転席用反射
面14Rと上記光を補助席に向けて反射する補助
席用反射面14Lとを有し、運転席用反射面14
Rも補助席用反射面14Lも水平面に対して約
45°の傾斜をなし、補助席用反射面14Lの水平
面との交線は車幅方向に向きまた運転席用反射面
14Rの水平面との交線は車幅方向に対して約
30°程傾いた方向に向き、運転席用反射面14R
は補助席用反射面14Lの左側に形成されてお
り、両反射面14R・14Lの境界線が光フアイ
バーケーブル3の真上に位置し、光フアイバーケ
ーブル3の端面から両反射面14R・14Lに向
つて光が入射するようになつている。
上記両反射面14R・14Lの外面側には、金
属メツキが施され、両反射面14R・14Lの車
室側の面が鏡面となつおり、運転席用反射面14
Rで反射した反射光は透光体10の上部右側面よ
り投射され、運転席の方向へ向つて略水平に進
み、補助席用反射面14Lで反射した光は透光体
10の後端面から投射され、補助席の方向へ向つ
て略水平に進むようになつている。
尚、透光体10の本体部10aの下面には一定
の模様の凹凸状に形成された遮光兼装飾部10d
が形成され、外部より透光体10を透してベース
部材11が見えないようになつている。
尚、右側のマーカー2においては、左側のマー
カー2の補助席用反射面14Lに対応する反射面
が運転席用反射面となり、左側のマーカーの運転
席用反射面14Rに対応する反射面が補助席用反
射面となる。
以上の構成において、右側のフロントフエンダ
1bに設けられたマーカー2の運転席用反射面で
反射した反射光と左側のフロントフエンダ1aに
設けられたマーカー2の運転席用反射面14Rで
反射した反射光が運転席に向つて投射されるの
で、運転席のドライバーは左右のフロントフエン
ダ1a・1bの前端部の1対のマーカー2を明瞭
に識別することが出来るため、運転している自動
車の車幅を確認することが出来る。
これにより、夜間運転時の安全性が格段に向上
することになる。
そして、右側のフロントフエンダ1bに設けら
れたマーカー2の補助席用反射面で反射した反射
光と左側のフロントフロントフエンダ1aに設け
られたマーカー2の補助席用反射面14Lで反射
した反射光とが補助席に向つて投射されるので、
補助席の乗員もドライバーと同様に左右のフロン
トフエンダの1a・1b前端部の1対のマーカー
2を明瞭に識別することが出来るため、運転して
いる自動車の車幅を確認することが出来る。
このことは、上記実施例の車幅確認装置は、右
ハンドル車と同様に左ハンドル車にも適用し得る
ことを示している。
尚、上記実施例における透光体10の反射部1
0bは運転席用反射面と補助席用反射面とで形成
してあるが、この反射部10bに上記両反射面1
4R・14Lの他に他の方向へ向つて反射する複
数の反射面を形成することも有り得る。
また、運転席用反射面14Rで反射した反射光
が効率よく運転席へ向けられるように、この反射
光が投射される透光体10の側面部に反射光に直
交する投射面を形成することも考えられる。
上記透光体10の材質や形状並びにフロントフ
エンダ1a・1bへの取付構造は上記実施例のも
のに限るものではなく、要するに左右のマーカー
2の透光体10に運転席用反射面と補助席用反射
面とが形成されていればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
自動車の平面図、第2図は自動車の左側車体前端
部に装着される表示機構の分解斜視図、第3図は
マーカーの要部斜視図、第4図はマーカーの縦断
側面図、第5図はマーカーの要部平面図である。 1a・1b……フロントフエンダ、2……マー
カー、3……光フアイバーケーブル、4……集光
部、5……コンビネーシヨンランプ、10……透
光体、10b……反射部、11……ベース部材、
12……カバー、14R……運転席用反射面、1
4L……補助席用反射面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の左右のフロントフエンダの前端部に前
    照灯や表示灯からの光を車室側に向けて反射する
    マーカーを設けた自動車の車幅確認装置におい
    て、 上記両マーカーの反射面は反射光を運転席へ向
    けて反射する運転席用反射面と補助席へ向けて反
    射する補助席用反射面とで夫々形成したことを特
    徴とする自動車の車幅確認装置。
JP1249886U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0320202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249886U JPH0320202Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249886U JPH0320202Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS62123447U JPS62123447U (ja) 1987-08-05
JPH0320202Y2 true JPH0320202Y2 (ja) 1991-04-30

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