JP3227962U - 滑り止めを施したシートを装着したスリッパ - Google Patents
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Abstract
【課題】汚れやすかったスリッパ底面の汚れを軽減し、さらに床面の埃なども取る滑り止め効果を有するシートを装着したスリッパを提供する。【解決手段】スリッパ底部に設けた第1部材1と、第1部材の下部に第1部材の周縁から内側に縮小した形状の第2部材2と、床面と接する少なくとも一部分に滑り止め部6を設けたシート5と、を順次重ねて載置し、第1部材と第2部材とは少なくとも爪先部と踵部とをスリッパ底部に結合すると共に、シートは第2部材の底面から第2部材を包み込むように巻き付け、第2部材と第1部材との間に、外側から内側方向にシート周縁部を差し込み、着脱自在に取り付ける。【選択図】図4
Description
本考案は、シート周辺部差し入れ口に、シート周辺部を差し入れてスリッパ底面にシートを巻き付けるように装着して使用されるシートを装着したスリッパにおいて、使用者が使用中に滑ったり、転倒したりしにくくしたスリッパに関するものである。
従来の室内で着用されるスリッパは、甲・中敷き・ヒール・底等の部品を縫製・貼り付け等の手段によって製造されたもので、直接室内床面に接する底部素材にはビニール、布、フェルト等が使用される。
床の汚れを取る掃除スリッパとしては、スリッパ底部にモップ状素材を使用した物が知られており、スリッパカバーとしてはモップ素材や不織布素材でスリッパを包んで装着する方法が知られている。
しかし、室内床面に直接接するスリッパ底部は、床の埃や床に落ちている髪の毛やごみですぐに汚れてしまうという欠点があった。
掃除スリッパは汚れる度に洗濯をしなければならない上、それによりスリッパ本体が劣化してしまい、スリッパを包んで装着する方法のモップ素材や不織布素材によるカバー等は、スリッパのデザインを損なってしまうだけでなく、洗濯の必要性が生じる。
床の汚れを取る掃除スリッパとしては、スリッパ底部にモップ状素材を使用した物が知られており、スリッパカバーとしてはモップ素材や不織布素材でスリッパを包んで装着する方法が知られている。
しかし、室内床面に直接接するスリッパ底部は、床の埃や床に落ちている髪の毛やごみですぐに汚れてしまうという欠点があった。
掃除スリッパは汚れる度に洗濯をしなければならない上、それによりスリッパ本体が劣化してしまい、スリッパを包んで装着する方法のモップ素材や不織布素材によるカバー等は、スリッパのデザインを損なってしまうだけでなく、洗濯の必要性が生じる。
そのため、スリッパ底面にシートを装着し、床面の汚れをシートに付着させることで、スリッパ本体の汚れを軽減し、そのうえ汚れたシートを新しいシートに取り換えて使用できるよう考案された特許文献2のシートを装着したスリッパがある。
しかしながら、上記シートを装着したスリッパは、スリッパ底部にあるシート周縁部差し入れ口にシート周辺部を差し入れてシートをスリッパ底面に装着するので、スリッパ底面をシートが覆うため、滑り易くなる可能性が高まり、スリッパ使用者の転倒やスリップ事故が予測されるという問題点があった。
本考案は、シートを装着したスリッパの、シートを装着してスリッパ底部を汚れにくくし、なおかつ室内床面の掃除ができる特徴を残しながら、使用者がスリッパ使用者の転倒やスリップ事故を防げるよう、滑り止めを施したシートを装着したスリッパを提供することを目的とする。
本考案による滑り止めを施したシートを装着したスリッパは、室内床面で着用されるスリッパにおいて、スリッパ底部に第1部材と第1部材の下部にこれより縮小した形状の第2部材を配置し、第2部材は少なくとも爪先部と踵部をスリッパ底部に縫い留め等の方法で結合し、第2部材下部に重ねて載置したシートを、第1部材と第2部材との間のシートの周縁部差し入れ口に外側から内側に、第2部材に巻き付けるように差し込んで、シートを着脱自在に取り付け、該シートの床面に接する少なくとも一部分に、滑り止め部を設けたことを特徴とする。
本考案によれば、スリッパに装着するシートの床に接する全面に滑り止めが施されておらず、一部にのみ滑り止め部が設けられているので、スリッパの汚れを軽減し、さらに床面の汚れも取る性質を残しながら滑り止め効果をスリッパ全体に付加できる。
本考案を図1〜図7に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
滑り止めを施したシートを装着したスリッパは、図1乃至図3に示すように、第1部材1と第2部材2をスリッパ底部に備え、第1部材1より小さく形成された第2部材2は結合箇所3a、3b、3c、3d・・・において(図4(a)の結合箇所3b、3fに示すように)、第1部材を介してスリッパ底部に縫着で結合され、スリッパ底部に固定されている。すなわち、第2部材2は結合箇所以外では固定されておらず、そのためシートの周縁部差し入れ口4a、4b、4c・・・が構成される。上記のように構成された図1のシートの周縁部差し入れ口4a、4b、4c・・・に、図4(b)B−B断面図で示されているように、第2部材2を巻き込みながらシートの周縁部を差し入れることでシートがスリッパ底部からはみ出すことなくスリッパ底部に装着される。また、図4(a)A−A断面図の結合箇所3b、3fにおいて、装着されるシート5は、図5のように切り込み7b、7fを入れているため、結合箇所3b、3fを避けるように装着される。
上記のような構造によって、シートをスリッパの外観やデザインを邪魔することなくスリッパ底部に装着し、またスリッパ使用者がスリッパ着用時に、シートを踏んで転倒したり躓いたりすることを防ぐよう、シートがスリッパ底部外周の内側に保持されている。(図7参照)
シート5には結合箇所3を避けるようにしてシート周縁部差し入れ口4にシートの周縁部が差し込めるように切り込み7が入れられている。
シート装着の手順としては、結合箇所3にシートの切り込み7を対応させて配置した後、第1部材1と第2部材2の間のシートの周縁部差し入れ口4にシート5の周縁部を差し込んでスリッパ底部に装着する。
なお結合箇所3は、実施例においてはシート5の切り込み7に対応するよう、それぞれ6箇所設けられているが、とくに6箇所に限られるものではない。
また、前記第1部材1と前記第2部材2は摩擦力の強い素材を使用し、シート5を第1部材1と第2部材2に挟持させた上、スリッパ着用者の体の重みで第1部材1と第2部材2を圧着させて保持させる構造である。
なお結合箇所3は、実施例においてはシート5の切り込み7に対応するよう、それぞれ6箇所設けられているが、とくに6箇所に限られるものではない。
また、前記第1部材1と前記第2部材2は摩擦力の強い素材を使用し、シート5を第1部材1と第2部材2に挟持させた上、スリッパ着用者の体の重みで第1部材1と第2部材2を圧着させて保持させる構造である。
前記シート5の床面に接する少なくとも一部分に、図5のような滑り止め効果のある滑り止め部6を設ける。該滑り止め部6は滑り止め効果を有する素材や部材、例えば液体ゴムを塗り付け、若しくは吹き付けて、或いは、天然や人口の皮革を張り付け、若しくは縫い付けて設ける。
かかる滑り止め効果を有するシート5をスリッパの底部に装着することにより、スリッパ底部の汚れを軽減し、かつ室内床面の掃除が出来ると共に、スリッパ使用時滑り止め効果を付加することが出来るため、スリッパ使用者の転倒やスリップ事故を防止することが可能となる。
かかる滑り止め効果を有するシート5をスリッパの底部に装着することにより、スリッパ底部の汚れを軽減し、かつ室内床面の掃除が出来ると共に、スリッパ使用時滑り止め効果を付加することが出来るため、スリッパ使用者の転倒やスリップ事故を防止することが可能となる。
1 第1部材
2 第2部材
3a、3b、3c、3d、3e、3f 結合箇所
4a、4b、4c、4d、4e、4f シート周縁部差し入れ口
5 シート
6 滑り止め部
7a、7b、7c、7d、7e、7f 切り込み
2 第2部材
3a、3b、3c、3d、3e、3f 結合箇所
4a、4b、4c、4d、4e、4f シート周縁部差し入れ口
5 シート
6 滑り止め部
7a、7b、7c、7d、7e、7f 切り込み
Claims (2)
- 室内床面で着用されるスリッパであって、
前記スリッパ底部に設けた第1部材と、
前記第1部材の下部に第1部材の周縁から内側に縮小した形状の第2部材と、
床面と接する少なくとも一部分に滑り止め部を設けたシートと、
を順次重ねて載置し、
前記第1部材と前記第2部材とは少なくとも爪先部と踵部とをスリッパ底部に結合すると共に、
前記シートは第2部材の底面から前記第2部材を包み込むように巻き付け、
前記第2部材と前記第1部材との間に、
外側から内側方向に前記シート周縁部を差し込み、
着脱自在に取り付けられていることを特徴とする滑り止めを施したシートを装着したスリッパ。 - 前記シートは周縁部に複数の切り欠いて成る差し込み部を備え、
前記差し込み部は前記第1部材と前記第2部材とで挟持することを特徴とする請求項1記載の滑り止めを施したシートを装着したスリッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002418U JP3227962U (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 滑り止めを施したシートを装着したスリッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002418U JP3227962U (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 滑り止めを施したシートを装着したスリッパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3227962U true JP3227962U (ja) | 2020-10-01 |
Family
ID=72614551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020002418U Active JP3227962U (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | 滑り止めを施したシートを装着したスリッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3227962U (ja) |
-
2020
- 2020-05-25 JP JP2020002418U patent/JP3227962U/ja active Active
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