JPH067660U - ダストコントロールマット - Google Patents
ダストコントロールマットInfo
- Publication number
- JPH067660U JPH067660U JP10687591U JP10687591U JPH067660U JP H067660 U JPH067660 U JP H067660U JP 10687591 U JP10687591 U JP 10687591U JP 10687591 U JP10687591 U JP 10687591U JP H067660 U JPH067660 U JP H067660U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- low
- mat
- cut
- yarn
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 基布1上にマットパイル2を設ける。また、
基布1の裏面にバッキング層6を設ける。上記マットパ
イル2はロー部分aとハイ部分bにより任意の図柄を形
成する。上記ロー部分aはローループパイル3とローカ
ットパイル5からなり、ハイ部分bはハイカットパイル
4とローカットパイル5からなっている。 【効果】 ローループパイル3とハイカットパイル4に
隣接してローカットパイル5が設けてあるため、カット
パイル5がローループパイル3やハイカットパイル4の
横倒れを防止してダストの除去効果を長期に維持でき
る。
基布1の裏面にバッキング層6を設ける。上記マットパ
イル2はロー部分aとハイ部分bにより任意の図柄を形
成する。上記ロー部分aはローループパイル3とローカ
ットパイル5からなり、ハイ部分bはハイカットパイル
4とローカットパイル5からなっている。 【効果】 ローループパイル3とハイカットパイル4に
隣接してローカットパイル5が設けてあるため、カット
パイル5がローループパイル3やハイカットパイル4の
横倒れを防止してダストの除去効果を長期に維持でき
る。
Description
【0001】
この考案はダストコントロールマット、特に図柄が形成されたダストコントロ ールマットに関する。
【0002】
ローループパイルとハイカットパイルを用いて基布上に図柄を形成したダスト コントロールマットは公知である。この公知のダストコントロールマットは、洗 浄再生を繰返えしても図柄が崩れないという特徴がある。
【0003】
しかし、上記の従来のダストコントロールマットは靴ふきマットなどとして用 いた場合、靴などの圧力によりハイカットパイルが横に倒れてしまいダストを除 去する効果が減少するという問題があった。
【0004】 この考案の課題は上記の問題点を解決して加圧によりパイルが倒れても加圧力 が除かれると直ちに復元するダストコントロールパイルを提供することである。
【0005】
上記の課題を達成するために、この考案は基布上にタフト化されたマットパイ ルを設け上記基布の裏面には上記マットパイルを固定するバッキング層を設けた ダストコントロールマットにおいて、上記マットパイルとして、上記基布からの 高さが低いローカットパイルを全面に設け、さらに、上記ローカットパイルとほ ぼ同じ高さのローループパイルと、このローループパイルより1mm以上高いハイ ループパイルによりマット面にロー部分とハイ部分からなる図柄を形成したダス トコントロールマットおよびハイ部分を形成するパイル糸に荒デニールの吸水性 の少ない糸を用い、ロー部分のパイル糸に吸水性を有する紡績糸を用いたダスト コントロールマットを提供する。
【0006】
この考案のマットを例えば靴ふきマットとして用いた場合、ハイカットパイル が主として泥砂などを落し、ローループパイルが主として水分や油などを落すが 、この作用は請求項2の考案のようにハイ部分を形成するパイル糸に荒デニール に吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル糸に吸水性を有する紡績糸を用い た場合なお一層効果的である。
【0007】
図1に示す実施例において、1は基布で、この基布1にマットパイル2をタフ ティングマシンなどにより植え込む。 上記パイル2はロー部分aとハイ部分bにより図2、図3に示す図柄や他の任 意の図柄を形成する。
【0008】 ロー部分aはローループパイル3により形成し、ハイ部分bはハイカットパイ ル4で形成する。 上記ハイカットパイル4の基布1からの高さはローループパイル3の高さより 1mm以上で約15mmまでとする。
【0009】 また、基布1上の全面に、上記ローループパイル3とほぼ同じ高さのローカッ トパイル5を設ける。 上記のように基布1上にマットパイル2を設けたのち、基布1の裏面にラテッ クスなどを塗布してバッキング層6を設ける。
【0010】 また、上記マットパイル2を構成する全てのパイル糸を同一の糸とする場合と 、ロー部分aを構成するローループパイル3やローカットパイル5の材料として 吸水性の良好な紡績糸を使用し、ハイ部分bを構成するハイカットパイル4やロ ーカットパイル5の材料として、荒デニールのポリアミド系合成繊維(例えばナ イロン)等の腰が強くて吸水性を有しないものを用いる場合もある。
【0011】
この考案のダストコントロールマットはハイ部分にハイカットパイルとローカ ットパイルとが交互に設けてあるため、ハイカットパイルが横に倒れるのをロー カットパイルが支える。従ってハイカットパイルが倒れないので、泥や砂の除去 効果が大である。また、ロー部分でもローループパイルに隣接してローカットパ イルがあるため、この部分のローループパイルの倒れが防止され、ロー部分によ る油や水の除去効果が大である。
【0012】 さらに、ハイ部分を形成するパイル糸に荒デニールの吸水性の少ない糸を用い 、ロー部分のパイル糸に吸水性を有する紡績糸を用いた場合はハイ部分において は吸水性が殆んどない腰の強いカットパイルにより砂や泥の除去が効果的に行え 、ロー部分においては水分や油などの吸収が良好なためダストコントロールとし ての機能が高められる。
【図1】実施例の拡大縦断側面図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の他の図柄の平面図
1 基布 2 マットパイル 3 ローループパイル 4 ハイカットパイル 5 ローカットパイル 6 バッキング層 a ロー部分 b ハイ部分
Claims (2)
- 【請求項1】 基布上にタフト化されたマットパイルを
設け上記基布の裏面には上記マットパイルを固定するバ
ッキング層を設けたダストコントロールマットにおい
て、上記マットパイルとして、上記基布からの高さが低
いローカットパイルを全面に設け、さらに上記ローカッ
トパイルとほぼ同じ高さのローループパイルと、このロ
ーループパイルより1mm以上高いハイループパイルによ
りマット面にロー部分とハイ部分からなる図柄を形成し
たダストコントロールマット。 - 【請求項2】 上記ハイ部分を形成するパイル糸に荒デ
ニールの吸水性の少ない糸を用い、ロー部分のパイル糸
に吸水性を有する紡績糸を用いた請求項1記載のダスト
コントロールマット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991106875U JP2507198Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ダストコントロ―ルマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991106875U JP2507198Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ダストコントロ―ルマット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067660U true JPH067660U (ja) | 1994-02-01 |
JP2507198Y2 JP2507198Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=14444709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991106875U Expired - Lifetime JP2507198Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ダストコントロ―ルマット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507198Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06169874A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Duskin Co Ltd | 色柄マット |
JP2000350696A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-19 | Ono:Kk | ダストコントロールレンタルマット |
CN112663208A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-16 | 季志成 | 一种单面毛圈梭织面料及其生产工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02144033A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-01 | Toyo Linoleum Co Ltd | ダストコントロールマット |
JPH03242111A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-29 | Yasuhiro Iwata | ブラシ台及びその製作法 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP1991106875U patent/JP2507198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02144033A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-01 | Toyo Linoleum Co Ltd | ダストコントロールマット |
JPH03242111A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-29 | Yasuhiro Iwata | ブラシ台及びその製作法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06169874A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Duskin Co Ltd | 色柄マット |
JP2000350696A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-19 | Ono:Kk | ダストコントロールレンタルマット |
CN112663208A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-16 | 季志成 | 一种单面毛圈梭织面料及其生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507198Y2 (ja) | 1996-08-14 |
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