JP2689870B2 - 可変長圧縮画像再生用光ディスク装置 - Google Patents
可変長圧縮画像再生用光ディスク装置Info
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Description
し、特に圧縮画像データを記録した光ディスクを安定に
再生するための可変長圧縮画像再生用光ディスク装置に
関するものである。
ル信号に変換すると100Mbps以上の転送速度の信
号となる。光ディスクは記録容量が限られているため、
この信号を記録するとディスク1枚における再生時間を
十分取ることが出来ない。例えば、5インチの標準的な
光ディスクでは容量が約600MBであり、再生時間は
約50秒となる。このように大量のデータを、画像の冗
長性を利用して圧縮する技術が開発されており、動画像
のデータを数Mbpsの速度まで圧縮することが可能で
ある。
るため、画面毎に圧縮率を変化させることで平均的な圧
縮率を向上することが出来る。この場合は、画面毎にデ
ータ量が異なることになる。
タ転送速度は一定であることが望ましいため、特定の時
間幅での平均データ量が一定になるように圧縮率を制御
する。また、連続した記録再生のデータ転送速度は装置
の最大値で一定とするとき最も装置性能が良くなるた
め、通常はこの最大値で装置が動作することを想定す
る。この時の、記録トラック1上の画面データ並びと記
録信号を光ディスクから連続して読み出すときの再生速
度(以下、再生速度という)2の関係は図3のようにな
る。この場合は、6画面で一定のデータ量となるように
制御されており、6画面単位で記録トラック上の画面区
切りと再生速度2が一致する。圧縮データの平均転送速
度をx、再生速度をyとし、再生速度yと圧縮データの
平均転送速度xを等しくすれば、再生側で最大6画面分
の画面データのバッファを持つことで、途切れることな
く動画像を再生することができる。
られる機能の1つに、早送り再生がある。従来の光ディ
スク装置では、例えば、図3のデータを倍速再生するた
めに、図4のような記録トラック1上で飛び飛びの画面
データを再生する必要がある。しかし、このような画面
データ並びではデータ量の制御がなされていないため、
記録信号の再生速度2がデータ量に追いつかない場合が
生じる。
生速度がデータ量に追いつかない場合が生じることのな
い可変長圧縮画像再生用光ディスク装置を提供すること
にある。
符号化され、データ量が画面毎に異なる動画像圧縮デー
タが記録されている光ディスクを再生する可変長圧縮画
像再生用光ディスク装置において、圧縮データの平均転
送速度をx、1画面の平均データ量をa、最もデータ量
の多い画面のデータ量をbとしたとき、記録信号を光デ
ィスクから連続して読み出すときの再生速度の最大値y
が、 y≧xb/a であることを特徴とする可変長圧縮画像再生用光ディス
ク装置が得られる。
データ量が画面毎に異なる動画像圧縮データが記録され
ている光ディスクを再生する可変長圧縮画像再生用光デ
ィスク装置において、圧縮データの平均転送速度をx、
1画面の平均データ量をa、1画面のデータ量の標準偏
差をcとしたとき、記録信号を光ディスクから連続して
読み出すときの再生速度の最大値yが、 y≧x(a+c/2)/a であることを特徴とする可変長圧縮画像再生用光ディス
ク装置が得られる。
て説明する。図1は本発明の一実施例を示した図であ
る。図1において、記録トラック1には倍速再生を行う
場合のデータ並び及び記録信号の再生速度(図中では矢
印で示され、以下再生速度という)2が示されており、
従来の光ディスク装置と比較するため、データ並びは図
4と同様に配列されている。この時、1画面の平均デー
タ量をa、最も圧縮率の低い画面のデータ量をbとし、
圧縮データの平均転送速度x、再生速度をyとすると、 y≧xb/a で決まる記録信号の再生速度2を光ディスク装置にあら
かじめ与えておく。このような再生速度2があれば、デ
ータ量の多い画面を連続して再生するときも、画面再生
が遅れることは無くなる。即ち、図1では、画面1のデ
ータ量が最も多いが、早送りに対応した記録トラック1
上の画面データ並びに対して、再生速度2を最もデータ
量の多い画面1に合わせているため、再生速度2は画面
データより遅れることはない。尚、再生速度2が早すぎ
る場合は、適当な時間に再生を一時中断して画面のデー
タ量に合わせたり、再生速度2を落としたりすることで
容易に対応できる。
施例は、標準偏差から外れるようなデータ量の多い画面
が連続するという確率が低いことに着目して考えだされ
たものである。図2において、早送りに対応した記録ト
ラック1上の画面データ並びに対して、画面データ量の
標準偏差で決まる記録信号の再生速度(図中では矢印で
示され、以下再生速度という)2を与えている。従っ
て、記録信号の再生速度2を上回る画面1が含まれてい
ても何画面分か後に再生速度2を一致させることができ
る。具体的には、再生速度として画面データ量の標準偏
差cを用いて y≧x(a+c/2)/a とし、この条件を満たす場合には、再生速度2は画面デ
ータに遅れることはない。この条件を満たすということ
は、即ち、再生する画面データ量7が標準偏差の範囲内
にあるということであり、再生速度2が上回ることが可
能である。この条件を満たす場合、再生速度2を余り大
きくすることなく早送りに対応することができる。尚、
再生速度2が間に合わなくなった場合は、1画面分のデ
ータを飛ばして対応することになるが、このような確率
は低いため動画像再生上の問題はほとんどない。
ものと想定して説明をしてきたが、実際の圧縮技術では
画面データ間の相関を利用して更にデータ量を減少させ
る試みが成されている。この場合、各画面のデータ量を
規定することは難しいが、とりあえず、注目する画面を
再生するために利用する他の画面のデータ量を含めその
画面のデータ量と定義することで本発明を適用すること
ができる。
の光ヘッドで実現する必要はなく、複数の光ヘッドを用
いることで実効的な再生速度を向上させてもよい。
も、画面再生速度は画面データより遅れることがなく、
安定な早送り再生を実現することができる。
装置の一実施例を示す図である。
装置の他の実施例を示す図である。
一実施例を示す図である。
他の実施例を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 可変長符号化され、データ量が画面毎に
異なる動画像圧縮データが記録されている光ディスクを
再生する可変長圧縮画像再生用光ディスク装置におい
て、圧縮データの平均転送速度をx、1画面の平均デー
タ量をa、最もデータ量の多い画面のデータ量をbとし
たとき、記録信号を光ディスクから連続して読み出すと
きの再生速度の最大値yが、 y≧xb/a であることを特徴とする可変長圧縮画像再生用光ディス
ク装置。 - 【請求項2】 可変長符号化され、データ量が画面毎に
異なる動画像圧縮データが記録されている光ディスクを
再生する可変長圧縮画像再生用光ディスク装置におい
て、圧縮データの平均転送速度をx、1画面の平均デー
タ量をa、1画面のデータ量の標準偏差をcとしたと
き、記録信号を光ディスクから連続して読み出すときの
再生速度の最大値yが、 y≧x(a+c/2)/a であることを特徴とする可変長圧縮画像再生用光ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5257260A JP2689870B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 可変長圧縮画像再生用光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5257260A JP2689870B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 可変長圧縮画像再生用光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07115615A JPH07115615A (ja) | 1995-05-02 |
JP2689870B2 true JP2689870B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=17303919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5257260A Expired - Fee Related JP2689870B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 可変長圧縮画像再生用光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689870B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999028902A1 (en) * | 1997-11-29 | 1999-06-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and device for recording audio, a record carrier and playback device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2630140B2 (ja) * | 1991-11-21 | 1997-07-16 | 松下電器産業株式会社 | 画像信号記録再生方法 |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP5257260A patent/JP2689870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07115615A (ja) | 1995-05-02 |
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