JPS5916992Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPS5916992Y2 JPS5916992Y2 JP1981077398U JP7739881U JPS5916992Y2 JP S5916992 Y2 JPS5916992 Y2 JP S5916992Y2 JP 1981077398 U JP1981077398 U JP 1981077398U JP 7739881 U JP7739881 U JP 7739881U JP S5916992 Y2 JPS5916992 Y2 JP S5916992Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- value
- recording
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジョン信号をサンプリングし、パルス符
号変調を行なったいわゆるテレビPCM信号などの高速
テ゛イジタル信号を記録する磁気記録装置に関するもの
である。
号変調を行なったいわゆるテレビPCM信号などの高速
テ゛イジタル信号を記録する磁気記録装置に関するもの
である。
通常、テレビジョン信号を磁気テープ、磁気テ゛イスク
等の記録装置へ記録する場合には、アナログ信号のまま
で周波数変調を行なって記録を行なっているが、周波数
変調波を記録した場合、磁気記録媒体よりの検出レベル
が変動しても振幅制限器を用いて復調するため、その変
動は出力に現われない利点がある。
等の記録装置へ記録する場合には、アナログ信号のまま
で周波数変調を行なって記録を行なっているが、周波数
変調波を記録した場合、磁気記録媒体よりの検出レベル
が変動しても振幅制限器を用いて復調するため、その変
動は出力に現われない利点がある。
また変調に当って周波数偏移をテレビ原信号の最高周波
数に比べて十分小さくしておけば変調信号のスペクトラ
ムの拡がりは小さくできるため、テレビ信号の最高周波
数以上の記録帯域幅があれば1本の磁気トラックで記録
再生が可能である。
数に比べて十分小さくしておけば変調信号のスペクトラ
ムの拡がりは小さくできるため、テレビ信号の最高周波
数以上の記録帯域幅があれば1本の磁気トラックで記録
再生が可能である。
このようにアナログ記録の場合には周波数変調の特徴を
上手に利用し、記録帯域幅を有効に利用してテレビ信号
の記録を行なっている。
上手に利用し、記録帯域幅を有効に利用してテレビ信号
の記録を行なっている。
一方、テ゛イジタル信号を磁気記録装置に記録する場合
には通常2相の位相変調信号を使用することが多い。
には通常2相の位相変調信号を使用することが多い。
この場合符号の最高伝送速度が記録装置の帯域幅を越え
る場合には符号を分割して記録帯域幅にほぼ等しい速度
で複数本の1〜ラツクに記録せねばならない。
る場合には符号を分割して記録帯域幅にほぼ等しい速度
で複数本の1〜ラツクに記録せねばならない。
NTSCカラーテレビジョン信号をPCM伝送した場合
所要符号伝送速度は90〜100Mb/s、磁気記録装
置の記録帯域幅はせいぜいlQMHz前後である。
所要符号伝送速度は90〜100Mb/s、磁気記録装
置の記録帯域幅はせいぜいlQMHz前後である。
したがって記録トラックが約10本、すなわち磁気ヘッ
ドを含む記録再生回路系統が約10系統も必要であるこ
とになり装置コストが著しく増大するため実用に供しえ
ない。
ドを含む記録再生回路系統が約10系統も必要であるこ
とになり装置コストが著しく増大するため実用に供しえ
ない。
したがってテレビPCM信号を記録したい場合には1度
アナログ信号に変換して記録再生し、再度符号化を行な
うことが必要になるが、符号化を繰り返すことはそれだ
け画質劣化を伴なうという欠点があった。
アナログ信号に変換して記録再生し、再度符号化を行な
うことが必要になるが、符号化を繰り返すことはそれだ
け画質劣化を伴なうという欠点があった。
本考案はこれらの欠点を解決するために、2値のディジ
タル信号を多値のテ゛イジタル信号に変換してクロック
周波数を磁気記録装置の記録帯域幅まで減少させ、この
多値信号によって周波数変調を行なったのち該磁気記録
装置に記録する方法を採用することにより、アナログ記
録方式の利点を利用して少ないトラック数でテ゛イジタ
ル信号の記録を行なうことを目的としている。
タル信号を多値のテ゛イジタル信号に変換してクロック
周波数を磁気記録装置の記録帯域幅まで減少させ、この
多値信号によって周波数変調を行なったのち該磁気記録
装置に記録する方法を採用することにより、アナログ記
録方式の利点を利用して少ないトラック数でテ゛イジタ
ル信号の記録を行なうことを目的としている。
図に本考案による記録再生系統の実施例を示す。
入力端子1に加えられる2値のテ゛イジタル信号は2値
−多値変換器2により3値以上の多値ディジタル信号に
変換され、周波数変調回路3により周波数変調に変換さ
れ、記録増幅器4で増幅された後記録再生切換回路5の
接点aより共通端子Cを通じて磁気ヘッド6により記録
媒体7に記録される。
−多値変換器2により3値以上の多値ディジタル信号に
変換され、周波数変調回路3により周波数変調に変換さ
れ、記録増幅器4で増幅された後記録再生切換回路5の
接点aより共通端子Cを通じて磁気ヘッド6により記録
媒体7に記録される。
記録された信号を再生する場合には記録再生切換回録5
の接点はb側に切替えられ、磁気ヘッド6で読み出され
た周波数変調波は前置増幅器4で増幅され、振幅等化器
9で記録媒体7の周波数依存性を補償したのち振幅制限
器10で振幅を一定にし、周波数弁別器11で周波数変
調波を復調し、得られた多値のテ゛イジタル信号を多値
−2値変換器12で元の2値のテ゛イジタル信号に復元
し出力端子13よりとり出している。
の接点はb側に切替えられ、磁気ヘッド6で読み出され
た周波数変調波は前置増幅器4で増幅され、振幅等化器
9で記録媒体7の周波数依存性を補償したのち振幅制限
器10で振幅を一定にし、周波数弁別器11で周波数変
調波を復調し、得られた多値のテ゛イジタル信号を多値
−2値変換器12で元の2値のテ゛イジタル信号に復元
し出力端子13よりとり出している。
周波数変調回路3から周波数弁別器11までは従来のア
ナログ信号の周波数変調記録の場合と同様である。
ナログ信号の周波数変調記録の場合と同様である。
周知のように、周波数変調信号の信号スペクトラムは理
論的には無限に拡がっているが、実用的には99%のエ
ネルギを伝送する帯域幅で十分とされており、この帯域
幅は最大周波数偏移Δfおよび最高変調周波数fmの和
の2倍すなわち2(Δf+fm)で表わされる。
論的には無限に拡がっているが、実用的には99%のエ
ネルギを伝送する帯域幅で十分とされており、この帯域
幅は最大周波数偏移Δfおよび最高変調周波数fmの和
の2倍すなわち2(Δf+fm)で表わされる。
したがってΔfがfmより大きければスペクトラムの拡
がりは大きいが、Δfがfmより十分小さく特に変調指
数Δf/fmが0.25以下の場合にはスペクトラムの
拡がりは殆んどなく伝送帯域幅にほぼ2fmで表わされ
る。
がりは大きいが、Δfがfmより十分小さく特に変調指
数Δf/fmが0.25以下の場合にはスペクトラムの
拡がりは殆んどなく伝送帯域幅にほぼ2fmで表わされ
る。
テレビジョン信号のアナログ記録はこの関係を利用した
もので磁気記録装置に2fm以−Lの記録帯域幅があれ
ば周波数変調方式で記録できることになる。
もので磁気記録装置に2fm以−Lの記録帯域幅があれ
ば周波数変調方式で記録できることになる。
多値の周波数変調の場何にも同様な関係がありnレベル
の多値信号に対し、ルーベル当りの周波数偏移Δfおよ
びクロック周波数fcとの間に2Δf−nがfcより小
さくなるようにΔfを抑えれば、スペクトラムはほぼ帯
域幅fc内に収束するので記録帯域幅にほぼ等しいクロ
ック周波数で書き込むことか′できる。
の多値信号に対し、ルーベル当りの周波数偏移Δfおよ
びクロック周波数fcとの間に2Δf−nがfcより小
さくなるようにΔfを抑えれば、スペクトラムはほぼ帯
域幅fc内に収束するので記録帯域幅にほぼ等しいクロ
ック周波数で書き込むことか′できる。
多値信号のレベル数としては3値以上の任意の整数を設
けることができる。
けることができる。
2値信号と同一のクロック周波数を用いた場合a値信号
では10g2n倍の符号伝送容量をもっている。
では10g2n倍の符号伝送容量をもっている。
したがって2値信号をn値信号に変換すればクロック周
波数を10g2n分の1に減少させることができる。
波数を10g2n分の1に減少させることができる。
レベル数nを増加させれば情報記録の効率はよくなるが
、スペクトラムの拡がりを抑えるためにはルーベル当り
の周波数偏移を減少させわばならず、ルーベル当りの信
号対雑音比が劣化するので誤り率が増大する。
、スペクトラムの拡がりを抑えるためにはルーベル当り
の周波数偏移を減少させわばならず、ルーベル当りの信
号対雑音比が劣化するので誤り率が増大する。
したがって多値のレベル数nをむやみに大きくすること
はできないが、許容しうる誤り率の範囲内で可能な限り
の多くの多値レベル数を使用することが望ましい。
はできないが、許容しうる誤り率の範囲内で可能な限り
の多くの多値レベル数を使用することが望ましい。
96Mb/sのテレビPCM信号の場合8値(8=23
)の多値信号を変換し、クロック周波数を11MHzと
し、約11MHzの記録帯域幅をもつ記録媒体に記録す
れば、3トラツクで記録することができ、2値信号のま
ま記録する場合に比べて記録再生系統の数は約−に減少
させることができ装置は著しく経済化される。
)の多値信号を変換し、クロック周波数を11MHzと
し、約11MHzの記録帯域幅をもつ記録媒体に記録す
れば、3トラツクで記録することができ、2値信号のま
ま記録する場合に比べて記録再生系統の数は約−に減少
させることができ装置は著しく経済化される。
またテレビPCM信号の如く相関性の強い信号のような
場合には、あらかじめライン相関などによる冗長度の圧
縮を行なって符号伝送速度を減少させてから入力端子1
へ加え、多値記録を行えば記録に必要なトラック数はさ
らに減少し、安価なテレビPCM信号の磁気記録装置が
実現できる。
場合には、あらかじめライン相関などによる冗長度の圧
縮を行なって符号伝送速度を減少させてから入力端子1
へ加え、多値記録を行えば記録に必要なトラック数はさ
らに減少し、安価なテレビPCM信号の磁気記録装置が
実現できる。
以上詳細に説明したように本考案は従来のアナログ信号
の周波数変調記録方式の利点を生かし、少ないトラック
数でディジタル信号の記録再生を可能としたもので、テ
レビPCM信号などの高速テ゛イジタル信号の記録再生
に使用して磁気ヘッドを含む記録再生系統の数を減少さ
せることが可能であり、装置の経済化に寄与する利点が
大きい。
の周波数変調記録方式の利点を生かし、少ないトラック
数でディジタル信号の記録再生を可能としたもので、テ
レビPCM信号などの高速テ゛イジタル信号の記録再生
に使用して磁気ヘッドを含む記録再生系統の数を減少さ
せることが可能であり、装置の経済化に寄与する利点が
大きい。
図は本考案の一実施例を表わす記録再生系統の構成図で
ある。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・2値−多値変
換器、3・・・・・・周波数変調回路、4・・・・・・
記録増幅器、5・・・・・・記録再生切換回路、6・・
・・・・磁気ヘッド、7・・・・・・記録媒体、8・・
・・・・前置増幅器、9・・・・・・振幅等化器、10
・・・・・・振幅制限器、 多値−2値変換器、 11・・・・・・周波数弁別器、 13・・・・・・出力端子。 12・・・・・・
ある。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・2値−多値変
換器、3・・・・・・周波数変調回路、4・・・・・・
記録増幅器、5・・・・・・記録再生切換回路、6・・
・・・・磁気ヘッド、7・・・・・・記録媒体、8・・
・・・・前置増幅器、9・・・・・・振幅等化器、10
・・・・・・振幅制限器、 多値−2値変換器、 11・・・・・・周波数弁別器、 13・・・・・・出力端子。 12・・・・・・
Claims (1)
- テレビPCM信号などの高速テ゛イジタル信号の記録再
生を行なう磁気記録再生装置において、2値のディジタ
ル信号を多値のディジタル信号に変換してクロック周波
数を磁気記録装置の記録帯域幅まで減少させる2値−多
値変換器と、前記2値−多値変換器出力の多値信号レベ
ル数とルーベル当りの周波数偏移の2倍の積が多値信号
の前記クロック周波数より小さくなる様に多値信号で周
波数変調する周波数変調回路と、前記周波数変調回路出
力の周波数変調波を記録する磁気記録媒体と、前記磁気
記録媒体より再生された周波数変調波より多値信号を復
調する弁別器と、前記復調した多値信号を2値信号に変
換する多値−2値変換器とを有することを特徴とする磁
気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981077398U JPS5916992Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981077398U JPS5916992Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57827U JPS57827U (ja) | 1982-01-05 |
JPS5916992Y2 true JPS5916992Y2 (ja) | 1984-05-18 |
Family
ID=29439969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981077398U Expired JPS5916992Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916992Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49127517A (ja) * | 1973-04-05 | 1974-12-06 |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP1981077398U patent/JPS5916992Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49127517A (ja) * | 1973-04-05 | 1974-12-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57827U (ja) | 1982-01-05 |
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