JPS5917924Y2 - 透水性敷物 - Google Patents

透水性敷物

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Publication number
JPS5917924Y2
JPS5917924Y2 JP1979100276U JP10027679U JPS5917924Y2 JP S5917924 Y2 JPS5917924 Y2 JP S5917924Y2 JP 1979100276 U JP1979100276 U JP 1979100276U JP 10027679 U JP10027679 U JP 10027679U JP S5917924 Y2 JPS5917924 Y2 JP S5917924Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rug
base fabric
water
plates
permeable
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979100276U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5621007U (ja
Inventor
誠一 武田
Original Assignee
平岡織染株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 平岡織染株式会社 filed Critical 平岡織染株式会社
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Publication of JPS5621007U publication Critical patent/JPS5621007U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、軽量でかつ透水性を有する、例えば、人工芝
等の敷物に関する。
従来の人工芝等の敷物は基布の表面にカットパイルを植
設し、その裏面をゴム又はプラスチック等のバッキング
材を裏打ちしてなるものである。
しかし、バッキング材は連続的に形成されるため敷設時
降雨、撒水等により敷物が冠水される場合、パイル部の
水はけが悪く、いつまでも湿潤状態が続き、これを防止
するため、パイル部からバッキング部に貫通して穿孔し
、ここから溜り水を流去せしめる等してい、るが、穿孔
を透過してもそれからあとの逃げ道がなく結局は所望の
効果をあげることができなかった。
本考案の目的は、従来の戸外用敷物ミ例えば人工芝の前
述のような欠点を解消し、敷物の表面は勿論その裏面に
も水がたまることがなく、かつ、敷物表面に穿孔がなく
外観のよい透水性敷物を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案の透水性敷物は、繊維
編織物基布とその表面側に植設されたカットパイル層と
を含んでなる透水性表面層と、前記基布の裏面側に結着
されている多数の條板とからなり、前記條板が互に間隔
をおいて、並行して伸びていて、これら條板の間に互に
並行して伸びる排水溝が形成されており、この排水溝が
前記基布およびカットパイル層の繊維間隙を通して表面
層の表面側空間に連通していることを特徴とするもので
、その実施態様として前記各條板が、それを横切る方向
に伸び、かつ、前記排水溝に連通している凹溝を有する
ものである。
本考案の敷物には、その基布として、ポリプロピレン、
ポリエチレン等のテープヤーン500〜1000デニー
ルを使用する平織物が一般的に用いられるが、それらに
限定されるものではない。
しかし、ボッエステルフィラメント等からなるラッセル
編等の編目を有するものが特に好ましい。
基布に平織物を用いた単純なタフトパイルもあるがパイ
ルが抜は易い欠点があるので、編基布と一体的でしかも
、パイルが地糸に抑えられるモケット、プラッシュ、ベ
ロア、シール、ベルベット、別珍、コール天編等を応用
した組織により植設されその頭部が芝状にカットされ形
成されたものが特に好ましい。
植設後には、前述の並列蝶板が貼着等される前に基布に
カットパイルを十分固定し該基布から抜脱しないように
合成樹脂等をもってプレコートされるとよい。
然し、プレコートが基布の透水性を阻害する程塗着され
るものであってはならない。
基布の裏面側に結着される蝶板は断面半円形で、接地面
が点接触の状態にあるものでもよく、また、断面概ね台
形で、接地面がフラットに形成されるものであってもよ
い。
蝶板は、天然ゴム、合成ゴム又は弾性合成樹脂で形成さ
れる。
これらの形成材料は、発泡弾性体であってもよい。
第2図A、Bは、それぞれ本考案に係る敷物の一実施例
を示す断面図及び裏面平面図で、基布11には、その表
面にカットパイル12が植設される。
カットパイル12は、基布11を構成する糸条と一体的
に編成されて、その頭部をカットされ針状に直立される
ものが好ましいが、予め基布を形成し、該基布に適宜間
隔をもって独立して植込まれてなるものも使用できる。
前者は基布の糸条と一体であるから抜脱することが少な
いのに対し、後者は抜脱の度合が比較的大きいのが欠点
である。
しかし、植設後半分注意して合成樹脂等を植設部分の裏
面にプレコートするならばこれを防止することが可能で
ある。
次に、本考案の重要な特徴部分である裏面に施される蝶
板について説明する。
第2図に示される蝶板13は、断面半円形状で互に間隔
をおいて並列して伸びている。
この蝶板を有する敷物は、例えば僅かの傾斜を有するコ
ンクリート床であれば、検板間に形成される排水溝14
によって排水は極めて良好に行われる。
この際蝶板が発泡体で形成されていると、縦横方向に対
する摩擦力が働いて敷物の滑りがなく、さらにクッショ
ン性も良好である。
第3図は、蝶板13の断面が概略台形をなす別の例が示
される。
この場合には、排水溝14の占める面積の割合が第2図
の場合に較べて小となるが、そのかわり敷物の安定性は
向上する。
いずれの場合も、上面のパイル植設部に対する冠水がパ
イル部から基布の編織目を通して蝶板の間に形成される
溝部に滲透し、該検板間を通水して流去しうるものであ
る。
本考案の敷物に用いられる蝶板はゴム、又はプラスチッ
ク材料で形成されるのが一般的であり、その寸法等に格
別の限定はないが、巾1〜5cm、厚さ0.3〜2.0
cmのものが好ましく、また蝶板の間隔は0.3〜5
.Ocnnであることが好ましい。
さらに、第4図A、Bに示す如く、第2図A及び第3図
に示す蝶板13にそれを横切る方向に伸びた凹溝13a
を形成してこれを排水溝14と連通させると、縦横いず
れかの一方向の通水のみでなく、縦横にも水が通水する
ことが可能となる。
この場合、凹溝のパターンはどのように選択されてもよ
い。
本考案は以上の構成に基づくものであるから、敷物の冠
水はすべてパイル層から基布を透水し、検板間に形成さ
れる排水溝から完全に排除されることとなり、かつ、敷
物裏面側の水分は、排水溝および基布、パイル層を通っ
て容易に蒸発飛散することができ、このため、敷物は表
面側のみならず裏面側も常に清潔・乾燥を保持すること
ができ、従って、本考案所期の目的を十分に達成しうる
ものであり実用上極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来人工芝の断面図、第2図AおよびBは、そ
れぞれ本考案に係る敷物の断面図及び裏面図、第3図は
本考案の敷物の別の実施例の断面図、第4図A、Bは凹
溝を設けた本考案の敷物の別の実施例を示す裏面図であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)繊維編織物基布とその表面側に植設されたカット
    パイル層とを含んでなる透水性表面層と、前記基布の裏
    面側に結着されている多数の條板とからなり、前記條板
    が互に間隔をおいて並行して伸びていて、これら條板の
    間に互に並行して伸びる排水溝が形成されており、この
    排水溝が前記基布およびカットパイル層の繊維間隙を通
    して表面層の表面側空間に連通していることを特徴とす
    る透水性敷物。
  2. (2)前記各條板が、それを横切る方向に伸び、かつ、
    前記排水溝に連通している凹溝を有している実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の透水性敷物。
JP1979100276U 1979-07-20 1979-07-20 透水性敷物 Expired JPS5917924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979100276U JPS5917924Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 透水性敷物

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979100276U JPS5917924Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 透水性敷物

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Publication Number Publication Date
JPS5621007U JPS5621007U (ja) 1981-02-24
JPS5917924Y2 true JPS5917924Y2 (ja) 1984-05-24

Family

ID=29333008

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JP1979100276U Expired JPS5917924Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 透水性敷物

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101449333B1 (ko) * 2013-10-04 2014-10-08 이정민 인조잔디 매트 및 그 제조장치
JP6840336B2 (ja) * 2016-04-28 2021-03-10 積水樹脂株式会社 人工芝部材敷設面の排水構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5621007U (ja) 1981-02-24

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