JP4519885B2 - 汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法 - Google Patents

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本発明はレストランの調理場等に敷設して使用する汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法に関するものである。
レストランの調理場においては、揚げ物調理装置の近傍に揚げ油が飛び散り、床面に揚げ油が付着するから、調理作業者がその床上を歩くと、調理作業者の靴の靴底に揚げ油が付着するので、その状態で調理作業者が調理場の外の廊下、部屋内を歩くと、その廊下、部屋の床が揚げ油によって汚れてしまう。
そこで、従来においては、揚げ物調理装置の近傍にポリプロピレンの不織布からなる汚れ防止用マットを敷設している。
この場合、揚げ物調理装置の近傍に揚げ油が飛び散ったとしても、揚げ油がポリプロピレンの不織布に染み込むから、調理作業者の靴の靴底に付着する揚げ油の量を少なくすることができる。
特開平8−531号公報 特開平9−28654号公報
しかし、このような汚れ防止用マットにおいては、ポリプロピレンの不織布に染み込んだ揚げ油が調理作業者の靴の靴底に付着するから、調理作業者の靴の靴底に揚げ油が付着するのを確実に防止することができないので、揚げ油によって調理場の外の廊下、部屋の床が汚れるのを有効に防止することができない。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、揚げ物調理装置から飛び散った揚げ油によって床面が汚れるのを有効に防止することができる汚れ防止用マット、汚れ防止方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、揚げ物調理装置の近傍の床面上に敷設する汚れ防止用マットであって、中央部に凹部を有するマットベースと、上記凹部内に設けられた織物体と、上記織物体上に設けられた三次元メッシュとを有し、上記織物体に洗剤液を染み込ませたことを特徴とする
上記マットベースの周囲の少なくとも一部に織物からなる織物マットの端部を取り付けたことを特徴としてもよい。
また、中央部に凹部を有するマットベースと、上記凹部内に設けられた織物体と、上記織物体上に設けられた三次元メッシュとを有する汚れ防止用マットを使用した汚れ防止方法であって、上記汚れ防止用マットを揚げ物調理装置の近傍の床面上に敷設し、上記織物体に洗剤液を染み込ませることを特徴とする
また、上記マットベースの周囲の少なくとも一部の床面上に織物からなる織物マットを敷設することを特徴としてもよい
本発明に係る汚れ防止用マット、汚れ防止方法においては、揚げ物調理装置から飛び散った揚げ油が三次元メッシュを通過して、織物体に染み込ませた洗剤液によって乳化され、靴底に揚げ油が付着するのを確実に防止することができるから、揚げ油によって床面が汚れるのを有効に防止することができる。
また、マットベースの周囲の少なくとも一部に織物からなる織物マットの端部を取り付けたとき、マットベースの周囲の少なくとも一部の床面上に織物からなる織物マットを敷設したときには、靴底に付着した洗剤液によって床面が汚れるのを防止することができる。
図1は本発明に係る汚れ防止用マットを示す概略断面図である。図に示すように、中央部に凹部を有するマットベース1が設けられ、マットベース1はゴムからなり、凹部の周囲の厚肉部1aの幅は1〜2cmである。また、マットベース1の凹部内にタオル地からなる織物体2が設けられている。さらに、マットベース1の凹部内の織物体2上にポリエステルからなる三次元メッシュ3が設けられている。ここで、三次元メッシュ3は表裏二層の編地とその二層の編地を間隔をあけて連結する連結糸からなる(特開昭61−31241号公報、特開平2−74648号公報)。
つぎに、図2により図1に示した汚れ防止用マットを使用した本発明に係る汚れ防止方法について説明する。汚れ防止用マットを揚げ物調理装置の近傍の床面4上に敷設するとともに、マットベース1の周囲の床面4上にタオル地からなる織物マット5を敷設し、また織物体2に洗剤液を染み込ませると、調理作業者が揚げ物調理装置を使用して作業を行なう場合に、揚げ物調理装置から飛び散った揚げ油が汚れ防止用マット上に落下し、汚れ防止用マット上に落下した揚げ油が三次元メッシュを通過して、織物体に染み込ませた洗剤液によって乳化される。また、靴を履いた調理作業者が汚れ防止用マット上すなわち三次元メッシュ3上を歩くと、調理作業者の体重により、織物体2に染み込んだ洗剤液が三次元メッシュ3の空間部を通って調理作業者の靴の靴底に付着から、この洗剤液により靴底に揚げ油が付着するのを有効に防止することができる。また、調理作業者が汚れ防止用マット上から出て織物マット5上を歩くと、織物マット5により調理作業者の靴の靴底に付着した洗剤液が除去される。
このような汚れ防止用マット、汚れ防止方法においては、汚れ防止用マット上に落下した揚げ油が三次元メッシュを通過して、織物体に染み込ませた洗剤液によって乳化され、洗剤液により調理作業者の靴の靴底に揚げ油が付着するのを有効に防止することができるから、調理作業者が調理場の外の廊下、部屋内を歩いたとしても、その廊下、部屋の床が揚げ油によって汚れてしまうことがない。また、上述の従来の汚れ防止用マットにおいては、ポリプロピレンの不織布に揚げ油が染み込むから、頻繁に汚れ防止用マットを交換する必要があり、しかもポリプロピレンの不織布に染み込んだ揚げ油を除去しきれないから、汚れ防止用マットを使い捨てにせざるをえないので、揚げ油によって廊下、部屋の床面が汚れるのを防止するための費用が多くなる。これに対して、上述の本発明に係る汚れ防止用マット、汚れ防止方法においては、揚げ油が三次元メッシュを通過して、織物体に染み込ませた洗剤液によって乳化されるので、頻繁に汚れ防止用マットを交換する必要がなく、しかも織物体2、三次元メッシュ3を再利用することができるから、揚げ油によって廊下、部屋の床面が汚れるのを防止するための費用を少なくすることができる。また、マットベース1の周囲の床面4上に織物からなる織物マット5を敷設しているから、織物マット5により調理作業者の靴の靴底に付着した洗剤液を除去することができるので、靴底に付着した洗剤液によって廊下、部屋の床面が汚れるのを防止することができる。
なお、上述実施の形態においては、マットベース1の周囲の床面4上にタオル地からなる織物マット5を敷設したが、マットベースの周囲の少なくとも一部に織物からなる織物マットの端部を取り付けてもよい。また、上述実施の形態においては、マットベース1がゴムからなる場合について説明したが、マットベースの材質はゴムに限定されない。また、上述実施の形態においては、織物体2がタオル地からなる場合について説明したが、織物体はタオル地からなるものに限定されない。また、上述実施の形態においては、三次元メッシュ3がポリエステルからなる場合について説明したが、三次元メッシュ3の材質はポリエステルに限定されない。また、上述実施の形態においては、織物マット5がタオル地からなる場合について説明したが、織物マットはタオル地からなるものに限定されない。また、上述実施の形態においては、マットベース1の周囲の床面4上に織物マット5を敷設したが、マットベースの周囲の少なくとも一部の床面上に織物からなる織物マットを敷設してもよい。
本発明に係る汚れ防止用マットを示す概略断面図である。 図1に示した汚れ防止用マットを使用した本発明に係る汚れ防止方法の説明図である。
符号の説明
1…マットベース
2…織物体
3…三次元メッシュ
4…床面
5…織物マット

Claims (4)

  1. 揚げ物調理装置の近傍の床面上に敷設する汚れ防止用マットであって、中央部に凹部を有するマットベースと、上記凹部内に設けられた織物体と、上記織物体上に設けられた三次元メッシュとを有し、上記織物体に洗剤液を染み込ませたことを特徴とする汚れ防止用マット。
  2. 上記マットベースの周囲の少なくとも一部に織物からなる織物マットの端部を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の汚れ防止用マット。
  3. 中央部に凹部を有するマットベースと、上記凹部内に設けられた織物体と、上記織物体上に設けられた三次元メッシュとを有する汚れ防止用マットを使用した汚れ防止方法であって、上記汚れ防止用マットを揚げ物調理装置の近傍の床面上に敷設し、上記織物体に洗剤液を染み込ませることを特徴とする汚れ防止方法。
  4. 上記マットベースの周囲の少なくとも一部の床面上に織物からなる織物マットを敷設することを特徴とする請求項3に記載の汚れ防止用マット。
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