JPS59172342A - 紙葉のスタツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は羽根車を用いた紙葉のスタック装置に係り、更
に詳しくは、該スタック装置のジャム発、生防止の為の
制御手段に関するものである。

〔従来技術〕

従来より一般に使用されている羽根車を用いた紙葉のス
タック装置の一例を第１図、第２図及び第３図に基づい
て説明する。

第１図は構成の概要を示す側面図である。第′Ｉ図にか
いて、１は紙葉収納箱、２は紙葉、３は吸着口、４は搬
送路、５，８は検出器、６は羽根車、７はタイミングデ
ィスク、９はスタッカである。

搬送路４が駆動されると、搬送路４と連動して回転する
羽根車６の軸に取付けられ羽根車６と一体となって回転
するタイミングディスク７のスリットを検出器８が検出
し、吸着口３を起動させる信号を出す。これによって、
紙葉収納箱１内の紙葉２が１枚ずつ真空吸着されて搬送
路４に送り出される。、４１！送路４に送り出された紙
葉２は、搬送路４上にある検出器５によって検出され、
搬送枚数をチェックされて羽根車６のそれぞれ異なる羽
根間に入り、羽根車６が約３７４回転すると、紙葉２は
スタッカ９の上に落下堆積される。

第２図及び第３図は第１図の搬送路と羽根の駆動系をそ
れぞれ側面図及び正面図で示したものである。搬送路４
の駆動源の搬送モータ１０の軸は、搬送路１０のフレー
ム１８よシ外側に突出している。

（１７は反対側のフレームである。、）この軸にはタイ
ミングブーＩＪ１２が取付けられ、搬送路４の軸に取付
けられたタイミングｆ　−Ｉノ１３　、１４とタイミン
グプーリ１２の間にタイミングベルト１１が張設され、
これにより１搬送路４は搬送モータ１０によシ駆動され
る。また、羽根車６の取付軸とタイミンググー　Ｉ７１
４の取付軸のそれぞれには、互に噛合するギヤ１６及び
１５が取付けであるので、羽根車６はタイミングプーリ
１４、従ってタイミングベルト１１と一体となって駆動
される。又タイミングディスク７は羽根車６の軸に取付
けられているので、前述の如く羽根車６と一体となって
回転する。更に、吸着口３の軸は、タイミングプーリ１
３の軸と連動させであるので、吸着口３の駆動と羽根車
６は一対一の関係でつながっていると考えてよい。

搬送路４及び羽根車６は以上の如くして駆動されるので
、タイミングディスク７のスリットを検出器８が検出し
て吸着口３を起動させることにより、紙葉２が一枚ずつ
搬送路４で搬送され、羽根車６のそれぞれ異なる羽根の
間に送り込まれた後、スタッカ９に堆積される８　しか
しながら、搬送路４全駆動しているタイミング・ベルト
１１がタイミングディスク１３と噛合不良を起し、タイ
ミングベルト１１が歯飛びを起すと、吸着口３の揺動運
動の周期がづれてしまり、このとき、タイミングベルト
１１がタイミングブーＩＪ１４と正常に噛合していると
、羽根車６は周期の遅れもなく一定速度で回転している
ことになる。吸着口３の揺動運動により一枚ずつ分離さ
れていた紙葉の周期がづれ、紙葉間隔が小さくなった９
大きくなったりするので、紙葉と羽根車の羽根との位相
関係がくずれて、紙葉が羽根車に入らずに飛び越しタシ
、羽根車の羽根に衝突してジャムを誘発させるに到る。

タイミングベルト１１がタイミングプーリ１４と噛合不
良を起した場合も同様である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、羽根車に確実に入りきらない紙葉が搬
送された場合に、紙葉を搬送路上で停止させ、羽根車や
スタッカでのジャム発生が防止された羽根車を用いた紙
葉のスタック装置を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明による紙葉のスタック装置は、紙葉の搬送路の終
端に設けた回転羽根車で、該搬送路より一枚づつ送られ
てぐる紙葉をそれぞれ異なる羽根の間に受取り、該羽根
車の回転に伴なって該紙葉をスタッカ上に落下堆積させ
る紙葉のスタック装置において、前記搬送路の終端近傍
において紙葉を検出する第１検出器と、前記羽根車の羽
根位置を検出する第２検出器とを有し、該第１検出器よ
りの紙葉の通過信号と、該第２検出器よりの羽根位置検
出信号とを比較演算し、比較値を弁別して前記搬送路の
駆動源に対して該駆動源の停止又は駆動継続の信号を出
すようにしであることを特徴とする装置である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の装置を実施例に基づいて説明する。従来
の装置の例を示″１−第１〜３図の装置は、制御装置を
除いた本発明の装置の実施例と見做すことができろ。但
し、検出器５が搬送路４の終端近傍に設けられるという
制約が必要であり、検出器５及び８がそれぞれ第１及び
第２検出器と称呼される。従って、本発明の装置の実施
例の説明に第１〜３図を使用し、更に第４〜６図を加え
て説明する。

搬送路上の紙葉位置と、羽根車の羽根位置を一対一に対
応づけ、この対応づけをできるたけ紙葉が羽根車内に入
る位置近傍で行ない、対応の時間的ずれを少なくするの
とが肝要であるので、前述の如く、紙葉の位置検出は羽
根車入口近くの搬送路上で行なう、また、羽根車の羽根
位置は、羽根と一対一の対応をつけたタイミングディス
クのスリット位置で行なう。

第４図に第１検出器５の紙葉検出の出力信号Ｓ１と、第
２検出器８の羽根車６の羽根位置検出の出力信号Ｓ、の
関係を示す。即ち、検出器５の紙葉検出信号Ｓ、の立ち
上がり時からある一定時間Ｔ後に、第２検出器８より羽
根車６の羽根位置（即ち、タイミングディスク７のスリ
ット位置）＃出’Ｍ　号８２が出力される。この一定時
間Ｔは、紙葉の搬送速度、第１検出器から羽根車までの
距離及び羽根車の羽根の第２検出器による検出位置より
紙葉受。

位置までの移動時間から算出できる。羽根車の羽根は等
間隔に取付けられていて、この間隔はある程度広いので
、紙葉の羽根車への突入タイミングにある程度のばらつ
きがあっても、紙葉は羽根間に入ることができる。

ここに前記時間の上１く艮値、即ち羽根が適正紙葉受入
位置に到るより紙葉が早く突入してきても円滑に紙葉が
羽根車に入り・クヤムを起さない上限時間をＴ、とし、
下限値、即ち紙葉が遅れて突入してきても上述の如く支
障を来さない下限時間ｋ　Ｔ２とする。検出器５の出力
Ｓ、と検出器８の出力Ｓ２の発生（立ち上り）時間差を
ΔＴとすると、ΔＴ＞　Ｔ。

又はΔＴ　（Ｔ、となると紙葉が羽根車に入ることがで
きないこととなる。よって、このような場合は、搬送路
４を駆動している搬送モータ１０を停止させ、紙葉を羽
根車に入る直前で搬送を停止させジャムるのを防止する
。この方式を電気的に実施した場合は第５図に示すよう
になる。即ち、検出器５の出力Ｓ１と、検出器８の出力
Ｓ２との時間を比較器で演算し、この結果を判別器でＴ
、　、　Ｔ２と比較器１別し、搬送モータに対し、駆動
を継続させるか、停止させるか決めて制御する。

第６図はこの制御方式をフローチャートで示したもので
ある。検出器５の出力は、検出器８の出力との時間比較
を行なうために用いると共に、紙葉の搬送枚数を検出す
る機能も合せもたせている。

〔発明の、効果〕

本発明の装置は以上の如く構成され、且つ作動するので
、タイミングベルトとプーリのかみ゛合い不良等により
、紙葉の搬送周期と羽根車の回転による羽根位置とがず
れた場合は、羽根車入口の直前で紙葉の搬送を停止させ
るので、紙葉が羽根車を飛び越したり、羽根車に衝笑し
てジャムることを防止できる。また、羽根車入口近傍で
紙葉金検出しているので、羽根車に対する紙葉の制御を
厳密に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図及び第３図は一般に使用される羽根車音
用いた紙葉のスタック装置の一例の構成の概略を示す側
面図、搬送路と羽根の駆動系を示すｆ１１面図及び正面
図、第４図、　第５　［Ｘｌ及び第６図は本発明の装置
の芙施例に関するものであり、第４図は第１及び第２検
出器の出力波形図、第５図は制御装置のブロック図、第
６図は制御方式のフローチャートである。 １・・・紙葉収納箱、２・・・紙葉、３・・・吸着口、
４・・・搬送路、５．８・・・検出器、６・・・羽根車
、７・・・タイミングデスク、９・・・スタッカ、ｌＯ
・・・搬送モータ、１１・・・タイミングベルト、１２
　、１３　、１４・・・夕、イミングプーリ。 代理人弁理士　　秋　本　　正　実 第１図 第２図 第３図 ６ 第４図 □崎問 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙葉の搬送路の終端に設けた回転羽根車で、該搬送路よ
   シ一枚ずつ送られて（ろ紙葉をそれぞれ異なる羽根の間
   に受取り、該羽根車の回転に伴なって該紙葉をスタッカ
   上に落下堆積させる紙葉のスタック装置において、前記
   搬送路の終端近傍において紙葉を検出する第１検出器と
   、前記羽根車の羽根位置を検出する第２検出器とを有し
   、該第１検出器よりの紙葉の通過信号と、該第２検出器
   よりの羽根位置検出信号とを比較演算し、比較値を弁別
   して前記搬送路の駆動源に対して該駆動源の停止又は駆
   動継続の信号を出すようにしであることを特徴とする紙
   葉のスタック装置、