JPH11164768A - 床汚れ防止シート - Google Patents

床汚れ防止シート

Info

Publication number
JPH11164768A
JPH11164768A JP33274297A JP33274297A JPH11164768A JP H11164768 A JPH11164768 A JP H11164768A JP 33274297 A JP33274297 A JP 33274297A JP 33274297 A JP33274297 A JP 33274297A JP H11164768 A JPH11164768 A JP H11164768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
core
take
winding core
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33274297A
Other languages
English (en)
Inventor
Akie Yamada
秋江 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP33274297A priority Critical patent/JPH11164768A/ja
Publication of JPH11164768A publication Critical patent/JPH11164768A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な時に直ぐに取り出せ、使用後の後始末
の煩わしさを伴わない床汚れ防止シートを提供する。 【解決手段】 シートをバネの力で巻き取る機構を設け
た巻き取り芯2と、床に敷いたシートが動かないように
固定するための重り3と、巻き取り芯を回転自在とする
ための保持体8と、保持体を固定するための台座11
と、シートに飛び散った油滴を拭き取るためのシート拭
き取り棒12等を有して構成され、ガスレンジ前面かつ
ガスレンジを乗せた台座下部のデットスペースに取り付
けることにより油料理などをするときにシートを引き出
して床面に敷くことができ、油滴が直に床面に付着して
床面を汚すという不具合を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンの床汚れ
を防止する床汚れ防止シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭のキッチンでガスレンジによ
り油を使った調理、例えば揚げ物等を行うと油滴が床に
飛び散ることとなり床汚れの原因となっていた。そこで
新聞紙や広告などを料理をする前に床面上に広げておく
か、大きめのマットを敷くなどして床汚れを防止してい
た。
【0003】また近年、システムキッチンの普及に伴
い、ガスコンロの数を3口、4口と増やす傾向にある。
ガスコンロの数が増えると、ガスコンロの設置位置を従
来よりも前に設けることとなり、油滴の飛び散りがさら
に増加することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
新聞紙や広告はカラーインクを使っていることが多く、
床面上に敷くとカラーインクや黒インクが色写りする可
能性がある。
【0005】さらに飛び散る油の量が多かった場合、新
聞紙や広告を数枚重ねただけでは裏面にまでしみ込み、
床を汚してしまう可能性がる。
【0006】また大きめのマット等を床面に敷いておく
場合、床面の油汚れの防止には役立つが数回使用すると
汚れが目立ち美観を損なうこととなる。またマットを女
性が洗濯するにはかなりの労力を必要とすることとな
る。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、キッチン下部のデットスペースに設置して、
油滴や水滴が床面にじかに飛び散ることを防止した床汚
れ防止シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の床汚れ防止シートは、適宜幅及び長さを有
するシートと、シートを巻き取り可能な巻き取り芯と、
シートを床に広げた時にシートが動かないように固定す
るために端部に取り付けた重り、またはシートの裏面に
取り付けた滑り止めのコーティングを施した部材とを有
し、使用する際に、シートを巻き取り芯から引き出し、
ガスレンジ前面の床に敷くことを特徴としている。
【0009】本発明の床汚れ防止シートは、適宜長さの
円筒状の巻き取り芯に、適宜幅及び長さを有し所定の長
さごとに両面接着部材を片面に設けたシートの一端縁を
固着して巻き付け、シートを巻き取った前記巻き取り芯
をシートを引き出すことが可能な引き出し口及び引き出
し口の上部にシートを切断可能な切断具とを有する収納
箱に収納し、収納箱をガスレンジ前面かつ該ガスレンジ
を乗せた台座下部のデットスペースにシートを前記引き
出し口より引き出したときに両面接着部材が下側となる
ように取り付けたことを特徴としている。
【0010】本発明の床汚れ防止シートは、適宜幅及び
長さとを有するシートを巻き取るための円筒状の巻き取
り芯と、巻き取り芯がシート引き出し方向に回転自在と
なるように設けられた巻き取り芯保持部材とを有し、巻
き取り芯を巻き取り芯保持部材にシート引き出し方向に
回転自在となるように取り付け、巻き取り芯保持部材を
ガスレンジ前面かつガスレンジを乗せた台座下部のデッ
トスペースにシートが引き出し可能なように取り付けた
ことを特徴としている。
【0011】上記の床汚れ防止シートは、シートを巻き
取り芯に巻き取る前にシートと当接するように巻き取り
芯保持部材にシート拭き取り部材をさらに設けてもよ
い。
【0012】上記の床汚れ防止シートは、巻き取り芯に
巻き取られたシートの一端部にシートを床面に広げたと
きにシートが動かないように固定するための固定部材を
さらに設けてもよい。
【0013】上記の床汚れ防止シートは、巻き取り芯保
持部材にシートを切断するためのシート切断部材をさら
に設けてもよい。
【0014】上記の床汚れ防止シートは、巻き取り芯保
持部材にシート引き出し方向に回転自在に取り付けられ
た巻き取り芯を手動で回転させるためのシート巻き取り
部材をさらに設けてもよい。
【0015】上記の床汚れ防止シートは、巻き取り芯か
ら所定の長さだけ引き出されたシートをバネの力によっ
て巻き取るバネ巻取手段をさらに設けてもよい。
【0016】上記のバネ巻取手段は、巻き取り芯を巻き
取り芯保持部材に回転自在となるように端部を巻き取り
芯保持部材に取り付け、巻き取り芯の側面に設けられた
開口部より巻き取り芯内部に挿入されたバネ巻き取り芯
と、巻き取り芯の内部に挿入されたバネ巻き取り芯の先
端部及び巻き取り芯の側面に端部を取り付け、バネ巻き
取り芯に巻き付けられたバネと、巻き取り芯の端部に設
けられた歯車と接合し、巻き取り芯が所定の方向にだけ
回転するように巻き取り芯保持部材に設けられた歯車部
材と、巻き取り芯の端部に設けられた歯車と歯車部材と
の接合を解くために巻き取り芯保持部材外側から巻き取
り芯保持部材及び歯車部材に設けられた開口部を通して
巻き取り芯の端部に設けられた歯車と当接するように設
けられた歯車分離部材とを有して構成され、シートを巻
き取り芯から引き出すことによりバネにねじりが加えら
れ、歯車分離部材により歯車部材と巻き取り芯とに設け
られた歯車との接合を切り離すことにより巻き取り芯が
シート巻き取り方向に回転するとよい。
【0017】上記のバネ巻取手段は、巻き取り芯を巻き
取り芯保持部材に回転自在に取り付けるために設けられ
た回転軸と、端部を回転軸及び巻き取り芯に取り付け、
回転軸に巻き付けたバネと、巻き取り芯の端部に設けら
れた歯車と噛み合い巻き取り芯が所定の方向にだけ回転
するように設けられた留め具とを有して構成され、シー
トを巻き取り芯から引き出すときに巻き取り芯に取り付
けられたバネにねじりが加えられ、留め具と巻き取り芯
の端部に設けられた歯車との噛み合いを解くことにより
巻き取り芯にバネの力が加えられ、巻き取り芯がシート
巻き取り方向に回転するとよい。
【0018】上記の床汚れ防止シートは、巻き取り芯保
持部材に設けられ、巻き取り芯及びシート拭き取り部材
の端部に取り付けられた歯車と、巻き取り芯の端部に取
り付けられた歯車を回転させるための回転部材とをさら
に有して構成され、巻き取り芯に取り付けた歯車とシー
ト拭き取り部材に取り付けた歯車とが接触してお互いが
逆方向に回転するとよい。
【0019】上記のシート拭き取り部材は、シートに飛
び散った油滴を拭き取る部材を取り付けるための取り付
け筒と、取り付け筒の内部に設けられ、取り付け筒の側
面に設けられた開口部より凸部を突き出し、凸部が巻き
取り芯保持部材と当接して取り付け筒が巻き取り芯保持
部材に回転自在となるように設けられた凸型部材と、凸
型部材の巻き取り芯保持部材との当接を解くために凸型
部材の端部に取り付けられたスプリングと、スプリング
を取り付け筒に固定するために取り付け筒内部に固定さ
れたスプリング固定部材と、取り付け筒の他端部に設け
られた歯車と接合し、取り付け筒を所定の方向にだけ回
転させるために巻き取り芯保持部材に設けられた歯車部
材とを有して構成され、スプリングの伸縮により凸型部
材と巻き取り芯保持部材との当接を解き、取り付け筒を
巻き取り芯保持部材から着脱可能とするとよい。
【0020】上記の床汚れ防止シートは、巻き取り芯に
巻き取られたシートを自動で引きだし可能な自動巻取引
出機構をさらに設けてもよい。
【0021】上記のシートはペーパータオルであるとよ
い。
【0022】上記のシートは表面にアルミをコーティン
グしたもの、塩化ビニルシート、布地に塩化ビニルをコ
ーティングしたものなど油分を吸収しにくい材質のもの
であるとよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
床汚れ防止シートの実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図18を参照すると本発明の床汚れ防止シートの実施
形態が示されている。
【0024】<構成>図1は本発明の床汚れ防止シート
の第1の実施形態を表す外観図、図2はシートを巻き取
り芯に巻き取った状態を表す図である。図1及び図2に
示された本実施形態の床汚れ防止シートは、油滴の床面
への飛び散りを防止するためのシート1、前記シートを
巻き取るための巻き取り芯2、シートが動かないように
固定するためにシートの端部の縁に設けられた重り3、
巻き取ったシートが巻き取り芯から解けないために設け
られた停止具4などを有して構成される。
【0025】まず、天ぷら等の料理により油滴が飛び散
る範囲の床面を覆うことができる寸法のシートを用意す
る。そしてシートの一方の端部の縁に床に敷いたときに
シートを固定することができる部材を取り付ける。この
部材は鉄の棒でも良いし、吸盤などでもよい。またシー
トを床面に対して滑りずらい材質のものにしてもよい。
図1に示された本実施形態においては、鉄の棒をシート
の端に縫い付けている。
【0026】次に重りを取り付けていない方のシートの
端部を巻き取り芯に固着し、シートを巻き取り芯に巻き
取っていく。この巻き取り芯はシートを巻き取ることが
できる円筒状のものとする。次に巻き取ったシートが解
けないようにするために図2に示されるように停止具を
設ける。これはマジックテープ、紐、ゴムなどシートを
固定することができるものであればどんなものであって
もよい。また特別に設ける必要もない。
【0027】尚、本実施形態に適用されるシートの材質
としては、アルミコーティング材、塩化ビニルなど吸油
性のないものであればどんなものであってもよい。
【0028】<使用方法及び効果>本実施形態を使用す
る際には、停止具4による固定を解き、シートを広げて
図17のAに示された天ぷら等の料理をしたときに油滴
が飛び散りそうな場所に設置する。これにより天ぷら等
の油を使った料理をするときに飛び散る油滴が床面に付
着して床を汚すという不具合を防止することができる。
またシートの端部に重りを縫い込んでいることにより使
用時にシート上で人が動いてもシートが縒れたり動いた
りすることがなくなる。
【0029】また料理終了後は、シート上に飛び散った
油滴を拭き取り、巻き取り芯にシートを巻き取り、停止
具によりシートを固定し、邪魔にならない所へ収納して
おく。これにより普段使用しないときに邪魔になること
がなく、またキッチンの美観を損なうこともなくなる。
【0030】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴が床面に飛び散るこ
とを防止するために用いることもできる。
【0031】次に図3及び図4を用いて本発明の第2の
実施形態について説明する。尚、図3は本実施形態を表
す外観斜視図であり、図4はシートを巻き取った巻き取
り芯及び収納箱を表している。
【0032】<構成>図3及び図4に示された本実施形
態の床汚れ防止シートは、油滴の床面への飛び散りを防
止するためのシート1、前記シートを巻き取るための巻
き取り芯2、シートを巻き取った巻き取り芯を収納する
箱5、シートを切断するための切断具6、シート1の裏
面に所定の間隔で設けられたシートを床面に固定するた
めの停止部材7である。
【0033】まず、シートを巻き付けた巻き取り芯2を
収納箱に収納する。巻き取り芯はシートを巻き取ること
ができる円筒状のものとする。また収納箱5は、シート
を収納したときに箱の中から外へシートを引き出すこと
ができる引き出し口と、引き出し口から引き出されたシ
ートを切断することができる切断具とを有し、大きさは
シートを巻き取った巻き取り芯を箱に収納した状態で巻
き取り芯がシート引き出し方向に回転してシートを引き
出すことができるゆとりのある箱であるものとする。
【0034】シートを巻いた巻き取り芯を収納箱5に収
納し、図17のAに示されたガスレンジ前面でガスレン
ジを乗せた台座の下部のデットスペースに取り付ける。
尚、図17のBに示されるように台座下部に予めシート
収納スペースを設けて収納してもよい。さらにキッチン
の形により上記のシートを収納する場所は適宜変更して
もよい。例えば図18に示されたL型キッチンの場合、
上記のガスレンジを乗せた台座下部であっても良いし、
他の台座の下部であっても良い。
【0035】尚、本実施形態に適用されるシートとして
は、切断具により切り取り可能な材質のものであればよ
い。例えばペーパータオル、再生紙、和紙、形状記憶紙
等である。
【0036】また図4に示されるように、本実施形態に
適用されるシートには、一回分の使用量の目安となる箇
所に切り取り線が設けてある。さらにシートの各先端部
には剥離可能な両面テープ等が取り付けられている。
【0037】<使用方法及び効果>使用時には箱に収納
されたシートを引き出し口より引き出し床面に敷く。こ
れにより油を使った料理をするときに飛び散る油滴が床
面にじかに付着することを防ぐことができる。また使用
後はシートを切断具により切り取り、切り取ったシート
はガスコンロ周辺の汚れの掃除などに使用した後にゴミ
として処理する。よっていつも使用するときに綺麗なシ
ートを使用することができる。また使い捨てタイプであ
るのでシートを洗濯したり、飛び散った油滴を拭き取る
必要がない。またキッチン下部のデットスペースに設け
たことにより普段使用しないときのキッチンの美観を損
なうことがなくなる。すべてのシートを使い切った時に
は、このシートと巻き取り芯だけを取り替えれば良いこ
ととなる。
【0038】また図4に示されるように、本実施形態に
適用されるシートには、一回分の使用量の目安となる箇
所に切り取り線が設けてあることによりシートの無駄遣
いを防ぐことができる。さらにシートの各先端部に剥離
可能な両面テープ等が取り付けられていることにより床
面に敷いたシートのずれを防止することができる。
【0039】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴の床面への飛び散り
を防止することもできる。
【0040】次に図5及び図6を用いて本発明の第3の
実施形態について説明する。尚、図5は本発明の床汚れ
防止シートの第3の実施形態を表す図、図6はシートを
巻き取った巻き取り芯とこの巻き取り芯を壁に固定する
ための保持体の外観形状を表している。
【0041】<構成>図5及び図6に示された本実施形
態は、料理により飛び散る油滴の床への飛び散りを防止
するために床にしくシート1、シートを巻き取るための
巻き取り芯2、シートを切断するための切断具6、シー
トを巻き取った巻き取り芯を壁等に固定するための保持
体8を有して構成される。
【0042】まず、シートを巻き取った巻き取り芯2を
壁に固定するための保持体に固定する。巻き取り芯2は
シートを巻き取ることができる円筒状のもので、さらに
保持体に取り付け可能な構成のものとする。また保持体
はシートを巻き取り芯から引き出すときに巻き取り芯が
回転自在とするために設けられたものである。この保持
体7の上部には引き出したシートを切断するための切断
具6が設けられている。
【0043】この保持体を図17のAに示されたガスレ
ンジ前面かつこのガスレンジを乗せた台座の下部のデッ
トスペースにシートが台座前面に広げることが可能なよ
うに固定する。尚、図17のBに示されるように台座下
部に予めシート収納スペースを設けて収納してもよい。
さらにキッチンの形により上記のシートを収納する場所
は適宜変更してもよい。例えば図18に示されたL型キ
ッチンの場合、上記スレンジを乗せた台座下部であって
も良いし、他の台座の下部であっても良い。
【0044】尚、本実施形態に適用されるシートとして
は、切断具により切り取り可能な材質のものであればよ
い。例えばペーパータオル、再生紙、和紙、形状記憶紙
等である。
【0045】また図5に示されるように、本実施形態に
適用されるシートには、一回分の使用量の目安となる箇
所に切り取り線が設けてある。さらにシートの各先端部
に剥離可能な両面テープ等が取り付けられている。
【0046】<使用方法及び効果>本実施形態を使用す
る際には、巻き取り芯に巻き取られたシートを引き出
し、床面に敷く。これにより天ぷら等の油を使った料理
をするときに飛び散る油滴が床面に付着して床を汚すと
いう不具合を防止することができる。また料理終了後は
シートを上記の切断具6により切り取り、油が飛び散っ
たシートはガスコンロ周辺の汚れの掃除などに使用した
後に使い捨てることとなる。
【0047】また図5に示されるように、本実施形態に
適用されるシートには、一回分の使用量の目安となる箇
所に切り取り線が設けてあることによりシートの無駄遣
いを防ぐことができる。さらにシートの各先端部に剥離
可能な両面テープ等が取り付けられていることにより床
面に敷いたときにシートが動いたり縒れたりするという
不具合を防止することができる。
【0048】巻き取り芯に巻き取られたシートを全て使
い終わったときには、トイレットペーパの要領で、この
シートを巻き取った巻き取り芯を交換することとなる。
また普段使用しないときにはキッチン下部の見えにくい
スペースに設けてあるためキッチンの美観を損なうこと
がない。
【0049】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴の床面への飛び散り
を防止することに用いることもできる。
【0050】次に図7及び図8を用いて本発明の第4の
実施形態について説明する。尚、図7は第4の実施形態
の全体像を表す図であり、図8は収納箱の内部の構成を
示す図である。
【0051】<構成>図7及び図8に示された本実施形
態は、料理により飛び散る油滴の床への飛び散りを防止
するために床にしくシート1、シートを巻き取るための
巻き取り芯2、シートを引き出したときにシートが動か
ないように固定するための重り3、シートを巻き取った
巻き取り芯を回転自在とするために設けられた収納箱
5、収納箱の側面から突き出した巻き取り芯を回転させ
るために設けられた巻き取り部9、箱から引き出して使
用したシートに飛び散った油滴を拭き取るための拭き取
り部材10などを有して構成される。
【0052】まず、シートの一方の端部を巻き取り芯2
に固着する。この巻き取り芯はシートを巻き取れる円筒
状のものとする。次にシートを巻き取った巻き取り芯を
収納箱5に収める。この収納箱の両側面には開口部が設
けられており、この開口部より巻き取り芯が突き出して
いる。この側面から突き出した巻き取り芯を回転させや
すくするために、側部に巻き取り芯に対して滑りづらい
材質の部材を取り付ける。
【0053】さらにこの収納箱5には収納したシートを
箱の外部に引き出すことができるように引き出し口が設
けられている。また引き出し口の上部には使用したシー
トに飛び散った油滴を拭き取るための拭き取り部材10
を設ける。この拭き取り部材は油分を吸収しやすい布な
どを収納箱の開口部の上部に張り合わせて作る。
【0054】さらに収納箱から引き出したシートの端部
にシートを床面に敷いたときに、人がシート上を動いて
もずれないようにするための重りを縫い込む。この重り
はシートを洗濯しやすいようにシートから容易に取り出
せるものとする。本実施形態では重りをシートに縫い込
んでいるが、吸盤等をシートに取り付けることも考えら
れる。またシートを床面に対して滑りにくい材質のもの
にしてもよい。
【0055】収納箱にシートを収納し、図17のAに示
されたガスレンジ前面でガスレンジを乗せた台座の下部
のデットスペースに取り付ける。また図17のBに示さ
れるように台座下部に予めシート収納スペースを設けて
収納してもよい。さらにキッチンの形により上記のシー
トを収納する場所は適宜変更してもよい。
【0056】尚、本実施形態に適用されるシートの材質
としては、アルミコーティング材、塩化ビニルなど吸油
性のないものであればどんなものであってもよい。
【0057】<使用方法及び効果>使用時には巻き取り
芯に巻き取られたシートを引き出し、油滴が飛び散りそ
うな床に敷く。これにより油を使った料理をするときに
飛び散る油滴が床面にじかに付着することを防ぐことが
できる。また料理を開始する前に新聞紙等を広げる手間
が省ける。また使用後は巻き取り部9を回すことにより
シートを収納箱に収納する。シート収納と同時に引き出
し口に設けられた拭き取り部材がシートに飛び散った油
滴を拭き取ってくれる。よってシートに飛び散った油滴
を布等で拭き取る必要がなくなり使い勝手が向上する。
【0058】またシートの端部にシートを固定するため
の重りを設けたことにより使用者がシート上で動いても
シートが縒れたりすることがなくなる。また普段使用し
ないときにはキッチン下部の見えにくいスペースに設け
てあるためキッチンの美観を損なうことがない。またシ
ートは数回使用したら重りを取り外し、シートだけを抜
き取り洗濯することにより何回も使用することができ
る。
【0059】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴が床面に飛び散るこ
とを防止することもできる。
【0060】次に図9〜図11を参照して本発明の床汚
れ防止シートの第5の実施形態について説明する。図9
は本実施形態の全体像を示す図、図10は巻き取り芯内
部の構成及びシート拭き取り棒の構成を示す図、図11
はシート拭き取り棒によるシート拭き取りの様子を示す
図である。
【0061】<構成>図9に示された本実施形態は、油
滴の床への飛び散りを防止するために床面に敷くシート
1、シートを巻き取るための巻き取り芯2、シートを床
に敷いたときにシートが動かないように、縒れないよう
に固定するための重り3、巻き取り芯を回転自在とする
ために設けられた保持体8、保持体を固定するための台
座11、シートに飛び散った油滴を拭き取る布を取り付
けるためのシート拭き取り棒12、巻き取り芯と保持体
との結合を解くために用いられる巻き取りスイッチ13
を有して構成される。
【0062】また図10のAに示された巻き取り芯の内
部構成は、巻き取り芯を保持体8に回転自在となるよう
に端部を保持体に取り付け、巻き取り芯の側面に設けら
れた開口部より巻き取り芯内部に挿入されたバネ巻き取
り芯14と、巻き取り芯の端部に設けられた歯車と勘合
し、巻き取り芯が所定の方向にだけ回転するように保持
体8に設けられた歯車部材15と、巻き取り芯の端部に
設けられた歯車と歯車部材との勘合を解くために巻き取
り芯保持部材及び歯車部材に設けられた開口部を通して
巻き取り芯の端部に設けられた歯車と当接するように設
けられた巻き取りスイッチ13とを有して構成される。
【0063】さらに図10のBに示されたシート拭き取
り棒12の内部には、シート拭き取り棒の側面に設けら
れた開口部より凸部を突き出し、保持体と当接してシー
ト拭き取り棒が保持体に回転自在となるように設けられ
た凸型部材19と、凸型部材と保持体との当接を解くた
めに凸型部材の端部に取り付けられたスプリング18
と、スプリングをシート拭き取り棒内部に固定するため
に設けられたスプリング固定部材17と、シート拭き取
り棒の他端部に設けられた歯車と勘合し、シート拭き取
り棒を所定の方向にだけ回転させるために保持体8に設
けられた歯車部材16などが設けられている。
【0064】まず、シートを巻き取るための巻き取り芯
及びシートに飛び散った油滴を拭き取るためのシート拭
き取り棒の構成について説明する。図10のAは巻き取
り芯内部に設けれたバネによるシート巻き取り手段を表
している。巻き取り芯の右側に構成されたバネ部の構成
について説明する。巻き取り芯内部に設けられたバネ巻
き取り芯にはバネの一方の端をバネ巻き取り芯に固定し
たバネが巻き付けられている。このバネのもう一方の端
部は巻き取り芯に固定されている。そしてバネ巻き取り
芯を保持体8に対して回転しないように取り付ける。よ
って巻き取り芯からシートを引き出すときの巻き取り芯
の回転がバネに伝わることとなる。
【0065】次に巻き取り芯の左側の構成について説明
する。巻き取り芯の左側の端部は図10のAに示される
ように歯車になっている。この歯車と接合するように保
持体8内部には一定の方向にのみ回転するように設けら
れた歯車15が有る。この二つの歯車を接合することに
よりシート引き出し方向には回転するが、巻き取り方向
には回転しない巻き取り芯が構成される。またこの二つ
の歯車の接合部に当接するように巻き取りスイッチ13
が設けられている。この巻き取りスイッチは保持体の外
側から保持体及び保持体に設けられた歯車の開口部を貫
通して巻き取り芯に設けられた歯車に当接するように構
成されている。これによりシートを巻き取り芯に巻き取
るときには、この巻き取りスイッチを歯車接合方向に押
すことにより歯車の接合が解かれる。よってシートを引
き出すときにバネに蓄えられたねじれの力が開放され、
巻き取り芯がシート巻き取り方向に回転してシートを巻
き取ることとなる。尚、図11は巻き取り芯にシートが
巻き取られる様子を示している。
【0066】次にシート拭き取り棒11の構成について
説明する。図10のBに示されたシート拭き取り棒の一
方の端部は歯車形状をしている。また保持体内部にはこ
の歯車と結合するようにして設けられた歯車16があ
る。この歯車はシート巻き取り棒の端部に設けられた歯
車と接合して巻き取り芯にシートを巻き取る時にはシー
ト拭き取り棒が回転しないように構成されている。また
シートを引き出す時には、シート引き出し方向に回転し
て、シートが容易に引き出されるように構成されてい
る。さらにシート拭き取り棒のもう一方の端部には、シ
ート拭き取り棒の側面に設けられた開口部より凸部を突
き出し、凸部が保持体と当接してシート拭き取り棒が保
持体に回転自在となるように設けられた凸型部材19
と、凸型部材と保持体との当接を解くために凸型部材の
端部に取り付けられたスプリング18と、スプリングを
シート拭き取り棒内部に固定するために設けられたスプ
リング固定部材17とが設けられている。これらにより
シート拭き取り棒を図9に示された右側の保持体方向に
動かすことで、シート拭き取り棒を保持体から取り外す
ことができる。またシート拭き取り棒の直径は巻き取り
芯の直径とは異なる設定となっている。
【0067】上記の構成の巻き取り芯、シート拭き取り
棒を取り付けた保持体を安定させるために、また保持体
を壁面等に取り付けやすくするために台座11に取り付
ける。この台座を図17のAに示されるようにガスレン
ジ前面、かつガスレンジを乗せた台座の下部のデットス
ペースに取り付ける。または図17のBに示されるよう
に台座下部に内包するように設けてもよい。また本実施
形態に適用されるシートの端部にはシート上で人が動い
たときにシートが縒れないようにするために重りが取り
付けてある。またこの重りは簡単にシートから取りはず
すことができる。図10に示された本実施形態の場合、
シートの端部に重りを縫い込んであるが、吸盤等をシー
トの縁に設けることも考えられる。
【0068】尚、本実施形態に適用されるシートの材質
としては、アルミコーティング材、塩化ビニルなど吸油
性のないものであればどんなものであってもよい。また
シート拭き取り棒に取り付けられるものとしては、コッ
トンやレーヨンを原料として作られた不織布、布紙等吸
油性の優れたものであればどんなものであってもよい。
尚、シート拭き取り棒に取り付け、使用するときにシー
ト拭き取り棒との間に摩擦が生じるものであればなおよ
い。
【0069】<使用方法及び効果>使用するときには、
巻き取り芯に巻き取られたシートの端部を手で引っ張り
床面上に広げる。これにより油を使った料理をするとき
に飛び散る油滴が床面にじかに付着して床を汚すことが
なくなる。また使用後は巻き取りスイッチを押下するこ
とにより巻き取り芯端部の歯車と保持体内部の歯車との
結合がとれ、バネの力により巻き取り芯が回転してシー
トを巻き取ることができる。また本シートをキッチン下
部のデットスペースに設けたことにより普段使用しない
時には、目立たなくキッチンの美観を損なうことがなく
なる。さらに本実施形態に適用されるシートは数回使用
したら洗濯してまた使用することができるので使い捨て
タイプのシートに比べて環境に優しいものとなる。
【0070】シート拭き取り棒は、シートを巻き取り芯
から引き出す時にはシート引き出し方向に回転するの
で、シートを容易に引き出すことができる。さらに巻き
取り芯にシートを巻き取る時には回転しないように構成
されている。シート拭き取り棒に吸油性に優れた布等を
取り付けることによりシートに飛び散った油滴を拭き取
ることができる。よってシートに飛び散った油滴を布等
で料理終了後に拭き取る必要がなくなる。またシート拭
き取り棒を保持体から取り外すことができるので、布の
取り付け、取り外しが容易となる。さらにシート拭き取
り棒の直径と巻き取り芯の直径が異なるように設けられ
ているので一度油滴を拭き取った布の面で再度油滴を拭
き取ることがなくなる。
【0071】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴が床面に飛び散るこ
とを防止することもできる。
【0072】次に図12及び図13を用いて本発明の床
汚れ防止シートの第6の実施形態について説明する。
尚、図12は第6の実施形態を示す全体構成図、図13
は巻き取り芯及びシート拭き取り棒の構成を表す構成図
である。
【0073】<構成>図12に示された本実施形態は、
油滴の床への飛び散りを防止するために床面に敷くシー
ト1、シートを巻き取るための巻き取り芯2、シートを
床に敷いたときにシートが動かないように、縒れないよ
うに固定するための重り3、巻き取り芯を回転自在とす
るために設けられた保持体8、保持体を固定するための
台座11、シートに飛び散った油滴を拭き取る布を取り
付けるためのシート拭き取り棒12、巻き取り芯と保持
体との結合を解くために用いられる巻き取りレバー20
を有して構成される。図13に示された巻き取り芯内部
の構成は、巻き取り芯を保持体に回転自在に取り付ける
ために設けられた回転軸22、巻き取り芯を回転させる
ためのバネ24、バネ24を固定するための固定部材2
3、巻き取り芯の端部に設けられた歯車との勘合により
前記巻き取り芯が所定の方向にだけ回転するように設け
られた留め具20とを有して構成される。
【0074】尚、本実施形態のシート拭き取り棒は、上
記の第5の実施形態に適用されたシート拭き取り棒と同
様のものを適用しているのでシート拭き取り棒について
の説明は省略する。
【0075】次に図13に示された巻き取り芯内部に設
けられたバネによるシート巻き取り機構について説明す
る。本実施形態では、巻き取り芯を保持体に回転自在と
するために設けられた回転軸にバネを巻き付け、固定部
材23と巻き取り芯とにバネを固定している。さらに図
13のBに示されるように保持体の端部に設けられた歯
車の歯に巻き取りレバー20を支点21により折り曲
げ、食い込ませることにより巻き取り芯がシート引き出
し方向にだけ回転する構成となっている。
【0076】上記の構成の巻き取り芯、シート巻き取り
棒を取り付けた保持体を安定させるために、また保持体
を壁面等に取り付けやすくするために台座11に取り付
ける。この台座を図17のAに示されるようにガスレン
ジ前面、かつガスレンジを乗せた台座の下部のデットス
ペースに取り付ける。または図17のBに示されるよう
に台座下部に内包するように設けてもよい。また本実施
形態に適用されるシートの端部にはシート上で人が動い
たときにシートが縒れないようにするために重りが取り
付けてある。またこの重りは簡単にシートから取りはず
すことができる。図12に示された本実施形態の場合、
シートの端部に重りを縫い込んであるが、吸盤等をシー
トの縁に設けることも考えられる。
【0077】尚、本実施形態に適用されるシートの材質
としては、アルミコーティング材、塩化ビニルなど吸油
性のないものであればどんなものであってもよい。また
シート拭き取り棒に取り付けられるものとしては、コッ
トンやレーヨンを原料として作られた不織布、布紙等吸
油性の優れたものであればどんなものであってもよい。
尚、シート拭き取り棒に取り付け、使用するときにシー
ト拭き取り棒との間に摩擦が生じるものであればなおよ
い。
【0078】<使用方法及び効果>使用するときには、
巻き取り芯に巻き取られたシートの端部を手で引っ張り
床面上に広げる。これにより油を使った料理をするとき
に飛び散る油滴が床面にじかに付着して床を汚すことが
なくなる。シートの端部には重りが設けられているので
シート上で人が動いてもシートが縒れることがなくな
る。使用後、シートを収納するときには巻き取りレバー
20を巻き取り芯の端部に設けられた歯車の歯から放す
ことによりバネに蓄えられたねじりが巻き取り芯に伝わ
りシートを巻き取り芯に自動的に巻き取る。また本シー
トをキッチン下部のデットスペースに設けたことにより
普段使用しない時には、目立たなくキッチンの美観を損
なうことがなくなる。さらに本実施形態に適用されるシ
ートは数回使用したら洗濯してまた使用することができ
るので使い捨てタイプのシートに比べて環境に優しいも
のとなる。
【0079】シート拭き取り棒は、シートを巻き取り芯
から引き出す時にはシート引き出し方向に回転するの
で、シートを容易に引き出すことができる。さらに巻き
取り芯にシートを巻き取る時には回転しないように構成
されているのでシートに飛び散った油滴をしっかりと拭
き取ることができる。またシート拭き取り棒を保持体か
ら取り外すことができるので、シートに飛び散った油滴
を拭き取るための布の取り付け、取り外しが容易とな
る。さらにシート拭き取り棒の直径と巻き取り芯の直径
が異なるように設けられているので一度油滴を拭き取っ
た布の面で再度油滴を拭き取ることがなくなる。
【0080】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴が床面に飛び散るこ
とを防止することもできる。
【0081】次に図14及び図15を用いて本発明の床
汚れ防止シートの第7の実施形態について説明する。
尚、図14は本実施形態の全体像を示す図、図15は保
持体内部に設けられた2枚の歯車の取り付け例を示して
いる。
【0082】<構成>図14に示された本実施形態は、
油滴が床面に付着することを防止するためのシート1、
シートを巻き取るための巻き取り芯2、シートを床に敷
いたときにシートが動かないように、縒れないように固
定するための重り3、巻き取り芯をシート引き出し方向
に回転自在とするために設けられた保持体8、保持体を
固定するための台座11、シートに飛び散った油滴を拭
き取るための布を取り付けるためのシート拭き取り棒1
2、保持体内部に設けられた歯車を回転させるために設
けられた巻き取りレバー26を有して構成される。また
図14に示された保持体内部の歯車は、巻き取り芯2を
回転させるために保持体8内部に設けられた歯車27、
シート拭き取り棒12を回転させるために保持体8内部
に設けられた歯車28とにより構成されている。
【0083】まず、シートを巻き取るための巻き取り芯
及びシートに飛び散った油滴を拭き取るためのシート拭
き取り棒の構成について説明する。巻き取り芯に巻き取
られたシートを引き出すときに巻き取り芯が回転自在と
なるために設けられた保持体8の内部には巻き取り芯を
回転自在とするための歯車27及びシート拭き取り棒を
回転自在とするために設けられた歯車28が備えられて
いる。
【0084】この二つの歯車は保持体内部で接触するよ
うに設けられている。シートを巻き取り芯から引き出す
ときには図15に示されたように巻き取り芯の歯車が左
回転、シート拭き取り棒の歯車が右回転する。またシー
トを収納する時には巻き取り芯の歯車が右回転、シート
拭き取り棒の歯車が左回転する。巻き取り芯の歯車とシ
ート拭き取り棒の歯車とがお互いに逆回転することによ
りシート拭き取り棒がしっかりとシートに飛び散った油
滴を拭き取ることができる。
【0085】次に保持体内部に設けられた上記の二つの
歯車に巻き取り芯及びシート拭き取り棒を保持体に回転
自在となるように設ける。また巻き取り芯の歯車には保
持体の外側から保持体に設けられた開口部を通して歯車
を回転させるための巻き取りレバー26が取り付けられ
ている。この巻き取りレバー26を回転させることによ
り引き出されたシートを巻き取り芯に巻き付けることが
出来る。巻き取り芯の歯車に回転が与えられると、この
歯車と接触しているシート拭き取り棒の歯車にも回転が
与えられシートを自動的に拭き取ることとなる。
【0086】保持体の下部には保持体を安定させるため
に、また保持体を壁面等に取り付けやすくするための台
座が設けられている。この台座を図17のAに示される
ようにガスレンジ前面、かつガスレンジを乗せた台座の
下部のデットスペースに取り付ける。または図17のB
に示されるように台座下部に内包するように設けてもよ
い。また本実施形態に適用されるシートの端部にはシー
ト上で人が動いたときにシートが縒れないようにするた
めに重りが取り付けてある。またこの重りは簡単にシー
トから取りはずすことができる。図14に示された本実
施形態の場合、シートの端部に重りを縫い込んである
が、シートを滑りにくい材質のものにする、シートの裏
面に吸盤等を設けることも考えられる。
【0087】尚、本実施形態に適用されるシートの材質
としては、アルミコーティング材、塩化ビニルなど吸油
性のないものであればどんなものであってもよい。また
シート拭き取り棒に取り付けられるものとしては、コッ
トンやレーヨンを原料として作られた不織布、布紙等吸
油性の優れたものであればどんなものであってもよい。
尚、シート拭き取り棒に取り付け、使用するときにシー
ト拭き取り棒との間に摩擦が生じるものであればなおよ
い。
【0088】<使用方法及び効果>使用時には、巻き取
り芯に巻き取られたシートの端部を手で引っ張り床面上
に広げる。これにより油を使った料理をするときに飛び
散る油滴が床面にじかに付着して床を汚すことがなくな
る。また使用後は巻き取りレバーを回転させることによ
りシートが巻き取り芯に巻き取られる。さらにシート巻
き取り時に保持体間に設けられたシート拭き取り棒に取
り付けられた布等によりシートに飛び散った油滴を拭き
取ることができる。よってシートに飛び散った油滴を布
等で料理終了後に拭き取る必要がなくなり、さらに使用
者の手間を省くことができる。また本シートをキッチン
下部のデットスペースに設けたことにより普段使用しな
い時には、目立たなくキッチンの美観を損なうことがな
くなる。さらに本実施形態に適用されるシートは数回使
用したら洗濯してまた使用することができるので使い捨
てタイプのシートに比べて環境に優しいものとなる。
【0089】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴が床面に飛び散るこ
とを防止することもできる。
【0090】次に図16を用いて本発明の床汚れ防止シ
ートの第8の実施形態について説明する。尚、図16は
本実施形態の構成を示すための断面図である。
【0091】<構成>図16に示された本実施形態は、
飛び散った油滴が床面にじかに飛び散るのを防止するた
めに床面に敷くシート1、シートを巻き取るための巻き
取り芯2、巻き取り芯に巻き取られたシートを繰り出す
働きをする巻き取りローラ29、巻き取りローラ29を
駆動する駆動部30などにより構成されている。
【0092】まず、床面上に敷くシートを巻き取った巻
き取り芯を所定の位置に固定する。そしてシートを巻き
取りローラにより繰り出し可能な位置にセットする。巻
き取り芯は図示しない保持体によりシート引き出し方向
に回転自在となるように挟持されている。また本装置は
図17のAに示されるようにガスレンジ前面かつガスレ
ンジを乗せた台座下部のデットスペースにシートを床面
に敷くことが可能なように取り付けられている。尚、図
17のBに示されるようにガスレンジを乗せた台座の下
部のデットスペースに内包するように設けてもよい。
【0093】尚、本実施形態に適用されるシートとして
は、切断具により切り取り可能な材質のものであればよ
い。例えばペーパータオル、再生紙、和紙、形状記憶紙
等である。
【0094】<使用方法及び効果>シートを引き出すと
きには図示しない引き出しスイッチの押下により駆動部
30が巻き取りローラ29を回転させてシートを所定の
長さ分だけ引き出す。これにより油を使った料理をする
ときに飛び散る油滴が床面にじかに付着することを防ぐ
ことができる。また使用後はシートに設けられた切り取
り線によりシートを切断する。
【0095】使用時には箱に収納されたシートを引き出
し口より引き出し、床面に敷く。また使用後はシートを
切断具により切り取り、切り取ったシートはゴミとして
処理する。これにより本装置を使用するときにはいつも
きれいなシートを使用することができる。またすべての
シートを使い切った時には、このシートと巻き取り芯だ
けを取り替えれば良いこととなる。また本実施形態をキ
ッチン下部のデットスペースに設けたことにより普段使
用しないときの美観を損なうことがなくなる。
【0096】また床面を覆うシートの面積を大きくして
流し台の前面に敷くことにより水滴が床面に飛び散るこ
とを防止することもできる。
【0097】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0098】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように請求項1
記載の発明の床汚れ防止シートによれば、適宜幅及び長
さを有するシートと、シートを巻き取り可能な巻き取り
芯と、シートを床に広げた時に前記シートが動かないよ
うに固定するために端部に取り付けた重り、またはシー
トの裏面に取り付けた滑り止めのコーティングを施した
部材とを有し、使用する際に、シートを巻き取り芯から
引き出し、ガスレンジ前面の床に敷くことにより天ぷら
等の油を使った料理をするときに飛び散る油滴が床面に
付着して床を汚すという不具合を防止することができ
る。さらにシートの端部に取り付けられた重り、または
シートの裏面に設けた滑り止めのコーティングを施した
部材によりシート上で人が動いても、シートが縒れたり
動いたりすることがなくなる。また簡単な構成であるた
め、使用後は巻き取り芯にシートを巻き取り、邪魔にな
らない所へ収納しておくことができる。よって普段使用
しないときに邪魔になることがなく、またキッチンの美
観を損なうことがなくなる。
【0099】請求項2記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、適宜長さの円筒状の巻き取り芯に、適宜幅及び
長さを有し所定の長さごとに両面接着部材を片面に設け
たシートの一端縁を固着して巻き付け、シートを巻き取
った巻き取り芯をシートを引き出すことが可能な引き出
し口及び引き出し口の上部にシートを切断可能な切断具
とを有する収納箱に収納し、収納箱をガスレンジ前面か
つガスレンジを乗せた台座下部のデットスペースにシー
トを引き出し口より引き出したときに両面接着部材が下
側となるように取り付け、使用する時には箱に収納され
たシートを引き出し口より引き出し床面に敷く。これに
より油を使った料理をするときに飛び散る油滴が床面に
じかに付着することを防ぐことができる。さらに両面接
着部材により床面に固定されるのでシート上で人が動い
てもシートが縒れたり動いたりしない。また使用後はシ
ートを切断具により切り取り、切り取ったシートはガス
レンジ周りの汚れの掃除などに使用した後にゴミとして
処理する。よっていつも綺麗なシートを使用することが
できる。またキッチン下部のデットスペースに設けたこ
とにより普段使用しないときにはキッチンの美観を損な
うことがなくなる。全てのシートを使い切ったときには
シートと巻き取り芯とを取り替えれば、また使用するこ
とができる。
【0100】請求項3記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、適宜幅及び長さとを有するシートを巻き取るた
めの円筒状の巻き取り芯と、巻き取り芯がシート引き出
し方向に回転自在となるように設けられた巻き取り芯保
持部材とを有し、シートを巻き取った巻き取り芯を巻き
取り芯保持部材にシート引き出し方向に回転自在となる
ように取り付け、巻き取り芯保持部材をガスレンジ前面
かつガスレンジを乗せた台座下部のデットスペースにシ
ートが引き出し可能なように取り付けたことにより、使
用する際には容易にガスレンジ前面にシートを敷くこと
ができる。また巻き取り芯からシートを引き出し床面に
敷くことにより、天ぷら等の油を使った料理をするとき
に飛び散る油滴が床面に付着して床を汚すという不具合
を防止することができる。また普段使用しないときには
キッチン下部の見えにくいスペースに設けてあるためキ
ッチンの美観を損なうことがない。
【0101】請求項4記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、シートを巻き取り芯に巻き取る前にシートと当
接するように巻き取り芯保持部材にシート拭き取り部材
をさらに設けたことにより、シートを巻き取り芯に巻き
取るときにシート拭き取り部材によりシートに飛び散っ
た油滴を拭き取ることができ、さらに使用者の利便性を
向上させることができる。
【0102】請求項5記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、巻き取り芯に巻き取られたシートの一端部にシ
ートを固定するための固定部材をさらに設けたことによ
り、シートを床面に敷いたときにシート上で使用者が動
いてもシートが固定されているのでシートが縒れたり動
いたりすることがなくなる。
【0103】請求項6記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、シートを切断するためのシート切断部材をさら
に設けたことにより、使用後にシートをシート切断部材
により容易に切断することができる。
【0104】請求項7記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、巻き取り芯保持部材にシート引き出し方向に回
転自在に取り付けられた巻き取り芯を手動で回転させる
ための部材をさらに設けたことにより上記の効果に加え
て、巻き取り芯を回転させるための部材により巻き取り
芯から引き出されたシートを巻き取り芯に巻き取ること
ができる。
【0105】請求項8記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、巻き取り芯から所定の長さだけ引き出されたシ
ートをバネの力によって巻き取るバネ巻取手段をさらに
設けたことをにより、巻き取り芯から引き出されたシー
トをバネ巻取手段により巻き取ることができる。
【0106】請求項9記載の発明の床汚れ防止シートに
よれば、バネ巻取手段が、巻き取り芯を巻き取り芯保持
部材に回転自在となるように端部を巻き取り芯保持部材
に取り付け、巻き取り芯の側面に設けられた開口部より
巻き取り芯内部に挿入されたバネ巻き取り芯と、巻き取
り芯の内部に挿入されたバネ巻き取り芯の先端部及び巻
き取り芯の側面に端部を取り付け、バネ巻き取り芯に巻
き付けられたバネと、巻き取り芯の端部に設けられた歯
車と勘合し、巻き取り芯が所定の方向にだけ回転するよ
うに巻き取り芯保持部材に設けられた歯車部材と、巻き
取り芯の端部に設けられた歯車と歯車部材との勘合を解
くために巻き取り芯保持部材及び歯車部材に設けられた
開口部より巻き取り芯の端部に設けられた歯車と当接す
るように設けられた歯車分離部材とを有して構成され、
シートを巻き取り芯から引き出すことによりバネにねじ
りが加えられ、歯車分離部材により巻き取り芯保持部材
と巻き取り芯とに設けられた歯車の接合を切り離すこと
により巻き取り芯がシート巻き取り方向に回転するので
巻き取り芯から引き出されたシートをバネの力により巻
き取ることができる。
【0107】請求項10記載の発明の床汚れ防止シート
によれば、バネ巻取手段が、巻き取り芯を巻き取り芯保
持部材に回転自在に取り付けるために設けられた回転軸
と、回転軸及び巻き取り芯の内部に取り付けられたバネ
と、巻き取り芯の端部に設けられた歯車との勘合により
巻き取り芯が所定の方向にだけ回転するように設けられ
た留め具とを有して構成され、シートを巻き取り芯から
引き出すときに巻き取り芯に取り付けられたバネにねじ
りが加えられ、留め具と巻き取り芯の端部に設けられた
歯車との勘合を解くことにより巻き取り芯にバネの力が
加えられ、巻き取り芯がシート巻き取り方向に回転する
ことにより巻き取り芯から引き出されたシートをバネの
力により巻き取ることができる。
【0108】請求項11記載の発明の床汚れ防止シート
によれば、巻き取り芯保持部材内部に設けられ、巻き取
り芯及び前記シート拭き取り部材の端部に取り付けられ
た歯車と、巻き取り芯の端部に取り付けられた歯車を回
転させるための回転部材とをさらに有して構成され、巻
き取り芯に取り付けた歯車と前記シート拭き取り部材に
取り付けた歯車とが接触してお互いが逆方向に回転する
ことによりシートに飛び散った油滴をシート拭き取り部
材によりしっかりと拭き取ることができる。また床面に
引き出されたシートを回転部材により回転させることに
より巻き取り芯に巻き取ることができる。
【0109】請求項12記載の発明の床汚れ防止シート
によれば、シート拭き取り部材が、シートに飛び散った
油滴を拭き取る部材を取り付けるための取り付け筒と、
取り付け筒の内部に設けられ、取り付け筒の側面に設け
られた開口部より凸部を突き出し、巻き取り芯保持部材
と当接して取り付け筒が巻き取り芯保持部材に回転自在
となるように設けられた凸型部材と、凸型部材の巻き取
り芯保持部材との当接を解くために凸型部材の端部に取
り付けられたスプリングと、スプリングを取り付け筒に
固定するために取り付け筒内部に固定されたスプリング
固定部材と、取り付け筒の他端部に設けられた歯車と勘
合し、取り付け筒を所定の方向にだけ回転させるために
巻き取り芯保持部材に設けられた歯車部材とを有して構
成され、スプリングの伸縮により凸型部材と巻き取り芯
保持部材との当接を解き、取り付け筒を巻き取り芯保持
部材から着脱可能としたことにより、取り付け筒に油滴
を拭き取るための布等を簡単に取り付けることができ
る。またシートを巻き取り芯から引き出すときには取り
付け筒がシート引き出し方向に回転するのでシートを容
易に巻き取り芯から引き出すことができる。さらに、巻
き取り芯にシートを巻き取る時には回転しないように構
成されているのでシートに飛び散った油滴をしっかりと
拭き取ることができる。また取り付け筒と巻き取り芯の
直径が異なるように設けられているので一度油滴を拭き
取った布の面で再度油滴を拭き取ることがなくなる。
【0110】請求項13記載の発明の床汚れ防止シート
によれば、巻き取り芯に巻き取られたシートを引きだし
可能な自動巻取引出機構をさらに設けたことにより、シ
ートを手動で引き出す手間を省くことができる。
【0111】請求項14記載の発明の床汚れ防止シート
によれば、床面に敷くシートをペーパータオルとするこ
とによりシートを洗濯したり、飛び散った油滴を拭き取
る必要がなくなる。
【0112】請求項15記載の発明の床汚れ防止シート
によれば、床面に敷くシートに不織布、表面にアルミコ
ーティング材、塩化ビニルシート、布地に塩化ビニルを
コーティングしたものなど油分を吸収しにくいものを適
用することにより、シートに飛び散った油滴がシートに
吸収されずに拭き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床汚れ防止シートの第1の実施形態を
示す外観斜視図である。
【図2】シートを巻き取り芯に巻き取った状態を示す図
である。
【図3】本発明の床汚れ防止シートの第2の実施形態の
構成を表す図である。
【図4】第2の実施形態のシートを表す図である。
【図5】本発明の床汚れ防止シートの第3の実施形態の
構成を表す図である。
【図6】第3の実施形態を構成する各部材を示す図であ
る。
【図7】本発明の床汚れ防止シートの第4の実施形態を
示す外観斜視図である。
【図8】収納箱内部の構成を表す図である。
【図9】本発明の床汚れ防止シートの第5の実施形態の
構成を表す図である。
【図10】Aは巻き取り芯の構成を示す図であり、Bは
拭き取り棒の構成を示す図である。
【図11】シートの巻き取り手順を示す図である。
【図12】本発明の床汚れ防止シートの第6の実施形態
を示す外観斜視図である。
【図13】巻き取り芯の構成を表す図である。
【図14】本発明の床汚れ防止シートの第7の実施形態
を示す外観斜視図である。
【図15】シートの巻き取り手順を示す図である。
【図16】本発明の床汚れ防止シートの第8の実施形態
を示す外観斜視図である。
【図17】本発明の床汚れ防止シートの適用場所を示す
図である。
【図18】本発明の床汚れ防止シートの適用場所を示す
図である。
【符号の説明】
1 シート 2 巻き取り芯 3 重り 4 停止具 5 収納箱 6 切断具 7 停止部材 8 保持体 9 巻き取り部 10 拭き取り部材 11 台座 12 シート拭き取り棒 13 巻き取りスイッチ 14 バネ巻き取り芯 15 歯車部材 16 歯車部材 17 スプリング固定部材 18 スプリング 19 凸型部材 20 留め具 21 支点 22 固定部材 23 固定部材 24 バネ 25 歯車 26 巻き取りレバー 27 歯車 28 歯車 29 巻き取りローラ 30 駆動部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜幅及び長さを有するシートと、 前記シートを巻き取り可能な巻き取り芯と、 前記シートを床に広げた時に前記シートが動かないよう
    に固定するために端部に取り付けた重り、または前記シ
    ートの裏面に取り付けた滑り止めのコーティングを施し
    た部材とを有し、 使用する際に、前記シートを前記巻き取り芯から引き出
    し、ガスレンジ前面の床に敷くことを特徴とする床汚れ
    防止シート。
  2. 【請求項2】 適宜長さの円筒状の巻き取り芯に、適宜
    幅及び長さを有し所定の長さごとに両面接着部材を片面
    に設けたシートの一端縁を固着して巻き付け、前記シー
    トを巻き取った前記巻き取り芯を前記シートを引き出す
    ことが可能な引き出し口及び該引き出し口の上部に前記
    シートを切断可能な切断具とを有する収納箱に収納し、
    該収納箱をガスレンジ前面かつ該ガスレンジを乗せた台
    座下部のデットスペースに前記シートを前記引き出し口
    より引き出したときに前記両面接着部材が下側となるよ
    うに取り付けたことを特徴とする床汚れ防止シート。
  3. 【請求項3】 適宜幅及び長さとを有するシートを巻き
    取るための円筒状の巻き取り芯と、 前記巻き取り芯がシート引き出し方向に回転自在となる
    ように設けられた巻き取り芯保持部材とを有し、 前記巻き取り芯を前記巻き取り芯保持部材に前記シート
    引き出し方向に回転自在となるように取り付け、前記巻
    き取り芯保持部材をガスレンジ前面かつ該ガスレンジを
    乗せた台座下部のデットスペースに前記シートが引き出
    し可能なように取り付けたことを特徴とする床汚れ防止
    シート。
  4. 【請求項4】 前記シートを前記巻き取り芯に巻き取る
    前に前記シートと当接するように前記巻き取り芯保持部
    材に前記シート拭き取り部材をさらに設けたことを特徴
    とする請求項3記載の床汚れ防止シート。
  5. 【請求項5】 前記巻き取り芯に巻き取られた前記シー
    トの一端部に前記シートを床面に広げたときに前記シー
    トが動かないように固定するための固定部材をさらに設
    けたことを特徴とする請求項3または4に記載の床汚れ
    防止シート。
  6. 【請求項6】 前記巻き取り芯保持部材に前記シートを
    切断するためのシート切断部材をさらに設けたことを特
    徴とする請求項3記載の床汚れ防止シート。
  7. 【請求項7】 前記巻き取り芯保持部材に前記シート引
    き出し方向に回転自在に取り付けられた前記巻き取り芯
    を手動で回転させるためのシート巻き取り部材をさらに
    設けたことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項
    に記載の床汚れ防止シート。
  8. 【請求項8】 前記巻き取り芯から所定の長さだけ引き
    出された前記シートをバネの力によって巻き取るバネ巻
    取手段をさらに設けたことを特徴とする請求項3から5
    のいずれか1項に記載の床汚れ防止シート。
  9. 【請求項9】 前記バネ巻取手段は、 前記巻き取り芯を前記巻き取り芯保持部材に回転自在と
    なるように端部を前記巻き取り芯保持部材に取り付け、
    前記巻き取り芯の側面に設けられた開口部より前記巻き
    取り芯内部に挿入されたバネ巻き取り芯と、 前記巻き取り芯の内部に挿入された前記バネ巻き取り芯
    の先端部及び前記巻き取り芯の側面に端部を取り付け、
    前記バネ巻き取り芯に巻き付けられたバネと、 前記巻き取り芯の端部に設けられた歯車と接合し、前記
    巻き取り芯が所定の方向にだけ回転するように前記巻き
    取り芯保持部材に設けられた歯車部材と、 前記巻き取り芯の端部に設けられた歯車と前記歯車部材
    との接合を解くために前記巻き取り芯保持部材外側から
    前記巻き取り芯保持部材及び前記歯車部材に設けられた
    開口部を通して前記巻き取り芯の端部に設けられた歯車
    と当接するように設けられた歯車分離部材とを有して構
    成され、 前記シートを前記巻き取り芯から引き出すことによりバ
    ネにねじりが加えられ、前記歯車分離部材により前記歯
    車部材と前記巻き取り芯とに設けられた前記歯車との接
    合を切り離すことにより前記巻き取り芯がシート巻き取
    り方向に回転することを特徴とする請求項8記載の床汚
    れ防止シート。
  10. 【請求項10】 前記バネ巻取手段は、 前記巻き取り芯を前記巻き取り芯保持部材に回転自在に
    取り付けるために設けられた回転軸と、 端部を前記回転軸及び前記巻き取り芯に取り付け、前記
    回転軸に巻き付けたバネと、 前記巻き取り芯の端部に設けられた歯車と噛み合い前記
    巻き取り芯が所定の方向にだけ回転するように設けられ
    た留め具とを有して構成され、 前記シートを前記巻き取り芯から引き出すときに前記巻
    き取り芯に取り付けられた前記バネにねじりが加えら
    れ、前記留め具と前記巻き取り芯の端部に設けられた歯
    車との噛み合いを解くことにより前記巻き取り芯に前記
    バネの力が加えられ、前記巻き取り芯がシート巻き取り
    方向に回転することを特徴とする請求項8記載の床汚れ
    防止シート。
  11. 【請求項11】 前記巻き取り芯保持部材に設けられ、
    前記巻き取り芯及び前記シート拭き取り部材の端部に取
    り付けられた歯車と、 前記巻き取り芯の端部に取り付けられた歯車を回転させ
    るための回転部材とをさらに有して構成され、 前記巻き取り芯に取り付けた歯車と前記シート拭き取り
    部材に取り付けた歯車とが接触してお互いが逆方向に回
    転することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項
    に記載の床汚れ防止シート。
  12. 【請求項12】 前記シート拭き取り部材は、 前記シートに飛び散った油滴を拭き取る部材を取り付け
    るための取り付け筒と、 前記取り付け筒の内部に設けられ、前記取り付け筒の側
    面に設けられた開口部より凸部を突き出し、該凸部が前
    記巻き取り芯保持部材と当接して前記取り付け筒が前記
    巻き取り芯保持部材に回転自在となるように設けられた
    凸型部材と、 前記凸型部材の前記巻き取り芯保持部材との当接を解く
    ために前記凸型部材の端部に取り付けられたスプリング
    と、 前記スプリングを前記取り付け筒に固定するために前記
    取り付け筒内部に固定されたスプリング固定部材と、 前記取り付け筒の他端部に設けられた歯車と接合し、前
    記取り付け筒を所定の方向にだけ回転させるために前記
    巻き取り芯保持部材に設けられた歯車部材とを有して構
    成され、 前記スプリングの伸縮により前記凸型部材と前記巻き取
    り芯保持部材との当接を解き、前記取り付け筒を前記巻
    き取り芯保持部材から着脱可能としたことを特徴とする
    請求項4記載の床汚れ防止シート。
  13. 【請求項13】 前記巻き取り芯に巻き取られた前記シ
    ートを自動で引きだし可能な自動巻取引出機構をさらに
    設けたことを特徴とする請求項3または6記載の床汚れ
    防止シート。
  14. 【請求項14】 前記シートはペーパータオルであるこ
    とを特徴とする請求項2、3、6、13のいずれか1項
    に記載の床汚れ防止シート。
  15. 【請求項15】 前記シートは表面にアルミをコーティ
    ングしたもの、塩化ビニルシート、布地に塩化ビニルを
    コーティングしたものなど油分を吸収しにくい材質のも
    のであることを特徴とする請求項1、3、4、5、7、
    8、9、10、11、12のいずれか1項に記載の床汚
    れ防止シート。
JP33274297A 1997-12-03 1997-12-03 床汚れ防止シート Withdrawn JPH11164768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33274297A JPH11164768A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 床汚れ防止シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33274297A JPH11164768A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 床汚れ防止シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11164768A true JPH11164768A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18258357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33274297A Withdrawn JPH11164768A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 床汚れ防止シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11164768A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259905A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Aruze Corp 遊技機
JP2008048812A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Shigeko Kuroda 防汚床マット
JP2008307274A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Semutekku:Kk 汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259905A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Aruze Corp 遊技機
JP2008048812A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Shigeko Kuroda 防汚床マット
JP2008307274A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Semutekku:Kk 汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法
JP4519885B2 (ja) * 2007-06-15 2010-08-04 株式会社セムテック 汚れ防止用マットおよび汚れ防止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200412890A (en) Toilet cleaning apparatus and caddy
US5343587A (en) Mop construction including detachable fabric cleaning element
JP6043359B2 (ja) 粘着ローラー式掃除用具
WO2002054927A2 (en) Cleaning tool with removable cleaning sheets
JP2002517268A (ja) 着脱自在な清掃シートを使用する清掃具
US10052008B1 (en) Cleaning implement with disposable cleaning pad sleeves
US20180078109A1 (en) Floor Cleaning Mop Apparatus
US7370825B2 (en) Towel roll holder and dispenser and blank for forming container for the towel roll holder and dispenser
JPH11164768A (ja) 床汚れ防止シート
KR20160046485A (ko) 카트리지 기능을 구비한 청소도구
JPH08505297A (ja) 床を洗浄し拭くための組合せ器具
US7406740B2 (en) Dusting and cleaning device
WO2012047357A1 (en) Inner wipes
KR101273838B1 (ko) 청소기
JP2922497B1 (ja) レンジスクリーン
JP2002233488A (ja) 付着水の拭い取具
JP2011245051A (ja) 粘着クリーナ用カバー
US8359698B1 (en) Mop system
JP2002125893A (ja) 網戸用清拭具
JP3075380U (ja) 伸縮式モップ
KR102226855B1 (ko) 롤러청소기
JP2007512026A (ja) グルーミング/クリーニング装置
US20210196097A1 (en) Universal handheld grip for cleaning
JP3131383U (ja) 絞り機能と洗浄機能を付加したモップ。
KR960010465Y1 (ko) 전동식 걸레 청소기

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301