JP2507198Y2 - ダストコントロ―ルマット - Google Patents
ダストコントロ―ルマットInfo
- Publication number
- JP2507198Y2 JP2507198Y2 JP1991106875U JP10687591U JP2507198Y2 JP 2507198 Y2 JP2507198 Y2 JP 2507198Y2 JP 1991106875 U JP1991106875 U JP 1991106875U JP 10687591 U JP10687591 U JP 10687591U JP 2507198 Y2 JP2507198 Y2 JP 2507198Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- low
- mat
- yarn
- dust control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Carpets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はダストコントロールマ
ット、特に図柄が形成されたダストコントロールマット
に関する。
ット、特に図柄が形成されたダストコントロールマット
に関する。
【0002】
【従来の技術】ローループパイルとハイカットパイルを
用いて基布上に図柄を形成したダストコントロールマッ
トは公知である。この公知のダストコントロールマット
は、洗浄再生を繰返えしても図柄が崩れないという特徴
がある。
用いて基布上に図柄を形成したダストコントロールマッ
トは公知である。この公知のダストコントロールマット
は、洗浄再生を繰返えしても図柄が崩れないという特徴
がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
ダストコントロールマットは靴ふきマットなどとして用
いた場合、靴などの圧力によりハイカットパイルが横に
倒れてしまいダストを除去する効果が減少するという問
題があった。
ダストコントロールマットは靴ふきマットなどとして用
いた場合、靴などの圧力によりハイカットパイルが横に
倒れてしまいダストを除去する効果が減少するという問
題があった。
【0004】この考案の課題は上記の問題点を解決して
加圧によりパイルが倒れても加圧力が除かれると直ちに
復元するダストコントロールパイルを提供することであ
る。
加圧によりパイルが倒れても加圧力が除かれると直ちに
復元するダストコントロールパイルを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この考案は基布上にタフト化されたマットパイル
を設け上記基布の裏面には上記マットパイルを固定する
バッキング層を設けたダストコントロールマットにおい
て、上記マットパイルとして、上記基布からの高さが低
いローカットパイルを全面に設け、さらに、上記ローカ
ットパイルとほぼ同じ高さのローループパイルと、この
ローループパイルより1mm以上高いハイカットパイルに
よりマット面にロー部分とハイ部分からなる図柄を形成
し、上記ハイ部分を形成するパイル糸に荒デニールの腰
が強くて吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル糸
に吸水性の良好な紡績糸を用いたダストコントロールマ
ットを提供する。
めに、この考案は基布上にタフト化されたマットパイル
を設け上記基布の裏面には上記マットパイルを固定する
バッキング層を設けたダストコントロールマットにおい
て、上記マットパイルとして、上記基布からの高さが低
いローカットパイルを全面に設け、さらに、上記ローカ
ットパイルとほぼ同じ高さのローループパイルと、この
ローループパイルより1mm以上高いハイカットパイルに
よりマット面にロー部分とハイ部分からなる図柄を形成
し、上記ハイ部分を形成するパイル糸に荒デニールの腰
が強くて吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル糸
に吸水性の良好な紡績糸を用いたダストコントロールマ
ットを提供する。
【0006】
【作用】この考案のマットを例えば靴ふきマットとして
用いた場合、ハイカットパイルが主として泥砂などを落
し、ローループパイルが主として水分や油などを落す
が、この作用はハイ部分を形成するパイル糸に腰の強い
荒デニールの吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイ
ル糸に吸水性の良好な紡績糸を用いているので一層効果
的であり、ハイカットパイルは踏まれて横倒れし易い
が、ローカットパイルが支える役目をするのでパイル全
体が横倒れし難くなる。
用いた場合、ハイカットパイルが主として泥砂などを落
し、ローループパイルが主として水分や油などを落す
が、この作用はハイ部分を形成するパイル糸に腰の強い
荒デニールの吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイ
ル糸に吸水性の良好な紡績糸を用いているので一層効果
的であり、ハイカットパイルは踏まれて横倒れし易い
が、ローカットパイルが支える役目をするのでパイル全
体が横倒れし難くなる。
【0007】
【実施例】図1に示す実施例において、1は基布で、こ
の基布1にマットパイル2をタフティングマシンなどに
より植え込む。上記パイル2はロー部分aとハイ部分b
により図2、図3に示す図柄や他の任意の図柄を形成す
る。
の基布1にマットパイル2をタフティングマシンなどに
より植え込む。上記パイル2はロー部分aとハイ部分b
により図2、図3に示す図柄や他の任意の図柄を形成す
る。
【0008】ロー部分aはローループパイル3により形
成し、ハイ部分bはハイカットパイル4で形成する。上
記ハイカットパイル4の基布1からの高さはローループ
パイル3の高さより1mm以上で約15mmまでとする。
成し、ハイ部分bはハイカットパイル4で形成する。上
記ハイカットパイル4の基布1からの高さはローループ
パイル3の高さより1mm以上で約15mmまでとする。
【0009】また、基布1上の全面に、上記ローループ
パイル3とほぼ同じ高さのローカットパイル5を設け
る。上記のように基布1上にマットパイル2を設けたの
ち、基布1の裏面にラテックスなどを塗布してバッキン
グ層6を設ける。
パイル3とほぼ同じ高さのローカットパイル5を設け
る。上記のように基布1上にマットパイル2を設けたの
ち、基布1の裏面にラテックスなどを塗布してバッキン
グ層6を設ける。
【0010】上記ロー部分aを構成するローループパイ
ル3やローカットパイル5の材料として吸水性の良好な
紡績糸を使用し、ハイ部分bを構成するハイカットパイ
ル4やローカットパイル5の材料として、荒デニールの
ポリアミド系合成繊維(例えばナイロン)等の腰が強く
て吸水性を有しないものを用いる。
ル3やローカットパイル5の材料として吸水性の良好な
紡績糸を使用し、ハイ部分bを構成するハイカットパイ
ル4やローカットパイル5の材料として、荒デニールの
ポリアミド系合成繊維(例えばナイロン)等の腰が強く
て吸水性を有しないものを用いる。
【0011】
【効果】この考案のダストコントロールマットはハイカ
ットパイルやローカットパイル、ローループパイルによ
り高低の立体的な柄模様が出せるものであるが、ハイ部
分にハイカットパイルとローカットパイルとが交互に設
けてあるため、ハイカットパイルが横に倒れるのをロー
カットパイルが支える。従ってハイカットパイルが倒れ
ないので、泥や砂の除去効果が大である。また、ロー部
分でもローループパイルに隣接してローカットパイルが
あるため、この部分のローループパイルの倒れが防止さ
れ、ロー部分による油や水の除去効果が大である。
ットパイルやローカットパイル、ローループパイルによ
り高低の立体的な柄模様が出せるものであるが、ハイ部
分にハイカットパイルとローカットパイルとが交互に設
けてあるため、ハイカットパイルが横に倒れるのをロー
カットパイルが支える。従ってハイカットパイルが倒れ
ないので、泥や砂の除去効果が大である。また、ロー部
分でもローループパイルに隣接してローカットパイルが
あるため、この部分のローループパイルの倒れが防止さ
れ、ロー部分による油や水の除去効果が大である。
【0012】さらに、ハイ部分を形成するパイル糸に荒
デニールの吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル
糸に吸水性を有する紡績糸を用いてあるから、使用に際
して靴等が当たり、ダストコントロールマットの機能が
発揮されるハイ部分においては吸水性が殆んどない腰の
強いカットパイルにより砂や泥の除去が効果的に行え、
ロー部分の紡績糸(綿糸等)には直接靴等が当たらない
ため、綿くず等が発生しないのでクリーン状が保たれ
る。 また、ロー部分のパイル糸は水分や油などの吸収が
良好でローループパイルで密度が高くなっているため、
ハイ部分で靴から除去された泥などが密度の高いロー部
分に移動して再び靴に付着しないのでダストコントロー
ルとしての機能が高められる。
デニールの吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル
糸に吸水性を有する紡績糸を用いてあるから、使用に際
して靴等が当たり、ダストコントロールマットの機能が
発揮されるハイ部分においては吸水性が殆んどない腰の
強いカットパイルにより砂や泥の除去が効果的に行え、
ロー部分の紡績糸(綿糸等)には直接靴等が当たらない
ため、綿くず等が発生しないのでクリーン状が保たれ
る。 また、ロー部分のパイル糸は水分や油などの吸収が
良好でローループパイルで密度が高くなっているため、
ハイ部分で靴から除去された泥などが密度の高いロー部
分に移動して再び靴に付着しないのでダストコントロー
ルとしての機能が高められる。
【図1】実施例の拡大縦断側面図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の他の図柄の平面図
1 基布 2 マットパイル 3 ローループパイル 4 ハイカットパイル 5 ローカットパイル 6 バッキング層 a ロー部分 b ハイ部分
Claims (1)
- 【請求項1】 基布上にタフト化されたマットパイルを
設け上記基布の裏面には上記マットパイルを固定するバ
ッキング層を設けたダストコントロールマットにおい
て、上記マットパイルとして、上記基布からの高さが低
いローカットパイルを全面に設け、さらに、上記ローカ
ットパイルとほぼ同じ高さのローループパイルと、この
ローループパイルより1mm以上高いハイカットパイルに
よりマット面にロー部分とハイ部分からなる図柄を形成
し、上記ハイ部分を形成するパイル糸に荒デニールの腰
が強くて吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル糸
に吸水性の良好な紡績糸を用いたダストコントロールマ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991106875U JP2507198Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ダストコントロ―ルマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991106875U JP2507198Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ダストコントロ―ルマット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067660U JPH067660U (ja) | 1994-02-01 |
JP2507198Y2 true JP2507198Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=14444709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991106875U Expired - Lifetime JP2507198Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ダストコントロ―ルマット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507198Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2667096B2 (ja) * | 1992-12-08 | 1997-10-22 | 株式会社ダスキン | 色柄マット |
JP2000350696A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-19 | Ono:Kk | ダストコントロールレンタルマット |
CN112663208A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-16 | 季志成 | 一种单面毛圈梭织面料及其生产工艺 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2584850B2 (ja) * | 1988-11-25 | 1997-02-26 | 東リ 株式会社 | ダストコントロ−ルマットの製造方法 |
JPH03242111A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-29 | Yasuhiro Iwata | ブラシ台及びその製作法 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP1991106875U patent/JP2507198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067660U (ja) | 1994-02-01 |
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