JPS5918725A - 低収縮性熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

低収縮性熱硬化性樹脂組成物

Info

Publication number
JPS5918725A
JPS5918725A JP12667582A JP12667582A JPS5918725A JP S5918725 A JPS5918725 A JP S5918725A JP 12667582 A JP12667582 A JP 12667582A JP 12667582 A JP12667582 A JP 12667582A JP S5918725 A JPS5918725 A JP S5918725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
compound
resin
shrinkage
epoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12667582A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Matsumoto
松本 一高
Akira Yoshizumi
善積 章
Shuji Hayase
修二 早瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12667582A priority Critical patent/JPS5918725A/ja
Publication of JPS5918725A publication Critical patent/JPS5918725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、硬化の際における体積収縮率の小さい低収縮
性熱硬化性樹脂組成物に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に1エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱
硬化性樹脂は硬化の際に必ず体積収縮が起こる。この収
縮は、外観不良の原因となり、壕だ内部応力を生じさせ
るだめクラックとか埋込部品の特性変化および破損をひ
き起こすものである。
そして収縮の最も小さいエポキシ樹脂でも3〜5%の体
積収縮率を示し、硬化時の収縮により(1j々の問題が
生じている。
従来、こうした点の改良策として、例えばシリカ、?酸
カルシウム、アルミナなどの無機光てん剤を添加して相
対的に体積収縮率を小さくする方法などがとられている
。しかして、この方法は、充てん剤の添加により樹脂の
粘度が上昇するので、低温での注型作業などが困難にな
るという不都合さがある。
寸だ、別の手段として、硬化温度を徐々にあげていくこ
とによυ、歪みを少なくしたり%硬化後、徐冷してから
取9出すなど硬化プロセスの最適化を図り、硬化時の収
線応力を小さくする方法がとられている。しかし、この
場合は、注形、硬化、徐冷などの複雑な工程を要すると
いう欠点がある。
いずれにせよこれらの従来法においては根本的な解決策
がなく、上記樹脂の硬化収縮を実質的になくすことない
しは著しく抑止することは不可能であ っ ノこ。
一方、上記の方法とは別に、(17j脂単独での低収縮
化についての検討も進められているが、未だ研、完売段
階にあるのが実情である。これら研究段階にあるものの
うち、高分子、27,108(1978)等に述べられ
でいるように、重合反応時に収縮しナイモノマーとして
、エチレンオキシトドγ−ブチロラクトンとを付加反応
させて得られる1、4゜6−ドリオキサスビロ(4,4
〕ノナンが知られている。これが開場重合し、て得られ
るポリマーは熱可塑性であるが、これを2官能化した場
合には、熱硬化性樹脂となり得ることが、J、Macr
omol、 Sci、Chern、A9,849(19
75)およびJ、 Polym、 Sc l 。
Polym、Sy+np、56,117(1976)に
述べられている。
こレラによれば、ハイドロキノンあるいはビスフェノー
ルAを骨格としたビススピロオルソエステル化合物に三
フッ化ポウ素−ジエチルエーテル錯体を触媒として加え
、室温、24時間で開環、硬化させている。この方法に
よれば、硬化時の収縮を、零にすることが可能であるが
、三フッ化ホウ素−ジエチルエーテル錯体のような強い
触媒ではモノマーの開j;l!が、沫いため組成物のラ
イフが短かいという欠点がある。しかもビススピロオル
ソエステル化合物は室温では固体であり、注m利料とし
て工業的に用いることは困A11(である。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、硬化時
における体積収縮が小さく、シかも硬化性が良好で注型
用などに適する熱硬化性樹脂組成物を捉供することを目
的とするものである。
〔発明の概璧〕
上記目的を達成すべく、本発明者らが鋭意検討を重ねた
結果、エポキシ樹脂とラクトン類とを反応させて得られ
る付加反応物(多官能スピロオルソエステル化合物)お
よびエポキシ樹脂とを特定の割合で混合し、Stに結合
した水酸基もしくはアルマキシ基を分子中に壱するシリ
コーン化合物およびある種の有機アルミニウム化合物と
からなる硬化触媒を添加することにより、硬化時におけ
る体積収縮が著しく小さく、シかも硬化性が良好で注型
用などに適する熱硬化ft JJ脂組成物が得られるこ
とを見い出した。
即ち、不発ツ](・」、 cA) 1分子中に2個以」二のエポキシ基を有するエ
ポキシ)Iij脂L 0〜60重−b’l−、?部およ
び前記エポキシ位1脂とラクトン類との付加反応物40
〜90重−1711部からなる樹脂混合物と (+3) 1分子中に少なくとも1ケSiに結合した水
酸基もしく6アルコキシ基を有するオルガノシリコーン
化合物および (C)有機アルミニウム化ば物 とからなることを特憎とする低収縮性熱硬化樹脂組成物
でを)ろ。
本発明において用いられるエポキシ樹脂は1分子中に2
個以」二のエポキシ基を含有する通常知られているエポ
キシ樹脂であり、特に限定されない。
例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂、クレ、ゾールノ+lイラック型エポキシ樹脂、
脂環式エポキシ側JIR、複素環型エポキシ樹脂などが
あけられるが、特に好ましい代表例を示すと、エピコー
ト828、エピコート10(11゜エピコート1004
(いずれもシェル社製)、エピクロン830(犬日本イ
ンキ化学社製)、チッソノックス221(チッソ社製)
などのエポキシ樹脂があげられ、それ単独あるいは2種
以上の混合系で用いてもよい。
本発明において用いられる伺加反応物C1、前記エポキ
シ樹脂とラクトン類とを王フッ化ホウ素あるいは三フフ
化ホウ素−ジエチルエーテル錯体などの触媒存在下で付
加反応させて得られる。かかる付加反応物は、一般式 (式中、Rは2価の有機基を示す)で表わされるスピロ
オルソエステルを2個以上鳴する。
かかる付加反応物の原料として用いられるラクトン類と
しては、β−プロピオラクトン、γ−プグロラクトン、
α−クロロブチロラクトン、β−メヂルブチロラクトン
、γ、r−ジメチルブチロラクトン、γ−バレロラクト
ン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、フタリ
ドなどがあげられる。
本発明における前記エポキシ樹脂とラクトン類との伺加
反応物の配合割合は、前記エポキシ樹脂と付加反応物と
を加えた樹脂混合物全量に対して常に40〜90711
iiJグの範囲内で選ばれる。その理由は、40iij
量チ未満では、硬化時の収縮率の低減が充分でなく、ま
た90’+II量チを超えると、収縮率の低減効果は太
き・くなるが粘度の上昇により注型の作条性が著しく低
下するからである。例えばビスフェノールA型エポキシ
樹脂およびビスフェノールA型エポキシ樹脂とγ−ブチ
ロラクトンとの付加反応物からなる崩脂混合物100m
fi部にメチルフェニルヒドロキシボリンロキザン3i
i部およびアルミニウムアセチルアセトナト3重月0部
を配合した組成物において樹脂混合物中のエポキシ樹脂
混合物中のエポキシ(θj脂と付加反応物の混合比を変
えた場合、それら樹脂組成物の体積収縮率を硬化前後に
おける比重から求めたところ図に示すような傾向が認め
られた。
本発明において用いられるSl に結合した水酸基せた
はアルコキシ基を有するオルガノシリコーン化合物とし
ては、次のようなものがあげられる。
即ち一般式 (式中、R,R’はアルキル基、フェニル基、アリル基
などで同じで4プつても入なってもよ<、rtは水素、
アルキル基などを示す。またkglは0〜3の正の整数
で、k+lは3以下である。)で表わされるオルガノシ
ランもしくは一般式%式% (式中、 R+〜R+oはアルキル基、フェニル基、ビ
ニル基、アリル基、 01−1基あるいはアルコキシ基
などを示し、少なくとも1個はOII基丑たはアルコキ
シ基である。寸だIll −nは0“または1以−ヒの
正の整数を示す。) で表わされるオルガノポリシロキサン化合物である。し
かして」二記オルガノシラン、オルガノポリシロキサン
化合物などのオルガノシリコーン化合物は、1柚あるい
は2種以上の混合系で用いてもよい。
本発明において用いられる有機アルミニウム化合物は前
記のオルガノシリコーン化合物との併用により硬化触媒
として作用するものであり、アルミニウム原子に有機基
が結合している化合物であり、例えばメトキシ、エトキ
シ、イングロボキシ、フェノキシ、P−メチルフェノキ
シなどのアルコキシ化合物;アセテート、スデアレート
、ブチレート、グロビオネート、インプロピオネート、
ベンゾエートなどのアシロキン化合物;アセチルアセ1
−y、ト!Jフルオロアセチルアセトン、ペンタフルオ
ロアセチルアセトン、エチルアセトアセテート、ザリチ
ルアルデヒド、ジエチルマロネートなどのキレート化合
物などがあげられる。
上記有機アルミニウム化合物の添加、h1″は、通常工
ろイキシ樹脂と付加反応物からなるイソ1脂イJL合物
に対し0.1〜10重量係の1ii)囲とするのが適当
である。
本発明に係る低収縮性熱硬化性樹脂組成物には、上記の
成分の他に必要に応じて、無機光てん剤あるいは着色剤
などを添加することができる。
し発明の実施例〕 次に、本発明の実施例を記載する。
実施例1 エポキシ樹脂(シェル社製、エピコート828、エポキ
シ当量190)95g(0,5当脅9の四塩化炭素溶液
を、γ−ブチロラクトン86g(1モル)および三フッ
化ホウ素−−ジエチルニーデル錯体2 m l(0,0
16モル)の四塩化炭素溶液に約1時間にわたって滴下
して反応させた。反応は5〜10′Cで行なった。滴下
終了後、さらに30分間温度を一定に保ちながら攪拌し
た後、トリエチルアミン(反応停止!ill ) 1.
8 g (0,018モル)を加えた。反応混合液中の
ゲル(エポキシ樹脂が単独で重合したもの)を1−」別
後、四塩化炭素溶液をぞの5〜10倍Jkのエタノール
中に1藺−トして、伺加反応物を洗浄した。沈澱したコ
ロイドを11+び四塩化炭素に溶解し、5〜10倍i沈
のエタノール中に滴下する操作を1〜2回繰り返して付
加反応物囚をイR製した。
このようにし−C(Uられた付加反応物(5)の赤外吸
収スペクトルからは、未反応エポキシ(11脂の残留(
913crn−’ )は認められなかった。
実施例2 エポキシ1立j月斤(チッソ社製、チッソノックス22
1、エボキ/幽弼、134)67gの四塩化炭素溶液を
、γ−ブナロラクトン86gおよび三ンソ化ホウ素−ジ
エチルエーテル錯体2mlの四塩化炭素溶液に滴下して
反応きせた。その後の操作は実施例Jと同様に17で、
精製した付加反応物(I3)を得だ。
実施例3〜7 実施例1〜2で得た付加反応物(5)および(B)、エ
ピコート828、メチルフェニルヒドロキシボリゾロキ
ザン(東しシリコーン社製、  SJJ、6018) 
、アルミニウムアセチルアセトナト、三フッ化ホウ素−
ジエチルエーテル錯体を第1表に示す1tll成比(重
駁部)に選び、比較例(1〜5)を含めて10種の樹脂
組成物を調製した。
以下余白 かくして得た各樹脂組成物について25゛Cにおける比
重を測定する一ツバ とJシら各樹脂組成物を120°
Cで2時間、次いで150 ”(:)で16時間それぞ
れ加熱し硬化させた。またこの硬(ヒ物について25°
0における比重を測定し、硬化前後における比重の差か
らそれぞれの体積収縮率を求めた。さらに上記樹脂組成
物について1Ili1クラツク性(クラック指数)を測
定し、これらの結果をネら1表に併せて示した。なお、
耐クラツク性の6111定はオリファントワッシャー法
を用い、5個の試験片に品温側として、オープン中に3
0分、低温側としてドライアイス−アルコール浴中に1
0分づつ放置をくり返し、各温度差をくり返し数の増加
とともに増大させるようKした冷熱サイクルを力え、ク
ラックの発生がみられた時のサイクル)11号を算術平
均して、その値をクラック指数として示した。
〔発明の効果〕
上記例から明らかなように、本発明によれば硬化時にお
ける体積収縮率が著しく小さく、また耐クラツク性が著
しくすぐれた注視用などに適する熱硬化性樹脂組成物を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図imは、本発明に係る低収縮性熱硬化性(g1脂組成
物についてその−A′Jl成分をなす樹脂混合物中のエ
ポキシ樹脂と付加反応物の混合比と体積収縮率との関係
を示す曲線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹
    脂10〜60i量部および前記エポキシ樹脂とラクトン
    類との付加反応物40〜90重量部からなる樹脂混合物
    と(B)1分子中に少なくとも1ケStに結合した水酸
    基もしくはアルコキシ基を有するオルガノシリコーン化
    合物および(C)J機アルミニウム化合物 とからなることを特徴とする低収縮性熱硬化性樹脂組成
    物。
JP12667582A 1982-07-22 1982-07-22 低収縮性熱硬化性樹脂組成物 Pending JPS5918725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12667582A JPS5918725A (ja) 1982-07-22 1982-07-22 低収縮性熱硬化性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12667582A JPS5918725A (ja) 1982-07-22 1982-07-22 低収縮性熱硬化性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5918725A true JPS5918725A (ja) 1984-01-31

Family

ID=14941072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12667582A Pending JPS5918725A (ja) 1982-07-22 1982-07-22 低収縮性熱硬化性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5918725A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0139234A2 (en) * 1983-09-22 1985-05-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Resin composition
EP0681003A3 (en) * 1988-09-09 1996-07-10 Kansai Paint Co Ltd Resin compositions and method for hardening the compositions.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0139234A2 (en) * 1983-09-22 1985-05-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Resin composition
EP0681003A3 (en) * 1988-09-09 1996-07-10 Kansai Paint Co Ltd Resin compositions and method for hardening the compositions.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0991673B1 (de) Verwendung von nanoskaligen metalloxid-teilchen als polymerisationskatalysatoren
CN104761872B (zh) 一种有机硅改性环氧树脂封装材料及其制备方法
CN101985513A (zh) 一种poss/环氧纳米杂化材料及其制备方法和应用
CN106589805A (zh) 一种增韧复合环氧树脂组成物及其制备方法
JP2001200058A (ja) 光学材料の製造方法
CN102498161A (zh) 固化成型体的制造方法和固化成型体
CN105111443A (zh) 高透光率单组份缩合型室温硫化硅橡胶组合物及制备方法
US5504176A (en) Silicone rubber composition
JPS5918725A (ja) 低収縮性熱硬化性樹脂組成物
EP1258508B1 (en) Room temperature rapid curing organopolysiloxane composition
CN109554069B (zh) 一种尼龙结晶增强的环氧树脂涂层及其制备方法
CN114149689B (zh) 用于硅橡胶的耐热助剂及其制备方法
KR101344872B1 (ko) 중합체 조성물, 이로부터 얻어진 필름 및 그 제조 방법
JPH09165556A (ja) 低粘度シリコーン組成物
JPS6069131A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP3282946B2 (ja) 水希釈可能なオルガノポリシロキサン、及びそれを用いた組成物
JPS62227923A (ja) エボキシ樹脂組成物
JPS59149924A (ja) 低収縮性熱硬化性樹脂組成物
JP2856236B2 (ja) 高屈折率プラスチックレンズ用コーティング組成物
JPH10298253A (ja) 硬化性組成物およびその製造方法
WO2019153108A1 (zh) 固化性环氧树脂组合物及其固化物
CN109535735A (zh) 氟硅橡胶硫化剂及其制备方法
CN114272144B (zh) 一种快速光固化打印材料及其制备方法
JPS5917289A (ja) 樹脂封止型発光装置
CN115011118B (zh) 一种第三代半导体器件封装用马来酰亚胺树脂基组合物