JPS5918027Y2 - コンクリ−ト型枠用セパレ−タのジヨイント部材 - Google Patents
コンクリ−ト型枠用セパレ−タのジヨイント部材Info
- Publication number
- JPS5918027Y2 JPS5918027Y2 JP4987078U JP4987078U JPS5918027Y2 JP S5918027 Y2 JPS5918027 Y2 JP S5918027Y2 JP 4987078 U JP4987078 U JP 4987078U JP 4987078 U JP4987078 U JP 4987078U JP S5918027 Y2 JPS5918027 Y2 JP S5918027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- joint member
- concrete
- joint
- steel material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、隣接コンクリート型枠の接当端面間に挿入し
ピンを介して離脱可能に係止保持される扁平板状のジヨ
イント部と中間バーの接続部とからなるコンクリート型
枠用セパレータのジヨイント部材の改良に関する。
ピンを介して離脱可能に係止保持される扁平板状のジヨ
イント部と中間バーの接続部とからなるコンクリート型
枠用セパレータのジヨイント部材の改良に関する。
この種のセパレータをもって、互いに適当量隔隔てて配
置された対向型枠を牽引支持させ、この対向型枠間にコ
ンクリートを打設し、その硬化後、前記ピンを外して型
枠を分解すると、隣接型枠接当端面間に挿入されていた
ジヨイント部分が硬化コンクリート面から突出位置する
ことになる。
置された対向型枠を牽引支持させ、この対向型枠間にコ
ンクリートを打設し、その硬化後、前記ピンを外して型
枠を分解すると、隣接型枠接当端面間に挿入されていた
ジヨイント部分が硬化コンクリート面から突出位置する
ことになる。
従ってこの突出部分をその基部において切断する必要が
あるが、従来のジヨイント部材は、中間バーと同様焼入
れ鋼材料から製造されていたために、その切断面がギザ
ギザ状になりやすく、がっ錆が発生するために美麗な仕
上げ状態が得られないといった欠点があった。
あるが、従来のジヨイント部材は、中間バーと同様焼入
れ鋼材料から製造されていたために、その切断面がギザ
ギザ状になりやすく、がっ錆が発生するために美麗な仕
上げ状態が得られないといった欠点があった。
そこで、中間バーを焼入れ鋼材料から構成する一方、ジ
ヨイント部材の全体を、切断が容易、良好でかつ錆の発
生しないステンレス材料から構成することが考えられた
が、ステンレス材料は鋼材料に比して高価につくため、
セパレータのコストアップは免れ難いものとなる。
ヨイント部材の全体を、切断が容易、良好でかつ錆の発
生しないステンレス材料から構成することが考えられた
が、ステンレス材料は鋼材料に比して高価につくため、
セパレータのコストアップは免れ難いものとなる。
本考案は、かかる実情に鑑みて、切断性ならびに防錆効
果が良好でありながら比較的安価に製造し得るジヨイン
ト部材を提供することを目的とする。
果が良好でありながら比較的安価に製造し得るジヨイン
ト部材を提供することを目的とする。
即ち、本考案によるコンクリート型枠用セパレータのジ
ヨイント部材は、頭記した構成のものにおいて、前記扁
平板状ジヨイント部をステンレス材料から構成するとと
もに、接続部を焼入れ鋼材料から構成し、かつこの両部
を固定連結してなることを特徴とする。
ヨイント部材は、頭記した構成のものにおいて、前記扁
平板状ジヨイント部をステンレス材料から構成するとと
もに、接続部を焼入れ鋼材料から構成し、かつこの両部
を固定連結してなることを特徴とする。
これによれば、型枠分解後、硬化コンクリート面から露
出するジヨイント部部分は、ステンレス材料製であるか
ら、その突出基部での切断が容易で、しかもコンクリー
ト面に沿って面一直線状に切断できるとともに、切断面
で錆が生じることは確実に防止できる。
出するジヨイント部部分は、ステンレス材料製であるか
ら、その突出基部での切断が容易で、しかもコンクリー
ト面に沿って面一直線状に切断できるとともに、切断面
で錆が生じることは確実に防止できる。
それでいて、ステンレス材料を用いるのは、このジヨイ
ント部のみであって、中間バー接続部は、焼入れ鋼材料
から構成しているので、ジヨイント部材全体をステンレ
ス材料がら構成した場合に比し、安価に提供し得るに至
った。
ント部のみであって、中間バー接続部は、焼入れ鋼材料
から構成しているので、ジヨイント部材全体をステンレ
ス材料がら構成した場合に比し、安価に提供し得るに至
った。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、コンクリート打設相当空間を挾んで対向位置
する金属製箱形のコンクリート型枠７・・・・・・を、
セパレータＡを介して牽引支持した状態を示す。
する金属製箱形のコンクリート型枠７・・・・・・を、
セパレータＡを介して牽引支持した状態を示す。
セパレータＡは、比較的長尺な焼入れ鋼材料製の中間バ
ーＡ２と、その長手方向両端に、夫々連結ピン５，５を
介して連結したジヨイント部材Ａ １．Ａ １とから構
成されている。
ーＡ２と、その長手方向両端に、夫々連結ピン５，５を
介して連結したジヨイント部材Ａ １．Ａ １とから構
成されている。
各ジヨイント部材Ａ１は、上下に隣接する型枠７，７の
互いに接当する周縁部７ａ、７ａ間に挿入される扁平板
状のステンレス材料製のジヨイント部１と、前記中間バ
ーＡ２を嵌合止着するための焼入れ鋼材料製の接続部２
との端部同志を上下に重合した状態で、一対のリベット
３，３をもってカシメて固定連結して構成されている。
互いに接当する周縁部７ａ、７ａ間に挿入される扁平板
状のステンレス材料製のジヨイント部１と、前記中間バ
ーＡ２を嵌合止着するための焼入れ鋼材料製の接続部２
との端部同志を上下に重合した状態で、一対のリベット
３，３をもってカシメて固定連結して構成されている。
このジヨイント部材Ａ１は、長さｌ□が２３０ ｍｍ、
巾１２が４５ ｍｍ、高さ１３が２２ｍｍのものを代表
的な例として図示しである。
巾１２が４５ ｍｍ、高さ１３が２２ｍｍのものを代表
的な例として図示しである。
ジヨイント部１の中央には、ピン（Ｕクリップ）６の挿
通孔１ａが穿設されてあって、この挿通孔１ａと、隣接
型枠周縁部７ ａ 、７ ａに穿設した孔７ｂ、７ｂと
を合致させた状態でピン６を挿入止着することにより、
隣接型枠７，７同志の連結と同時にセパレータＡをこれ
ら両型枠７，７に離脱可能に係止保持すべくなしである
。
通孔１ａが穿設されてあって、この挿通孔１ａと、隣接
型枠周縁部７ ａ 、７ ａに穿設した孔７ｂ、７ｂと
を合致させた状態でピン６を挿入止着することにより、
隣接型枠７，７同志の連結と同時にセパレータＡをこれ
ら両型枠７，７に離脱可能に係止保持すべくなしである
。
ジヨイント部１と接続部２との重合個所ならびに、この
個所の側脇部個所に互って穿設された貫通孔４は、これ
らの個所の下方にコンクリートの存在しない空隙が生じ
ることを防止すべく上方からの打設コンクリートを流下
案内するためのものである。
個所の側脇部個所に互って穿設された貫通孔４は、これ
らの個所の下方にコンクリートの存在しない空隙が生じ
ることを防止すべく上方からの打設コンクリートを流下
案内するためのものである。
接続部２には、その長手方向に適当等間隔隔てて前記連
結ピン５挿入用の孔２ａが複数個設けられていて、これ
ら孔２ａ・・・・・・のうち適宜のものにピン５を挿入
することによってセパレータＡの長さを調整すべくなし
である。
結ピン５挿入用の孔２ａが複数個設けられていて、これ
ら孔２ａ・・・・・・のうち適宜のものにピン５を挿入
することによってセパレータＡの長さを調整すべくなし
である。
１ｂ、ｌｂは、ジヨイント部１の巾方向両側縁であって
、型枠７，７の内面に対応する個所に設けた切断用ブイ
カットであり、これらを結ぶ線上に前記貫通孔４の終端
縁４ａが位置すべくなしである。
、型枠７，７の内面に対応する個所に設けた切断用ブイ
カットであり、これらを結ぶ線上に前記貫通孔４の終端
縁４ａが位置すべくなしである。
図面は本考案に係るコンクリート型枠用セパレータのジ
ヨイント部材の実施例を示し、第１図はセパレータを用
いて対向型枠を牽引支持した状態の縦断側面図、第２図
〜第４図は、ジヨイント部材の平面図、側面図および縦
断正面図である。
ヨイント部材の実施例を示し、第１図はセパレータを用
いて対向型枠を牽引支持した状態の縦断側面図、第２図
〜第４図は、ジヨイント部材の平面図、側面図および縦
断正面図である。
Claims (1)
- 隣接コンクリート型枠７，７の接当端面間に挿入しピン
６を介して離脱可能に係止保持される扁平板状のジヨイ
ント部１と中間バーＡ２の接続部２とからなるコンクリ
ート型枠用セパレータのジヨイント部材であって、前記
扁平板状ジヨイント部１をステンレス材料から構成する
とともに、接続部２を焼入れ鋼材料から構成し、がっこ
の両部１゜２を固定連結してなるコンクリート型枠用セ
パレータのジヨイント部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4987078U JPS5918027Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | コンクリ−ト型枠用セパレ−タのジヨイント部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4987078U JPS5918027Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | コンクリ−ト型枠用セパレ−タのジヨイント部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54152534U JPS54152534U (ja) | 1979-10-23 |
| JPS5918027Y2 true JPS5918027Y2 (ja) | 1984-05-25 |
Family
ID=28936266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4987078U Expired JPS5918027Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | コンクリ−ト型枠用セパレ−タのジヨイント部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918027Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-14 JP JP4987078U patent/JPS5918027Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54152534U (ja) | 1979-10-23 |
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