JP3481932B2 - 吸水マット、吸水マット基盤 - Google Patents

吸水マット、吸水マット基盤

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JP3481932B2
JP3481932B2 JP2002047561A JP2002047561A JP3481932B2 JP 3481932 B2 JP3481932 B2 JP 3481932B2 JP 2002047561 A JP2002047561 A JP 2002047561A JP 2002047561 A JP2002047561 A JP 2002047561A JP 3481932 B2 JP3481932 B2 JP 3481932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は台所用あるいは浴室
の脱衣所等に置いて水滴の吸収に用いる吸水マットに関
するものである。薄い吸水体であっても安定した形状を
保つことが出来ると共に、吸水体の乾きが速く、吸水体
の取り付けや交換が容易であるところの、吸水マットを
構成するための吸水マット用基盤、及び前記吸水マット
用基板に吸水体を被覆してなる吸水マットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、台所や浴室の脱衣場に置く吸水マ
ットは高い吸水力を得るために厚手の織物等が使用され
てきた。構造上、厚く堅いことから洗濯機を使った洗濯
は無理であった。洗濯のしやすさや経済的理由から中厚
手のタオルもマット用として市販されているが、台所の
足下マットとして使用した場合には厚さが足らないこと
から、作業中に蹴られて折れ曲がり、形状を一定に保つ
ことが難しいものであった。一方、ゴム材等を基盤とし
た植毛パレットあるいは布張りパレットなどが台所用の
足下マットとして市販されているが、吸水力も低く、洗
浄も面倒であった。
【0003】台所などで使用する吸水マットは、構造が
単純であって吸水体の交換が容易であることが望まし
く、使い捨て型のマットでない場合には洗濯がし易いと
いうことが、保健衛生的な見地から重要と言える。吸水
マットの交換可能な考案として実登録3065444号
があり、吸水マットと吸水マットを出し入れ自在に収容
するカバーとによってバスマットを構成できるとある
が、構造が複雑となりコストがかさむ。吸水マットをカ
バーの中に収容して使用するという点も吸水マットの出
し入れが不便である。上記カバーには指圧効果を得るた
めに、網材に多数の指圧玉を取り付けた表材を使用する
ことになっており、更にコストを高めるとともに洗浄を
しにくくしている。低コストで洗浄もし易い吸水マット
が望まれる。また、低コストで製造でき、洗浄のし易
い、指圧効果の得られる吸水マット及び吸水マット用基
板が望まれる。
【0004】吸水マットの交換可能な発明として特開平
9−154775があり、請求項2において板状の底部
材と濡れた足裏を拭くためのバスマットとして機能し得
る大きさに形成された開口部を有する押さえ部材とから
成り、・・・ゴム材などの可塑性素材で形成されたマッ
ト基体・・・とある。底が板状のゴム素材であった場
合、床が木材等の吸水性のものであって湿度の高い環境
下では、ゴム素材が床材を覆うことにより、床材に湿度
を閉じこめる可能性が高い。又、開口部を有する押さえ
部がゴム板によるものであれば、吸水体を押さえて形状
を安定させるためにはある程度の幅と厚さを持たせる必
要がある。ゴム板が吸水体を取り巻くことにより、飛び
散った水滴や汚れ液等を吸収できない部分が生じる。汚
れた押さえ部を別に洗浄する必要も生じる。ゴム材等が
吸水体を覆い隠すところの押さえ部が無く、吸水マット
の表出面すべてが洗浄可能な吸水マットで覆われた吸水
マット及び吸水マット用基板が望まれる。
【0005】実登録3065444号では吸水マットを
出し入れ自在に収容するカバーを使用することからその
大きさにマットの大きさが規定され、また、特開平9−
154775では「開口部を有する押さえ部を有する」
ことからその大きさにマットの大きさが規定される。使
用できる吸水体の面積が規定されて、使用者の所有する
吸水体に形状を合わせることや自由意志によって大きさ
を決定することができない。普段使用している吸水体に
合わせて形状を決定できることや、希望に応じた面積に
設定することのできる、ある程度の自由度を有する使い
勝手の良い吸水マット及び吸水マット用基板が望まれ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】薄い吸水体の形状を安
定させて使用するための吸水マット用基板、吸水した吸
水体の乾きが速い吸水マット用基板、無造作に扱っても
床を傷つけることのない吸水マット用基板、資源の再利
用に貢献できる吸水マット用基板、指圧効果の得られる
吸水マット用基板、及び、前記の吸水マット用基板に吸
水体を被覆してなり吸水体の交換が容易である吸水マッ
トを供すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】通気手段を有し、弾性を
有して人が上に乗ることのできる台であって、当該台の
端寄りに挟持穴を形成し、挟持穴の内壁に突起物を設け
るか挟持穴の幅を狭めて、吸水体の端を挟持できるよう
にした、台の上面に吸水体を着脱可能に被覆できる吸水
マット用基板を供する。
【0008】前記台に多数の突起物を配して吸水体の摺
動防止手段とする吸水マット用基板を供する。
【0009】前記台を、上面が棒状体をほぼ平行に並べ
た棒状体群Aとし、下面を上面と同様に棒状体をほぼ平
行に並べた棒状体群Bとして、棒状体群Aと棒状体群B
を重ね合わせ、棒状体と棒状体との隙間を通気手段とし
たものとする吸水マット用基板を供する。
【0010】前記台を、同台の上面と下面を貫通する多
数の穴を配し、同台の上面および下面に突起物を多数配
し、上面の突起物Aを摺動防止手段とし、下面の突起物
Bによって台を床から浮いた状態で支持し、台と床の間
に隙間を形成し、同隙間と前記穴を通気手段としたもの
とする吸水マット用基板を供する。
【0011】前記台を、弾性材による紐状体が折れ曲が
って隙間を残して結合し板状を呈したものとするか、紐
状体が隙間を残して幾重にも折り重なって集積すること
によって形成された立体を一定方向に切断して出来る板
状体として、紐状体と紐状体の隙間を通気手段としたも
のとする吸水マット用基板を供する。
【0012】前記台の上面に足裏刺激用の凸状体が多数
配列してある吸水マット用基板を供する。
【0013】前記台が連結部によって複数連結されたブ
ロックの集合体であり、連結部により切断容易とし、ブ
ロックの中央部に挟持穴を形成し、挟持穴の内壁に突起
物を設けるか挟持穴の幅を狭めて挟持部とすることで吸
水体の端を挟持できるようにした吸水マット用基板を供
する。
【0014】前記台が連結部によって複数連結されたブ
ロックの集合体であり、連結部により切断容易とし、当
該ブロックの外壁の一部を突起させることにより、ブロ
ックとブロックが形成する隙間の幅を狭めて挟持部とす
る吸水マット用基板を供する。
【0015】前記ブロックの上面が凸状体である吸水マ
ット用基板を供する。
【0016】吸水マット用基盤に吸水体を着脱可能に被
覆してなる吸水マットを供する。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図を用
いて説明する。図1は実施形態1の全体の形状を示す斜
視図であり、弾性を有して人の乗ることのできる台A
(2A)に通気手段1を配し、吸水体3を着脱可能に被
覆できるようにしてある。台A(2A)はゴム、合成ゴ
ム等の弾性体で製造される。弾性体であることから、床
を傷つけることなく無造作に扱うことが出来る。弾性体
には古タイヤ利用の再生ゴムなどが使用でき、資源の再
利用に貢献できる。本実施例では台Aは格子状の構造と
なっているが、吸水体3の周辺に通気性をもたらすもの
であれば、様々な形状が可能である。本実施例の通気手
段1は台A(2A)の上面7と下面8を貫通する穴9及
び、穴9と穴9どうし、あるいは穴9と台A(2A)の
外部とを連結する通気孔18によって構成される。
【0018】台A(2A)の上面7には突起物4を多数
配し、吸水体3の摺動防止手段とする。タオル等の吸水
体3で台A(2A)をくるむように被覆し、吸水体3の
端を台A(2A)の下に巻き込んで床上に設置する。突
起物4により、吸水体3は掛止されて摺動が防止される
が吸水体3の両端を吸水マット用基板17である台A
(2A)の下に挟み込むことにより、摺動防止効果は確
実になる。
【0019】台所用足下マットとして一般に使用されて
いる中厚手のタオル地マットなど、吸水マットとしては
薄手である吸水体3を単独で使用した場合、作業の度に
吸水体3がずれたり折り曲がったりして非常に使い難
い。薄手の吸水体3を吸水マット用基板17に装着して
使用することによって、薄手の吸水体3の形状が安定
し、使い勝手が極めて良くなる。薄手の吸水体3を使え
ることから洗濯が容易となり、保健衛生上好ましい。通
気手段1を有することから使用中に水を吸っても乾きが
速い。又、床に湿度を閉じこめてしまうこともない。
【0020】図2は実施形態2の全体の形状を示す斜視
図であり、台B(2B)の上部を棒状体5をほぼ平行に
並べた棒状体群A(5A)とし、下部を上部と同様に棒
状体5をほぼ平行に並べた棒状体群B(5B)として、
棒状体群A(5A)と棒状体群B(5B)を重ね合わ
せ、棒状体5と棒状体5との隙間A(6A)を通気手段
1とした吸水マット用基板17である。棒状体群A(5
A)と棒状体群B(5B)の配置角は直角に交差するこ
とから、ほぼ並行な状態まで可能である。ほぼ並行に配
置する場合には図1のように上面と下面を貫通する穴9
を設けることが望ましい。この棒状体5による吸水マッ
ト用基板17は簡単な構造であるため、成形及び洗浄が
容易である。棒状体5が3角柱あるいは半円形である場
合、ブラシ等の洗浄用具が棒状体5の各面に確実に当た
る。また、床への接地面積が少なく、湿度を床材に閉じ
こめることがない。
【0021】図3は実施形態3の全体の形状を示す斜視
図であり、台C(2C)を、同台C(2C)の上面7と
下面8を貫通する多数の穴9を配し同台C(2C)の上
面7および下面8に突起物4を多数配したものとして、
上面の突起物A(4A)を摺動防止手段とし、下面の突
起物B(4B)によって台2を床10から浮かせた状態
で支持し、台2と床10との間に隙間B(6B)を形成
し、同隙間B(6B)を通気手段1とする吸水マット用
基板17である。本実施例に於ける台C(2C)は格子
状を呈しているが、上面7と下面8を貫通する多数の穴
9が配されている板状のものであれば、穴の形状が円、
多角形あるいはそれらの集合形等様々な形状に製造可能
である。
【0022】図4は図3に於けるX−X線上の断面図で
ある。台C(2C)の下面の突起物B(4B)によって
台2Cを床10から浮かせた状態で支持し、台2Cの上
面7と下面8を貫通する穴9と、台2が突起物B(4
B)によって床10から離れたために出来た隙間B(6
B)によって通気手段1を構成する。簡単な構造であ
り、上面と下面の形状を同一形にすることが可能である
ことからコストを低く押さえることが出来ると共に、台
C(2C)の裏表を気に掛ける必要もなく、吸水体3の
吸水マット用基板17への取り付けを簡便にすることが
出来る。
【0023】図5は実施形態4の構造を示す説明図であ
り、台D(2D)が、弾性材による紐状体11によって
形成され、紐状体11が隙間C(6C)を残して結合し
た構造の吸水マット用基板17である。押し出して形成
した紐状体11を板状になるように配して製造すること
が出来、通気性と弾性を有する台D(2D)が簡単な方
法で作成でる。低コストで使い勝手の良い吸水マット用
基板17の作成に貢献できる。紐状態11は、折り曲げ
てほぼ一重の状態で台D(2D)を形成することも折り
重なって集積した構造にすることも可能である。
【0024】図6は実施形態5の部分を示す斜視図であ
り、台E(2E)は紐状体11が隙間C(6C)を残し
て幾重にも折り重なって集積することによって形成され
た立体を一定方向に切断して出来る板状体であって、紐
状体11と紐状体11の隙間C(6C)を通気手段1と
する吸水マット用基板17である。通気性と弾性を有す
る台2が簡単な方法で作成でき、使い勝手の良い吸水マ
ット用基板17の作成に貢献できる。
【0025】図7は実施形態6に於ける吸水マットの取
り付け方法を示す斜視図である。前記台2の端寄りに挟
持穴12を形成して、その挟持穴の内壁に突起物を設け
挟持用突起物A(12A)とし、吸水体3の端を挟持で
きるようにした吸水マット用基板17である。挟持穴1
2の形状は円形、矩形など様々に成形可能であり、穴の
幅を狭めるか挟持用突起物A(12A)を設けて挟持部
13とする。挟持用突起物A(12A)の数及び形状も
様々に形成可能である。
【0026】図8は前記、実施形態6に於ける挟持部1
3の拡大図である。台2の端に挟持穴12を形成し、そ
の中央部を狭めるか挟持用突起物A(12A)を形成し
て吸水体3を挟み込めるようにする。挟持の仕方は、挟
持用突起物A(12A)どうしで吸水体3を挟み込む、
挟持穴内壁12Cと挟持用突起物A(12A)で吸水体
3を挟み込む、挟持穴A(12A)の幅を狭めることに
より挟持穴内壁12Cと挟持穴内壁12Cによって吸水
体3を挟み込む等による。台2の素材が弾性体であるた
め、吸水体3の端を押し込むことにより挟持できる。簡
単な構造で挟持部13が作成でき、使い勝手の良い吸水
マット用基板17が作成できる。
【0027】図9は実施形態7の全体の形状を示す斜視
図であり、台F(2F)の上面に足裏刺激用の凸状体1
4が多数配列してある吸水マット用基板17である。こ
の上で足踏みをすることにより、適度に足裏が刺激さ
れ、指圧効果が得られる。前記台2の表面に凸状体14
を形成することは容易であり、台2の製造に使用する弾
性材料によって一体形成した場合には、弾性体であるた
め足へのなじみもよく、複雑に構成された他の足裏刺激
用マットに比べ、格段に低いコストで製造できると共に
足裏刺激効果も高い。吸水マット用基板17としての機
能は前記実施例と同様である。
【0028】図10は実施形態8の全体の形状を示す斜
視図であり、台G(2G)が連結部15によって複数連
結されたブロック16の集合体であり、連結部15によ
り切断容易とした吸水マット用基板17である。ブロッ
ク16は合成ゴム等の固まり、あるいは弾性体であって
集合することにより全体を構成する一単位である。本実
施例ではブロック16を連結した構造であり、ブロック
16の大きさよりも連結部15を細く形成してあるるた
め、連結部からの切断が容易であり、大きさが自由に変
更できる。このほか、連結部15に切れ目を入れて切断
容易にしたもの、切断容易な材質によって形成したもの
等が製造可能である。通気手段1はブロック16とブロ
ック16の隙間D(6D)等によるものとする。
【0029】図11は実施形態8に於ける挟持部13の
拡大図であり、前記ブロック16の中央部に挟持穴12
を形成したブロックA(16A)とし、挟持穴の内壁1
2Cに挟持用突起物A(12A)を設け挟持部13とし
たものである。挟持部13を有するブロックであるた
め、前記台2を切断して元の面積よりも小さくした場合
であっても挟持部13が前記台2の周縁に対してほぼ一
定の場所に位置し、吸水体3の端部を挟持部13に差し
込みやすく、簡単に吸水体3を挟持できる使い勝手の良
い吸水マット用基板17が作成できる。
【0030】図12は実施形態9に於ける挟持部13の
拡大図であり、前記ブロックB(16B)の外壁に挟持
用突起物B(12B)を設け、ブロックB(16B)と
ブロックB(16B)の間を狭め、挟持部13とした吸
水マット用基板17の拡大図である。通気手段はブロッ
クB(16B)とブロックB(16B)の隙間D(6
D)とする。前記台2を切断して元の面積よりも小さく
した場合でも挟持部13が前記台2の周縁に対してほぼ
一定の場所に位置し、吸水体3の端部を挟持部13に差
し込みやすく、簡単に吸水体3を挟持できる使い勝手の
良い吸水マット用基板が作成できる。。
【0031】図13は実施形態10に於けるブロックC
(16C)の拡大図であり、ブロックの上面が凸状体で
ある吸水マット用基板17である。前記ブロックC(1
6C)の上で足踏みをすることにより、ブロックC(1
6C)が突起物となって足裏を刺激する。ブロックC
(16C)が弾性体であるため足へのなじみもよく、複
雑に構成された他の足裏刺激用マットに比べ、格段に低
いコストで製造できると共に足裏に対する指圧効果が効
果的に得られる。ブロックを連結した構造であるため、
不要部分の切断が容易であり、マット面の広さが自由に
変更できる。
【0032】図14は実施形態11の全体の構成を示す
斜視図である。通気手段1を有し、弾性を有して人が上
に乗ることのできる台H(2H)の上面に吸水体3を着
脱可能に被覆できる吸水マット用基板17に吸水体3を
着脱可能に被覆してなる吸水マットである。吸水体3が
薄手のものであっても、その形状を安定して保つことが
出来、使い勝手の良い吸水マットが得られる。
【0033】タオルなど薄手の吸水体3を使えることか
ら洗濯が容易となり、保健衛生上好ましい。吸水マット
用基板17は弾性体であることから、床を傷つけること
なく無造作に扱うことが出来る。通気手段1を有するこ
とから使用中に水を吸っても乾きが速い。又、床に湿度
を閉じこめてしまうこともない。弾性体には古タイヤ利
用の再生ゴムなどを使用することができ、資源の再利用
に貢献できる。台2は様々な形状に形成可能であるが、
本実施例の台H(2H)は球状のブロックD(16D)
を連結したものであり、足裏の指圧効果が得られる。通
気手段1はブロックD(16D)とブロックD(16
D)の隙間等とする。
【0034】
【発明の効果】本発明は通気手段を有し、弾性を有して
人が上に乗ることのできる台であって、当該台の端寄り
に挟持穴を形成し、挟持穴の内壁に突起物を設けるか挟
持穴の幅を狭めて、吸水体の端を挟持できるようにし
た、台の上面に吸水体を着脱可能に被覆できる吸水マッ
ト用基板であるため次の効果を奏する。
【0035】吸水体が薄いものであっても安定した形状
が保て、使い勝手が極めて良くなる。薄手の吸水体を使
えることから吸水体の洗濯が容易となる。通気手段を有
することから使用中に水を吸っても乾きが速い。吸水マ
ット用基板は弾性体であることから、床を傷つけること
なく無造作に扱うことが出来る。弾性体には古タイヤ利
用の再生ゴムなどが使用でき、資源の再利用に貢献でき
る。又簡単な構造で挟持部が作成でき、吸水体の端部を
挟持部に差し込むだけで吸水体を挟持できる使い勝手の
良い吸水マット用基板が作成できる。
【0036】前記台に多数の突起物を配して吸水体の摺
動防止手段とする吸水マット用基板であるため次の効果
を奏する。
【0037】吸水マット用基板の吸水体に対する摺動防
止効果は確実になる。
【0038】前記台を、上面が棒状体をほぼ平行に並べ
た棒状体群Aとし、下面を上面と同様に棒状体をほぼ平
行に並べた棒状体群Bとして、棒状体群Aと棒状体群B
を重ね合わせ、棒状体と棒状体との隙間を通気手段とし
たものとする吸水マット用基板であるため次の効果を奏
する。
【0039】簡単な構造であるため、成形及び洗浄が容
易である。また、床への接地面積が少なく、湿度を床材
に閉じこめることがない。
【0040】前記台を、同台の上面と下面を貫通する多
数の穴を配し、同台の上面および下面に突起物を多数配
し、上面の突起物Aを摺動防止手段とし、下面の突起物
Bによって台を床から浮いた状態で支持し、台と床の間
に隙間を形成し、同隙間と前記穴を通気手段としたもの
とする吸水マット用基板であるため次の効果を奏する。
【0041】簡単な構造であるため低いコストで製造で
き、上面と下面の形状を同一にすることが可能であり、
台の裏表について気に掛ける必要もなく、取り付け時の
取り扱いが簡単になる。
【0042】前記台を、弾性材による紐状体が折れ曲が
って隙間を残して結合し板状を呈したものとするか、紐
状体が隙間を残して幾重にも折り重なって集積すること
によって形成された立体を一定方向に切断して出来る板
状体として、紐状体と紐状体の隙間を通気手段としたも
のとする吸水マット用基板であるため次の効果を奏す
る。
【0043】通気性と弾性を有する台が簡単な方法で作
成でき、使い勝手の良い吸水マット用基板の作成に貢献
できる。
【0044】前記台の上面に足裏刺激用の凸状体が多数
配列してある吸水マット用基板であるため次の効果を奏
する。
【0045】足裏刺激効果の高い吸水マット用基板が低
コストで製造できる。
【0046】前記台が連結部によって複数連結されたブ
ロックの集合体であり、連結部により切断容易とし、ブ
ロックの中央部に挟持穴を形成し、挟持穴の内壁に突起
物を設けるか挟持穴の幅を狭めて挟持部とすることで吸
水体の端を挟持できるようにした吸水マット用基板であ
るため次の効果を奏する。
【0047】ブロック間の切断が容易であり、求める広
さに台を加工し易い吸水マット用基板にすることが出来
る。また、前記台を切断して元の形状よりも小さくした
場合でも、挟持部が台の周縁に対してほぼ一定の場所に
位置し、挟持のしやすさ等の機能が変化しない。
【0048】前記台が連結部によって複数連結されたブ
ロックの集合体であり、連結部により切断容易とし、当
該ブロックの外壁の一部を突起させることにより、ブロ
ックとブロックが形成する隙間の幅を狭めて挟持部とす
る吸水マット用基板であるため次の効果を奏する。
【0049】前記台2を切断して元の形状よりも小さく
した場合でも挟持部が台の周縁に対してほぼ一定の場所
に位置し、挟持のしやすさ等の機能が変化しない。
【0050】前記ブロックの上面が凸状体である吸水マ
ット用基板であるため次の効果を奏する。
【0051】前記ブロックが突起物となって足裏を刺激
し、指圧効果を有す吸水マット用基板が低コストで製造
できる。
【0052】吸水マット用基盤に吸水体を着脱可能に被
覆してなる吸水マットであるため次の効果を奏する。
【0053】吸水体が薄手のものであっても、マットの
形状が安定した使い勝手の良い吸水マットが得られる。
薄手の吸水体を使えることから洗濯が容易となる。吸水
マット用基板は弾性体であることから、床を傷つけるこ
となく無造作に扱うことが出来る。通気手段を有するこ
とから使用中に水を吸っても乾きが速い。弾性体には古
タイヤ利用の再生ゴムなどが使用でき、資源の再利用に
貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の全体の形状を示す斜視図である。
【図2】実施形態2の全体の形状を示す斜視図である。
【図3】実施形態3の全体の形状を示す斜視図である。
【図4】図3に於けるX−X線上の断面図である。
【図5】実施形態4の構造を示す説明図である。
【図6】実施形態5の部分を示す斜視図である。
【図7】実施形態6に於ける吸水マットの取り付け状態
を示す斜視図である。
【図8】実施形態6に於ける挟持部の拡大図である。
【図9】実施形態7の全体の形状を示す斜視図である。
【図10】実施形態8の全体の形状を示す斜視図であ
る。
【図11】実施形態8に於ける挟持部の拡大図である。
【図12】実施形態9に於ける挟持部の拡大図である。
【図13】実施形態10に於けるブロックの拡大図であ
る。
【図14】実施形態11の全体の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 通気手段 2 台 2A 台A 2B 台B 2C 台C 2D 台D 2E 台E 2F 台F 2G 台G 2H 台H 3 吸水体 4 突起物 4A 突起物A 4B 突起物B 5 棒状体 5A 棒状体群A 5B 棒状体群B 6 隙間 6A 隙間A 6B 隙間B 6C 隙間C 6D 隙間D 7 上面 8 下面 9 穴 10 床 11 紐状体 12 挟持穴 12A 挟持用突起物A 12B 挟持用突起物B 12C 挟持穴内壁 13 挟持部 14 凸状体 15 連結部 16 ブロック 16A ブロックA 16B ブロックB 16C ブロックC 16D ブロックD 17 吸水マット用基盤 18 通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 27/00 - 27/06 A47K 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気手段を有し、弾性を有して人が上に
    乗ることのできる台であって、当該台の端寄りに挟持穴
    を形成し、挟持穴の内壁に突起物を設けるか挟持穴の幅
    を狭めて、吸水体の端を挟持できるようにした、台の上
    面に吸水体を着脱可能に被覆できる吸水マット用基板。
  2. 【請求項2】 前記台に多数の突起物を配して吸水体の
    摺動防止手段とする請求項1に記載した吸水マット用基
    板。
  3. 【請求項3】 前記台を、上面が棒状体をほぼ平行に並
    べた棒状体群Aとし、下面を上面と同様に棒状体をほぼ
    平行に並べた棒状体群Bとして、棒状体群Aと棒状体群
    Bを重ね合わせ、棒状体と棒状体との隙間を通気手段と
    したものとする請求項1と2のいずれかに記載した吸水
    マット用基板。
  4. 【請求項4】 前記台を、同台の上面と下面を貫通する
    多数の穴を配し、同台の上面および下面に突起物を多数
    配し、上面の突起物Aを摺動防止手段とし、下面の突起
    物Bによって台を床から浮いた状態で支持し、台と床の
    間に隙間を形成し、同隙間と前記穴を通気手段としたも
    のとする請求項1と2のいずれかに記載した吸水マット
    用基板。
  5. 【請求項5】 前記台を、弾性材による紐状体が折れ曲
    がって隙間を残して結合し板状を呈したものとするか、
    紐状体が隙間を残して幾重にも折り重なって集積するこ
    とによって形成された立体を一定方向に切断して出来る
    板状体として、紐状体と紐状体の隙間を通気手段とした
    ものとする請求項1に記載した吸水マット用基板。
  6. 【請求項6】 前記台の上面に足裏刺激用の凸状体が多
    数配列してある請求項1と2と3と4および5のいずれ
    かに記載した吸水マット用基板。
  7. 【請求項7】 前記台が連結部によって複数連結された
    ブロックの集合体であり、連結部により切断容易とし、
    ブロックの中央部に挟持穴を形成し、挟持穴の内壁に突
    起物を設けるか挟持穴の幅を狭めて挟持部とすることで
    吸水体の端を挟持できるようにした請求項1に記載した
    吸水マット用基板。
  8. 【請求項8】 前記台が連結部によって複数連結された
    ブロックの集合体であり、連結部により切断容易とし、
    当該ブロックの外壁の一部を突起させることにより、ブ
    ロックとブロックが形成する隙間の幅を狭めて挟持部と
    する請求項1に記載した吸水マット用基板。
  9. 【請求項9】 前記ブロックの上面が凸状体である請求
    項7か8のいずれかに記載した吸水マット用基板。
  10. 【請求項10】 請求項1と2と3と4と5と6と7と
    8及び9のいずれかに記載した吸水マット用基盤に吸水
    体を着脱可能に被覆してなる吸水マット。
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