JPS5918178A - ライニング - Google Patents

ライニング

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Publication number
JPS5918178A
JPS5918178A JP12452482A JP12452482A JPS5918178A JP S5918178 A JPS5918178 A JP S5918178A JP 12452482 A JP12452482 A JP 12452482A JP 12452482 A JP12452482 A JP 12452482A JP S5918178 A JPS5918178 A JP S5918178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
cement
aggregate
steel plate
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12452482A
Other languages
English (en)
Inventor
長谷川 繁夫
中根 武美
岩崎 謙二
紀久士 常吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12452482A priority Critical patent/JPS5918178A/ja
Publication of JPS5918178A publication Critical patent/JPS5918178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、優れた浸透防止性を有し、−シかも安価で、
かつ施工作業性の良好な煙突又は煙道内面に施工され゛
るライニングに関する。
通常、煙道や鋼製煙突の内側には排カスの熱および排カ
ス中のEIOxやHC1等腐食性ノjスから鋼板を保護
するために、ライニングが施されている。
このライニングは、一般に、セメントと骨材を組合せた
もの(以下上メント系うイニンクと称す)、耐火材と骨
材と水力ラスを組合せたもの(以下、水ガラ系ライニン
グと称す)等が用いられ、多くの場合、水を加えてペー
スト状にしたものを吹付けることにより施工されている
また、ライニングの構成の一例としては、第1図に示ず
ような鋼板1上にセメント系°ライニング2を施し、そ
の上に水ガラス系ライニング3を施したものがあげられ
る。
このような無機質のライニングは、時間の経過とともに
セメントや水hラスの硬化作用によって固まるものであ
るが、それ自体は微細な空隙を多数有する多孔質体であ
る。従って、煙道や煙突に排カスか通じられると、カス
成分は、この微細な空隙を通ってライニング内部へ拡散
、浸透する、 カス成分のうち、CO2はセメント系ライニング内を拡
散する時、セメントの水和硬化反応によって遊離された
0a(OH)2と反応して、CaO03を生成させるか
、残りの002は鋼板にまで到達する3゜ 才だ、SOxのうちの無水硫酸(SO3)、あるいはH
Ctは、ライニング中を拡散浸透する間にカス温度か降
下して露点に到達したところで涙稲し、硫酸や塩酸にな
る。これらの酸は、水ガラス系ライニングに作用して、
その中のナトリウムをNa 2SO4やNaC7に変え
、セメント系ライニングに作用して、その中のカルシウ
ムをOaE+04やCaC42に変え、また鋼板に作用
すると激しく腐食を進行させる。
水蒸気も同様に拡散浸透するが、ガス温度の降下に伴っ
て各温度での飽和水蒸気圧を越える部分が凝縮し、残り
は鋼板にまで到達する。鋼板の温度での飽和水蒸気圧が
カス中の水蒸気分圧より低い時は、ガス中の水蒸気は鋼
板温度での飽和水蒸気圧になるまで凝縮する。この水蒸
気の凝縮に伴なって、次のような現象も生じる。
すなわち、SOXのうちの802は、湿り部分があると
その水分中に溶解しなからライニング中を拡散浸透し、
残りは鋼板に到達する。この水分中に溶解したSO2は
ナトリウムやカルシウムと反応してNa 2S03  
やC!aso 3を生成する。
また、湿り状態の鋼板では、その水分中に上記のCO2
やS02が溶解してpHを下げるため、以上のように、
排ノyス中の各成分がライニングを拡散浸透することに
より、ライニングの劣化や鋼板の腐食が生じ、その補修
に多大の費用を費やすことになる。
本発明は、以上の諸点に鑑みてなされたもので、前記し
たセメント系ライニングや水カラス系ライニング等の無
機質ライニングの間にシール性の良好な中間層を設け、
その良好なシール性によって内部へのカスの拡散浸透を
抑制しようとするものである。
すなわち本発明は、無機質ライニングの中間部であって
使用中の温度が歴青質の軟化点以下となる個所に、歴青
質と骨材とからなる層を設けたこきを特徴とする煙道又
は煙突のライニングに関するものである。
本発明おける歴性質としてはクール、アスファルト・等
があげられ、また骨材としては、砂、焼成硅ノウ土、石
炭フライアッシュ等があげられる。骨材の粒度は排ガス
成分の拡散浸透抑制効果の面から小さい方が良く、また
歴性質は粘着性があるため10mmφ以下といった極く
微細粒の骨材でも使用できるが、好ましくは2〜3mI
nφ以下のものである。
骨材と歴青質吉の混合割合は、歴青質は多い程シール性
は良いが強度が低下するばかりか、コストアップになる
ため5〜30 wt%、好ましくは10wt%であり、
骨材は多い方が強度は向上するがシール性の面から95
〜70 wt%であることが望ましい。
以下、添付図面を参照して本発明ライニングを、詳細に
説明する。
第2図は本発明ライニングの一実施態様例を示す図であ
る。
第2図において、1は鋼板、2はセメント系ライニング
11は本発明に係る歴性質と骨材からなるライニング(
以下、層性質系ライニンクと称す)、6は水ガラス系ラ
ンニンクである。
ライニングの方法は、コテ塗り、吹付は等の一般的な方
法が採用される。ただし、歴青質は常温で流動性がなく
、水に不溶であるから、そ゛の軟化点以上(例えは、タ
ールでは100〜120℃、アスファルトでは120〜
160℃)に加熱し、液状にして骨材とよく混合した後
に、コテ塗りや吹付は等によって施工される。歴性質と
骨材の混合物は、温度が歴性質の軟化点以下に低下すれ
は歴性質をバインターとして固化するので、その上に水
カラス系ライニング3を施工する。
層性質系ライニンク11の厚さは、余り厚くすると、温
度の許容限界があるため、最外層のライニング、第2図
の場合は水ガラス系ライニング6を厚くするか、内側の
ライニング、第2図の場合はセメント系ライニング2を
薄くする必要があるが、セメント系ライニング2は水ガ
ラス系ライニング6より熱伝導率が小さいので薄くはで
きる反面、余り薄くすると、鋼板1の温度が70℃や8
0℃もの高温になり、筒身自身が立っていられなくなり
、この対策としても水力ラス系ライニング6を厚くする
必要があるのて、全体にライニングの厚さが増し、また
歴青質系ライニング11が余り厚いと外側部と内側部で
冷却速度が異なり、中心部に巣(空隙)ができてしまう
。一方歴青質系うイニンク11の厚さが余り薄いと、抵
抗が減ることになるので、カスの透過速度の低減効果が
小さくなる。
このような理由から、歴青質系ライニング11の厚さは
5〜10mm 程度とすることが望ましい。
また、歴青質系ライニング11の位置は、該ライニング
中の歴青質の流動化を防ぐために、歴青質の軟化点以下
の温度、好ましくは100℃以下の温度となる位置にす
ることが必要である。この位置は、排ガス温度や、最外
層、第2図の場合は水カラス系ライニンク6の厚さによ
って異なるので、排カス条件が決った時点で計算によっ
て求めることになる。
第2図において、カス成分は、水カラス系ライニング中
の空隙を通って拡散、浸透するが、歴青質系ライニング
11の良好なシール性によって、拡散速度が一段と低下
し、七メン1−系ライニンク2への拡散、浸透が抑制さ
れ、ライニングはもとより鋼板1の保護機能が著しく向
上する。
なお、水カラス系ライニンク6は、硅酸ケル(5io2
)をノ・インターとして固化しているものであるから、
その中に含まれるナトリウムがN a Cl やN a
 2 S O4に変化しても、バインターそのものは影
響を殆んど受けず、健全な状態で長期間の使用に耐え得
る。一方、セメント系ライニング2は、その成分の大半
がカルシウムであるため、HClやH2SO4の作用に
よってCaCt2やCa、SO4に変化すると、バイン
ター効果を失い、セメント系ライニング2は著しく劣化
する。従って、本発明ライニングにおいて、無機質ライ
ニングとしてセメント系ライニングと水カラス系ライニ
ンクを用いる場合には、第2図に示すようにセメント系
ライニングを内側に、水カラス系ライニンクを最外層と
なるように設けることが好ましい。
更に本発明ライニングにおいては、第2図のものに限ら
ず、内層、最外層井水ガラス系ライニンクとしてもよい
し、最外層をレンガ張りとしてもよいし、その他各種の
無機質ライニング吉の組合せにおいても有効に適用でき
るこ吉は言うまでもない9、 実施例1 タール10 wt%と、骨材として粒度3〜1.0mm
φの焼成珪藻土10wt%、粒±1.0 mmφ以下の
焼成珪藻土80 wt%とを配合した本発明のタール系
ライニンクと、比較のために従来のセメン1−系ライニ
ングとを、60℃、50 wt係のH2SO4水溶液、
及び60℃、5 wt%のHC1水溶液に1ケ月間浸漬
し、各ライニング中に浸透した上記酸の深さを測定した
。この結果を表1に示す。なお、表1はセメント系ライ
ニングの浸透深さを100として示したものである。表
1から明らかなように、本発明のクール系ライニンクは
酸の浸透深さが著しく低下している。
明細書の浄占(内容(こ変更なし)  (In−1刊、
)表   1 実施例2 アスファルト10wt%と、骨材として粒度6〜1.0
 mmφの焼成珪藻土10wt%、粒度1.Ommφm
mφ焼成珪藻土80 wt%とを配合した本発明のアス
ファルト系ライニンクと、比較のために従来のセメント
系ライニングとを、60℃、50 wt%のH,So4
水溶液、及び60℃、5 wtチのHOj水溶液に1ケ
月間浸漬し、各ライニング中に浸透した上記酸の深さを
測定した。この結果を表2に示す。なお、表2はセメン
ト系ライニングの浸透深さを100として示したもので
ある。表2から明らかなように、本発明のアスファルト
系ライニングは酸の浸透深さが著しく低下している。
表   2 実施例6 実施例1と同じタール系ライニングを用いて第2図の態
様で施工した煙突と、比較のために第1図の態様で施工
した煙突に、温度250℃、Box = 50 ppm
 、 HCl −500ppm 1H20−20vot
%の排ガスを毎時2000 Nm3で1年間通し、第2
図と第1図のセメント系ライニング2へのat とBO
X (Sとして)の浸透1を測定した。この結果を表5
に示す。なお、表5は比較例のセメント系ライニング2
への浸透量を100として示したものであり、またライ
ニング全体の厚さは本発明例および比較例共同−とし、
本発明例のタール系ライニング11の厚さは10r++
m  とした。
表   3 実施例 実施レリ2でと同じアスファルト系ライニングを用いて
第2図の態様で施工した煙突と、比較のために第1図の
態様で施工した煙突に、温度250℃、SOx −50
ppm、 H(:jL = 500 ppm。
H2O−20vot%の排ガスを毎時2000 Nm3
で1年間通し、第2図と第1図のセメント系ライニング
2へのat とSOX (Sとして)の浸透量を測定し
た。この結果を表4に示す。なお、表4は比較例のセメ
ント系ライニング2への浸透量を100として示したも
のであり、またライニング全体の厚さは本発明例および
比較例共同−とし、本発明例のアスファルト系ライニン
グ11の厚さは10mm  とした。
表   4
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の煙突ライニングの施工態様を示す図、第
2図は本発明ライニングの施工態様の例を示す図である
。 386 第1図 第2図 特許庁長官 若杉和夫 殿 2 発明の名称 ライニング 3 補止をする者 事f′1.との関係  特許出願人 (″ 1”)1  東基部千代田区丸の内二丁目5番1
号1名  (′1) 6、補正により増加する発明の数 な  し 明細書のボールペン書きされた頁 a補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無機質ライニングの中間部であって使用中の温度か歴青
    質の軟化点以下となる個所に、歴青質と骨相とからなる
    層を設けたことを特徴とする煙道又は煙突のライニング
JP12452482A 1982-07-19 1982-07-19 ライニング Pending JPS5918178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12452482A JPS5918178A (ja) 1982-07-19 1982-07-19 ライニング

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JP12452482A JPS5918178A (ja) 1982-07-19 1982-07-19 ライニング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5918178A true JPS5918178A (ja) 1984-01-30

Family

ID=14887613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12452482A Pending JPS5918178A (ja) 1982-07-19 1982-07-19 ライニング

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JP (1) JPS5918178A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105692636A (zh) * 2016-01-29 2016-06-22 卓达新材料科技集团有限公司 一种利用普通循环流化床粉煤灰制备水玻璃的方法

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