JPS6021845A - 目地材 - Google Patents
目地材Info
- Publication number
- JPS6021845A JPS6021845A JP58130176A JP13017683A JPS6021845A JP S6021845 A JPS6021845 A JP S6021845A JP 58130176 A JP58130176 A JP 58130176A JP 13017683 A JP13017683 A JP 13017683A JP S6021845 A JPS6021845 A JP S6021845A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- parts
- joint
- steel plate
- acid
- Prior art date
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- Pending
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- Chimneys And Flues (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硬化収縮性が小さく、かつ浸透防止性に優れた
煙道及び煙突のブロックライニング用目地材に関する。
煙道及び煙突のブロックライニング用目地材に関する。
通常、鋼製の煙道や煙突の内面には排ガスの熱又は排ガ
ス中のＳＯｘ、ＨＣ１！、ＣＯ２等の腐食性ガスから鋼
板を保護するために、耐酸レンガ、軽量焼成ブロックの
２イニングが施工されている。
ス中のＳＯｘ、ＨＣ１！、ＣＯ２等の腐食性ガスから鋼
板を保護するために、耐酸レンガ、軽量焼成ブロックの
２イニングが施工されている。
このブロックライニングには、従来、セメントや水硝子
の硬化作用によって固まる、いわゆる無機系目地材ある
いは耐熱、耐酸性を有する樹脂系の目地材が用いられて
いる。
の硬化作用によって固まる、いわゆる無機系目地材ある
いは耐熱、耐酸性を有する樹脂系の目地材が用いられて
いる。
上記目地材のうち、セメントや水硝子系の目地材は、内
部に微細な空隙を多数有する多孔質体であり、煙道や煙
突に排ガスが通じられると、ガス成分はこの微細な空隙
を通って、目地の内部へ拡散、浸透する。
部に微細な空隙を多数有する多孔質体であり、煙道や煙
突に排ガスが通じられると、ガス成分はこの微細な空隙
を通って、目地の内部へ拡散、浸透する。
ガス成分のうち、ＣＯ２は七メント系目地内を拡散する
時、セメントの水和硬化反応によって遊離されたｃａ
（ＯＨ） ２と反応して、ＯＩＬ ００ Ｂを生成させ
ろが、残りのＣＯ２は鋼板にまで到達する。
時、セメントの水和硬化反応によって遊離されたｃａ
（ＯＨ） ２と反応して、ＯＩＬ ００ Ｂを生成させ
ろが、残りのＣＯ２は鋼板にまで到達する。
又、ＳＯＸのうち無水硫酸（ｓｏ、）あるいはＨＣｌは
、目地内を拡散浸透する間にガス温度が降下して露点に
到達したところて凝縮し、硫酸や塩酸になる。これらの
酸はセメント系目地ではその中のカルシウムと反応して
０ａ８０４やＯａ Ｏｌ ２を生成し、水硝子系目地で
はその中のナトリウムと反応して、Ｎ ＆ ２ Ｓ Ｏ
４やＮａ０ｊを生成するが、残りのＳＯ，やＨＯｔは拡
散浸透により鋼板に到達し、鋼板を激しく腐食させる。
、目地内を拡散浸透する間にガス温度が降下して露点に
到達したところて凝縮し、硫酸や塩酸になる。これらの
酸はセメント系目地ではその中のカルシウムと反応して
０ａ８０４やＯａ Ｏｌ ２を生成し、水硝子系目地で
はその中のナトリウムと反応して、Ｎ ＆ ２ Ｓ Ｏ
４やＮａ０ｊを生成するが、残りのＳＯ，やＨＯｔは拡
散浸透により鋼板に到達し、鋼板を激しく腐食させる。
水蒸気も同様に拡散浸透するが、ガス温度の。
降下に伴って各温度での飽和水蒸気圧を越える部分が凝
縮し、残りは鋼板にまで到達する。そこでガス中の水蒸
気は鋼板面の飽和水蒸気圧になるまで凝縮し、鋼板面を
湿り状態にする。その水分中にＣｏ２． Ｓｏｚ、 Ｉ
Ｃ／等が溶解して市を下げるため、鋼板が厳しく腐食さ
れることになる。
縮し、残りは鋼板にまで到達する。そこでガス中の水蒸
気は鋼板面の飽和水蒸気圧になるまで凝縮し、鋼板面を
湿り状態にする。その水分中にＣｏ２． Ｓｏｚ、 Ｉ
Ｃ／等が溶解して市を下げるため、鋼板が厳しく腐食さ
れることになる。
以上のように排ガス中の各成分が目地内を拡散、浸透す
ることにより、目地の劣化や鋼板の腐食を生じ、その補
修に多大の費用を費やすことになる。
ることにより、目地の劣化や鋼板の腐食を生じ、その補
修に多大の費用を費やすことになる。
更に無機系目地材は硬化反応による収縮率が太き（、硬
化後、ブロックから剥離したり、クラックを生じ易い欠
点を有する。このような剥離やクラック部では正常部に
比べ、排ガス成分の拡散、浸透速度が大きくなり、鋼板
面への排ガス成分の到達量も多くなる。よって剥離やク
ラックは鋼板の腐食を更に大きくする要因となるのであ
る。
化後、ブロックから剥離したり、クラックを生じ易い欠
点を有する。このような剥離やクラック部では正常部に
比べ、排ガス成分の拡散、浸透速度が大きくなり、鋼板
面への排ガス成分の到達量も多くなる。よって剥離やク
ラックは鋼板の腐食を更に大きくする要因となるのであ
る。
一方、排ガス温度が比較的低い場合には、熱硬化性樹脂
系の目地材が用いられる事例もあるが、従来用いられて
いる熱硬化性樹脂の目地材は樹脂配合量が多く、硬化収
縮による剥離やクラックを生じる欠点を有するばかりで
な（、樹脂含有量が多いために、原料価格が前記無機系
目地材に比べ、かなり高くなり、実用上必ずしも目地材
として有利とは言い難いものである。
系の目地材が用いられる事例もあるが、従来用いられて
いる熱硬化性樹脂の目地材は樹脂配合量が多く、硬化収
縮による剥離やクラックを生じる欠点を有するばかりで
な（、樹脂含有量が多いために、原料価格が前記無機系
目地材に比べ、かなり高くなり、実用上必ずしも目地材
として有利とは言い難いものである。
本発明は以上の諸点に鑑みてなされたもので、排ガス成
分の拡散浸透の抑制効果が大で、剥離やクラック発生の
要因である硬化収縮率も小さく、かつ安価な煙道又は煙
突のブロックライニング用目地材を提供するものである
。
分の拡散浸透の抑制効果が大で、剥離やクラック発生の
要因である硬化収縮率も小さく、かつ安価な煙道又は煙
突のブロックライニング用目地材を提供するものである
。
すなわち、本発明は骨材１００容量部に対し、フラン樹
脂５〜２０容量部、硬化剤２〜２０容景部、フライアッ
シュ１０〜５０容量部、水５〜３０容景部からなること
を特徴とする煙道又は煙突のブロック２イニング用目地
材に関するものである。
脂５〜２０容量部、硬化剤２〜２０容景部、フライアッ
シュ１０〜５０容量部、水５〜３０容景部からなること
を特徴とする煙道又は煙突のブロック２イニング用目地
材に関するものである。
本発明における骨材としては、砂、砂利等が用いられ、
その粒度は通常土木建築のレジンモルタルに配合されて
いる最大５鵡程度のものも・用いることもできるが、排
ガス成分の拡散浸透を抑制する効果の面では粒度は小さ
い方が良く、１ｗｓ以下のものが望ましい。
その粒度は通常土木建築のレジンモルタルに配合されて
いる最大５鵡程度のものも・用いることもできるが、排
ガス成分の拡散浸透を抑制する効果の面では粒度は小さ
い方が良く、１ｗｓ以下のものが望ましい。
また、フラン樹脂は、尿素変成フラン樹脂、フェノール
変成フラン樹脂の単独あるいはこれらの混合物が用いら
れる。このフラン樹脂の配合割合は上記骨材１００容量
部に対し５〜２０容量部である。
変成フラン樹脂の単独あるいはこれらの混合物が用いら
れる。このフラン樹脂の配合割合は上記骨材１００容量
部に対し５〜２０容量部である。
硬化剤としては、有機酸又は無機酸が用いられるが、好
ましくはリン酸、芳香族系のスルフォン酸であり、この
配合量は濃度１００％有機酸又は濃度１００％無機酸と
して上記骨材１０Ｇ容量部に対し２〜２０容量部である
。
ましくはリン酸、芳香族系のスルフォン酸であり、この
配合量は濃度１００％有機酸又は濃度１００％無機酸と
して上記骨材１０Ｇ容量部に対し２〜２０容量部である
。
フライアッシュは、施工時の流動性付与、骨材間の空隙
を埋める効果を有する。フライアッシュは、シリカ、ア
ルミナ、酸化カルシウム等から構成され、ムライトを主
成分とする溶融固化物であり、排ガス中のＣｏ２． Ｓ
ｏｘ、 ＨＯ／が拡散浸透し、凝縮により生成される酸
に対し非常に強く、ライニングの劣化崩壊もなく、従来
のレジンモルタルて使用されている炭酸カルシウムやク
レー等に比べ、流動性付与効果及び耐食性の面でも、本
発明の目地材構成利料として必須のものである。フライ
アッシュの配合量１合をよ、骨材１００容量部に対し１
０〜５０容量音μである。
を埋める効果を有する。フライアッシュは、シリカ、ア
ルミナ、酸化カルシウム等から構成され、ムライトを主
成分とする溶融固化物であり、排ガス中のＣｏ２． Ｓ
ｏｘ、 ＨＯ／が拡散浸透し、凝縮により生成される酸
に対し非常に強く、ライニングの劣化崩壊もなく、従来
のレジンモルタルて使用されている炭酸カルシウムやク
レー等に比べ、流動性付与効果及び耐食性の面でも、本
発明の目地材構成利料として必須のものである。フライ
アッシュの配合量１合をよ、骨材１００容量部に対し１
０〜５０容量音μである。
更に水は、施〒時の作業性調整剤として重要構成材料で
あり、目地材の粘性調整及びフラン樹脂の硬化速度の調
整に用いられる。この水の配合割合は骨材１００容量部
に対し５〜５０容量部である。
あり、目地材の粘性調整及びフラン樹脂の硬化速度の調
整に用いられる。この水の配合割合は骨材１００容量部
に対し５〜５０容量部である。
本発明の骨材、フラン樹脂、硬化剤、フライアッシュ及
び水の配合割合は、作業性、硬イヒυｉ始時間、硬化後
の物性及び煙道、煙突内での耐食、耐久性を考慮して、
上記範囲内で適正に決定する。
び水の配合割合は、作業性、硬イヒυｉ始時間、硬化後
の物性及び煙道、煙突内での耐食、耐久性を考慮して、
上記範囲内で適正に決定する。
何故なら、表１に示すように、骨相の量を一定にした配
合ても、フラン樹脂と硬イヒＩＩの害り合、あるいはフ
ラン樹脂と硬化剤が一定でもフライアッシュと水の割合
が変れば、作業性の評価に一般的に目安とされる硬化開
始時間、クラツク発生の目安となる硬化収縮率、耐食性
、耐久性の目安となる水蒸気透過係数、酸浸透速度など
が大幅に変るからである。
合ても、フラン樹脂と硬イヒＩＩの害り合、あるいはフ
ラン樹脂と硬化剤が一定でもフライアッシュと水の割合
が変れば、作業性の評価に一般的に目安とされる硬化開
始時間、クラツク発生の目安となる硬化収縮率、耐食性
、耐久性の目安となる水蒸気透過係数、酸浸透速度など
が大幅に変るからである。
以上詳述したように本発明の目地材は従来の無機系目地
材、耐酸塗料あるし・番ま熱硬イヒ性＃１月旨目地月の
欠点を解消しうる効果を有し、更に目地材の原材料のう
ち、高価な樹脂の配合害１合を少な（し、従来の熱硬化
性樹脂目地材に比し、原材料費が大幅に低くなる利点を
有しており、工業的に極めて有益である。
材、耐酸塗料あるし・番ま熱硬イヒ性＃１月旨目地月の
欠点を解消しうる効果を有し、更に目地材の原材料のう
ち、高価な樹脂の配合害１合を少な（し、従来の熱硬化
性樹脂目地材に比し、原材料費が大幅に低くなる利点を
有しており、工業的に極めて有益である。
第１頁の続き
０発 明 者 平岡登
広島市西区観音新町四丁目６番
２２号三菱重工業株式会社広島研
究所内
０発 明 者 常吉紀久士
広島市西区観音新町四丁目６番
２２号三菱重工業株式会社広島研
究所内
０発 明 者 大本隆也
広島市西区観音新町四丁目６番
２２号三菱重工業株式会社広島造
船所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 骨材１００容量部に対し、フラン樹脂５〜２゜容量部、
硬化剤２〜２０容量部、フライアッシュ１０〜５０容量
部、水５〜ｂ ることを特徴とする煙道又は煙突のブロックライニング
用目地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58130176A JPS6021845A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58130176A JPS6021845A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 目地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6021845A true JPS6021845A (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=15027859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58130176A Pending JPS6021845A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 目地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021845A (ja) |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP58130176A patent/JPS6021845A/ja active Pending
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