JP2003010031A - 足拭きマット - Google Patents

足拭きマット

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JP2003010031A
JP2003010031A JP2001199157A JP2001199157A JP2003010031A JP 2003010031 A JP2003010031 A JP 2003010031A JP 2001199157 A JP2001199157 A JP 2001199157A JP 2001199157 A JP2001199157 A JP 2001199157A JP 2003010031 A JP2003010031 A JP 2003010031A
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sheet
water
foot
mat
dimensional mesh
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JP2001199157A
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English (en)
Inventor
Ryukichi Adachi
隆吉 安達
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Kachiboshi Industry Co Ltd
Original Assignee
Kachiboshi Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、継続使用に際しても使用者に不快
なベタツキ感を与えることなく、長期間清潔な状態を保
つことが可能な足拭きマットを提供することにある。 【解決手段】 使用者の足を載せる部分が立体メッシュ
構造をなすシート2に形成してあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おもに浴室やトイ
レ、台所の水場付近の床面に敷かれる足拭きマットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の足拭きマットは、おもに浴室の
脱衣場やトイレ、台所等の床面等の水を扱う場所に使用
されており、吸湿性に富む綿繊維、あるいはセルロース
系繊維などを束ねて形成されたパイルを多数シート状に
敷き詰めたものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上記のよ
うなパイルを使用した足拭きマットは、継続使用するに
つれて全体が湿気を帯びていき、時間の経過とともに使
用者に不快なベトツキ感を与えるようになり、場合によ
っては頻繁な交換を必要とする問題点があった。
【0004】本発明は、継続使用に際しても使用者に不
快なベタツキ感を与えることなく、長期間清潔な状態を
保つことが可能な足拭きマットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、使用者の足を載せる部分が立体メッシュ構
造をなすシートに形成してあることを特徴とする。
【0006】ここで立体メッシュ構造をなすシートと
は、立体的な編目構造を有する一定の厚みを持った一体
的な編物であって、この編物は空隙率が大きく通水性に
優れており、厚み方向には連結糸の弾力により適度なク
ッション性を付与できる。
【0007】このように形成すると、本足拭きマットに
使用者の足元の水分が付着した場合に、この付着した水
分は、立体メッシュ構造をなすシート内の空隙によって
短時間で乾燥し、これにより使用者に不快なベタツキ感
を与えることなく、快適な使用状態を得ることが可能で
ある。
【0008】また請求項2記載の発明のように、前記シ
ートは、撥水処理が施してあれば、シート表面に水が付
着することなく、一層快適な使用感を得られる。
【0009】本発明のうち請求項3記載の発明のよう
に、前記シートは、撥水部材又は/及び吸収した水分を
シート表面側に戻さない機能を有する吸水部材、あるい
は前記機能を有する吸水部材のみによって形成してあれ
ば、例えば、撥水性の糸と吸水性を有する糸を纏めて1
本にした糸を用いた場合には、前記シートにおいて水分
を吸収するとともに、このシートにおいて吸収した水分
は該シート表面に戻ったり、あるいはシート表面に付着
することなく、従って使用者がベタツキ感を感じること
なく、一層快適な使用感を得られる。
【0010】ここで立体メッシュ構造のシートを形成し
ている部材については特に限定しないが、例えば、吸水
性部材の外面側に撥水性部材を備えるとともに、吸水の
為の取水間隙を無数に備える1本の糸であってもよい
し、あるいは個々に吸水性、撥水性を備えるそれぞれ2
本の糸を鎖状に編み込んだものでもよく、具体的に1本
で吸水性と撥水性、及び吸水後の戻し防止機能を兼ね備
えた糸(商品名:テクノファイン、製造元:旭化成株式
会社、販売元:旭化成株式会社)や、あるいは(商品
名:ビオゼーブ、製造元:カネボウ合繊株式会社、販売
元:カネボウ合繊株式会社)などが挙げられる。
【0011】本発明のうち請求項4記載の発明のよう
に、前記立体メッシュ構造をなすシートには、抗菌・消
臭部材が備えてあれば、本足拭きマットに抗菌性及び消
臭効果を付与できる。ここで抗菌・消臭効果を保有する
部材としては、特に限定するものではないが、具体的
に、吸水性も兼ね備える前述したビオゼーブや、銀糸、
銅糸等が挙げられる。
【0012】本発明のうち請求項5記載の発明のよう
に、前記シートの下面に吸水手段を設けてあれば、吸水
効果が一層向上する。ここで吸水手段としては吸水性・
吸湿性を有する素材全般を意味しているが、具体的には
前述したビオゼーブやテクノファインにより編み込まれ
たシートや不織布等が挙げられる。
【0013】本発明のうち請求項6記載の発明のよう
に、前記シートの下面に通気孔を備える滑り止め部材が
設けてあれば、本足拭きマットの床面における不意なズ
レによる使用者の転倒を防ぐことができるとともに、前
記滑り止め部材に備えてある通気孔によって、前記シー
ト内や、あるいは吸水手段への空気の取入れ、及び前記
吸水手段に含まれた湿気の排出とが行われる。ここで通
気孔を備える滑り止め手段とは、本足拭きマットが、シ
ートと吸水部材への通気を保ち、且つ使用場所の床面か
ら不意にズレることのない構成あるいは性状を保有する
ものであればよく、例えば、編目状又は無数に孔の開い
たゴムシート、あるいは、立体メッシュシートの裏面側
全体に粉粒状のゴム塊を無数に付着したもの等が挙げら
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の足拭きマットの実施形態
を図面に基づいて説明する。本発明の足拭きマットは図
1に示すように、全体が方形をなしており、その中でも
立体メッシュシート2ついては、吸水性及び撥水性を兼
ね備えたテクノファイン3(商品名:製造及び販売元:
旭化成株式会社)と抗菌及び消臭性を兼ね備えたビオゼ
ーブ4(商品名:製造及び販売元:カネボウ合繊株式会
社)の各糸3,4を鎖状に編み込んで形成した糸条によ
って、六角形の編目を連続的に備えるメッシュ地8,8
を形成し、さらに、この立体メッシュシート2の下面に
は、方形をなす吸水シート5が敷いてあるとともに、該
吸水シート5の下面には多数の通気孔7を備えるゴムシ
ート6が設けてある。
【0015】立体メッシュシート2は図2のように、ハ
ニカム構造をなす立体物である。この立体メッシュシー
ト2の表面側と裏面側には、吸水性及び撥水性を兼ね備
えたテクノファイン3と、抗菌性及び消臭効果を兼ね備
えたビオゼーブ4の2本の糸を鎖状に編んで形成した糸
状によって、六角形の編目を連続的に形成したメッシュ
地8,8を構成するものである。さらに、前記両メッシ
ュ地8,8の間には約5mm程度の隙間が設けてあり、
この隙間には、張りのあるナイロン繊維からなる連結糸
9が縦あるいは斜め方向に無数に介在しており、これに
より、両メッシュ地8,8を強く結び付けている。
【0016】そして前記立体メッシュシート2の下面に
設けられる吸水シート5は、前記メッシュシート2によ
る吸水の補助的な役割を果たすもので、前述したビオゼ
ーブ4により織り込まれている。この吸水シート5を立
体メッシュシート2の下面に敷くことで、吸水効果と抗
菌、消臭効果が発揮され、本足拭きマット1の一層快適
な使用感が得られることとなる。
【0017】さらに前記ゴムシート6は図3のように、
シート状の全面に亘り無数の貫通した通気孔7が設けて
あるとともに、前記立体メッシュシート2と上下に重な
り合う位置に設けてあり、その形状や大きさについても
吸水シート5と略一致する形状をなしている。これによ
り、ゴムシート6によって床面への滑り止め防止効果を
充分に発揮するのは勿論、ゴムシート6の各通気孔7を
介して立体メッシュシート2の空隙に空気を取り入れる
とともに、本足拭きマット1の使用後に吸水シート5が
含んだ湿気を前記各通気孔7を介して本足拭きマット1
外に排出するので、図4のように、本足拭きマット1内
が一層の通気性を保持することとなる。尚、各部材(立
体メッシュシート2、吸水シート5、ゴムシート6)は
図1のように、スポンジバンド10で保持してもよい
し、あるいは接着剤で各々を固着してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、使用者の濡れた足元が
立体メッシュシートの上に載る場合に、該立体メッシュ
構造をなすシート内の空隙により通気性が充分に保たれ
るので、本足拭きマットが優れた速乾性を発揮し、これ
により、使用者が常に快適な使用感を得られる。
【0019】本発明のうち請求項2記載の発明によれ
ば、立体メッシュ構造による優れた通気性に加え、撥水
処理が施してあることで、本足拭きマットの速乾性が一
層向上する。
【0020】本発明のうち請求項3記載の発明によれ
ば、立体メッシュ構造による優れた通気性に加え、この
シートが水分を吸収するとともに、該シート表面に吸収
した水分を戻さないので、長期の使用に際しても一層快
適な使用感を得られる。
【0021】本発明のうち請求項4記載の発明によれ
ば、シートに抗菌性・消臭性が付与されることで本足拭
きマットを一層清潔な状態に保つこととなる。
【0022】本発明のうち請求項5記載の発明によれ
ば、シート下面に設けた吸水手段によって確実に水分が
吸収されるとともに、前記シートの通気性も相俟って本
足拭きマット内が速やかに乾燥され、常時清潔な状態を
保つ。
【0023】本発明のうち請求項6記載の発明によれ
ば、内部の通気性を充分に保持したまま、使用場所の床
面から不意に本足拭きマットがズレることがなく、使用
者の安全を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の足拭きマットを示す一部を切欠した斜
視図である。
【図2】本発明の立体メッシュ構造のシートを示す一部
を切欠した要部拡大斜視図である。
【図3】本発明の足拭きマットの裏面側を示す底面図で
ある。
【図4】図1のA−A線縦断面図である。
【符号の説明】
1 足拭きマット 2 立体メッシュシート(シート) 3 テクノファイン(吸水部材) 4 ビオゼーブ(抗菌・消臭部材) 5 吸水シート(吸水手段) 6 ゴムシート(滑り止め部材) 7 通気孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の足を載せる部分が立体メッシュ
    構造をなすシート(2)に形成してあることを特徴とす
    る足拭きマット。
  2. 【請求項2】 前記シート(2)は、撥水処理が施して
    あることを特徴とする請求項1記載の足拭きマット。
  3. 【請求項3】 前記シート(2)は、撥水部材又は/及
    び吸収した水分をシート表面側に戻さない機能を有する
    吸水部材(3)、あるいは前記機能を有する吸水部材
    (3)のみによって形成してあることを特徴とする請求
    項1記載の足拭きマット。
  4. 【請求項4】 前記シート(2)には、抗菌・消臭部材
    (4)が設けてあることを特徴とする請求項1又は2、
    3記載の足拭きマット。
  5. 【請求項5】 前記シート(2)の下面には、吸水手段
    (5)が設けてあることを特徴とする請求項1又は2、
    3、4記載の足拭きマット。
  6. 【請求項6】 前記シート(2)又は/及び前記吸水手
    段(5)の下面には、通気孔(7)を備える滑り止め部
    材(6)が設けてあることを特徴とする請求項1又は
    2、3、4、5記載の足拭きマット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307274A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Semutekku:Kk 汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法
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