JP3207999U - リバーシブルマットレス。 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温期及び低温期の両方において快適に使用することができるマットレスを提供する。【解決手段】温感素材で構成した面11と、冷感素材で構成した面12と、温感素材で構成した面11と冷感素材で構成した面12との間に配置される芯材13とを有する両面使いが可能なマットレス1であって、温感素材で構成した面11の反対側の面に冷感素材で構成した面12を配したリバーシブルマットレスである。マットレス1の芯材13は、温感素材側に配され発泡合成樹脂から構成される弾性層14と、冷間素材側に配されるクッション材層15とを有し、クッション材層15は、複数の合成樹脂製のフィラメントをランダムに交絡したものであって、フィラメント間に空隙を備えるものとすることが好ましい。【選択図】図3

Description

本考案は、身体の下に敷いて使用するマットレスに関する。
就寝する際や身体を休める際には、マットレスが使用される。マットレスは、その弾性により荷重を適度に分散させた状態で身体を支えることによって、身体の任意の部分に荷重が集中することを防止する。使用者はこれによって、痛みを感じることなく休むことができる。
例えば、特許文献1には、複数のポケットコイルを内蔵して構成される扁平な板状のマットレスが開示されている。使用者がマットレスの上に乗ると、個々のポケットコイルが荷重の大きさに応じて縮んで身体を支える。
特開2016−36639号公報
特許文献1のような従来のマットレスは、上述の通り、横臥した際に身体が感じる痛みを軽減することが可能である。しかしながら、夏の高温期や冬の低温期における快適さまでは考慮されていない。
高温期においては、身体とマットレスとが接している部分では、マットレスの温度と湿度が上昇する。このため、従来のマットレスでは、高温期に身体とマットレスが接触している部分が蒸れやすい。低温期においては身体とマットレスが接している部分は温度が上昇して時間の経過とともに温かく感じる。しかし、寝返りをうつとマットレスが冷えた部分に身体が接触してしまうため、従来のマットレスでは、低温期に寒く感じることが多い。
本考案は、以上のような問題に鑑みて、高温期及び低温期の両方において快適に使用することができるマットレスを提供することを目的とする。
温感素材で構成した面と、冷感素材で構成した面と、温感素材で構成した面と冷感素材で構成した面との間に配置される芯材とを有する両面使いが可能なマットレスであって、温感素材で構成した面の反対側に冷感素材で構成した面を配したリバーシブルマットレスによって、上記の課題を解決する。高温期においては、冷感素材で構成した面を表にして使用することで、蒸し暑さを軽減することが可能になる。一方、低温期においては、温感素材で構成した面を表にして使用することで、寒さを軽減することが可能になる。
上記のマットレスにおいて、マットレスの芯材は、温感素材側に配され発泡合成樹脂から構成される弾性層と、冷間素材側に配されるクッション材層とを有し、クッション材層は、複数の合成樹脂製のフィラメントをランダムに交絡したものであって、フィラメント間に空隙を備えるものとすることが好ましい。温感素材側に発泡合成樹脂から構成される弾性層を配することにより、低温期において、フィラメント間に蓄えられた暖気がマットレス外に放散してしまうことを防ぐことができる。これによって、低温期においてはマットレスの保温性を高めることができる。高温期においては、冷感素材側を表にして使用するため、弾性層の影響は受けずに、暖気をマットレス外に放散させることができる。このため、高温期においてはフィラメント間に暖気が蓄積することを防いで涼しく使用することができる。
本考案によれば、高温期及び低温期の両方において快適に使用することができるマットレスを提供することが可能になる。
本考案の一実施形態に係るマットレスの冷感素材側を示す斜視図である 図1のマットレスの温感素材側を示す斜視図である。 図2のAA部分における断面図である。 図1のマットレスを分解した状態を示す斜視図である。 芯材の一例を示す写真である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。以下に挙げるマットレスは本考案の一例に過ぎず、本考案の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
図1ないし図4に本考案のマットレスの一実施形態を示す。このマットレス1は、幅210cm程度、幅100cm程度、厚み7cm程度の寸法を備えるものであり、人一人が横臥するのに適した寸法を備えており、主に就寝時に敷布団の代わりに使用する。寸法は用途に応じて適宜変更すればよい。
本実施形態のマットレス1は、温感素材で構成した面11と、冷感素材で構成した面12と、両者の間に配置される芯材13とを有する。図1及び図2に示したように、マットレス1の一方の面が温感素材で構成された面11となっており、その反対側の面に冷感素材で構成された面12が配される。
夏季などの高温期においては、冷感素材で構成した面12を表にして使用する。冬季などの低温期においては、温感素材で構成した面11を表にして使用する。高温期においては、冷感素材で構成した面12が使用者に接触するので、蒸し暑さを軽減することが可能である。低温期においては、温感素材で構成した面11が使用者に接触するので、寒さを軽減することができる。このように、マットレス1は、温度に応じて、両面を使い分けることが可能なリバーシブルマットレスである。
図3に示したように、マットレス1は、芯材13を備える。芯材13は、弾性層14と、クッション材層15とを有する。弾性層14は、発泡合成樹脂から構成されており、温感素材側(符号11側)に配置される。クッション材層15は、図5に示したように、複数の合成樹脂製のフィラメントをランダムに交絡したもの(以下、交絡体と称する。)から構成されており、フィラメント間に複数の空隙を備える。クッション材層15は、冷感素材側(符号12側)に配置される。
使用者がマットレスの上に横臥すると、交絡体の空隙に存在する空気が体温で温められる。温感素材側には発泡合成樹脂から構成される弾性層14が交絡体から構成されるクッション材層15の上に配置されているため、温感素材側(符号11側)を表にして使用する際には、弾性層14によって空隙内に蓄積された暖気がマットレス外に放散してしまうことを防ぐことができる。これによって、低温期においては、寒さを軽減することが可能になる。一方、冷感素材側(符号12側)を表にして使用する際には、弾性層14によって複数の空隙が遮られていないため、交絡体の空隙内の暖気は比較的に放散しやすい。これによって、高温期においては、蒸し暑さを軽減することが可能になる。
温感素材は、触れると温かく感じる公知の素材で構成すればよい。例えば、吸水により発熱する合成繊維や羊毛繊維などで織編成した布帛や、太陽光等を照射することによって蓄熱する繊維で織編成した布帛や、起毛加工を施した布帛や、嵩高な布帛などが挙げられる。
冷感素材は、触れると冷たく感じる公知の素材で構成すればよい。例えば、熱伝導率が高いポリエチレン、キュプラ、レーヨンなどの合成樹脂繊維で織編成した布帛や熱伝導率が高いシルク、麻などの天然繊維で織編成した布帛が挙げられる。
上記のクッション材層15と弾性層14は共に合成樹脂材料から構成される。このため、寝具の素材として利用した際に、ダニやノミなどの害虫の発生を防ぐことができる。また、細菌の繁殖を防ぐことができる。また、マットレスが汚れた際には、芯材13ごと洗浄することが可能である。芯材は、発泡合成樹脂単体で構成してもよいし、交絡体単体で構成してもよい。
本実施形態のマットレス1では、交絡体から構成されるクッション層15と発泡合成樹脂から構成される弾性層14とを積層している。マットレスの上に横臥すると交絡体を構成するフィラメント同士が擦れ合って雑音が生じることがある。弾性層14を積層することによって、雑音を軽減することが可能である。
弾性層14を構成する発泡合成樹脂は、無膜のポリウレタンであることが好ましい。通常のポリウレタンは、一度吸水すると、排水し難い。このため、例えば、汗や湿気を吸収してマットレスが湿ってしまうし、ポリウレタンが湿気を帯びると加水分解が進行しやすくなり製品寿命が短くなる。これらの特性のためポリウレタン製のマットレスを洗浄するのは好ましくない。無膜のポリウレタンの場合は、吸放湿性が良好であるため、マットレスに湿気が溜まり難くすることができるし、洗浄も問題なく行うことができる。
弾性層14については、JISK6401に準拠して測定した硬さが、40〜80Nであることが好ましく、特にその下限値は60Nよりも大きいことが好ましい。弾性層の硬さをこのようにすることで、弾性層14をクッション材層15に対して馴染みやすくすることが可能になり、またへたりにくくすることが可能になる。
本実施形態のマットレス1は、図4に示したように、冷感素材で構成した布帛からなる袋17と、上記芯材13と、温感素材で構成した布帛とから構成される。冷感素材で構成した袋17の一方の面には温感素材で構成した布帛が縫着部20の部分で縫着されており、冷感素材で構成した面12と温感素材で構成した面11とが一体化されている。冷感素材で構成した袋17の一辺には開閉具(線ファスナー)19が配されており、図4において矢印で示したように、開閉具19の開口から芯材13を袋内に収納することで、温感素材で構成した面11と、冷感素材で構成した面12と、芯材13とが一体化される。したがって、本実施形態のマットレス1は、冷感素材で構成した布帛、クッション材層15、弾性層14、冷感素材で構成した布帛、温感素材で構成した布帛の順で積層されている。そして、袋17に芯材13を収納した状態において、マットレス1の側面部分は温感素材で覆われており、平面側は冷感素材で構成される布帛が露出している。これを例えば、冷感素材で構成した布帛、クッション材層15、弾性層14、温感素材で構成した布帛の順で積層されるように変更してもよい。
本実施形態のマットレス1は、袋17を利用して構成しているため、簡単迅速に製造することができる。また、芯材13が傷んだ場合や袋17が汚損してしまったような場合には、新しいものに容易に取り換えることができる。
本実施形態のマットレス1では、芯材13が合成樹脂製のフィラメントの交絡体と発泡合成樹脂とで構成されているため軽量であり、巻いて丸くまとめたり、二つ折り又は三つ折りにすることが可能である。マットレス1を収納する際には、例えば、マットレス1を巻いたり、二つ折り又は三つ折りにして嵩を小さくした状態で収納することが可能である。
1 マットレス
11 温感素材で構成した面
12 冷感素材で構成した面
13 芯材
14 弾性層
15 クッション材層

Claims (2)

  1. 温感素材で構成した面と、冷感素材で構成した面と、温感素材で構成した面と冷感素材で構成した面との間に配置される芯材とを有する両面使いが可能なマットレスであって、
    温感素材で構成した面の反対側に冷感素材で構成した面を配したリバーシブルマットレス。
  2. マットレスの芯材は、温感素材側に配され発泡合成樹脂から構成される弾性層と、冷間素材側に配されるクッション材層とを有し、
    クッション材層は、複数の合成樹脂製のフィラメントをランダムに交絡したものであって、フィラメント間に空隙を備えるものである請求項1に記載のリバーシブルマットレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102621293B1 (ko) * 2023-08-01 2024-01-04 최다정 아기침대 맞춤형 아기 침대 패드

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