JPH0468272B2 - - Google Patents

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JPH0468272B2
JPH0468272B2 JP62258429A JP25842987A JPH0468272B2 JP H0468272 B2 JPH0468272 B2 JP H0468272B2 JP 62258429 A JP62258429 A JP 62258429A JP 25842987 A JP25842987 A JP 25842987A JP H0468272 B2 JPH0468272 B2 JP H0468272B2
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Takahiro Hori
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬化コンクリートに施される被覆材
による硬化コンクリートの劣化防止又は補修方法
に関する。特に本発明による劣化防止方法は、塩
分を含んだコンクリート中鋼材の腐食防止および
アルカリ骨材反応を起こす骨材を含有する硬化コ
ンクリートの劣化防止および補修に用いられる。 〔従来の技術〕 セメント、モルタル、コンクリート等の硬化物
は、自然環境下次第に表面から劣化が進行するこ
とはよく知られている。特に腐食性金属材料が埋
め込まれた、例えば鉄筋コンクリート等セメント
系材料では、上記劣化が進行すると内部の金属材
料に錆が発生し、コンクリートにクツラクが生じ
るに至る。また、アルカリ骨材反応を起こす骨材
が配合されたコンクリートでは、アルカリ骨材反
応の進行につれて、コンクリートの膨張が起こ
り、やはりコンクリートにクツラクが生じる。 このようなセメント系材料の劣化を防ぎ、また
劣化したセメント系材料の補修方法として、特公
昭42−22957号公報にはセメント重量に対し0.1〜
10%の亜硝酸カルシウムを添加したセメント組成
物が記載されている。また、特公昭57−11988号
公報には、劣化したセメント系硬化物表面に水溶
性珪酸塩の水溶液を塗布した後セメントペースト
を塗被する方法が記載され、そのセメントペース
ト中に防錆剤を添加しても良いとされている。 更に特開昭61−256951号公報には、アルカリ骨
材反応を起こす骨材を含有する硬化コンクリート
に亜硝酸リチウムを含有させることが記載され、
また特願昭61−2994号の明細書には亜硝酸塩の水
溶液をシート又はマツトに含ませてコンクリート
表面に当てておく方法が提案されている。 発明が解決しようとする問題点 特公昭42−22957号公報記載のセメント組成物
中に亜硝酸カルシウムを含ませる方法では、普通
ポルトランドセメントに対して亜硝酸カルシウム
の添加量を増やしていくと亜硝酸カルシウムの約
5重量%(対セメント)程度の所で、混練直後の
硬ばりなどの異常凝結及び約10重量%(対セメン
ト)付近からの過度の凝結時間の短縮等施工作業
上困難な点を有している。 特公昭57−11988号公報では予め珪酸塩の水溶
液を塗布含浸しているため、上塗したセメントペ
ースト中から防錆剤がコンクリート内に移行する
のが妨げられる。 また、防錆剤として、どのようなものを用いれ
ば良いか記載がなく方法として確立されたもので
はない。 特開昭61−256951号公報では亜硝酸リチウム水
溶液を硬化コンクリート表面から含浸させること
が記載されているが含浸方法についての記載がな
く、通常の塗装方法ではコンクリート中に深く含
浸できない。 特願昭61−2994号明細書では処理剤を深く含浸
させることができるが、亜硝酸リチウム水溶液の
含浸後セメントペースト、モルタル等による欠損
部の埋め戻し及び表面被覆の工程をとらなければ
ならないため繁雑である。 本発明は硬化コンクリートの表面層に被覆され
た組成物から、亜硝酸リチウムが長時間にわたつ
て徐々に硬化コンクリート中の内部まで深く浸透
含浸しコンクリート内に埋め込まれた鋼材の腐食
防止及びアルカリ骨材反応の防止を計ろうとする
ものであり、併せてセメントペースト、或いはモ
ルタルにより欠損部の埋め戻しと表面からの劣化
の進行を防止しようとするものである。 問題点を解決する為の手段 本発明の硬化コンクリートの劣化防止方法はセ
メントに対し亜硝酸リチウムを1〜25重量%添加
したセメント、モルタル、コンクリートで硬化コ
ンクリートの表面を被覆することを特徴とする硬
化コンクリートの劣化防止方法である。 本発明が適用される硬化コンクリートとして
は、劣化の進行前のもの、既に劣化の起こつたも
のいずれにも適用される。 特に鉄筋コンクリート、鉄骨コンクリート等腐
食性金属材料が埋め込まれたコンクリート、ま
た、アルカリ骨材反応を起こす骨材が配合された
コンクリート等は好適例である。 本発明に用いられるセメントペースト、モルタ
ル、コンクリートなどはセメント、細骨材、粗骨
材を配合したものに亜硝酸リチウムの水溶液と必
要量の水を添加することにより、容易に調整でき
る。被覆方法は通常に行われるコテ塗り、吹付、
型枠を当てての打設等の方法で硬化コンクリート
表面を被覆すれば良い。 本発明に用いられるセメントペースト、モルタ
ル、コンクリート中には本発明の目的が達成され
る限り他の添加剤を含有させても良い。 好ましい添加剤の例としては、合成樹脂、合成
ゴム等の水性エマルジヨンが挙げられる。 これらのエマルジヨンを併用することにより硬
化コンクリート表面への付着性が良好となり、ま
た透水性、透気性を低減することができる。 好ましい添加剤の他の例としては、減水剤、糊
剤などの施工作業性を改善する添加剤、また硬化
を促進し亜硝酸イオンを更に高濃度に付与するた
めに亜硝酸カルシウムなどが挙げられる。 上記の亜硝酸リチウムを含有したセメントペー
スト、モルタル、コンクリートが硬化した後、更
にその表面に仕上塗剤等による上塗りを施しても
良い。 作 用 亜硝酸リチウムの添加量がセメントに対し25重
量%以上にも高くなると凝結時間が長くなる等の
施工作業上の問題が生じ、また1重量%以下では
効果が乏しくなり、目的が充分に達成されない。 上記亜硝酸リチウムを含有したセメントペース
ト、モルタル、コンクリートを硬化コンクリート
表面に被覆することにより、亜硝酸リチウムが長
時間にわたつて徐々に表面被覆層から基材コンク
リート中に浸透移行し内部深くまで亜硝酸リチウ
ムの含浸層が形成される。従来のコンクリート表
面処理剤は、殆どスプレー、ローラー刷毛等によ
り塗布されていたが処理液は一時的に与えられる
だけであるため、硬化コンクリート中に充分な量
を含浸させることができない。またシート等に処
理液を含ませてコンクリート表面に当てておく方
法もあるが、やはり短時間のうちに取り外さねば
ならず長期的な含浸は期待できない。 それに対して本発明は素地調整材であるセメン
トペースト、モルタル、コンクリート自体に処理
液である亜硝酸リチウムを含有させているため、
長時間持続して亜硝酸リチウムを供給することが
できる。コンクリート内に含浸した亜硝酸イオン
はコンクリート内鋼材の腐食防止に作用し、リチ
ウムはアルカリ骨材反応を防止する。 実施例 1 5×5×20cmの型枠に長軸方向の中央に直径1
cm、長さ18cmのみがき棒鋼(JIS G3108に規定す
るSGD−3)をスペーサーを用いてセツトし、
ポルトランドセメント1:豊浦産標準砂2:食塩
水(3%NaCl)0.6の配合比に混練したモルタル
を打設した。 1日後に脱型し、スペーサーを取り除き露出し
ている鉄筋の片端面に導電性の接着剤を用いてリ
ード線を固定した後シリコーン樹脂でシールし
た。その後打設後28日目まで、温度20℃相対湿度
90%以上の湿空中で養生し、腐食試験用供試体を
作成した。 次にポルトラントセメント1:豊浦産標準砂
2:亜硝酸リチウム25%水溶液0.4:水0.2の配合
比で混練した被覆用モルタルを作成し、上記腐食
試験用供試体のシリコーン樹脂でシールした両端
を除く四面に厚さ5mmとなるように塗布した。 塗布後7日まで温度20℃相対湿度90%以上の湿
空中に放置した後、温度60℃相対湿度90%以上の
雰囲気に3日と温度15℃相対湿度60%の雰囲気下
に1日放置した乾湿繰り返しを1サイクルとし
て、これを90サイクルまで行う試験を実施した。 各10サイクル毎に銅−硫酸銅電極を用いてモル
タル内に埋め込まれた鉄筋の自然電極電位を測定
した。90サイクル終了後には供試体を割裂し鉄筋
を取り出して、発錆面積率、腐食減量を測定し
た。 また供試体の割裂面に亜硝酸イオンの呈色液
(スルフアニルアミドとナフチルエチレンジアミ
ンの酢酸酸性溶液)を吹きつけて亜硝酸イオンの
浸透深さを求めた。結果を第1表と第2表に示
す。 比較例 1 被覆用モルタルを塗布しなかつた他は実施例1
と同様にして自然電極電位、発錆面積率、腐食減
量を測定し第1表と第2表記載の結果を得た。 比較例 2 被覆用モルタルとして、ポルトランドセメント
1:豊浦産標準砂2:水0.6の配合比で混練した
モルタルを用いた他は実施例1と同様にして、自
然電極電位、発錆面積率、腐食減量を測定し第1
表と第2表記載の結果を得た。 比較例 3 被覆用として、ポルトランドセメント1:豊浦
産標準砂2:30%亜硝酸カルシウム水溶液0.1:
水0.53の配合比で混練したモルタルを用いた他は
実施例1と同様にして自然電極電位、発錆面積
率、腐食減量、亜硝酸イオンの浸透深さを測定し
第1表と第2表記載の結果を得た。 尚、30亜硝酸カルシウムの配合比を0.2とした
ものは硬ばりと凝結遅延を起こしたため実験を中
止した。
【表】
【表】 上記実施例1の結果と比較例1〜3の結果を比
較すると、亜硝酸リチウムが被覆用モルタルから
基材のモルタルに浸透移行し、防錆力を発揮して
いることが認められる。 比較例3の亜硝酸カルシウムを添加したモルタ
ルでは防錆力は若干認められるものの充分ではな
いことを示している。 実施例 2 アルカリ骨材反応を起こす有害骨材として、パ
イレツクスガラスを粉砕し粒度分布4.75〜2.36mm
のもの10重量部:2.36〜1.18mmのもの25重量部:
1.18mm〜600μmのもの25重量部:600〜300μmの
もの25重量部:300〜150μmのもの15重量部に調
整したものを用意した。 また、Na2O換算0.8%のポルトランドセメン
トとアルカリ分を調整するための食塩(NaCl)
を用意した。次いで下記配合により、モルタルを
調整した。セメントと細骨材として前記パイレツ
クスガラスと豊浦産標準砂を2:3に混合したも
のを1:2.25となるように配合し、これにセメン
トに対しNa2O換算が1.2%となるように食塩を
添加し、更にセメント量の50%の水を加えて混練
し、4×4×16cmのモルタルを成型した。 打設1日で脱型し、3日目まで湿気箱中で養生
を行つた。次いで、ポルトランドセメント1:豊
浦産標準砂2:亜硝酸リチウム25%水溶液0.4:
水0.2に調整したモルタルを用意し、上記試験体
の両端面を除く四面に厚さ5mmとなるように塗布
し更に14日間湿空中で養生した。 両端面には予め長さ変化測定用のプラグを埋め
込んでおき、試験体を40℃相対湿度95%以上の恒
温恒湿槽で養生を行い、その間所定の材令ごとに
長さ変化率を測定し第3表の結果を得た。 比較例 4 実施例2の被覆用モルタルとしてポルトランド
セメント1:標準砂2:水0.6に配合したモルタ
ルを用いた他は実施例2と同様にして試験を行い
第3表の結果を得た。
【表】 実施例2に於いて、長さ変化率が4週目以降ほ
ぼ一定となり膨張が抑制されていることが認めら
れる。 実施例 3 ポルトランドセメント1:豊浦標準砂2の割合
で混合したパウダーに亜硝酸リチウムをセメント
量に対しそれぞれ0,5,10,15,20,25重量%
添加し、水セメント比を0.65としたモルタルを調
整した。その後温度20℃相対湿度80%以上の室内
に於いて凝結時間、付着強さを測定した。圧縮強
度は20℃の水中に所定時間浸漬養生して測定し
た。結果を第4表に記す。 実施例 4 実施例3で用いたパウダー100重量部に対し、
25%亜硝酸リチウム溶液13.3重量部とスチレン−
ブタジエン樹脂エマルジヨン(固形分45%)7.4
重量部を加えて、樹脂混入モルタルを作成し、凝
結時間、圧縮強度、付着強さを測定した。結果を
第4表に記す。 比較例 5 実施例3の亜硝酸リチウムの代わりに亜硝酸カ
ルシウムを用いた他は実施例3と同様にして、凝
結時間、圧縮強度、付着強さを測定した。結果を
第4表に記す。
【表】 第4表のA,B,C,D,Eの記号は次の通り A:LiNO2固形分/セメント(重量比) B:SBR樹脂/セメント(重量比) C:Ca(NO22固形分/セメント(重量比) D:圧縮強度 Kgf/cm2 E:付着強さ KGF/cm2 試験方法 凝結時間 JIS A6204 付属書1を準用 圧縮強度 JIS R5201 付着強さ JIS A6916 以上の様に、亜硝酸リチウム混入モルタルは亜
硝酸カルシウム混入モルタルのように凝結時間が
極度に短くなることもなく作業性を損なわない。
圧縮強度は亜硝酸リチウム無添加のモルタルとほ
ぼ同等であるが、付着強さは亜硝酸リチウムの添
加により著しい向上がみられた。更に、樹脂を混
入することにより付着強さは一段と向上した。 発明の効果 本発明によると、塩害、アルカリ骨材反応によ
り劣化した或いは劣化が予想されるコンクリート
硬化物に対して、亜硝酸リチウムを持続的に供給
することができ、塩害、アルカリ骨材反応の抑制
に著効がある。またコンクリートの素地調整材と
しての機能を併せて持つていることから、通常の
モルタル被覆と同様に施工すれば良く、作業能率
も高い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 亜硝酸リチウムをセメントに対し1〜25重量
    %添加したセメントペースト、モルタル又はコン
    クリートで、硬化コンクリート表面を被覆するこ
    とを特徴とする硬化コンクリートの劣化防止方
    法。 2 硬化コンクリートが塩分を含有しているもの
    である特許請求範囲第1項記載の硬化コンクリー
    トの劣化防止方法。 3 硬化コンクリートがアルカリ骨材反応を起こ
    す骨材を含有するものである特許請求範囲第1項
    記載の硬化コンクリートの劣化防止方法。
JP62258429A 1987-10-15 1987-10-15 硬化コンクリートの劣化防止方法 Granted JPH01103970A (ja)

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JP62258429A JPH01103970A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 硬化コンクリートの劣化防止方法
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