JPS5917030A - 多板摩擦クラツチ - Google Patents

多板摩擦クラツチ

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JPS5917030A
JPS5917030A JP12536882A JP12536882A JPS5917030A JP S5917030 A JPS5917030 A JP S5917030A JP 12536882 A JP12536882 A JP 12536882A JP 12536882 A JP12536882 A JP 12536882A JP S5917030 A JPS5917030 A JP S5917030A
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clutch
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spring
center
clutch center
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Hiromitsu Adachi
浩光 安達
Kazuto Ito
和人 伊藤
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Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/22Friction clutches with axially-movable clutching members
    • F16D13/38Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
    • F16D13/52Clutches with multiple lamellae ; Clutches in which three or more axially moveable members are fixed alternately to the shafts to be coupled and are pressed from one side towards an axially-located member

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動二輪車等で使用される多板摩擦クラッチ
、就中さらばねを使用して摩擦円板に対する押圧力を得
る多板摩擦クラッチに関するものである。
従来の多板摩擦クラッチとして一般的なタイプを第1図
に示す。この釜飯摩擦クラッチ01は、複数枚のクラッ
チプレート04を係合させたクラッチセンター05の一
側に複数本のボス06を突設し、ボス06にプレッシャ
ープレート07に於けた複数の絞り込状凹部に嵌挿し、
同門部内に於いてボス06に圧縮コイルスプリング09
を嵌挿し、同スプリング09をボルト08て固定してい
る。その結果、圧縮コイルスプリング09の弾発力によ
ってプレッシャープレート07およびクラッチセンター
05が付勢され、その間に挾持されたクラッチアウター
02側のクラッチディスク03と前記クラッチプレート
04とが強圧されるのである。
このような構造では、圧縮コイルスプリング09を使用
するために、軸方向寸法が大きくなり、また複数の圧縮
コイルスプリング09を夫れ夫れポル)08で固定する
ため、組付けが面倒であった。
本発明は、斯かる従来技術の改良に係り、ブレッシャー
プレートを付勢するための手段としてさらばねを使用し
、さらばねを保持するスプリング保持部材を単一のロッ
クナツトによって主軸軸端部に取伺け、この取付け関係
によってクラッチセンターを保持せしめたものである。
発明の目的は、主軸(以下、メインシャフトと称する)
に対する多板摩擦クラッチの釦付は工数を低減比し、か
つ多板摩擦クラッチの小型化、軽量化を計る点にある。
以下、本発明の一実施例を第2図ないし第29図に則し
て説明する。
多板摩擦クラツチ1は、変速機の主軸(以下、メインシ
ャフト10と称する)と同軸に配置されている。多板摩
擦クラッチ1のドリブンギヤ2は、メインシャフト40
に対して回転自在に枢支され、かつクランタンナツト3
0のドライブギヤ31と噛合している。そしてドリブン
ギヤ2に対してクラッチアウター3が一体的に結合され
、同クラッチアウター3の軸方向割溝と係合する如く復
数枚のクラッチディスク4が配設されている。このクラ
ッチディスク4は、後記クラッチセンター5、6の外周
溝部に係合配設された複数板のクラッチプレート7と交
互に重合して配列されている(第2図、第3図参照)。
一方、クラッチセンターは通常のタイプと異なり、クラ
ッチセンター5.6に二分割され、内方、すなわちドリ
ブンギヤ2佃に位i6するクラッチセンター5はメイン
シャフト40に対して直接スプライン噛合され、クラッ
チセンター5に隣接して外方に位置するクラッチセンタ
ー6は、駆動トルクをメインシャフト40側に伝達する
後MU ’−↑方向クラッチ20に外1F2−aれ、こ
の一方向クラッチ20のインナ一部拐5はメインシャフ
ト40に対してスプライン噛合されている。
そして、一方向クラッチ20の外方に隣接して、ワッシ
ャー10a、11が外嵌されたスプリング・セット部材
8がメインシャフト40に噛合され、その外方位置、す
なわちメインシャフト40の軸端部にロックナツト9が
螺着されている。なお、ワツシャー10aは、一方向ク
ラッチ20に於けるインナー部材25の外側面に当接す
ると同時に、外周縁に於いてクラッチセッター6の内周
面に当接しており、ワッシャー11はクラッチセンター
6の外側面に当接している。以上を要するに、ドリブン
ギヤ2組立体、クラッチセンター5、6、および、一方
向クラッチ20は、スプリング・セット部材8およびワ
ッシャー10a、11を介し、ロックナツト9を以って
メインシャフト40に嵌着されているのである。
まり、中空状メインシャフト40の内部を貫通して、軸
方回に変位可能に配設きれたりフターロッドト゛41の
端部には、キャップ42が被嵌され、キャップ42の軸
筒部42bはメインシャフト40に内嵌されている。そ
して、キャップ42の頭部42aには軸受43を介して
リフタープレート13が枢支され、同リフクープレート
13の外周にプレッシャープレート14が一体重に嵌着
されている。
さらに、スプリング・セット部材には、さらばね12が
外嵌され、同さらばね12の外周部はプレッシャープレ
ート14の顎14aとリフタープレート13とで形成さ
れる隙間部に係合している。さらばね12は、スプリン
グ・セット部材8の顎8aと、プレッシャープレート1
4の顎14aとの係止関係によって、プレッシャープレ
ート14を付勢し、複数枚のクラッチディスク4および
クラッチプレート、7に所定の押圧力を付与せしめてい
る。
次に、一方向クラッチ20について説明する。
一方向クラッチ20は、一対のリング状枠部材21と、
回部材21を所定間隔を置いて対向保持するジグザグ状
の針金枠22と、リング状枠部材21および釧金枠22
に支持され、かつリング状枠部材21の円周方向に沿っ
て多数配列されたコロ状接続片24と、同接続辺24を
外方から保持し、かつ針金枠22に対して比較的小さな
圧力で押圧するリング状引張りコイルスプリング23と
、前記各部材21.22、33、24より成る集合体が
外嵌されたインナ一部材25とて構成されている(第3
図ないし第5図参照)。
ころ状接続片は24は、偏心断面を成し、針金枠22と
接する内側面24aが円筒状であり、外側面はクラッチ
センター6に対して強圧接続される突出面24bと平坦
面24cを有する特殊曲面を成し、しかも外側面から所
定深さの溝24aが形成されている。コロ状接続片24
は、この溝21dと引張りフィルスプリング23との係
合関係によって保持されるのである(以下、第4図ない
し第7図参照)。
そして、一方向クラッチ20の外周には、クラッチセン
ター6が被嵌され、第4図、第8図に於ける矢印方向へ
の回転が行われる時、クラッチセンター6の回転速度が
メインシャフト40と噛合するインナー部材25側の回
転速度よりも大であれば、コロ状接続片24の突出面2
4bがクラッチセンター6の内周面に強圧接続され、逆
にインナー部材25側の回転速度が大であれば、コロ状
接続片24が若干回転して平坦面24cがクラッチセン
ター6の内周面に対向して、クラッチセンター6と一方
向クラッチ20の接続が断たれるように構成されている
以下、多板摩擦、クラッチ1の主要構成部材についてい
て説明する。
第9図ないし第10図に、クラッチセンター5の構造を
示す。クラッチセンター5のボス部5aの一側には、放
射方向に指向するオイル通路用凹溝5bが複数条形成さ
れている。また、同側面に設けられた複数条の放射状リ
ブ5cを夫れ夫れ挾む位置に、一対のオイル通路用貫通
孔5dが他側面まで貫通形成されている。そして、メイ
ンシャフト軸方向内側寄りの二枚のクラッチプレート7
と係合する多数の溝5fが形成されているリング状係合
片5eには、その溝底部を貫通するオイル通路用貫通孔
5e、5hが形成されており、貫通孔5g・5hは、夫
れ去れ円周方向120°間隔を置いて、一対の貫通孔5
dと対応する位置に設けられている。
また、第17図ないし第19図に、一方向クラッチ20
のインナ一部材5の構造を示す。同インナ一部材25の
一側面、すなわちワッシャー10aと接触する面には、
放射方向に指向するオイル通路用凹溝25aが四条形形
成されている。
第20図ないし第22図には、クラッチセンター6の構
造を示す。クラッチセンター6の一側面、すなわちワッ
シャー10bと接触する面には、放射力向に指向するオ
イル通路用凹溝6aが四条形成されている。そして、メ
インシャフト軸方向外側寄りの三枚のクラッチプレート
7と係合する多数の溝6cが形成されているリング状係
合片6bには、その溝底部を貫通するオイル通路用貫通
孔6d、6e、6fが円周方向に120°間隔て形成さ
れている。
第23図、第24図には、スプリング・セット部材8の
構造を示す。スプリング・セット部材8のリング状周壁
に、オイル通路用貫通孔8bが円周方向に120°間隔
で形成されている。
第25図、第26図には、プレッシャープレート14の
構造を示す。プレッシャープレートト1の外周縁部押圧
壁14bの円周に、クラッチセンター6に於ける多数の
溝6cと遊嵌状に係合する多数の歯14cが形成されて
いる。また、さらばね12の外周縁部と係合する顎14
a位置に内周面がら外方へ貫通するオイル通路用貫通孔
14dが設けられている。
第27図ないし第29図には、プレッシャープレート1
1に内嵌されるリフタープレート13を示しており、そ
の−側には複数の補強用リブ13bが形成され、ボス部
J3aに軸受43が嵌着されるようになされている。
次に、多板摩擦クラッチ1の動作について説明する。同
クラッチ1は、リフターロッド41によって接続および
切断される。すなわち、リフターロッド旧の一端(第2
図に於いて左側端部)に於ける抑圧操作によって、リフ
ターロッド41を変位さサせると、キャップ42、軸受
43を介してリフタープレート13およびこれと一体に
結合されたブレラシャープレート14が、さらばね12
の弾発力に抗して外方へ移動し、プレッシャープレート
14とクラッチセンター5との間で強圧保持されていた
複数枚のクラッチディスク4およびクラッチプレート7
が除圧され、クララチリJ断状態Gこなる。リフターロ
ッド41を前記と逆方向に変位させると、プレッシャプ
レート14は、さらばね12の弾性復元カによって、内
方へ移動し、クラッチセンター5との間で、複数枚のク
ラッチディスク4およびクラッチプレート7轄強圧し、
クラッチ接続状態になる。
しかして、エンジン稼動時、クランクシャフト30の回
転は、ドライブギヤ31から多板摩擦クラッチ1のドリ
ブンギヤ2に伝達され6、ドリブンギヤ2と一体的に結
合されたクラッチアウター3が回転する。多板摩擦クラ
ッチ1が接続状態にあれは、クラッチアウタ−3の複数
の割溝と係合するクラッチディスク4と摩擦係合するク
ラッチプレート7に動力伝達が行われ、クラッチセンタ
ー5.6、プレッシャープレート14、リフタープレー
ト13が一体的に回転する。この状態では、一方向クラ
ッチ20のコロ状接続片21は、クラッチセンター6と
インナー部材25との間で強圧され、一方向クラッチ2
0が接続状態にあり(第4図、第8図谷間)、クラッチ
センター6の回転力は、クラッチセンター5の回転力と
ともにメインシャフト40側へ伝達され、トランスミッ
ションに於りる多段のギヤ列、ドライブチェーン等を介
して後輪が駆動回転される。この間、トランスミッショ
ンに於けるオイル吐出口50から潤滑オイルが吐出され
ており、このオイルはメインシャフト40内へ供給され
、複数の開孔40aを通じて、メインシャフト上のギヤ
に対して放出されるとともに、多板摩擦クラッチ1に対
しても供給される。多板摩擦クラッチ1に対する第一の
オイル供給経路は、開孔40aからドリブンギヤ2の軸
受部を通り、クラッチセンター5の凹構5b、同貫通孔
5d、同5gまたは5hを介してクラッチプレート7、
クラッチディスク4へ供給される経路■である(第3図
谷間)。第二のオイル供給経路は、メインシャフト40
軸端部に嵌挿されたキャップ42の貫通孔42a、スプ
リング・セット部材8の貫通孔8b、インナ一部材25
の門溝25aとワッシャ−10a側面て画成される通路
を経て一方向クラッチ20へ供給され、さらに、クラッ
チセンター6の凹溝6aとワッシャー10b側面で画成
される通路、10記貫通孔5g、5hを介してクラッチ
プレート7、クラッチディスク4へ供給される経路■で
ある。第三のオイル供給経路は、キャップ42の貫通孔
42a1さらばね12とリフタープレート13で画成さ
れる空間領域、プレッシャープレート14の貫通孔14
d、クラツチセンター6の貫通孔6d、6e、6fを経
て、クラッチプレート7、クラッチディスク4へ供給さ
れる経路■である。このように、多板摩擦クラッチ1の
各構成部材に形成きれた凹構、貫通孔等によって潤滑オ
イルが導かれ、同クラッチ1内の潤滑が効果的に行われ
る。特に、ワッシャー10a、11を介して一方向クラ
ッチ20、クラッチセンター6を保持し、かつさらばね
12を介してプレッシャープレート14を保持するスプ
リング・セット部材8と、ワッシャー10aとを利用し
て一方向クラッチ20に潤滑訓イルを供給しているので
、一方向クラッチ20の潤滑も十分に行うことが可能で
ある。
ところで、自動二輪車では減速比2人きくしているため
に、減速走行時ないし走行停止に到る間に於いて、大き
なエンジン制動力が得られるが、逆に後輪の回転慣性に
よるトルクがエンジン側へ伝達されて、エンジンが過回
転状態になる。一般には、この過回転を防止してエンジ
ンの耐久性を向上させるべく、クランクシャフトとクラ
ッチとの間に中間軸を配設するとともに、中間軸にスリ
ップ用一方向クラッチを付設し、後輪側からの伝達トル
クを一部逃がしている。
本実施例では、中間軸を省略して、前に己のように一方
向クラッチ20を多板摩擦クラッチ1に内蔵させており
、次に減速走行時の多板摩擦クラッチ■ないし一方向ク
ラッチ20の動作について説明する。
減速走行め際には、いわゆるエンジン制動がかかつてお
り、後輪の回転慣性のためにメインシャフト40側の回
転速度が、クラッチアウター3側に比して大きいため、
クラッチセンター6側が、一方向クラッチ20に対して
第4図、第8図に於ける矢印と逆方向へ相対回転する状
態となり、コロ状接続片24が若干回転して平坦面24
cがクラッチセンター6の内周面と対向して、一方向ク
ラッチ20が切断された状態Gこあり、クラッチセンタ
ー6に対しては後輪側のトルクは伝達されない。したが
って、後輪側のトルクは、クラッチセンター5、同クラ
ッチセンター5と係合する二枚のクラッチプレート7、
同クラッチプレート7と摩擦係合する三枚のクラッチデ
ィスク4を介して、クラッチアウター3側へ伝達される
が、トルク伝達に寄与するクラッチプレート7およびク
ラッチディスク4の係合枚数が少ないため、スリップが
生ずる。
要するに、前記摩擦係合によって得られる摩擦力を越え
る後輪側からのトルクは、多板摩擦クラツチ1に於いて
逃がされるのである。その結果、エンジン制動力は必要
以上に大きくはならず、エンジンの過回転も効果的に防
止される。
以下、本実施例の特徴点を列記する。
■クラッチセンター5、6および一方向クラッチ20の
外方であって、プレッシャープレート14の内方に、さ
らばね12を配設するために、メインシャフト40の軸
端部に、スプリング・セット部材8を嵌挿し、その外方
からロックナツト9で緊締しており、単一のロックナッ
トによって、クラッチセンター5、6、一方向クラッチ
20の嵌着と、さらばね12の固定とを行うことができ
、組付けを極めて簡単に行うことができ、工数に節減に
寄与し得る。
■さらばね12に使用することにより、従来の圧縮コイ
ルスフリンダを使用した場合に比して、多板摩擦クラッ
チ1の軸方向寸法が縮減され、かつ内部スペースに余裕
が生し、一方向クラッチ20を配設するととが可能とな
った。また、従来ては複数本の圧縮コイルスプリングを
使用し、圧縮コイルスプリングを配設するためのボス(
第1図に於ける06)等を設けていたので、部品数が多
く、かつ市用増にもなっていたが、本実施例では、単一
のさらばね12を簡単な取付け機構で配設したに過ぎな
いので、部品数が少く、軽量である。
■多板摩擦クラッチ1内に一方向クラッチ20を内蔵さ
せたために、従来、クランクシャフトと多板摩擦クラッ
チとの間に設けていた中間軸を省略することが可能とな
り、エンジンの小型化、軽量化に寄与し得る。
以上、実施例の説明から明らかなように、本発明では、
プレッシャープレートを付勢するための手段として、さ
らばねを使用し、さらばねを保持するスプリング保持部
材を単一のロックナツトによってメインシャフト軸端部
に取付け、この取付け関係によってクラッチセンターを
も保持ぜしめており、さらげねおよびクラッチセンター
、延いては、多板摩擦クラッチ全体の取付けを、単一の
ロックナツトによって行うため、取付け作業が極めて簡
単で、工数節減に寄与し得る。
また、さらばねを配設することによって、多板摩擦クラ
ッチの1軸方向寸法が縮減され、エンジンの小型化、軽
量化に、寄与し得る。
さらに、単一のさらばねを単一のロックナットで取付け
る構造であるため、従来のように複数本の圧縮コイルス
プリングを複数本のボルトて取付けたものに比して部品
点数が少なく、軽量である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、公知に係る多板摩擦クラッチの説明図、第2
図は本発明の一実施例に係る多板摩擦クラッチを備えた
自動二輪車用パワーユニット要部横断面図、第3図は同
多板摩擦クラッチの拡大説明図、第4図は同多板摩擦ク
ラッチに内蔵された一方向クラッチの一部切欠き説明図
、第5図は第4図に於けるV−V線矢視図、第6図は同
一方向クラッチに於けるコロ状接続Hの説明図、第7図
は第6図に於けるVll−Vll線切断図、第8図は同
一方向クラッチの動作態様を示す説明図、第9図は前記
多板摩擦クラッチに於ける一方のクラッチセンターの側
面図、第10図、第11図、第12図は夫れ夫れ第9図
に於けるX−X線、Xl−Xl線、XII−XII線切
断図、第13図は第12図に於けるXIII−XIII
線矢視図、第14図ないし第16図は夫れ去れ第13図
に於けるXIV−XIV線、XV−XV線、XVI−X
VI線切断図断固17図は前記一方向クラッチに於ける
インナ一部材の側面図、第18図、第19図は夫れ夫れ
第17図に於けるXVIII−XXIII線、XIX−
XIX線切断図、第20図は前記多板摩擦クラッチに於
ける他方のクラッチセンターの側面図、第21図、第2
2図は夫れ夫れ第20図に於けるXXI−XXI線、X
IX−XIX線切断図、第23図は同多板摩擦クラッチ
に於りるスプリングセット部材の側面図、第21図は第
23園に於けるXXIV−XXIVV線切断図、第25
図は同多板摩クラッチに於けるプレッシャープレートの
側面図、第26図は第25図に於けるXXVI−XXV
I線切断図、第27図は間予板閘擦クラッチに於けるリ
フタープレートの側面図、第28図、第29図は夫り夫
れ第27図に於けるXXVIII−XXVIII線、X
XIX−XXIX線切断図である。 1…多板摩擦クラッチ、2・・・ドリブンギヤ、3・・
クラッチアウター、4・・・クラッチディスク、5・・
・クラッチセンター、5a・・ボス部、5b…凹溝、5
C・・・リブ、5d・・・貫通孔、5e・・・係合片、
5f・・・溝、5g、5h・・・貫通孔、6・・・クラ
ッチセンター、6a・・・凹溝、6b・・・係合片、6
c・・・溝、6d、6f、6e・・・貫通孔、7・・・
クラッチプレート、8・・スプリング・セット部材、8
a・・・顎、8b・・・貫通孔、9・・・ロックナット
、10a、10b・・・ワッシャー、11・・・ワッシ
ャー、12・・・さらばね、13・・・リフタープレー
ト、13a・・・ボス部、13b ・・・リブ、1トプ
レノンヤープレー)、Ha・・・顎、1・1b・・・押
圧壁、11c・・・歯、14d・・貫通孔、 20・・・一方間クラッチ、21・・・リング状枠部材
、22・・・針金忰、23・・引張りコイルスブリンゲ
、21・・・コロ状接続片、24a・・・内側面、24
b・・突出面、24c・・・平坦面、24d・・・溝、
25・・・インナー部材、25a・・・凹溝、 30・・・クランクシャフト、31・・・ドライブギヤ
、40・・・メインシャフト、40a・・・開孔、41
・・・リフターロッド、42・・・キャップ、42a・
・・頭部、42b・・・軸筒部、42c・・・貫通孔、
43・・・軸受、50・・・オイル吐出口。 代理人 弁理士 江原  望 外1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 腹数枚の摩擦円板を重合し、各円盤を交互に、クラッチ
    アウターの軸方向割溝および主軸に噛合するクラッチセ
    ンターの軸方向溝に遊嵌支持させた多板摩擦クラッチに
    於いて、前記クラッチセンターの外方であって主軸上に
    スプリング保持部利を嵌挿し、主軸軸端部にロックナツ
    トを緊締することによって、前記スプリング保持部材を
    介して、前記クラッチセンターを主軸軸方向に固定し、
    かつ前記クラッチセンターよりも外方に配設したプレッ
    シャープレートと前記クラッチセンターの間に位置する
    ようにさらばねを配置し、同さらばわの内周縁部は前記
    スプリング保持部材に係止せしめ、同外周縁部は前記プ
    レッシャープレートに係止せしめたことを特徴とする多
    板摩擦クラッチ。
JP12536882A 1982-07-19 1982-07-19 多板摩擦クラツチ Granted JPS5917030A (ja)

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