JPS5915721A - ライニング - Google Patents

ライニング

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Publication number
JPS5915721A
JPS5915721A JP12452382A JP12452382A JPS5915721A JP S5915721 A JPS5915721 A JP S5915721A JP 12452382 A JP12452382 A JP 12452382A JP 12452382 A JP12452382 A JP 12452382A JP S5915721 A JPS5915721 A JP S5915721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfur
lining
layer
temperature
cement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12452382A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuji Tsuneyoshi
常「よし」 紀久士
Shigeo Hasegawa
長谷川 繁夫
Kenji Iwasaki
岩崎 謙二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12452382A priority Critical patent/JPS5915721A/ja
Publication of JPS5915721A publication Critical patent/JPS5915721A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
    • F16L58/04Coatings characterised by the materials used
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/16Making or repairing linings increasing the durability of linings or breaking away linings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 安価で、かつ施工作業性の良好な煙突又は煙道内面に施
工されるライニングに関する。
通常、煙道や鋼製煙突の内側には、排ガスの熱および排
ガス中のBOXやHel等腐食性ガスから鋼板を保護す
るために、ライニングが施されている。
このライニングは、一般に、セメントと骨材を組合せた
もの(以下、セメント系ライニングと称す)、耐火材と
骨材と水ガラスを組合せたもの(以下、水ガラス系ライ
ニングと称す〕等が用いられ、多くの場合、水を加λて
ペースト状にしたものを吹付けることにより施工されて
いる。
また、ライニングの構成の一例としては、第1図に示す
ような鋼板1上にセメント系ライニング2を施し,、そ
の上に水ガラス系ライニンク3全施したものがあげられ
る。
このような無機質のライニングは、時間の経過ととも6
てセメントや水ガラスの硬化作用によって固捷るもので
あるが、それ自体は微細な空隙を多数有する多孔質体で
ある。従って、煙道や煙突1(排ガスが通じられると、
ガス成分は、この微細な空隙を通ってライニング内部へ
拡散、浸透する。
カス成分のうち、CO□はセメント系ライニング内全拡
散する時、セメントの水和硬化反応によって遊離された
C!a(OH)2と反応して、OaO03を生成させる
が、残りのCO2は鋼板に一まで到達する。
また、SOxのうちの無水硫酸(Boa )、あるいは
HClは、ライニング中を拡散浸透する間にガス温度が
降下して露点に到達1−たところで凝縮し、硫酸や塩酸
になる。これらの酸は水ガラス系ライニングに作用して
、その中のすトリウムk Na2SO4やNaOノに変
え、セメント系ライニングに作用して、その中のカルシ
ウムf 0aSO4やOaOノ2に変え、また鋼板に作
用すると激しく腐食全進行式せる。
水蒸気も同様に拡散浸透するが、ガス温度の降下に伴っ
て各温度での飽和水蒸気圧を越える部分が凝縮し、残り
は鋼板にまで到達する。鋼板の温度での飽和水蒸気圧が
ガス中の水蒸気分圧より低い時は、ガス中の水蒸気は鋼
板温度での飽和水蒸気圧になるまで凝縮する。この水蒸
気の凝縮に伴なって、次のような現象も生じる。
すなわち、SOXのうちのSO□は、湿り部分があると
その水分中に溶解しなからライニング中全拡散浸透し、
残9は鋼板に到達する。この水分中に溶解したSO2は
ナトリウムやカルシウムと反応してNa2SO3や0a
SO3If:生成する。
捷だ、湿り状態の鋼板では、その水分中に上記の002
やS02  が溶解してpHk下げるため、鋼板の腐食
が生じる。
以上のように、排ガス中の各成分がライニング全拡散浸
透することにより、ライニングの劣化や鋼板の腐食が生
じ、その補修に多大の費用金費やすことVてなる。
本発明は、以上の諸点に鑑みてなされたもので、前記し
た七メント系ライニングや水ガラスようとするものであ
る。
すなわち本発明は、無機質ライニングの中間部であって
使用中の温度がイオウの融点以下となる個所にイオウの
含浸層又は/及び塗布層を設けたこと全特徴とする煙道
又は煙突のライニングに関するものである。
以下、添付図面全参照して本発明ライニング全詳細に説
明する。
第2図は本発明ライニングの一実施態様例を示す図であ
る。
第2図において、1は鋼板、2は七メント系ライニング
、111はイオウ含浸層、112はイオウ塗布層、3は
水ガラス系ライニングである。
ライニングの方法はコテ塗9、吹付は等の一般的な方法
が採用される。
ただし、イオウは常温で固体であり、水に不溶であるか
ら、その融点以上(例えば120〜140°C)K加熱
し、液状にしてコテ塗9や吹付は等によって施工される
。この時、イオウを高温にして粘度の低い液状で吹付け
ると、セメント系ライニング2の空隙に浸み込み、含浸
層11、となる。該含浸層11□の上に更にイオウの吹
付けを続けるか、あるいはイオウの温度を下げて粘度の
高い状態でコテ塗りすると、塗布層11□となる。
含浸層11.は、セメント系ライニング2の厚さ全体に
形成されることが最も好まじりが、10膿以下でも充分
である。また塗布層11□は、余り厚いと果(空隙)が
でき易いので10調以下、好ましくは1〜simnであ
る。
上記イオウ含浸層、塗布層の位置は、イオウの溶融を防
ぐために、イオウの融点以下の温度、好捷しくは100
°C以下の温度となる位置にすることが必要である。こ
の位置は排ガス温度や、最外層、第2図の場合は水ガラ
ス系ライニング3の厚さによって異なるので、排ガス条
件が決った時点で計算によって求めることになる。
第2図において、ガス成分は水ガラス系ライニング乙の
空隙を通って拡散、浸透するが、イオウ含浸層、塗布層
の良好なシール性によって、拡散速度が一段と低下し、
七メント系ライニング2への拡散、浸透が抑制され、ラ
イニングはもとよシ鋼板1の保護機能が著しく同上する
なお、水ガラス系ライニング3は、硅酸ゲル(SiOz
)’?バインダーとして固化しているものであるから、
その中に含まれるナトリウムがNaC7やNa2130
4 VC変化しても、バインダーそのものは影響全殆ん
ど受けず、健全な状態で長期間の使用に耐え得る。一方
、セメント系ライニング2は、その成分の大半がカルシ
ウムであるため、HClやH2Fl104の作用によっ
て0aOJ2や0aSO4に変化すると、バインダー効
果ケ失い、セメント系ライニング2は著しく劣化する。
従って、本発明ライニングにおいて、無機質ライニング
としてセメント系ライニングと水ガラス系ライニングを
用いる場合には、第2図に示すようにセメント系ライニ
ングを内側に、水ガラス系ライニングを最外層となるよ
うに設けることが好ましい。
更に本発明ライニング゛においては、第2図のものに限
らず内層、最外層井水ガラス系ライニングとしてもよい
し、最外層をレンガ張りとしてもよいし、その他各種の
無機質ライニングとの組合せにおいても有効に適用でき
ることは言うまでもない。
実施例1 140°Cに加熱したイオウ融液にセメント系ライニン
グを1分間浸漬し、イオウ全含浸させた。含浸深さは6
輔であった。このイオウ含浸セメント系ライニング[1
20°C[加熱したイオウ融液を垂らし、コテで仕上げ
て1陥厚さの塗布層を形成させた本発明ライニングと、
比較のためにセメント系ライニングのみと全、60’C
,50wt%のH2SO,水溶液、及び60°C15w
t%のHCl水溶液vCiケ月間浸漬し、各ライニング
中に浸透した上記酸の深さ全測定した。この結果を表1
に示す。なお、表1はセメント系ライニングのみの浸透
深さff:100として示したものである。表1から明
らかなように、本発明ライニングは酸の浸透深さが著し
く低下している。
表  1 実施例2 セメント系ライニングの上[140°CvC加熱したイ
オウ全スプレーガンで吹付けて2關の含浸層を形成させ
た後、120°Cに加熱したイオウ全スプレーガンで吹
付は後コテ塗りしてならし1胴の塗布層を形成させ、次
いでこの上に水ガラス系ライニングを施工した第2図に
示す態様の煙突と、比較のために第1図に示す態様でラ
イニング施工した煙突に、温度250℃、5oX= 5
0 ppm、 HO)=500ppm、 H2O=20
 vow %の排ガスヲ毎時200ONi”ic’1年
間通し、ライニングへのatと5ox(sとして〕の浸
透量を測定した。この結果全表2に示す。なお、表2は
比較例のセメント系ライニングへの浸透量を100とし
て示したものであシ、またライニング全体の厚さは本発
明例および比較例共同−とした。
表  2 実施例3 第3図(A)に示すように、鋼板1に施工した十メント
系ライニング2の上に実施例2と同様にしてイオウ含浸
層と塗布層を形成させた後、耐酸レンガライニング(4
は耐酸レンガ、5は目地)全施工した煙突と、比較のた
めに第3図(B)に示すようにセメント系ライニング2
に直接耐酸レンガライニングを施工した煙突に、温度1
30°C,5oX= 50 ppm、 HOt= 50
 ppm。
H2O= 15 voj%の排ガスを毎時200 N+
n3で1年間通し、第3図(A) 、 (B)のセメン
ト系ライニング2へのatと5Ox(Sとして)の浸透
量全測定した。この結果は、表3に示す通りであった。
なお、表3は比較例のセメント系ライニング2への浸透
計全100として示したものであり、またライニング全
体の厚嘔は本発明例、比較例表  6
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図(B)は従来の煙突ライニングの施
工態様を示す図、第2図および第6図(Nは本発明ライ
ニングの施工態様の例を示す図である。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − ■ [ ( ! 昭和57年11月−日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事9件の表示 昭和57 年特許願第124523号 2 発明の名称 ライニング 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 氏 名(620)三菱重工業株式会社 (名  称) 4り代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目24番11号第二岡田
ビル 電話(504) 1894番氏  名     
弁理士(7179)   内  1)   明(ほか1
名) 5、補正命令の日付 昭和57年10月7日(発送日 昭和57年10月26
日)6、補正により増加する発明の数 な   し く1ン l補正の対象 明細書のボールペン書きされた頁 &補正の内容 明細書の第8頁・9頁中11頁を別紙の通如訂正する。 (内容に変更なし) (2) オウ融液を垂らし、コテで仕上げて1m厚さの塗布層を
形成させた本発明ライニングと、比較のためにセメント
系ライニングのみと會、60”C,50wt%のH,S
o4水溶液、及び60°C15wt%のHCI水浴液に
1ケ月間浸漬し、各ライニング中に浸透した上記酸の深
さ全測定した。この結果を表1に示す。なお、表1はセ
メント系ライニングのみの浸透深さを100として示し
たものでめる。表1から明らかなように、本発明ライニ
ングは酸の浸透深1が著しく低下している。 表  1 実施例2 セメント系ライニングの上に140°CVc加熱したイ
オウをスプレーガンで吹付けて2mの含浸層全形成させ
た後、120℃に加熱したイオウ會スプレーガンで吹付
は後コテ塗りしてならし1圏の塗布層を形成させ、次い
でこの上に水ガラス系ライニングを施工した第2図に示
す態様の煙突と、比較のために第1図に示す態様でライ
ニング施工した煙突に、温度250℃、SoX=50p
pm、 HCl=500ppm、 H2O−20■0ノ
チの排ガス全毎時2000 Niで1年間通し、ライニ
ングへのO7と5oX(13として)の浸透量全測定し
た。この結果全表2に示す。なお、表2は比較例のセメ
ント系ライニングへの浸透量全100として示したもの
であり、またライニング全体の厚ちは本発明例および比
較例共同−とした。 表  2 表  5 4、図面の簡単な説明 第1図および第6図CB)は従来の煙突ライニングの施
工態様會示す図、第2図および第3図(蜀は本発明ライ
ニングの施工態様の例葡示す図でめる。 復代理人  内 1)  明 榎代理人  萩 原 亮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無機質ライニングの中間部であって使用中の温度がイオ
    ウの融点以下となる個所にイオウの含浸層又は/及び塗
    布層を設けたこと全特徴とする煙道又は煙突のライニン
    グ。
JP12452382A 1982-07-19 1982-07-19 ライニング Pending JPS5915721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12452382A JPS5915721A (ja) 1982-07-19 1982-07-19 ライニング

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JP12452382A JPS5915721A (ja) 1982-07-19 1982-07-19 ライニング

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Publication Number Publication Date
JPS5915721A true JPS5915721A (ja) 1984-01-26

Family

ID=14887588

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12452382A Pending JPS5915721A (ja) 1982-07-19 1982-07-19 ライニング

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JP (1) JPS5915721A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108477A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 三菱重工業株式会社 煙突、及び、ライニング層の更新工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108477A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 三菱重工業株式会社 煙突、及び、ライニング層の更新工法

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