JP2004089347A - 消臭マット - Google Patents

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JP2004089347A
JP2004089347A JP2002253097A JP2002253097A JP2004089347A JP 2004089347 A JP2004089347 A JP 2004089347A JP 2002253097 A JP2002253097 A JP 2002253097A JP 2002253097 A JP2002253097 A JP 2002253097A JP 2004089347 A JP2004089347 A JP 2004089347A
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deodorizing
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deodorant
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Akiichi Umeda
梅田 明一
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WAKO SENI KOGYO KK
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WAKO SENI KOGYO KK
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Abstract

【目的】マットの風合いや外観を損なわず、併せて高い消臭機能と耐洗濯性が確保され、しかも、消臭機能が劣化しにくい消臭マットを提供すること。
【構成】この発明の消臭マットは、適宜形状としたマット本体1の下にマット本体1とほぼ同形状の収容体2を設け、前記収容体2に消臭機能を有する消臭体を挿脱可能としている。前記マット本体1に、収容体2が着脱自在とすることができる。また、収容体2の下面14が、滑り止め機能を有するものとしてもよい。
【選択図】 図1

Description

健康
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ペット用、家庭用等として、床面や地面に敷いて使用するマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から主にペット用、家庭用に使用されているマットは、綿糸等の天然繊維や、アクリル繊維等の合成繊維を用いた織物、編み物、タフト等として構成されており、裏面にクッション材等を縫合したものがあった。しかし、これらは消臭機能が無く、使用を重ねると、マット自体が強いペット等の臭いを帯びるとともに、その周辺にまで臭いを及ぼすようになる。
【0003】
そのため、マットに消臭剤をスプレーしたり、綿糸や合成繊維に消臭加工を施したものをマットのパイル糸や、表地、裏地に用いたりした消臭機能付きのものがあった。しかし、これらは、消臭機能がマット自体に施されているため、マットの風合い、外観を良好なものとし、併せて高い消臭機能と耐洗濯性を確保することに対する制約が大きかった。
【0004】
また、マットを常に清潔に保つためには、頻繁に洗濯する必要があるが、前記従来の消臭機能付きのマットは、頻繁に洗濯すると短期間に消臭機能が劣化することが避けられなかった。
【0005】
しかも、消臭機能が化学的なもの、物理的なもののいずれであっても、自ずと臭いの吸着に対する飽和値があり、飽和値が近づくに従って、消臭効果が減少することは否めない。
【0006】
さらに、ペットの排泄物等がマットに付着することによっても消臭機能が劣化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、マットの風合いや外観を損なわず、併せて高い消臭機能と耐洗濯性が確保され、しかも、消臭機能が劣化しにくい消臭マットを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0009】
この発明の消臭マットは、適宜形状としたマット本体1の下にマット本体1とほぼ同形状の収容体2を設け、前記収容体2に消臭機能を有する消臭体3を挿脱可能としている。
【0010】
前記マット本体1に、収容体2が着脱自在とすることができる。
【0011】
また、収容体2の下面14が、滑り止め機能を有するものとしてもよい。
【0012】
【発明の実施の態様】
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0013】
この発明の消臭マットは、適宜形状としたマット本体1の下にマット本体1とほぼ同形状の収容体2を設け、前記収容体2に消臭機能を有する消臭体3を挿脱可能としたものである。
【0014】
図1は、この発明の消臭マットで、マット本体1と収容体2を分離した状態の説明図、図2は、マット本体1を裏返した場合の斜視図、図3は、収容体2と消臭体3の説明図、図4は、収容体2に消臭体3を収容したときの断面図である。
【0015】
この消臭マットは、マット本体1、収容体2、及び消臭体3の3点のパーツから構成されている。
【0016】
マット本体1は、綿や合成繊維等からなるパイル等のクッション性の優れた織物、編み物、タフト等として構成された敷物で、平面視において四角形とし、四辺の耳4,5,6,7を縫合している。
【0017】
マット本体1は、上面8をパイル面とし、適宜の模様を施しており、下面9(裏面)側を、通気性を阻害する樹脂やフィルムのコーティング等を施していないものとしている。また、マット本体1の下面9には、収容体2を着脱自在とするための係合部材10を設けている。係合部材10は、面ファスナー、ホック等とすることができる。
【0018】
マット本体1は、抗菌加工、吸水加工、撥水加工、マイナスイオン加工が施された糸やトルマリンを練りこんだ糸等を使用したものとすることができる。
【0019】
マット本体1は、具体的には、ポリエステル不織布からなる基布に、アクリル繊維の番手が2/10バルキー糸の好みの色に染色したものを5/32ゲージのタフト機でパイル長が約8mm、目付けが約600g/mのカットパイル地を作成して四方をほつれないように縁取りテープを付け、図示したように縫製したものとするとよい。そして、係合部材10として面ファスナーを下面の四隅に縫い付ける。
【0020】
収容体2は、マット本体1とほぼ同形状、ほぼ同じ大きさの四角形としている。なお、「マット本体1とほぼ同形状」とは、平面視においてほぼ同形状の意味であり、マット本体1と収容体2の厚みに相違があってもよい。
【0021】
収容体2は、通気性の良好なナイロン、ポリエステル等のモノフィラメントを交えた長繊維からなるもので、ダブルラッセル機などで編まれたメッシュの生地11,12を2枚重ねにしており、内部にシート状のものを着脱できるようにしている。収容体2は、モノフィラメントを使用した織物として構成することもできる。
【0022】
収容体2は、上面13側の生地11と下面14側の生地12の互いの四辺の耳15、16,17,18が縫合され、下面14側の生地12が中央に設けた切込み19により左右に分かれており、ここから消臭体3を挿脱できるようになっている。切込み19は、上面13側の生地11に設けたものとしたり、収容体2の一辺付近に設けたりしたものとしても良い。
【0023】
この消臭マットは、室内のフローリング等の床、畳、椅子の座部、車の座席等に敷いて使用することができるが、敷いた位置から簡単に移動したり、ずり落ちたりしないように、収容体2の下面14は、滑り止め機能を有するものとしている。滑り止め機能は、収容体2の下面14に、通気性を損なわないようにポリウレタン樹脂やアクリル樹脂等の滑り止め剤による加工を施したり、多数の突起を形成したりすることにより付与することができる。
【0024】
なお、この消臭マットが消臭機能を発揮するためには、収容体2は、その上面13側の生地11が通気性を有していれば良く、下面14側の生地12は通気性を有しないものでもよい。
【0025】
また、収容体2の上面13には、収容体2をマット本体1に着脱自在とするため、前記マット本体1の係合部材10と互いに係合する係合部材20を設けている。係合部材20の取り付け位置は、マット本体1の係合部材10の取り付け位置に合わせる。
【0026】
収容体2の素材は、ダブルラッセル機でメッシュに編成したものが好ましく、表裏の地組織は、ナイロン、ポリエステル等のマルチフィラメントを用いるのが好ましく、表裏を繋ぐ結節糸は、200デシテックスから400デシテックスのナイロンモノフィラメントが好ましい。
【0027】
前記生地11,12の1枚の厚みは、3mmから7mmが好ましい。また、生地11,12は、より大きな消臭機能を発揮させるためにも空隙率の高いものが望ましい。
【0028】
収容体2は、具体的には、フロントとバックにポリエステルの167デシテックスを用い、ミドルにナイロンの200デシテックスのモノフィラメントで編成した厚さ約5mmの弾力性のあるダブルラッセルのメッシュ(旭化成株式会社製のフュージョン1(商標))を用い、これを2枚重ねにして、図示したように縫製したものとするとよい。
【0029】
前記2枚の生地11,12は、図示した通り、四方に縁取りテープを縫い付け、上面13の四隅に、係合部材20として面ファスナーを縫い付ける。
【0030】
消臭体3は、合成繊維の不織布からなるシート状のもので、活性炭等の消臭剤を含むものとしている。消臭体3は、マット本体1の大部分と重なるサイズとしており、表面積が比較的大きいので、消臭機能に速効性がある。
【0031】
消臭体3は、具体的には、ポリエステル繊維又はポリプロピレン繊維等の水分の影響を受けにくい合成繊維のスパンボンドに活性炭を基材とした消臭剤をサンドイッチ状に挟み込みボンドしたものが好ましい。例えば、旭化成株式会社製のセミアS−3(商標)を、収容体2にスムーズに挿脱できるように、収容体2のサイズに対して、縦、横ともにおよそ90%程度の大きさに形成したものとするとよい。
【0032】
以上のように構成された消臭マットは、マット本体1と収容体2が、マット本体1の下面9の四隅、及び収容体2の上面13の四隅のそれぞれに設けられた係合部材10,20により、互いに着脱自在で、かつ使用中にずれたり離れたりしないようになっている。
【0033】
そして、この消臭マットは、ペットが乗り、直接触れるマット本体1と、消臭体3を収容する収容体2を着脱可能とすることにより、マット本体1と収容体2を分離してそれぞれ単独で洗濯することができる。
【0034】
マット本体1は、ペットの排泄物が付着することもあり、汚れ易いが、頻繁に洗濯を行うことにより、清潔な状態を保つことができる。一方、収容体2はマット本体1の下に位置するため比較的汚れにくいので、頻繁に洗濯する必要は無い。また、マット本体1と収容体2の素材が相違する場合は、それぞれに適した方法や条件で洗濯を行うことが望ましい。
【0035】
従って、マット本体1と収容体2を分離し、それぞれに適した方法、条件で洗濯を行うこととすれば、より高い洗浄効果が得られ、また、乾燥速度を速くすることもできる。
【0036】
また、収容体2は、内部に消臭体3を収容したまま洗濯することも可能であるが、消臭体3を抜き取って洗濯すれば、消臭体3に含まれる消臭剤が洗濯によって劣化することが防止されるので、高い消臭機能を長期間維持することができる。
【0037】
マット本体1は、ペットの排泄物の水分や湿気を吸っても、その下に収容体2が存在し、直接床面や地面に接しないので、マット本体1が濡れた状態が長時間続くことが防止される。
【0038】
消臭体3は、収容体2に包まれて保護されているため、消臭剤の量、種類、耐洗濯性等の制限が大幅に緩和され、消臭効果が高い。また、消臭体3の消臭機能が低下しても、新しい消臭体3に交換するだけで、優れた消臭機能が復活する。
【0039】
マット本体1と収容体2は、着脱自在ではなく、一体のものとして構成することもできる。例えば、マット本体1を、収容体2の上面13側の生地11の上部として構成することができる。この場合、生地11を厚くしてクッション製の良好なものとすることが望ましい。
【0040】
また、マット本体1や収容体2の隅部等に輪状等の引っ掛け部材を設け、洗濯後に何かに引っ掛けて干すことができるようにしてもよい。
【0041】
なお、この発明の消臭マットは、大きさや形状を適宜変更して実施することができ、また、ペット用に限定されず、家庭のトイレや玄関、介護用ベッド等において使用されるものとすることもできる。
【0042】
【発明の効果】
この発明の消臭マットは、上述のような構成を有しており、マットの風合いや外観を損なわず、併せて高い消臭機能と耐洗濯性が確保され、しかも、消臭機能が劣化しにくいものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の消臭マットで、マット本体と収容体を分離した状態を示す説明図。
【図2】この発明の実施形態の消臭マットの、マット本体を裏返した場合の斜視図。
【図3】この発明の実施形態の消臭マットの、収容体(裏返しにした状態)と消臭体の説明図
【図4】この発明の実施形態の消臭マットで、収容体に消臭体を収容したときの断面図。
【符号の説明】
1 マット本体
2 収容体
3 消臭体
14 収容体の下面

Claims (3)

  1. 適宜形状としたマット本体(1)の下にマット本体(1)とほぼ同形状の収容体(2)を設け、前記収容体(2)に消臭機能を有する消臭体(3)を挿脱可能としていることを特徴とする消臭マット。
  2. マット本体(1)に収容体(2)が着脱自在となっている請求項1記載の消臭マット。
  3. 収容体(2)の下面(14)が、滑り止め機能を有するものとしている請求項1記載の消臭マット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187380A (ja) * 2011-02-24 2012-10-04 Nanjing Yunika Kokusai Boeki Koshi マット
CN108669989A (zh) * 2018-07-09 2018-10-19 李昌洋 一种可拆装复合毯垫

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