JPH08505297A - 床を洗浄し拭くための組合せ器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 組合せ器具は、床面側に備えられた拭掃インサート（insert）（５）と、その反対側にスイーベル状のハンドル受け口とを有する基本的に一体物であるプレートから成っているホルダー（１）を備えた平らな拭掃ディバイス（device）から成る。上記組合せ器具はまた、拭掃インサートのための絞りディバイス（１２;１４）を有する。プレート状のホルダー（１）の床面側は平面である。ホルダー（１）は堅固であり、拭掃インサート（５）は、基本的にスポンジ、主に、コットン及びビスコース（viscose）から成り、該スポンジは、ホルダー（１）の床面側に対する全領域にわたり適用されており、それ自体の重さの少なくとも６００％、とりわけ１０００％の水分吸収性がある。少なくとも、床面側に対する面において、拭掃インサート（５）は滑りの補助（７；９）を有する。絞りディバイスは、ざる状のプレート（１２;１６）の形をとり、特にバケツ（１１）内に吊り下ろされるように設計されている。組合せ器具により、肌と汚れた清掃用水との接触を避けることができる。拭掃インサート（５）はいかなる多大な労力もなしに絞られ得る。高度な清掃作業が達成される。組合せ器具はまた、出っ張り及び角部の下方にある面を、容易に、かつ、完全に清掃することが可能となるに十分に機動し得る。

Description

【発明の詳細な説明】 床を洗浄し拭くための組合せ器具 本発明は、床を洗浄し拭くための組合せ器具に関する。その組合せは、一方で は、一体物であるプレートとから成り、床面側に備えられたモップヘッド（mop head）及びそのプレートの他方側に備えられたピボット状のハンドル受け口を含 むホルダをもつ平らな拭掃部材から成る。他方では、その組合せは、モップヘッ ドのための絞り部材から成る。 家庭や小規模の施設においては、床は、通常、こすり洗いするブラシ及び雑巾 を用いて清掃される。これは多くの不都合を有する。肌が汚れた水に触れる。雑 巾は汚れた水を除去するために絞る必要がある。戸棚、テーブル及びその同種の 下表面および角部は、こすり洗いするブラシの剛性のために、たとえ清掃したと しても、困難を伴ってのみ清掃されることができる。人間工学的に好ましくない 身体の曲がりは、一般的には、避けることができない。清掃の性能、すなわち、 単位時間当りに清掃される床面積及び拭掃動作により達成される清掃の程度は最 小である。 標準的なバケツに装備するように設計された絞りのバスケットと組み合わされ た、スポンジの小片を有するモップは、汚れた水と触れるために肌をさらすこと なく、床が清掃されることを可能にするけれども、そのスポンジの小片を備えた 比較的小さなモップは、それが絞りにかけられ、汚れていない清掃溶液に再度浸 されなければならない前に、割合に小さな範囲を清掃することができるのみであ る。器具自体が、装備されたバスケットの中で絞り出されることができるように 、比較的小さくなければならないので、この器具が用いられる場合の単位時間当 りに清掃される床面積はまた比較的小さい。別の不利は、ごみがある程度のみ除 去され、その他については、更に遠く、テーブル、戸棚等の下へ押し込まれる、 カバー（covered）された面の清掃において生じる。 上記された問題は、施設の分野において用いられている型の平らなモップに影 響を及ぼすことはない。これらのような器具は様々な形で知られている。１つの 例は、ＤＥ ４０ ２２ ３２６ Ａ１号において述べられている。これらは、 ピボット状のハンドル受け口及び取り外し可能なモップヘッドを備えたモップホ ルダから成る。モップホルダはリヂッドで、あるいは、開閉のために蝶番を付け られることもある。ピボット状のハンドル受け口は、身体の曲がりのいかなる必 要もなしに、カバーされた面及び角部の清掃における少なからぬ機動性のために 備えている。モップヘッドの比較的大きな表面は、ほんの２，３回の拭掃動作で の高度の清掃のできばえ及び単位時間当りに清掃される大きな床面積を与える。 こすり洗いするブラシ及び雑巾が用いられる所の、労力を要する雑巾の絞り出し は、移動するバケツに装備された絞り器においてモップヘッドが絞り出されるた めに、もはや必要でない。汚れた水との肌の接触もまた避けることができる。し かしながら、記述された絞り器は、公知のモップヘッドが用いられる場合には、 適切な水の除去が達成されるために必要である。しかしながら、施設の分野にお いて用いられる、移動バケツ兼絞り器は、家庭または小さな規模の施設で使用す るには、余りに大きなスペースを占めすぎ、従って問題外である。他方では、絞 り器の使用なしには、汚れた水が適切に除去されることは不可能である。 従って、本発明により目指された問題は、汚れた水と肌との接触が避けられる ことができ、極端な骨折りなしに、モップヘッドから汚れた水が除去されること ができ、高度の清掃作業が達成されることができ、カバーされた面及び角部でさ えも、困難なしに、完全に清掃されることを可能にするほど十分に機動性のある 、家及び小さな規模の施設における床を洗浄し拭くための組合せ器具を提供する ことであった。 本発明に従えば、初めに述べた型の組合せ器具におけるこの問題に対する解決 法は、プレートのホルダの床面側が、平らな面の形をとっていて；ホルダが曲が らず；モップヘッドが基本的にスポンジ、主に、それ自身の重さの少なくとも６ ００％、より著しくは１０００％の水分吸収性があるコットン及びビスコース（ viscose）から成り、それはその床面側にあるホルダの全表面をカバーし、少な くとも床に面した側に、滑りの補助を備えていて；絞り部材がざる状のプレート の形をとっており、特にバケツの上に装備するために設計されていることを特徴 としている。一体物であるか、もしくは蝶番付きのホルダの剛直性は、高い水分 吸収のスポンジに関連して、絞り器のように複雑な装置のいかなる必要もなしに 、好ましくはバケツ上に装備されたざる状のプレートでの簡単な水の除去に備え ている。スポンジの主な不利、すなわち、乾燥状態におけるそれらの可動性の欠 乏は、少なくとも床に面した側に備えられた滑りの補助により回避される。 モップヘッドのためのプレート状のホルダの床面側の剛直性は、加えられた圧 力が、例えば、穴の空けられたプレートであるざる状のプレートを通じて、スポ ンジで形成されたモップヘッド上に均等に働き、それから汚れた水を徹底的に取 り除くことを保証するのに重要である。好ましい実施例において、ホルダの上部 は、安定性及び剛直性を高めるために、ステー（stay）を有している。この目的 のために、横に走る溝を備えることもできる。加えて、プレートは角を丸めてい てもさしつかえない。 使用に際して、プレート状のホルダの床から持ち上がる傾向は、ホルダ内に十 分に深く、ピボット状のハンドル受け口を固定することにより、都合良く減少さ れる。ピボット状のハンドル受け口は、例えば、ホルダプレートの上部における ２つの取っ手の間のＳジョイント（Ｓ joint）のような、自在継手であっても 構わない。モップヘッドを安定にするため、ホルダプレートは、モップヘッドに 装着された帯部材を受けるための幾つかの、より詳しくは、２つのスロットを有 することができる。バンドによってモップヘッドを安定にするために、全側面に スロットを有するプレートを備えることもまた有用である。別の違った型では、 バンドはまた、クリップによってホルダプレート上に固定されることもある。 本発明に係る床拭きは多くの有利な点を有する。一体物であるホルダプレート を備えた実施例においては、製造が安価である。絞ったり拭いたりする間のモッ プヘッドへの圧力の均等な付加は、ホルダの床面側の剛直性及び平坦性により保 証される。スロットもしくはクリップ、又は、ゴムバンドにより、モップヘッド は、時間節約の手段にあるプレート状のホルダへ固定され得る。節のない表面、 及び、くぼみがないことによって、汚れた微塵は、床拭きに粘着することはなく 、さもなければ、そこから簡単に除去されることができる。 主に、コットン及びビスコースから成るスポンジ材は、少なくとも６００％、 典型的には、それ自体の重さの約１４００％という、極めて高い水分吸収性を有 する。スポンジは、都合の良いことに、単なる圧力の付加により、絞り出される ことが可能である。そのようなスポンジの一例が、ヘキスト アーゲー（Ｈoec −hst ＡＧ）製の“ナロ”／“ナロファゾ”（“Ｎalo”／“Nalophan”）であ る。この材料の約３分の１は、１２mmから１５mmまでの長さのコットン繊維から 成り、約３分の２は、再生されたセルロースから成る。４mmの厚さについて、そ の材料は、５５０g／m²という単位面積当たりの重量を有する。 これまでのところ、そのような吸収性の高い材料の使用に対する弊害は、その 高い吸収性が、乾燥した局面において、必要とされる機動性を深刻なまで制限し たことであった。この理由について、例えば、ＤＥ ３８ ０９ ２７９ Ｃ１ 号において記述された型の床の保護用のモップヘッドは、節のない面としてでは なく、むしろ、ループもしくは房を備えた断片として使用される。たとえ、公知 のモップヘッドが高い吸収性をもっていても、絞ることなしに、それらから絞り 出すのは困難である。 対照的に、本発明によって、節のないモップヘッドが与えられる。乾燥した局 面において必要とされる動き易さは、スポンジの床に面する側にある滑りの補助 によって達成される。乾燥した状態で２mmから３０mmまでの厚さを有するモップ ヘッドが好ましい。モップヘッドの上部に装着された、幾つかの、より詳しくは 、２つの帯部材もしくはバンドは、モップヘッドをプレート状のホルダへ固定す るために、都合良く備えられることもできる。対応する帯部材は、それ自体が知 られており、例えば、ＤＥ ４０ ２２ ３２６ Ａ１号において記述されてい る。他の好都合な実施例において、モップヘッドは、長手方向の端部にあるモッ プヘッド上部に備えられた、ホルダを受けるための差し込み穴により、ホルダに 固定されている。対応する差し込み穴は、例えば、ＤＥ ３８ ０９ ２７９ Ｃ１号において解説される。 モップヘッドの上部に適用された合成糸のコットン、シザル（sisal）及び／ 又は麻から成る、網目状の、細長い小片状かつ円型の、及び／又は、縫い目を含 む材料は、滑りの補助として提供されている。従って、乾燥した局面におけるモ ッ プヘッドの動き易さは、モップヘッドに薄く広いメッシュ（mesh）の網を縫い付 けることにより、もしくは、モップヘッドの清掃側に滑りバンド又はループを備 えることにより保証され得る。他の可能な手段は、モップヘッドに、広いメッシ ュの縫い目、もしくは、約５mm間隔の交差した縫い目を備えることである。滑り の補助は、スポンジの吸収性を阻害することはないが、乾燥した局面において、 それを動き易くさせる。当該の型の滑りの補助はまた、絞ることによるスポンジ からの水の除去に対しても、障害にはならない。加えて、細長い小片等における 縫い目は、スポンジを安定にさせ、かつ、その擦り切れを減少させる。 本発明の他の実施例において、モップヘッドは、そのエッジ（edge）に沿って 、底部に、フリンジ（fringe）、ループ（loops）、もしくは、ストランド（str and）を備えている。この場合には、高い液体吸収性の帯域部分、すなわち、ス ポンジは、特に汚れを吸い上げる能力の高い帯域部分、すなわち、フリンジ、ル ープ、もしくは、ストランドに隣接されている。 全体的に、このモップヘッドを用いて、多くの便宜が達成され得る。それは、 高い乾燥の度合に備え、かつ、高度な清掃作業を有する。モップヘッドの節のな い面は、雑巾のそれと比較し得る拭掃の成果に、かつ、完全な汚れの除去に備え ている。滑りの補助もしくはスライドレール（slide rail）、あるいは、その同 種とされたものの上に広げられた網はまた、外皮で覆われた汚れに対し研磨の効 果をも有する。ホルダに対し弱い圧力を加えることにより、モップヘッドは、ざ る状のプレートに対して、容易に、かつ、好都合に、絞られることができる。 拭き部材のプレート状のホルダの好ましくは長方形の型について考慮すると、 関連したバケツの口もまた形が長方形であれば有用である。加えて、滑り部材は 、バケツ上での、水平な、もしくは、傾斜して設置されるように、両側で逆向き に上方へ向かって曲がったエッジを備えた、穴の空いたプレートの形をしている 。もし、穴の空いたプレートが、バケツ内に傾斜して設置されるならば、絞り出 された水によって、それは、十分に浸透されなければならない。他の好ましい実 施例において、穴の空いたプレートは、上方へ向けてフランジを付けられ、ステ ーは、モップヘッドを形成するスポンジの均等な絞り出しが保証されるように、 モッ プヘッドを絞る間にそれが曲がるのを防ぐために、穴の空いたプレート上に備え られている。 本発明の他の好ましい実施例において、組合せ器具は、実質的にそれ自体の高 さの半分の隔壁により、２つの隔室に分割され、その上に、モップヘッドを絞る ために使用されるざる状のプレートが設置され得るバケツを有する。隔壁は、好 ましくは、両隔室が同時に空になり得るように、バケツの注ぎ口に向かって傾斜 している。操作を楽にするために、取っ手のくぼみがバケツの底に与えられるこ ともあり、一方では、半円形の縁が、注ぎ補助としてバケツの口のまわりに備え られることもある。注ぎ口に対比して、半円の縁は、隔壁により形成された２つ の隔室のいずれか一方のみを空にさせることができ、あるいは、同時に、両方の 隔室を空にさせることができる。 もし、ざる状のプレートが、バケツ内で傾斜して設置されるように設計される ならば、都合良く、その幅にわたり中間の高さで絞り出しのレールもしくは絞り 出しのローラーを備え、その端部に止め具を備える。ざる状のプレートは、一方 のエッジにおいてバケツの縁から吊り下げられ、バケツの隔壁一大体においてバ ケツの半分の高さである−により、その他のエッジで支えられている。モップヘ ッドを絞り出すために、取り付けられたモップヘッドを備えたプレート状のホル ダは、ざる状のプレートに当てられ、絞り出しのレール、もしくは、絞り出しの ローラーにわたって押さえ付けられる。著しく効果的な水の除去が実現される。 ざる状のプレートの端部に備えられた止め具は、ホルダがバケツに滑り落ちるの を防いでいる。 隔壁を備えたバケツは、汚れた水と少し汚れた清掃溶液とが隔てられることを 可能にする。清掃の質は上がる。これら２つの隔室にもかかわらず、上記された 取っ手のくぼみを使うことにより、配置されたざる状のプレートを備えた場合で さえも、バケツは簡単に空にできる。上記された床拭きに関連して、圧力をかけ るいかなる必要もない効果的な水の除去のために、絞り部材が備わっている。 本発明の実施例は、以下で、添付図面に関し例を用いて記述される。 図１ 本発明の実施例に係るプレート状のホルダの斜視図である。 図２ 図１において図説されたホルダに関する上記実施例に係るモップヘッド の斜視図である。 図２a 本発明の他の実施例に係るモップヘッドの斜視図である。 図３ 上記実施例に係る図２で示されたモップヘッドを備えた図１のホルダの 斜視図である。 図４ 上記実施例に係る絞りプレートを備えたバケツの斜視図である。 図５ 本発明の他の実施例に係る傾斜した絞りプレートを備えたバケツの斜視 図である。 図１に示されるプレート状のホルダ１は、自在継手であるＳジョイント４によ り、ハンドル受け口に連結されている。ホルダ１の剛性を高めるために、補強ス テー２がホルダ１内に設けられている。モップヘッドを固定するために、スロッ ト３がエッジ部に形成されている。ホルダ１は一体物であり、従って、製造する には安価である。しかしながら、本発明によれば、多数の部品のホルダ、例えば 、蝶番付きのホルダもまた、本発明に従って、提供され得る。 図２及び図２aに示されたモップヘッドは、底部にスポンジ状の材料を備えて いる。例えば、（図２の）縫い目、もしくは、（図２aの）網目は滑りの補助と して与えられる。モップヘッド５の狭い側部において、帯部材６は、例えば、縫 合により、長手方向の両エッジに、狭い側部から例えば約２cmの間隔を置いてつ ながれ固定している。加えて、図説された両実施例において、おおよそ５cmから １０cmまでの長さのひもが、結び目により、実質的にモップヘッドの中央に、好 ましくは、帯部材６の一つに沿ったほぼ中間に定着させられる。モップヘッドが ホルダ１に装着され、ひもがホルダに結ばれた後では、モップヘッドがホルダか ら滑り外れることは防がれる。更に、固定するバンドの更なる詳細は、明確に言 及されているＤＥ ３８ ２３ ４５６ Ｃ１号において見出され得る。 図３は、その上に固定されるモップヘッド５を備えたホルダ１０を示している 。様々な部材の働き及びそれらのホルダ１との協働関係は、この図で詳細に明ら かである。 図４は、多数の可能な実施例のうちの１つにおける、その上に水平な絞りプレ ート１２を備えたバケツ１１を示している。絞りプレート１２のエッジは、上方 に向けてフランジを付けられ、長方形のバケツ１１の縁から吊り下げられている 。バケツは、丸い注ぎ口１３及び斜めに相対する取っ手のくぼみ１５を使用する ことにより、容易に空にされ得る。傾斜したバケツの隔壁１４は、汚水用の隔室 ときれいな清掃溶液用の隔室とに、バケツを分割している。運搬用の取っ手１８ もまた装着されている。 図５で示されたバケツの他の実施例は、バケツの枠上に一方のエッジを置いて 、傾斜したバケツの隔壁の縁に他方のエッジを置いている傾斜した絞りプレート １６を有している。絞り出しのレールもしくは絞り出しのローラー１７が、傾斜 した絞りプレート１６にかかって配置させられており、スポンジからの水の除去 を容易にしている。傾斜した絞りプレートの端部における上記された止め具は、 図５には、簡略化のために示されていないが、それにもかかわらず、備えられて いてもよい。 参照番号リスト １ ホルダ ２ 補強面 ３ スロット ４ Ｓジョイント ５ モップヘッド ６ 帯部材 ７ 滑りの補助としての縫合 ８ 固定用バンド ９ 滑りの補助としての網 １０ モップヘッドを装着したホルダ １１ 絞りプレートを装着したバケツ １２ 水平な絞りプレート １３ 注ぎ口 １４ 傾斜したバケツの隔壁 １５ 取っ手のくぼみ １６ 傾斜した絞りプレート １７ 絞り出しのレール／ローラー １８ 運搬用の取っ手

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オスベルグハウス、ライナー ドイツ連邦共和国、デー―40593・デュッ セルドルフ、ジュダレ47番 (72)発明者 シュンター、ローランド ドイツ連邦共和国、デー―73547・ローク ―ヴァルトハウゼン、ビルケンシュトラア セ９番 (72)発明者 フェルンシルト、レオ ドイツ連邦共和国、デー―41352・コルシ ェンブロイッヒ、アム・トゥリーフェンブ ロイッヒ111番 (72)発明者 クレッセ、マルティーン ドイツ連邦共和国、デー―40723・ヒルデ ン、アム・ブラッフハウザー・カンプ12番 (72)発明者 ヤコビ、アン ドイツ連邦共和国、デー―40591・デュッ セルドルフ、フールロットヴェック13番 【要約の続き】 に絞られ得る。高度な清掃作業が達成される。組合せ器 具はまた、出っ張り及び角部の下方にある面を、容易 に、かつ、完全に清掃することが可能となるに十分に機 動し得る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．一方では、基本的に一体物であるプレートから成り、床面側に備えられた モップヘッド（５）及び該プレートの反対側に備えられたピボット状のハンドル 受け口（４）を有するホルダ（１）をもつ平らな拭掃部材と、他方では、モップ ヘッド（５）のための絞り部材（１２;１６）とから成り、 プレート状のホルダ（１）の床面側が、平らな面の形をとることと； ホルダ（１）が曲がらないことと； 該モップヘッド（５）が、基本的にスポンジ、主に、それ自身の重さの少なく とも６００％、より著しくは１０００％の水分吸収性を有するコットン及びビス コース（viscose）から成り、該スポンジが床面側にある上記ホルダ（１）の全 表面をカバーし、少なくとも床に面した側に、滑りの補助（７；９）を備えてい ることと； 上記絞り部材がざる状のプレート（１２;１６）の形をとり、特にバケツ（１ １）上に装備するために設計されていることと により特徴づけられている床を洗浄し拭くための組合せ器具。 ２．上記ホルダ（１）の上部が、その剛直性を高めるために、ステー（stay） を有することを特徴とする請求項１記載の組合せ器具。 ３．使用中に、プレート（１）が勝手に床から持ち上がらないように、ピボッ ト状のハンドル受け口（４）が、上記プレート状のホルダ（１）内に十分に深く 固定されていることを特徴とする請求項１または２記載の組合せ器具。 ４．上記モップヘッド（５）をその上に備えられたバンド（８）を用いて安定 にするために、スロットがプレート状のホルダ（１）内に備えられること、及び ／又は、クリップがプレート面上に備えられることを特徴とする請求項１〜３の いずれか一に記載の組合せ器具。 ５．上記モップヘッドが、乾燥した状態で２mmから３０mmまでの厚さを有する ことを特徴とする請求項１〜４のいずれか一に記載の組合せ器具。 ６．上記モップヘッド（５）が、プレート状のホルダ（１）に固定するために 、幾つかの、より詳しくは、２つの帯部材もしくはバンドを、その上面に有する ことを特徴とする請求項１〜５のいずれか一に記載の組合せ器具。 ７．上記プレート状のホルダ（１）を受け入れるための差し込み穴が、長手方 向の端部にある上記モップヘッドの上部に備えられることを特徴とする請求項１ 〜５のいずれか一に記載の組合せ器具。 ８．合成糸のコットン、シザル（sisal）及び／又は麻から成る網目状の、細 長い小片状の、円型の及び／又は縫い目を含む材料（７；９）が、モップヘッド （５）の床面側に滑りの補助として備えられることを特徴とする請求項１〜７の いずれか一に記載の組合せ器具。 ９．上記モップヘッドのエッジに沿って、その底部に備えられたフリンジ（ｆ −ringes）、ループ（loops）、もしくは、ストランド（strand）により特徴づ けられる請求項１〜８のいずれか一に記載の組合せ器具。 １０．絞り部材が、バケツ（１１）上で平面にもしくは傾斜して設置されるた めに、両側で逆向きに上方へ向かって曲がったエッジを備えた、穴の空いたプレ ート（１２）の形をとることを特徴とする請求項１〜９のいずれか一に記載の組 合せ器具。 １１．上記穴の空いたプレート（１２）のエッジが上方に向けてフランジを付 けられていることを特徴とする請求項１０記載の組合せ器具。 １２．上記モップヘッドが絞られる間、曲がることを防ぐための、穴の空いた プレート上のステーにより特徴づけられる請求項１〜１１のいずれか一に記載の 組合せ器具。 １３．実質的にその高さの半分の隔壁（１４）により、２つの隔室に分割され ており、ざる状のプレートが、隔壁（１４）上に設置されるように設計されるバ ケツ（１１）を有することを特徴とする請求項１〜１２のいずれか一に記載の組 合せ器具。 １４．隔壁（１４）が、空になる方向に傾斜するように備えられることを特徴 とする請求項１３記載の組合せ器具。 １５．ざる状のプレートが、バケツ（１１）内で傾斜して設置されるように設 計され、該プレートの幅にわたって実質的に中間の高さに絞り出しのレールもし くは絞り出しのローラー（１７）を備えており、かつ、上記プレートの端部に止 め具 を備えていることを特徴とする請求項１〜１４のいずれか一に記載の組合せ器具 。