JPH0445581Y2 - - Google Patents

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JPH0445581Y2
JPH0445581Y2 JP13624188U JP13624188U JPH0445581Y2 JP H0445581 Y2 JPH0445581 Y2 JP H0445581Y2 JP 13624188 U JP13624188 U JP 13624188U JP 13624188 U JP13624188 U JP 13624188U JP H0445581 Y2 JPH0445581 Y2 JP H0445581Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴室や玄関口或いは自動車の床面等に
敷設して使用されるフロアマツトに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来から、玄関口などの床面に敷設されるマツ
トとしては、起毛した織物より形成されたものが
広く使用され、浴室などにおいては水分を吸収す
る発泡合成樹脂製のものが使用されており、さら
に、自動車内の床面や建築物の出入口に敷設する
マツトとしては、下面にゴム製板を貼着した織物
が使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら織物よりなるマツトは、水分等の
影響を受けない室内の床面には使用に適している
が、自動車、或いは建物の出入口等の床面に敷設
した場合、靴などの履物に付着した泥土等がその
表面に塗着されて短時間で汚損され、外観を著し
く損するばかりでなく付着した泥土等の除去が極
めて困難であり、さらに、雨天時や降雪時におい
ては水分が織物繊維に吸収されると共に表面に滞
留して濡れた状態となり、ズボンの裾等を汚す虞
れがあるばかりでなく、水分に泥土が混入して汚
損度が広がると共に織物繊維が侵されて短期間で
使用に適さなくなるという問題点があつた。
一方、発泡合成樹脂製のマツトは、水分を吸収
するために、浴室等の床面に敷設して使用されて
いるが、素足で踏んだ場合にマツトが圧縮してそ
の部分に含浸されている水分が表面に滲み出し、
感触が極めて悪くなる上にマツトの圧縮によつて
水分の一部がマツト外に漏出して床面を濡らす場
合が生じるという問題点があつた。
本考案はこのような問題点を解消し得る新規な
フロアマツトの提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のフロアマ
ツトは、実施例に対応する図面に示すように、マ
ツト主体1は、編地よりなる基布2の上方に一定
の高さ空間3を存して多数の開孔5,5…5を有
し且つ撥水加工を施しているメツシユ編地よりな
る上面材4を配設すると共に前記空間部3に上下
端が基布2と上面材4とに連結した弾性復元力を
有する多数のモノフイラメントよりなるパイル
6,6…6を設けてなり、このマツト主体1を周
壁8を有するゴム製或いは柔軟な合成樹脂製の板
状敷材7上に嵌め込み状態で重合した構造を有す
るものである。
〔作用〕
マツト主体1の上面材4は多数の開孔5,5…
5を有し且つ撥水加工を施しているメツシユ編地
よりなるものであるから、常にさらつとした乾燥
状態を保持して浴室用等のマツトに使用した場
合、その感触が良好であり、その上、編地の多数
の開孔5が水切りを行つて水分を該上面材4の下
方空間部3内に滴下、収納し、上面材4に水分が
滞留することをなくすると共に泥土等が付着する
場所に使用した場合でも、泥土等が水分と共に開
孔5から上記空間部3内に収納され、表面を常に
美麗に保つことができる。
又、基布2と表面材4の空間部3には、これら
の基布2と表面材4とを連結した弾性復元力を有
する多数のモノフイラメントよりなるパイル6,
6…6が設けられているので、表面材4を踏み締
めた場合、モノフイラメントの適度の弾性力と腰
とによつてあたらも厚い絨毯を踏み込んだ感触を
与えると共に足裏を離した場合には直ちに元の状
態に弾性復元するものである。
さらに、表面材4を踏み締めても、空間部3の
内底部に滞留している水分或いは泥水等は、空間
部3内で平面方向に逃げて表面に滲み出すことが
ない。
又、このマツト主体1は周壁8を有するゴム製
或いは柔軟な合成樹脂製の敷材7上に嵌め込み状
態で重合しているので、上記空間部3内の水分等
は敷材7の上面内で外部に漏出することなく滞留
し、その滞留量が多くなつた場合には、マツト主
体1を反転させて表面材4の多数の開孔5から排
出するか、或いは、マツト主体1を敷材7から分
離可能に構成しておけば、マツト主体1を取り外
して敷材7内の水分等を容易に排出することがで
き、その後の洗滌も簡単に行えるものである。
〔実施例〕 本考案の実施例を図面について説明すると、1
はマツト主体で、下面材を形成する基布2と、こ
の基布2の上方に一定の高さ空間部3を存して重
合した上面材4と、前記空間部3内に基布2と上
面材4とを連結した多数のパイル6とより構成さ
れているものである。
基布2と上面材4とは、ポリエステル繊維等の
合成樹脂繊維糸条によつて編成された編地よりな
り、基布2は緯入経メリヤスの組織に編み込まれ
て、密で且つ強度を有する織物より形成されてい
る一方、上面材4は上記合繊樹脂繊維糸条に撥水
加工を施し、この糸条によつてメツシユ編地に編
成されて菱形形状の多数の開孔5,5…5を有し
ているものである。
又、上記空間部3に設けた多数のパイル6,6
…6はナイロンモノフイラメントよりなり、その
上下端部は基布2と上面材4とを編成する際にこ
れらの編地の一部として前記合成樹脂繊維糸条と
共に一体に編込むことによつて基布2と上面材4
とをそのループの高さ(約5mm程度)を存して一
体に連結しているものであり、空間部3内におい
ては、基布2の上面から多数のモノフイラメント
が林立状態で立設して形態となつて適度の腰と圧
縮に対しての充分な弾性復元力を有しているもの
である。
7はゴム製或いは適度の柔軟性を有する適宜な
合成樹脂材よりなる敷材で、マツト主体1と同一
形状(図においては矩形状)に形成されてあり、
その四方周縁部にはマツト主体1の厚み(高さ)
と略同一高さを有する周壁8が一体に突設してあ
る。
この周壁8の内面で囲まれた敷材7内にマツト
主体1を収納してフロアマツトを構成しているも
のであるが、マツト主体1はその下面及び四方周
端面を、敷材7の上面と周壁内面に適宜な接着剤
或いはゴムの加硫接着等によつて一体に接着して
もよく、又、接着することなく、分離可能に配設
しておいてもよい。
このように構成したフロアマツトは、浴室や玄
関口の床面或いは自動車内の床面等に敷設して使
用され、その上面材4に水分や泥土等が付着した
時には上面材4の多数の開孔5からそれらの水分
や泥土等を下方の空間部3内に滴下或いは落下さ
せて滞留させ、表面を常に美麗に維持する。
さらに、空間部3内の多数のモノフイラメント
の適度の弾性力と腰とによつて良好なクツシヨン
性が得られると共に踏み締めた場合においても空
間部3の内底部に滞留している水分或いは泥水等
は、空間部3内で平面方向に逃げて表面に滲み出
すことがない。
又、空間部3内に滞留する水分や泥水などは、
敷材7内に保持されて外部に外部に漏出すること
がなく、その滞留量が多くなつた場合には、マツ
ト主体1を反転させて表面材4の多数の開孔5か
ら排出するか、或いは、マツト主体1を敷材7か
ら分離可能に構成しておけば、マツト主体1を取
り外して敷材7内の水分等を容易に排出すること
ができ、その後、洗滌、乾燥させることによつて
再び使用することができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案のフロアマツトによれば、
編地よりなる基布2の上方に一定の高さ空間3を
存して多数の開孔5,5…5を有し且つ撥水加工
を施しているメツシユ編地よりなる上面材4を配
設すると共に前記空間部3に上下端が基布2と上
面材4とに連結した弾性復元力を有する多数のモ
ノフイラメントよりなるパイル6,6…6を設け
てなり、このマツト主体1を周壁8を有するゴム
製或いは柔軟な合成樹脂製の板状敷材8上に嵌め
込み状態で重合した構造を有しているものである
から、マツト主体1の上面材4は多数の開孔5,
5…5を有し且つ撥水加工を施しているメツシユ
編地より形成されているので、常にさらつとした
乾燥状態を保持して浴室用等のマツトに使用した
場合には足裏な感触が良好となり、その上上面材
4の多数の開孔5が水切り作用を行つて水分を該
上面材4の下方空間部3内に滴下、収納させるこ
とができるものである。
従つて、上面材4に水分が含浸するのをなくす
ることができて常に清潔な状態を維持し得ると共
に泥土等が付着する床面に使用した場合でも、泥
土等が水分と共に開孔5から上記空間部3内に収
納され、表面を常に美麗に保つことができる。
又、基布2と表面材4の空間部3には、これら
の基布2と表面材4とを連結した弾性復元力を有
する多数のモノフイラメントよりなるパイル6,
6…6が設けられているので、表面材4を踏み締
めた場合、モノフイラメントの適度の弾性力と腰
とにより良好なクツシヨン性を発揮することがで
きてあたらも厚い絨毯を踏み込んだ感触を与える
ことができると共に足裏を離した場合には直ちに
元の状態に弾性復元し得るものである。
さらに、表面材4を踏み締めても、空間部3の
内底部に滞留している水分或いは泥水等は、空間
部3内で平面方向に逃げて表面に滲み出すことが
ないので、自動車の床面に配設している場合でも
ズボンの裾等を濡らしたり汚損する虞れが殆どな
いものである。
又、このマツト主体1は周壁8を有するゴム製
或いは柔軟な合成樹脂製の敷材7上に嵌め込み状
態で重合しているので、上記空間部3内の水分等
は敷材7の上面内で外部に漏出することなく確実
に滞留させておくことができ、その滞留量が多く
なつた場合には、マツト主体1を反転させて表面
材4の多数の開孔5から排出するか、或いは、マ
ツト主体1を敷材7から分離可能に構成しておけ
ば、マツト主体1を取り外して敷材7内の水分等
を容易に排出することができ、その後の洗滌、乾
燥も簡単に行えて再び清潔なフロアマツトとして
の使用を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
そのマツト主体の簡略斜視図、第2図はフロアマ
ツトの簡略斜視図、第3図はその簡略断面図であ
る。 1……マツト主体、2……基布、3……空間
部、4……上面材、5……開孔、6……パイル、
7……敷材、8……周壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 マツト主体1は、編地よりなる基布2の上方
    に一定の高さ空間3を存して多数の開孔5,5
    …5を有し且つ撥水加工を施しているメツシユ
    編地よりなる上面材4を配設すると共に前記空
    間部3に上下端が基布2と上面材4とに連結し
    た弾性復元力を有する多数のモノフイラメント
    よりなるパイル6,6…6を設けてなり、この
    マツト主体1を、周壁8を有するゴム製或いは
    柔軟な合成樹脂製の板状敷材7上に嵌め込み状
    態で重合してなるフロアマツト。 マツト主体1は敷材7の上面に分離可能に重
    合している請求項記載のフロアマツト。 マツト主体1は敷材7の上面に接着、一体化
    している請求項記載のフロアマツト。
JP13624188U 1988-10-18 1988-10-18 Expired JPH0445581Y2 (ja)

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JP13624188U JPH0445581Y2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2581676Y2 (ja) * 1993-05-11 1998-09-24 株式会社ダスキン マット
JP4519885B2 (ja) * 2007-06-15 2010-08-04 株式会社セムテック 汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法

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