JP3241475U - バスマットセットおよびバスマット - Google Patents

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【課題】床面に対して滑り難くでき、かつ、濡れた足を乗せた時に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できるバスマットセットおよびバスマットを提供する。【解決手段】バスマットセット30は、立体ループ構造体12と、滑り止め部材14と、足拭き用の敷物32と、を備える。立体ループ構造体12は、連続線状繊維が寄せ集められて保形されることにより通気性を有するとともに弾力性を備える。滑り止め部材14は、立体ループ構造体12とともに周縁部14aが加圧された状態で接合され、通気用として複数の開口部を有する。足拭き用の敷物32は、立体ループ構造体12および滑り止め部材14により構成されたバスマット10の表面に載せられ、吸水性を有する。【選択図】図7

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 1.ウェブサイトの掲載日 令和5年1月14日 ウェブサイトのアドレス カインズオンラインショップ https://www.cainz.com/shop/ 2.販売日 令和5年1月14日 販売した場所 株式会社カインズの全店舗
本考案は、バスマットセットおよびバスマットに関する。
寝心地や身体への負担を改善するマットとして、例えばクッション材の片面に発熱体が重ね合わされ、クッション材および発熱体が通気性を有するカバーに内包されたものが知られている。クッション材は、クッション性および通気性を備えた三次元ランダムループ構造体(以下、立体ループ構造ということがある)が使用されている。
このマットによれば、カバーに内包されたクッション材に使用者が横たわることにより、発熱体の発熱がクッション材の内部において温められた空気層で身体全体を穏やかに暖めることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
また、クッションとして、例えば立体ループ構造を使用したクッション材がカバーに内包されたものが知られている。このクッションによれば、クッション材として立体ループ構造を使用することにより、クッション性および静粛性を高めて、座り心地を良好に確保することが可能である(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第3207444号公報 特開2013-90662号公報
従来のマットやクッションは、立体ループ構造のクッション材をカバーに内包したもので、寝心地や身体への負担を改善する目的、あるいは座り心地を良好に確保する目的として使用される。さらに、従来のマットやクッションはクッション材がカバーに内包されている。よって、クッション材は、マットやクッションの表面に露出されていない。
このため、例えば、従来のマットやクッションを濡れた足を拭くために風呂場の出入り口に置くバスマットとして使用した場合、クッション材の通気性を有効に利用して、バスマットに濡れた足を乗せた時に付着する水分に対する速乾性を確保することが難しい。以下、風呂場の出入り口を脱衣場ということがある。
また、マットやクッションをバスマットとして使用する場合、例えばカバーが脱衣場の床面に接触した状態になり、濡れた足をバスマットに乗せた時にバスマットが床面に対して滑ることが考えられる。
本考案は、床面に対して滑り難くでき、かつ、濡れた足を乗せた時に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できるバスマットセットおよびバスマットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本考案は以下の手段を提案している。
(1)本考案に係るバスマットセットは、連続線状繊維が曲がりくねらされた状態で寄せ集められて保形されることにより内部における通気性を有するとともに弾力性を備える立体ループ構造体と、前記立体ループ構造体の裏面に重ねられた状態において前記立体ループ構造体とともに周縁部が加圧された状態で接合され、通気用として複数の開口部を有する滑り止め部材と、前記立体ループ構造体および前記滑り止め部材により構成されたバスマットの表面に載せられ、吸水性を有する足拭き用の敷物と、を備える。
上記構成によれば、立体ループ構造体の裏面に滑り止め部材を重ねた。よって、バスマットを使用する状態において、滑り止め部材を床面に接触させることができる。これにより、バスマットセット(すなわち、足拭き用の敷物)に濡れた足を乗せた時に、バスマットセットを床面に対して滑り難くできる。
また、足拭き用の敷物は吸水性を有する。よって、バスマットに足拭き用の敷物を載せることにより、足拭き用の敷物による吸水性を確保できる。さらに、立体ループ構造体は通気性に優れている。さらに、滑り止め部材は、通気用として複数の開口部を有する。すなわち、バスマットは通気性が優れている。このバスマットの表面に吸水性を有する足拭き用の敷物が載せられる。
よって、バスマットセットの足拭き用の敷物に濡れた足を乗せた時に、足についている水分を足拭き用の敷物により吸水できる。これにより、バスマットに付着する水分を少なく抑えることができ、バスマットに付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
さらに、足拭き用の敷物として、例えば、一般に使用されている濡れた足を拭くために脱衣場に置くマットを使用した場合、足拭き用の敷物に足を乗せた時のクッション性を良くできる。さらに、立体ループ構造体と足拭き用の敷物とが作用することにより、立体ループ構造体および足拭き用の敷物において空気を流れやすくでき、通気性を高めることができる。
また、足拭き用の敷物として、例えば、一般に顔や手を拭くために使用されているフェイスタオルやショートフェイスタオルを使用した場合、バスマットセットの使用後に足拭き用の敷物のみを洗濯することが可能である。これにより、バスマットセットを清潔な状態に保つことができる。
加えて、足拭き用の敷物のみを交換することが可能であり、足拭き用の敷物の洗濯や交換を容易におこなうことができる。
特に、フェイスタオルやショートフェイスタオルは、脱衣場に置くマットよりも薄いため、洗濯する際の容量も小さくなり、干しやすく乾かしやすい。
(2)上記態様において、前記連続線状繊維は防カビ抗菌処理が施されていてもよい。
この構成によれば、立体ループ構造体の連続線状繊維に防カビ抗菌処理を施した。これにより、立体ループ構造体(すなわち、バスマット)に細菌類が増殖することや、カビが繁殖することを防止してバスマットおよび足拭き用の敷物を清潔に保つことができる。
(3)上記態様において、前記バスマットのサイズは、幅寸法40cm~50cm、長さ寸法55cm~65cmに形成された吸収性を有するマットに合わせて幅寸法および長さ寸法が決められていてもよい。
ここで、例えば、一般に使用されている濡れた足を拭くために脱衣場に置く吸収性を有するマットとして、幅寸法40cm~50cm、長さ寸法55cm~65cmのサイズのものが知られている。そこで、この構成において、バスマットにマットを載せることを想定して、バスマットのサイズをマットの幅寸法40cm~50cm、長さ寸法55cm~65cmに合わせた。
よって、バスマットにマットを載せることにより、マットによる吸水性を確保できる。これにより、バスマットに付着する水分を少なく抑えることができ、バスマットに付着する水分に対する速乾性を一層好適に確保できる。
また、バスマットにマットを載せることにより、マットに足を乗せた時のクッション性を良くできる。さらに、バスマットの立体ループ構造体とマットとが作用することにより、立体ループ構造体およびマットにおいて空気を流れやすくでき、通気性を高めることができる。
(4)上記態様において、バスマットのサイズは、幅寸法33cm~40cm、長さ寸法75cm~80cmに形成された吸収性を有するフェイスタオルに合わせて幅寸法および長さ寸法が決められていてもよい。
ここで、例えば、一般に顔や手を拭くために使用されている吸収性を有するフェイスタオルとして、幅寸法33cm~40cm、長さ寸法75cm~80cmのサイズのものが知られている。そこで、この構成において、バスマットにフェイスタオルを載せることを想定して、バスマットのサイズをフェイスタオルの幅寸法33cm~40cm、長さ寸法75cm~80cmに合わせた。
よって、バスマットにフェイスタオルを載せることにより、フェイスタオルによる吸水性を確保できる。これにより、バスマットに付着する水分を少なく抑えることができ、バスマットに付着する水分に対する速乾性を一層好適に確保できる。
また、バスマットおよびフェイスタオルの使用後にフェイスタオルのみを洗濯することにより、バスマットおよびフェイスタオルを清潔な状態に保つことができる。
加えて、フェイスタオルのみを交換することが可能であり、フェイスタオルの洗濯や交換を容易におこなうことができる。
特に、フェイスタオルは、脱衣場に置くマットよりも薄いため、洗濯する際の容量も小さくなり、干しやすく乾かしやすい。
(5)上記態様において、バスマットのサイズは、幅寸法33cm~40cm、長さ寸法45cm~55cmに形成された吸収性を有するショートフェイスタオルに合わせて幅寸法および長さ寸法が決められていてもよい。
ここで、例えば、一般に顔や手を拭くために使用されている吸収性を有するショートフェイスタオルとして、幅寸法33cm~40cm、長さ寸法45cm~55cmのサイズのものが知られている。ショートフェイスタオルは、フェイスタオルに比べて長さが短い。そこで、この構成において、バスマットにショートフェイスタオルを載せることを想定して、バスマットのサイズをショートフェイスタオルの幅寸法33cm~40cm、長さ寸法45cm~55cmに合わせた。
よって、バスマットにショートフェイスタオルを載せることにより、ショートフェイスタオルによる吸水性を確保できる。これにより、バスマットに付着する水分を少なく抑えることができ、バスマットに付着する水分に対する速乾性を一層好適に確保できる。
また、バスマットおよびショートフェイスタオルの使用後にショートフェイスタオルのみを洗濯することにより、バスマットおよびショートフェイスタオルを清潔な状態に保つことができる。
加えて、ショートフェイスタオルのみを交換することが可能であり、ショートフェイスタオルの洗濯や交換を容易におこなうことができる。
特に、ショートフェイスタオルは、脱衣場に置くマットよりも薄いため、洗濯する際の容量も小さくなり、干しやすく乾かしやすい。
(6)本考案に係るバスマットは、連続線状繊維が曲がりくねらされた状態で寄せ集められて保形されることにより内部における通気性を有するとともに弾力性を備える立体ループ構造体と、前記立体ループ構造体の裏面に重ねられ、通気用として複数の開口部を有する滑り止め部材と、を備え、前記立体ループ構造体および前記滑り止め部材は、重ねられた状態において周縁部が加圧された状態で接合されている。
上記構成によれば、立体ループ構造体の裏面に滑り止め部材を重ねた。よって、バスマットを使用する状態において、立体ループ構造体の表面を外部に露出させて、さらに滑り止め部材を床面に接触させることができる。これにより、バスマット(すなわち、立体ループ構造体の表面)に濡れた足を乗せた時に、バスマットを床面に対して滑り難くできる。
また、立体ループ構造体は通気性に優れている。さらに、滑り止め部材は、通気用として複数の開口部を有する。すなわち、バスマットは通気性が優れている。加えて、バスマットを使用する状態において、立体ループ構造体の表面が外部に露出される。よって、通気性に優れた立体ループ構造体の表面に濡れた足を直接乗せることができる。これにより、立体ループ構造体の表面に濡れた足を乗せた時に付着する水分を立体ループ構造体および滑り止め部材において良好に乾かすことができる。したがって、バスマットに濡れた足を乗せた時に、バスマットに付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
本考案によれば、床面に対して滑り難くでき、かつ、濡れた足を乗せた時に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できるバスマットセットおよびバスマットを提供できる。
本考案に係る実施形態のバスマットセットのバスマットから足拭き用の敷物を離した状態を示す斜視図である。 実施形態のバスマットを手前側上方から見た斜視図である。 実施形態のバスマットを手前側下方から見た斜視図である。 図2のIV-IV線に沿って破断した断面図である。 図2のV部を拡大した斜視図である。 図3のVI部を拡大した斜視図である。 実施形態のバスマットセットを示す断面図である。
以下、図面を参照し、本考案の一実施形態に係るバスマットセットおよびバスマットを説明する。
<バスマットセット>
図1は、実施形態のバスマットセットのバスマットから足拭き用の敷物を離した状態を示す斜視図である。
図1に示すバスマット10は、主に足拭き用の敷物32を表面に載せた状態において使用される。以下、バスマット10に足拭き用の敷物32を載せたバスマットセット30について説明する。バスマットセット30は、例えば脱衣場の床面に裏面が接触するように置かれ、濡れた足を拭くために表面に足を乗せて使用される。なお、バスマット10は、単体で使用することも可能である。
図1に示すように、バスマットセット30は、バスマット10と、足拭き用の敷物32とを備えている。
<バスマット>
図2は、実施形態のバスマットを手前側上方から見た斜視図である。図3は、実施形態のバスマットを手前側下方から見た斜視図である。図4は、図2のIV-IV線に沿って破断した断面図である。
図2から図4に示すバスマット10は、例えば脱衣場の床面に裏面が接触するように置かれて使用される。バスマット10は、立体ループ構造体12と、滑り止め部材14と、を備えている。
<立体ループ構造体>
図5は、図2のV部を拡大した斜視図である。
図2、図4、図5に示すように、立体ループ構造体12は、例えば、樹脂製の連続線状繊維21が曲がりくねらされた状態で複数本がランダムに寄せ集められて保形されている。立体ループ構造体12は、例えば外形が平面視において矩形状に形成され、かつ所定の厚さに形成されている。立体ループ構造体12は、複数本の連続線状繊維21がランダムに寄せ集められることにより、内部に連続する空間22が確保されている。よって、立体ループ構造体12は、内部に確保した空間22により通気性を備えるとともに弾力性を備えている。
また、立体ループ構造体12は、連続線状繊維21に防カビ抗菌処理が施されている。
具体的には、立体ループ構造体12は、例えば連続線状繊維21に防カビ抗菌の薬剤を練り込むことにより防カビ抗菌処理が施されている。
なお、防カビ抗菌処理としては、連続線状繊維21に防カビ抗菌の薬剤を練り込む例に限らないで、例えば連続線状繊維21の表面に防カビ抗菌のコーティング処理を施してもよい。
<滑り止め部材>
図6は、図3のVI部を拡大した斜視図である。
図3、図4、図6に示すように、立体ループ構造体12の裏面に滑り止め部材14が重ねられている。滑り止め部材14は、例えば樹脂やゴムなどの滑り難い材料により、外形が平面視において矩形状のシートに形成されている。滑り止め部材14は、シートの全体に千鳥状に連続して互い違いに形成された複数の開口部(穴部)24を有する。複数の開口部24は、矩形状に形成されている。複数の開口部24は、立体ループ構造体12の内部に確保した空間22(図5も参照)に連通して配置され、通気用としての役割を果たす。
実施形態では、複数の開口部24を矩形状に形成する例について説明するが、開口部24の形状を任意に選択してもよい。また、実施形態では、複数の開口部24を千鳥状に連続して配列する例について説明するが、複数の開口部24を千鳥状以外の配列を任意に選択してもよい。
また、滑り止め部材14は、立体ループ構造体12の裏面12aに重ねられることにより、複数の開口部24を形成しない残りの部分26を床面に接触させることができる。よって、滑り止め部材14を樹脂やゴムなどの滑り難い材料で形成することにより、滑り止め部材14を床面に対して滑り難くできる。
バスマット10は、立体ループ構造体12の裏面12aに滑り止め部材14が重ねられた状態において、例えば立体ループ構造体12の周縁部12bおよび滑り止め部材14の周縁部14aが加圧されて融着されることにより接合されている。これにより、バスマット10は、立体ループ構造体12の裏面12aに滑り止め部材14が重ねられた状態で一体に形成されている。
<足拭き用の敷物>
図7は、実施形態のバスマットセットを示す断面図である。
図1、図7に示すように、足拭き用の敷物32は、立体ループ構造体12および滑り止め部材14により構成されたバスマット10の表面となる立体ループ構造体12の表面12cに載せられて使用される。足拭き用の敷物32としては、例えば、一般に使用されている吸水性を有する敷物が使用される。足拭き用の敷物32の具体例については後で詳しく説明する。
以上説明したように、実施形態のバスマットセット30によれば、図2、図3、図7に示すように、立体ループ構造体12の裏面12aに滑り止め部材14を重ねた。よって、バスマットセット30を使用する状態において、滑り止め部材14を床面に接触させることができる。これにより、バスマットセット30の足拭き用の敷物32に濡れた足を乗せた時に、バスマットセット30を床面に対して滑り難くできる。
また、足拭き用の敷物32は吸水性を有する。よって、バスマット10の表面となる立体ループ構造体12の表面12cに足拭き用の敷物32を載せることにより、足拭き用の敷物32による吸水性を確保できる。さらに、立体ループ構造体12は通気性に優れている。加えて、滑り止め部材14は、通気用として千鳥状に形成された複数の開口部24を有する。すなわち、バスマット10は通気性が優れている。このバスマット10の表面となる立体ループ構造体12の表面12cに吸水性を有する足拭き用の敷物32が載せられる。
よって、バスマットセット30の足拭き用の敷物32に濡れた足を乗せた時に、足についている水分を足拭き用の敷物32により吸水できる。これにより、立体ループ構造体12および滑り止め部材14で構成されたバスマット10(特に、立体ループ構造体12の表面12c)に付着する水分を少なく抑えることができる。さらに、立体ループ構造体12の表面12cに付着する水分を立体ループ構造体12および滑り止め部材14において良好に乾かすことができる。したがって、バスマット10に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
さらに、立体ループ構造体12の連続線状繊維21に防カビ抗菌の薬剤を練り込むことにより、立体ループ構造体12に防カビ抗菌処理を施した。これにより、立体ループ構造体12(すなわち、バスマット10)に細菌類が増殖することや、カビが繁殖することを防止してバスマット10を清潔に保つことができる。
ここで、吸水性を有する足拭き用の敷物32としては、例えば、一般に使用されている濡れた足を拭くために脱衣場に置くマット32A、あるいは、一般に顔や手を拭くために使用されているフェイスタオル32Bやショートフェイスタオル32Cが挙げられる。以下、バスマット10に足拭き用の敷物32として、マット32A、フェイスタオル32B、ショートフェイスタオル32Cを載せて使用する場合について説明する。
<バスマットにマットを載せて使用する場合>
まず、バスマット10にマット32Aを載せて使用する場合について説明する。
マット32Aは、吸収性を有し、濡れた足を拭くために脱衣場の床面において使用されるものである。マット32Aは、一般に使用されているものとして、幅寸法Wが40cm~50cm、長さ寸法Lが55cm~65cmのサイズのものが知られている。そこで、マット32Aをバスマット10に載せることを想定して、バスマット10のサイズをマット32Aに合わせて決めるようにした。具体的には、バスマット10の幅寸法、長さ寸法をマット32Aの幅寸法W=40cm~50cm、長さ寸法L=55cm~65cmに合わせた。
バスマット10の表面となる立体ループ構造体12の表面12cにマット32Aを載せることにより、マット32Aによる吸水性を確保できる。よって、マット32Aに濡れた足を乗せた時に、足についている水分をマット32Aにより吸水できる。これにより、バスマット10に付着する水分を少なく抑えることができる。したがって、バスマット10を単体で使用する場合に比べて、バスマット10に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
また、バスマット10にマット32Aを載せることにより、マット32Aに足を乗せた時のクッション性を良くできる。さらに、バスマット10の立体ループ構造体12とマット32Aとが作用することにより、立体ループ構造体12およびマット32Aにおいて空気を流れやすくでき、通気性を高めることができる。
加えて、滑り止め部材14が床面に接触される。これにより、マット32Aに濡れた足を乗せた時に、バスマットセット30を床面に対して滑り難くできる。
<バスマットにフェイスタオルを載せて使用する場合>
つぎに、バスマット10にフェイスタオル32Bを載せて使用する場合について説明する。
フェイスタオル32Bは、吸収性を有し、一般に顔や手を拭くために使用されるものである。フェイスタオル32Bは、一般に使用されているものとして、幅寸法Wが33cm~40cm、長さ寸法Lが75cm~80cmのサイズのものが知られている。そこで、フェイスタオル32Bをバスマット10に載せることを想定して、バスマット10のサイズをフェイスタオル32Bに合わせて決めるようにした。具体的には、バスマット10の幅寸法、長さ寸法をフェイスタオル32Bの幅寸法W=33cm~40cm、長さ寸法L=75cm~80cmに合わせた。
バスマット10の表面となる立体ループ構造体12の表面12cにフェイスタオル32Bを載せることにより、フェイスタオル32Bによる吸水性を確保できる。よって、フェイスタオル32Bに濡れた足を乗せた時に、足についている水分をフェイスタオル32Bにより吸水できる。これにより、バスマット10に付着する水分を少なく抑えることができる。したがって、バスマット10を単体で使用する場合に比べて、バスマット10に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
また、バスマット10およびフェイスタオル32B(すなわち、バスマットセット30)の使用後にフェイスタオル32Bのみを洗濯することにより、バスマット10およびフェイスタオル32Bを清潔な状態に保つことができる。
加えて、フェイスタオル32Bのみを交換することが可能であり、フェイスタオル32Bの洗濯や交換を容易におこなうことができる。
特に、フェイスタオル32Bは、脱衣場に置くマット32Aよりも薄いため、洗濯する際の容量も小さくなり、干しやすく乾かしやすい。
加えて、滑り止め部材14が床面に接触される。これにより、フェイスタオル32Bに濡れた足を乗せた時に、バスマットセット30を床面に対して滑り難くできる。
<バスマットにショートフェイスタオルを載せて使用する場合>
つづいて、バスマット10にショートフェイスタオル32Cを載せて使用する場合について説明する。
ショートフェイスタオル32Cは、吸収性を有し、一般に顔や手を拭くために使用されるものである。ショートフェイスタオル32Cは、一般に使用されているものとして、幅寸法Wが33cm~40cm、長さ寸法Lが45cm~55cmのサイズのものが知られている。そこで、ショートフェイスタオル32Cをバスマット10に載せることを想定して、バスマット10のサイズをショートフェイスタオル32Cに合わせて決めるようにした。具体的には、バスマット10の幅寸法、長さ寸法をショートフェイスタオル32Cの幅寸法=33cm~40cm、長さ寸法=45cm~55cmに合わせた。
バスマット10の表面となる立体ループ構造体12の表面12cにショートフェイスタオル32Cを載せることにより、ショートフェイスタオル32Cによる吸水性を確保できる。よって、ショートフェイスタオル32Cに濡れた足を乗せた時に、足についている水分をショートフェイスタオル32Cにより吸水できる。これにより、バスマット10に付着する水分を少なく抑えることができる。したがって、バスマット10を単体で使用する場合に比べて、バスマット10に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
また、バスマット10およびショートフェイスタオル32C(すなわち、バスマットセット30)の使用後にショートフェイスタオル32Cのみを洗濯することにより、バスマット10およびショートフェイスタオル32Cを清潔な状態に保つことができる。
加えて、ショートフェイスタオル32Cのみを交換することが可能であり、ショートフェイスタオル32Cの洗濯や交換を容易におこなうことができる。
特に、ショートフェイスタオル32Cは、脱衣場に置くマット32Aよりも薄いため、洗濯する際の容量も小さくなり、干しやすく乾かしやすい。
加えて、滑り止め部材14が床面に接触される。これにより、ショートフェイスタオル32Cに濡れた足を乗せた時に、バスマットセット30を床面に対して滑り難くできる。
<バスマットを単体で使用する例>
つぎに、バスマット10を単体で使用する例について説明する。バスマット10を単体で使用することにより以下の作用、効果が得られる。
すなわち、実施形態のバスマット10によれば、図2から図4に示すように、立体ループ構造体12の裏面12aに滑り止め部材14を一体に重ねた。よって、バスマット10を使用する状態において、立体ループ構造体12の表面12cを外部に露出させて、さらに滑り止め部材14を床面に接触させることができる。これにより、バスマット10(すなわち、立体ループ構造体12の表面12c)に濡れた足を乗せた時に、バスマット10を床面に対して滑り難くできる。
また、立体ループ構造体12は通気性に優れている。さらに、滑り止め部材14は、通気用として千鳥状に形成された複数の開口部24を有する。すなわち、バスマット10は通気性が優れている。さらに、バスマット10を使用する状態において、立体ループ構造体12の表面12cが外部に露出される。よって、通気性に優れた立体ループ構造体12の表面12cに濡れた足を直接乗せることができる。これにより、濡れた足を乗せた時に立体ループ構造体12の表面12cに付着する水分を立体ループ構造体12および滑り止め部材14において良好に乾かすことができる。したがって、バスマット10に濡れた足を乗せた時に、バスマット10に付着する水分に対する速乾性を好適に確保できる。
さらに、立体ループ構造体12の連続線状繊維21に防カビ抗菌の薬剤を練り込むことにより、立体ループ構造体12に防カビ抗菌処理を施した。これにより、立体ループ構造体12(すなわち、バスマット10)に細菌類が増殖することや、カビが繁殖することを防止してバスマット10を清潔に保つことができる。
なお、本考案の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
その他、本考案の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 バスマット
12 立体ループ構造体
12a 立体ループ構造体の裏面
12b 立体ループ構造体の周縁部
12c 立体ループ構造体の表面(バスマットの表面)
14 滑り止め部材
14a 滑り止め部材の周縁部
21 連続線状繊維
24 開口部
30 バスマットセット
32 足拭き用の敷物

Claims (6)

  1. 連続線状繊維が曲がりくねらされた状態で寄せ集められて保形されることにより内部における通気性を有するとともに弾力性を備える立体ループ構造体と、
    前記立体ループ構造体の裏面に重ねられた状態において前記立体ループ構造体とともに周縁部が加圧された状態で接合され、通気用として複数の開口部を有する滑り止め部材と、
    前記立体ループ構造体および前記滑り止め部材により構成されたバスマットの表面に載せられ、吸水性を有する足拭き用の敷物と、
    を備えることを特徴とするバスマットセット。
  2. 前記連続線状繊維は防カビ抗菌処理が施されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバスマットセット。
  3. 前記バスマットのサイズは、幅寸法40cm~50cm、長さ寸法55cm~65cmに形成された吸収性を有するマットに合わせて幅寸法および長さ寸法が決められている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバスマットセット。
  4. 前記バスマットのサイズは、幅寸法33cm~40cm、長さ寸法75cm~80cmに形成された吸収性を有するフェイスタオルに合わせて幅寸法および長さ寸法が決められている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバスマットセット。
  5. 前記バスマットのサイズは、幅寸法33cm~40cm、長さ寸法45cm~55cmに形成された吸収性を有するショートフェイスタオルに合わせて幅寸法および長さ寸法が決められている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバスマットセット。
  6. 連続線状繊維が曲がりくねらされた状態で寄せ集められて保形されることにより内部における通気性を有するとともに弾力性を備える立体ループ構造体と、
    前記立体ループ構造体の裏面に重ねられ、通気用として複数の開口部を有する滑り止め部材と、を備え、
    前記立体ループ構造体および前記滑り止め部材は、重ねられた状態において周縁部が加圧された状態で接合されている、
    ことを特徴とするバスマット。
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