JPS59170374A - 自動車ドア開錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は乗員の体温検知赤外線センサーとあらかじめ
車に登録された音叉は電波信号によりドアの開放を行う
自動車ドア開錠装置に関するものである。

従来、藺用車等のトランクドア７の開錠操作の際キー操
作又はトランクオープナ−操作による開錠を必要として
いた。しかし例えは両手がふさがった状態では上述した
操作は困難であり、又キーを携帯していない場合にはト
ランクドア７の開胸か成し得なかった。又、従来自動ド
アに使われていた超音波による゛近接センサーを開景装
置に応用した場合、超廿波は乗員以外の他車等にも反射
するため乗員と他車等との区別がつかす、近接センサー
は双方に反応するため誤動作しやすく、且つ超音波はガ
ラス等にも反−射されるため該近接センサーを車内に設
置した状態で車外の近接乗員を検知することは、きわめ
て困難であった。

本発明は従来のかかる欠点を解消し、両手がふさがった
状態及びキー不携帯時においてもトランクドアＴの開錠
操作が可能で且つ、赤外線センサーによる乗員接近検知
方式を採用したため他の物体の接近による誤動作が無い
新規なドア開錠装置を提供することを目的とする。

第１図及び第４図は不発明の詳細な説明するブロック図
であり、まず入力部である赤外線センサー１は増巾器２
に接続され、増巾器２はタイマー回路３に接続され、更
にタイマー回路３は電源回路４に接続され、丈にまた電
源回路４は受信器１１０と認識回路１２０と開錠部１３
０より構成するドア開錠装置１００に接続されている。

又、タイマー回路３には更に別のタイマー回路５が接続
され、該タイマー回路５にはドアスイッチ６が接続構成
されている。又上述の赤外線センサー１及び受信器１１
０は、車のトランクドア７近傍に設置され、ドアスイッ
チ６は車体とトランクドアγの接合部に介設されている
。本発明装置は斜上の構成要素により構成されたシステ
ムである。

まず、音による開錠機能をもった本発明の第１実施例に
つ℃・て第１図、第２図、第３図により作用を説明する
。第１の実施例については、受信器１１０は例えは、マ
イクロホンであり、認識回路１２０（′＠例えば音声認
識回路とした場合の例である。今乗員かトランクドア７
に近づいた時、乗員から発する赤外線を赤外勝センサー
１で検知し電気信号に変換される。該′電気信号を増巾
器２で増巾し、該増巾された電気信号によりタイマー回
路３か作動し電源回路４の出力がＯＮする。すると、ド
ア開錠装置１００に電源か供給され、受信器１１０に対
する乗員からの信号入力待ちの状態となる。この時、米
質が無言でいるか受信器１１０に対して登録されていな
い音声信号で声を発した時は認識回路１２０の出力は無
く、したかつて開＆ｆ＄１３０は作動せず、トランクド
ア７は開錠しない。

しかしタイマー回路３が作動している間に、乗目があら
かじめ認識回路１２０に登録された音声信号で受信器１
１０に対して声を発した時は認識回路１２０より開錠部
１３０に対して出力されトランクドアＴが開錠する。次
にトランクドア７が開錠された後前記タイマー回路３が
作動している間に再び、トランクドア７を閉成した時、
開錠部１３０が作動中だと該トランクドア７が施錠でき
ない。この様ツチ６の作動によりタイマー回路３を一定
時間リセット状態にするための別のタイマー回路５かド
アスイッチ６とタイマー回路３０間に介設されている。

次に、電波による開販機能をもった本発明の第２実施例
につ（・て第４図、第５図、第６図により作用を説明す
る。

第２の実施例については、受信器１１０は例えばアンテ
ナであり、認識回路１２０は例えは電波信号認識回路と
した場合の例である。

第２実施例はドア開錠装置１００の受信器１１０と認識
回路１２０を除いた他の回路は第１実施例と同一であり
互換性のあるものである。

勢しドア開錠装置１００の受信器１１０に対する乗員が
携帯した発信器から信号入力待ちの状態となる。

この時、操作者の携帯した発信器から信号が発信されて
いないか登録されていない信号が受信器１１０に入力さ
れた場合は認識回路１２０の出力は無く、したがって開
錠部１３０は作動せず、トランクドア７は開錠しない。

しかし、タイマー回路３が作動している間に、予め認識
回路１２０に登録された信号が受信器１１０に入力され
た場合認誠回路１２０より開錠部１３０に対して出力さ
れトランクドアＴが開錠する。

尚、赤外線センサー１にはサーモノくイル、サーミスタ
・ボロメータのように直流的動作をするものと、無電検
出器のように微分型動作をするものと２種類あるが不発
明装置においては、他の方式に比べて感度が高く、人の
動きを把えるのには最適な焦電検出器を使うとよい結果
が得られる。

又、赤外線センサー１を第３図のごと（車外に取付ける
以外に、検知対象の赤外線はガラスを透過しやすいため
第６図のごとく車室内に装着するも同一効果が得られる
。又、本発明装置において、・、受信器１１０で受ける
信号要素が音声と電波信号であ°る場合について第１及
び第２実施例により説明したが、他の信号要素例えは、
超音波及び笛等でも実埃可能であり、更に別の信号要素
例えば近赤外領域の光軸を信号要素として用いた場合、
受信器１１０は例えば受光集子又は赤外線センサーとな
るが、かかる場合赤外線センサー１を受信器１１０と兼
合わせることが可能となる。

又、本発明の第２実施例において受信器１１０は、第５
図に示すようにリアウィンドにリアデエフオグ用ヒータ
ーと一緒に形成された既存のアンテナを共同アンテナと
して使うことが可能である。

更に、開錠部１３０はソレノイド又はモーター等を使っ
た既存のオートドアロック装置を流用することが考えら
れる。

本発明装置においては電源回路４の出力にドア開錠装置
１１０が接続構成されているが、第７図で示すように電
源回路４に代えてＡＮＤ回路１４０を接続し、該ＡＮＤ
回路回路１４人０ ・３と認識回路１２０を接続し出力に開錠部１３０を接
続構成された場合においても本発明装置と同じ機能を有
すことが可能である。

更に、また本発明の自動車ドア開錠装置は、トランクド
ア７の開錠のみならず莱用車のドアや貨物車の荷台のド
ア等の開錠に応用できる。

本発明は斜上の構成作用により次の効果を奏する。

ア）赤外線センサーにより乗鰻の接近を検知する方式を
採用したため、乗員以外の物体による誤作動がない。

イ）両手がふさがった状態や、キー不携帯時にトランク
ドアに乗員が接近しあらかじめ登録された廿声や電波信
号によりトランクドアを開錠することが可能である。

つ）乗輪の接近を検知する赤外線センサーからの出力と
認識回路からの出力の２条件がそろった時はじめて開錠
部が作動するため、外部雑音により誤まってドアが開錠
することがない。

工）乗員がトランクドアを閉じたとき、ドアスイッチの
作動でタイマー回路を一定時間すセット状□態にするた
めの別のタイマー回路を介入することにより、ドアの施
錠を確実に行える。

オ）ドア開錠装置は赤外線センサーに対して乗員の接近
があった時はじめて電源か供給されるため、省エネルギ
ーとなり、且つ装置の劣化が軽減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第ｌの実施例を説明するブロック図
である。 第２図は、赤外線センサーとマイクロホンを実車に装着
した例の図である。第３図は第２図の部分的拡大図であ
る。第４図は本発明の第２実施例を説明するブロック図
である。第５図は赤外線センサーとアンテナを実車に装
着した例の図である。第６図は第５図の部分的拡大図で
ある。第７図は電源回路をＡＮＤ回路に置換えた場合の
ブロック図である。 １・・・赤外線センサー、２・・・増巾器、３・・・タ
イマー回路、４・・・電源回路、５・・・タイマー回路
、６・・・ドアスイッチ、７・・・トランクドア、１０
０・・・ドア開錠装置、１１０・・・受信器、１２０・
・・認識回路、１３０・・・開錠部、１４０・・・に由
回路修４図 卓５節 ＠７ＦＩ！Ｊ １１９　　　　　　　　１ｚＱ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）乗員の体温を検知する赤外線センサーと、該赤外線
   センサーの出力信号を増巾する増巾器と、該増巾器の出
   力により一冗時間電源回路を作動させるタイマー回路と
   、該電源回路により電源が供給されかつ外部からの信号
   を受信し、解読し更に開錠機能を備えたドア開錠装置と
   でなり、あらかじめ登録された信号と同一の信号が該ド
   ア開錠装置に入力された時ドア開錠装置が働（ように構
   成された自動車ドア開錠装置。 ２）電源回路を一定時間作動させるタイマー回路と、ド
   アの開閉により作動するドアスイッチとの間にドアが閉
   るとドアスイッチの作動により前記タイマー回路を一定
   時間リセット状態にする別のタイマー回路を介設した特
   許請求の範囲第１項記載の自動車ドア開錠装置。 ３）ドア開錠装置の受信用アンテナを、自動車のリア、
   ウィンドウに形成された既存のアンテナと共同アンテナ
   としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自
   動車ドア開錠装置。