JP3394102B2 - 光ディスクの再生方法及び再生装置 - Google Patents

光ディスクの再生方法及び再生装置

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JP3394102B2
JP3394102B2 JP29669794A JP29669794A JP3394102B2 JP 3394102 B2 JP3394102 B2 JP 3394102B2 JP 29669794 A JP29669794 A JP 29669794A JP 29669794 A JP29669794 A JP 29669794A JP 3394102 B2 JP3394102 B2 JP 3394102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速再生及び高速検索
を行う光ディスク記録再生装置及びその記録再生方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は特開平4−114369号公報
に記載された従来の光ディスク記録再生装置を示したも
のである。図において132はビデオ信号やオーディオ
信号等をディジタル情報に変換するためのA/D変換
器、133は情報圧縮手段、134は上記圧縮情報をフ
レーム周期の整数倍に等しいセクター情報に変換するフ
レームセクター変換手段、135はエンコーダ、136
は記録媒体での符号間干渉を小さくするため所定の変調
符号に変換するための変調器、137、138は上記変
調符号に従ってレーザーを変調するためのレーザー駆動
回路及びレーザー出力スイッチである。
【0003】また、139は上記レーザー光を出射する
ための光ヘッド、140は光ヘッドから出射される光ビ
ームをトラッキングするためのアクチュエータ、141
は光ヘッド139を送るためのトラバースモータ、14
2はディスク143を回転させるためのディスクモー
タ、144はモータ駆動回路、145はモータ制御回路
である。また、146は光ヘッド139からの再生信号
を増幅するための再生アンプ、147は記録された変調
信号からデータを得るための復調器、148はデコー
ダ、149はフレームセクタの逆変換回路、150は上
記圧縮情報を伸長するための情報伸長手段、151は伸
長された情報を例えばアナログビデオ信号やオーディオ
信号に変換するためのD/A変換器である。
【0004】図14はディジタル動画情報を圧縮して伝
送、蓄積するために規格化が進められているMoving P
icture Experts Group(以下、「MPEG」という)
方式のデータ配列構造(レイヤ構造)を簡略化して表し
たものである。図において、152は複数のフレーム情
報からなる映像情報ブロックで、以下「GOP」(Gro
up of Picture)という。153はいくつかのピクチャ
(画面)から構成されるGOPレイヤ、154は1画面
をいくつかのブロックに分割したスライス、155はい
くつかのマクロブロックから構成されるスライスレイ
ヤ、156はマクロブロックレイヤ、157は8画素×
8画素で構成されるブロックレイヤである。
【0005】このマクロブロックレイヤ156は、例え
ばMPEG方式においては、符号化の最小単位は8×8
画素からなるブロックで、このブロックが離散コサイン
変換(Discrete Cosine Transform)(以下、「DC
T」という)による情報圧縮を行っていく単位となる。
このとき、隣接する4つのY(輝度)信号ブロックと、
これらに位置的に対応するそれぞれ1個のCb,Cr
(色)信号ブロックの合計6ブロックをマクロブロック
(MB)と呼ぶ。このマクロブロックを複数個まとめて
スライスが構成される。また、マクロブロックは、動き
補償予測の最小単位であり、動き補償予測のための動き
ベクトルの検出は、マクロブロック単位で行われる。
【0006】また、図15は10画面を1つのGOPと
した時の符号化構造を示したもので、図において158
はフレーム内DCTによる情報圧縮を行った映像情報で
あるI−ピクチャ、159はフレーム内DCTによる情
報圧縮に加えて時間的に前方向に位置するI−ピクチャ
158を参照画面とした動き補償が行われた映像情報で
あるP−ピクチャ、160はフレーム内DCTに加えて
時間的に前後方向に位置するI−ピクチャ158及びP
−ピクチャ159を参照画面とした動き補償が行われた
映像情報であるB−ピクチャである。
【0007】次に、従来の光ディスク記録再生装置の動
作について説明する。ディジタル映像情報の圧縮技術が
進むにつれ、圧縮動画情報を光ディスクに記録すること
により、従来のVTR等に代表されるようなテープ媒体
に比べて検索性にすぐれ、きわめて使い勝手の良い映像
ファイリング装置を実現することが可能となってきてい
る。また、このようなディスクファイル装置はディジタ
ル情報を取り扱うため、アナログ信号を記録した場合に
比べてダビング劣化が無いこと、及び、光記録再生であ
るため非接触で信頼性に富んだシステムが構築できるこ
と等、非常に優れたものである。
【0008】従来、このような圧縮動画情報を光ディス
クに記録する場合は、図13のブロック図に示される光
ディスク装置に対して図14に示されたMPEG方式の
ディジタル圧縮動画情報を記録すること等により行われ
る。この時、A/Dコンバータ132にてディジタル化
された映像情報は、情報圧縮手段133によってMPE
G等の標準圧縮動画方式に変換される。この圧縮情報は
エンコーダ135にてエンコードされるとともに、変調
器136によって光ディスク143における符号間干渉
の影響を小さくするための変調が行われた後、光ディス
ク143に記録される。この時、例えば各GOPを1単
位とするデータ量がほぼ同じ量になる(固定レート)よ
うにし、またフレーム周期の整数倍に等しいセクターに
振り分けることによって、GOP単位での編集等が容易
に行えるようになる。
【0009】また、再生時においては、光ディスク14
3から読み出された映像情報を、再生アンプ146にて
増幅し、復調器147及びデコーダ148にてディジタ
ルデータに復元した後、フレームセクタ逆変換手段にて
アドレス,パリティ等のデータを取り除いた純粋な映像
元データを復元する。さらに情報伸長手段150にてM
PEG復号化を行うことで元のディジタル映像信号を再
現し、D/Aコンバータ151によってモニター等に表
示可能なアナログ映像信号が得られる。
【0010】ここで、ディジタル動画圧縮方法として上
述のMPEG方式を用いたとすると、図15に示したよ
うに、フレーム内DCTによる情報圧縮がなされたI−
ピクチャ158と、フレーム内DCTに加えて時間的に
前方向に位置するIピクチャ158を参照画面とした動
き補償が行われた圧縮映像情報であるP−ピクチャ15
9と、フレーム内DCTに加えて時間的に前後方向に位
置するI−ピクチャ158,P−ピクチャ159を参照
画面とした動き補償が行われた圧縮映像情報であるB−
ピクチャ160とをいくつか組合わせた符号化構造をそ
のまま光ディスク143内に記録する。
【0011】この際、I−ピクチャ158はフレーム内
DCTを行っているため、この情報単独で画像再生を行
うことが可能である。しかし、P−ピクチャ159は前
方向の動き補償を行っていることから上記I−ピクチャ
158を再生した後でなければ画像再生を行うことが出
来ない。また、B−ピクチャ160は、前後方向の動き
補償を行っているため、前後にあるI−ピクチャ158
及びP−ピクチャ159を再生した後でなければ再生不
可能であるという特徴を有している。従って、当然、前
後方向の動き補償を行っているB−ピクチャ160が最
もデータ量が少なく符号化効率の良いものであり、逆
に、フレーム内DCTのみによる圧縮が行われたIピク
チャ158が最もデータ量が多く符号化効率の悪いもの
である。
【0012】よって、符号化効率を高めるためには、B
−ピクチャ160の枚数を増やすことが必要となるが、
このようにした場合には、B−ピクチャ160を再生す
るためのI,P−ピクチャ158,159が必要となる
ため、必然的に処理回路におけるバッファメモリ量が増
大するとともに、データ入力から映像再生までの遅延時
間が増大するという問題が生じる。しかし、光ディスク
等に代表される蓄積系メディアにおいては、長時間記録
のために圧縮効率の高い符号化方式への要求が強いのに
比べて、上述のような映像再生のための遅延時間はあま
り問題にならないので、図15に示すような符号化方式
が適している。
【0013】では、このような符号化構造を持つデータ
を光ディスクに記録した場合に、画像の高速検索や高速
再生がどのように行われるかを見てみると次のようにな
る。すなわち、図15に示すような符号化構造を持つ場
合には、I−ピクチャ158のデータのみを連続的に再
生することにより高速再生が可能であり、あるGOPの
I−ピクチャ158データを再生した後にトラックジャ
ンプを行って前又は後のGOPあるいは任意のGOP間
隔で各GOPのI−ピクチャ158のデータを連続して
再生していくことにより、(GOPを構成するフレーム
枚数)×(トラックジャンプのGOP間隔)倍速の高速
検索や高速再生が実現できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク記録
再生装置は以上のように構成されており、単に各GOP
のI−ピクチャデータのみを連続して再生するだけのも
のであった。従って、人間の目が輝度信号の変化等の、
いわゆるシーンチェンジに対して敏感であることを考え
ると、この高速再生及び高速検索は必ずしも視聴者にと
って有意義なものとは言えなかった。
【0015】また、I−ピクチャデータのみを連続再生
することで高速再生,高速検索を行う場合、各GOPの
I−ピクチャデータの位置と光ディスクの記録トラック
上の位置との間に相関がなく、また、記録時の映像圧縮
率を可変とした場合にはGOP長自体も固定とならない
ため、さらに相関がなくなる。そのため、トラックジャ
ンプを行う際、各GOPのI−ピクチャデータの先頭位
置を特定することが困難であり、トラックジャンプのた
びにランダムな回転待ち時間が生じ、滑らかなI−ピク
チャデータの連続再生を行うことが難かしかった。さら
に、人間の視覚特性に応じて高速再生及び高速検索の速
度を上げて行くこともできなかった。
【0016】本発明は以上のような問題を解消するため
になされたものであり、視聴者の視覚特性に適した高速
再生及び高速検索を行うことができ、また、滑らかなI
−ピクチャデータの連続高速再生を行うことができ、さ
らに、人間の視覚特性に応じて高速再生及び高速検索の
速度を上げて行くことのできる光ディスク記録再生装置
及びその記録再生方法を得ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクの再
生方法によれば、ディジタル映像情報が周波数変換によ
り圧縮されたI−ピクチャと、時間的に前方あるいは前
後の映像からの動きベクトルを用いた参照画像を加えて
圧縮動作を施されたP−ピクチャ及びB−ピクチャとで
構成された映像情報ブロックを含んで、あらかじめ区切
られたシーンからなるディジタル映像情報が記録される
光ディスクであって、上記光ディスクは、アドレスを有
するセクタから構成され、上記映像情報ブロックは、上
記セクタの先頭部分から配置され、上記映像情報ブロッ
ク各々の先頭にあるヘッダ部分には、前後の映像情報ブ
ロックの先頭アドレス情報が配置され、上記ディジタル
映像情報とは別の領域には、上記あらかじめ区切られた
シーンの先頭の映像情報ブロックの先頭アドレス情報が
まとめて配置される光ディスクを再生する方法であっ
て、高速再生時には、上記あらかじめ区切られたシーン
の先頭の映像情報ブロックの先頭アドレス情報を抽出
し、当該先頭アドレス情報に基づき当該シーンの先頭の
映像情報ブロックを再生し、上記高速再生時の再生速度
に比較して低速の再生時には、前後の映像情報ブロック
の先頭アドレス情報に基づき、映像情報ブロックを再生
するものである
【0018】
【実施例】実施例1. 以下、本発明の実施例を図に基づき説明する。図1は本
実施例の光ディスク記録再生装置の記録系の構成を示す
概略構成図である。
【0019】図において、1はアナログ映像信号の入力
端子、2は入力されたアナログ映像信号を一定のフレー
ムレートでサンプリングしてディジタル信号に変換する
A/D変換手段、3はフレーム間の動きベクトルを検出
するための動き検出手段、4はデータ圧縮のためにディ
ジタル映像信号を垂直/水平方向の空間周波数に変換す
る帯域圧縮手法の1つである離散コサイン変換手段(D
CT手段)、5は変換されたディジタル映像信号を量子
化する適応量子化手段、6は逆量子化手段、7は空間周
波数成分からもとのディジタル映像信号に復元するため
の逆離散コサイン変換手段(IDCT手段)、8は動き
検出手段3からの動きベクトルに基づき参照画像を記憶
するフレームメモリ、9は量子化されたディジタル映像
信号を符号化する可変長符号化手段、10はバッファメ
モリ、11は符号化されたディジタル映像信号のデータ
配列をフォーマット化するフォーマットエンコーダであ
り、かかるA/D変換手段2乃至フォーマットエンコー
ダ11により映像情報の情報圧縮がなされる。
【0020】また、12はフォーマット化されたディジ
タル映像信号に光ディスク上における符号間干渉を防止
するための変調を加える変調手段、13は変調手段12
からの情報に基づき記録レーザを変調させるレーザ変調
手段、14は光磁気記録や相変化記録等の方法により情
報の記録がなされる光ディスク、15はレーザ変調手段
13により変調された記録レーザに基づき光ディスク1
4上に情報を記録する光ヘッド、16は光ヘッド15を
光ディスク14の径方向に移動させる送りモータ、17
は光ディスク14を所定の周波数で回転させるディスク
モータ、18は光ヘッド15のフォーカス/トラッキン
グ制御,送りモータ16の制御及びディスクモータ17
の制御を行うサーボ回路、19はサーボ回路18やフォ
ーマットエンコーダ11等の制御信号を発生させ、装置
全体を統括制御するシステムコントローラ、20は光デ
ィスク14に記録された映像データのヘッダ情報を再生
する再生アンプ、21は再生されたヘッダ情報から光デ
ィスク上における記録位置等を認識するヘッダ認識手
段、22はシーンチェンジ検出手段である。
【0021】また、図2は本実施例の装置により記録さ
れた各映像情報ブロックの記録トラックを直線上に配置
したものとして表した図である。図において、23はあ
る時点における映像情報ブロックであるGOP1のI−
ピクチャデータ、24はGOP1を構成するP,B−ピ
クチャデータ、25は前記GOP1と時間的に連続する
映像情報ブロックであるGOP2を構成するI−ピクチ
ャデータ、26はGOP2のP,B−ピクチャデータ、
27はGOP2と時間的に連続する映像情報ブロックで
あるGOP3のI−ピクチャデータ、28はGOP3の
P,B−ピクチャデータである。
【0022】29はGOP1のI−ピクチャデータ23
の先頭のヘッダ部に設けられた、GOP1よりも時間的
に前で、かつシーンチェンジの検出された映像情報ブロ
ックである例えばGOP(−1)のI−ピクチャデータ及
び時間的に後で、かつシーンチェンジの検出された映像
情報ブロックであるGOP3のI−ピクチャデータ27
の先頭位置(以下、アドレス情報という)を格納してい
るアドレス領域、30はGOP3のI−ピクチャデータ
27の先頭のヘッダ部に設けられた、GOP3よりも時
間的に前で、かつシーンチェンジの検出された映像情報
ブロックであるGOP1のI−ピクチャデータ23及び
時間的に後で、かつシーンチェンジの検出された映像情
報ブロックである例えばGOP7のI−ピクチャデータ
のアドレス情報を格納しているアドレス領域である。
【0023】また、図3は入力された原画像情報をA/
D変換手段2により一定のフレームレートでサンプリン
グした画像情報の模式図である。図において、31〜3
4はそれぞれ時刻T0〜T3におけるフレーム(画面)
を示す。
【0024】また、図4は図3のT0〜T3の各時点で
サンプリングされた画像における隣接フレーム間の輝度
信号の差分絶対値の分布を示したものである。図におい
て、Lはシーンチェンジ検出のための閾値を示し、輝度
信号の差分絶対値がL以上であった場合にはシーンチェ
ンジがあったものとして検出を行う。
【0025】では、以下、本実施例の動作について説明
する。図1において、入力された映像信号はA/D変換
手段2において一定のフレーム周期にサンプリングさ
れ、動き検出手段3によってフレーム毎に映像の動き量
を動きベクトルの形で検出され、離散コサイン変換手段
4によって垂直/水平方向の空間周波数に変換され、適
応量子化手段5によって適応量子化される。
【0026】本発明においても、数〜数十フレームを単
位とする映像情報ブロック(GOP)で映像情報を記録
するようにしているが、それは、従来例で説明したよう
に、1枚の映像自身で圧縮動作が行われる2次元の圧縮
映像(I−ピクチャ)と、時間的に前方あるいは前後の
映像からの動きベクトルを用いた参照画像を加えて圧縮
動作がなされる3次元の圧縮映像(P−ピクチャ,B−
ピクチャ)とが混在する形で構成されている。
【0027】そのため、図1に示されるように、3次元
圧縮画像を得るために必要な参照画像は、適応量子化手
段5からの映像データを、逆量子化手段6と逆離散コサ
イン変換手段7により復元し、フレームメモリ8上で動
き検出手段3からの動きベクトルにより補正することで
得る。
【0028】次に、適応量子化された圧縮ディジタル映
像データは、可変長符号化手段9によって、動きベクト
ル量に応じた可変長符号化が行われ、バッファメモリ1
0に一旦、蓄積される。
【0029】バッファメモリ10に蓄積された圧縮ディ
ジタル映像データは、各GOP内でのデータ配列等をシ
ステムコントローラ19からの指示を受けたフォーマッ
トエンコーダ11により組み替えられ、さらにヘッダ等
の情報が付加された後、フォーマットエンコーダ11か
ら出力される。
【0030】このようにしてフォーマット化されたディ
ジタル映像情報は、変調手段12によって光ディスク1
4における符号間干渉が排除されるよう変調され、レー
ザ変調手段13を介して光ヘッド15により光ディスク
14上に記録される。
【0031】また、本実施例においては、A/D変換手
段2でサンプリングした画像のフレーム間における画素
単位での原画像輝度及び色差信号の差分絶対値のフレー
ム分の総和を用いてシーンチェンジの検出を行ってい
る。図3における時刻T0〜T3の隣接フレーム間での
輝度信号の差分絶対値の分布が、例えば図4のようなも
のであった場合、時刻T1,T3でシーンチェンジが発
生していることになる。
【0032】上記シーンチェンジの検出された時刻T
1,T3のフレームが情報圧縮されてGOPのI−ピク
チャになる場合にはそのアドレス情報を、それ以外の
P,B−ピクチャになる場合には次のGOPのIピクチ
ャのアドレス情報を、そのGOPの時間的に前後で、か
つシーンチェンジの検出されたGOPのI−ピクチャの
先頭位置(この場合には、図2のアドレス領域29,3
0が該当する)に記録する。これは、P,Bピクチャに
アドレス情報を記録したとしてもこれを再生するために
は前または後のI,Pピクチャが必要となるため、再生
に時間を要することになるからである。
【0033】また、再生時には、このアドレス領域に記
録された情報に基づき、Iピクチャデータの連続再生を
行う。このようにすることで、シーンチェンジ前後の画
像のみを取り出した高速送り再生・検索あるいは高速戻
し再生・検索を行うことができ、人間の視覚特性に合っ
た効率的な高速再生・検索を実現することが可能にな
る。
【0034】なお、MPEG圧縮された映像情報として
平均4Mビット/秒のレート、135分間記録された光
ディスクを考えた場合には、ディスク1面には約4Gバ
イトの映像情報領域が存在する。したがって、映像情報
領域のアドレス情報としては例えば1セクタ1024バ
イト容量では3バイトのアドレス情報長があれば表現し
得る。したがって、シーンチェンジの検出されたアドレ
ス情報を4バイトで表現すれば、1セクタあたり256
個のシーンチェンジの位置を記録することが可能であ
る。また、高速再生・検索として100倍速相当を仮定
すると、30フレーム/秒の映像の場合、2430個の
シーンチェンジの登録でこのような高速再生・検索が可
能となる。また、登録されているシーンチェンジ検出の
アドレス情報にしたがって順次再生を行うことにより、
高速再生・検索が可能となる。実施例2.
【0035】次に、本発明の実施例2について説明す
る。図5及び図6はかかる実施例2を説明するための図
である。ここに、図5は光ディスク14上の記録トラッ
クの構成を示したものであり、図において、S1〜S4
は記録トラック1周を4つの領域(ブロック)に均等に
分割した各ブロックの先頭の位置を示したものである。
【0036】また、図6は図5に示した各記録トラック
上において映像情報ブロックを直線上に配置したものを
表す図であり、本実施例においても、実施例1と同様、
時刻T1,T3でシーンチェンジが発生していると仮定
する。図において、35はある時点における映像情報ブ
ロックであるGOP1のI−ピクチャデータ、36はG
OP1を構成するP,B−ピクチャデータ、37は前記
GOP1と時間的に連続する映像情報ブロックであるG
OP2を構成するI−ピクチャデータ、38はGOP2
のP,B−ピクチャデータ、39はGOP2と時間的に
連続する映像情報ブロックであるGOP3のP,B−ピ
クチャデータ、40はGOP3のI−ピクチャデータで
ある。
【0037】また、41はGOP1のI−ピクチャデー
タ35の先頭のヘッダ部に設けられた、GOP1よりも
時間的に前で、かつシーンチェンジの検出された映像情
報ブロックである例えばGOP(−1)のI−ピクチャデ
ータ及び時間的に後で、かつシーンチェンジの検出され
た映像情報ブロックであるGOP3のI−ピクチャデー
タ40の先頭位置(アドレス情報)を格納しているアド
レス領域、42はGOP3のI−ピクチャデータ40の
先頭のヘッダ部に設けられた、GOP3よりも時間的に
前で、かつシーンチェンジの検出された映像情報ブロッ
クであるGOP1のI−ピクチャデータ35及び時間的
に後で、かつシーンチェンジの検出された映像情報ブロ
ックである例えばGOP7のI−ピクチャデータの先頭
位置(アドレス情報)を格納しているアドレス領域であ
る。
【0038】上述の実施例1では、各GOPの内部にお
けるI−ピクチャの位置を固定としていた。このため、
各GOPのI−ピクチャの先頭位置と光ディスクの記録
トラックの半径方向の位置との間に相関がなく、ある時
点でのI−ピクチャデータを再生した後、次に再生する
Iピクチャデータの先頭位置へのトラックジャンプのた
びにそれぞれ異なるランダムな光ディスクの回転待ち時
間が発生し、滑らかなI−ピクチャデータの連続再生を
行うことが難しかった。
【0039】そこで、本実施例では、シーンチェンジの
検出されたGOP内におけるIピクチャの位置を可変と
し、図5に示すようなS1〜S4で示した位置のいずれ
かの位置に、GOPのIピクチャの先頭位置がくるよう
なデータ配列をフォーマットエンコーダ11において行
った後、光ディスク14に記録するようにしている。そ
して、このようにすることにより、本実施例では、S1
に位置するGOP1のI−ピクチャ35を再生した後、
予めアドレス情報41より得ているGOP3のI−ピク
チャ40の開始位置S3へ、光ディスクの所定の回転時
間を待ってトラックジャンプを行い、GOP3のI−ピ
クチャデータ40の再生を行うことができるため、トラ
ックジャンプのための回転待ち時間を予め考慮した滑ら
かなI−ピクチャデータの連続再生が可能になる。
【0040】なお、シーンチェンジの検出された各GO
PのI−ピクチャの配置については、記録の際、メモリ
にGOPのピクチャデータを蓄えておき、データのGO
P長、I−ピクチャデータ長、及びトラックジャンプに
よる回転待ち時間に基づいて、S1〜S4のいずれか適
当な位置に容易にI−ピクチャの先頭位置を配置でき
る。また、本実施例では各GOPを固定レートとして説
明したが、可変レートにおいても同様の手法で適用可能
である。さらに、本実施例では光ディスクのS1〜S4
の4つの半径方向位置にI−ピクチャの先頭位置がくる
ようにしているがこれに限られるものではなく、データ
のGOP長、I−ピクチャデータ長、及びトラックジャ
ンプによる回転待ち時間等を考慮して上でいくつかの位
置を特定すればほぼ同様の効果を得ることが可能であ
る。実施例3.
【0041】次に、本発明の実施例3について説明す
る。図7及び図8は本発明の実施例3を説明するための
図である。ここに、図7は入力された原画像情報をA/
D変換手段2により一定のフレームレートでサンプリン
グした画像の模式図である。図において、43〜53は
それぞれ時刻T0〜T10におけるフレーム(画面)を
示す。
【0042】また、図8は図7のT0〜T10の各時点
でサンプリングされたフレームにおける隣接フレーム間
の輝度信号の差分絶対値の分布を示したものである。図
において、L0はシーンチェンジ検出のための第1の閾
値を示し、L1はシーンチェンジ検出のための第2の閾
値を示し、L2はシーンチェンジ検出のための第3の閾
値を示す。ここで、輝度信号の差分絶対値がL0,L
1,L2以上であった場合にはそれぞれシーンチェンジ
があったものとして検出を行う。
【0043】本実施例は、上述の実施例1と同様に、原
画像から映像圧縮されたI,P,B−ピクチャデータを
構成する際、一定のサンプリングレートでディジタル化
されたフレーム単位の原画像輝度及び色差信号を用いて
シーンチェンジの検出を行うが、実施例1とは異なり、
シーンチェンジの検出のための複数の閾値を設け、各閾
値毎にシーンチェンジの検出を行うようにしている。こ
れは、例えば、時刻T0〜T10までの隣接フレーム間
の輝度信号の差分絶対値の分布が図7のような場合、シ
ーンチェンジ検出の閾値がL0で検出される位置はT
1,T2,T4,T6,T8である。また、閾値がL1
で検出される位置はT2,T8、閾値がL2で検出され
る位置はT8となる。
【0044】また、本実施例においては、シーンチェン
ジの検出されたGOPのIピクチャの先頭位置に実施例
1と同様のアドレス領域を各閾値毎に区分して設定する
ようにしている。
【0045】そして、このように構成することにより、
各閾値の大きさに応じて段階的に倍速の異なる高速再生
・検索が行うことができるため、この閾値の選択によ
り、より細かなシーンチェンジごとの高速再生・検索、
あるいは、おおざっぱなシーンチェンジごとではあるも
のの、一層高速な高速再生,検索等を自由に適宜選択す
ることが可能になる。
【0046】なお、本実施例においても実施例2と同様
に、シーンチェンジの検出されたGOPのI−ピクチャ
データの先頭位置が光ディスクの記録トラック上におけ
るS1〜S4のいずれかの半径位置にくるように配置す
ることができ、このようにすることで、実施例2と同様
の効果を得ることが可能である。
【0047】さらに、上述の実施例1〜3においては、
シーンチェンジを検出したGOPのI−ピクチャの先頭
ヘッダ部に高速再生,検索のためのアドレス領域を設け
るように構成したが、図9のように、光ディスク14上
のある特定の記録領域にまとめて記録しておいてもよ
い。ここに、図9は本発明による映像情報を記録した光
ディスクを示したものであり、図において、54は上記
I,P,Bピクチャデータから構成される映像情報ブロ
ックの連続が記録されている映像情報領域、55は光デ
ィスクの最内周あるいは最外周に設けられた、シーンチ
ェンジあったGOPのI−ピクチャのアドレス情報を記
録したアドレス領域である。
【0048】また、本実施例のような複数の閾値による
シーンチェンジを図9に示すようなアドレス領域55に
記録するには、図10に示すようにする。図において、
56a,b,cはそれぞれ、シーンチェンジ検出のため
の検出レベルL0,L1,L2の閾値の値、57a,
b,cはそれぞれ、各閾値にてシーンチェンジの検出さ
れたGOPのI−ピクチャの光ディスク上における先頭
位置を示すアドレス情報である。
【0049】これは、シーンチェンジの検出されたGO
PのI−ピクチャのアドレス情報を予め各閾値毎にメモ
リ内に格納しておき、その情報をアドレス領域55に記
録するようにしたものであり、例えば、前記時刻T0〜
T10までの時間軸情報を光ディスク上のI−ピクチャ
アドレス情報に変換したものをAD0〜AD10とした
場合、アドレス領域55に記録されるデータは図10の
(56a,57a)、(56b,57b)、(56c,
57c)のごとく(L0,AD1)、(L1,AD
2)、(L0,AD4)、(L0,AD6)、(L2,
AD8)のようになる。
【0050】そして、再生時には、このアドレス領域5
5の情報を予め再生しておき、その後視聴者の選択した
閾値に対するGOPのI−ピクチャデータのみを連続し
て再生するようにすればよい。実施例4.
【0051】次に、本発明の実施例4について説明す
る。図11及び図12は本発明の実施例4を説明するた
めの図である。ここに、図11は本実施例の映像情報ブ
ロックの記録トラックを直線状に表した図である。図に
おいて、58はある時点における映像情報ブロックであ
るGOP1のI−ピクチャデータ、59はGOP1を構
成するP,B−ピクチャデータ、60は前記GOP1と
時間的に連続する映像情報ブロックであるGOP2を構
成するP,B−ピクチャデータ、61はGOP2のI−
ピクチャデータ、62はGOP2と時間的に連続する映
像情報ブロックであるGOP3のI−ピクチャデータ,
63はGOP3のP,B−ピクチャデータである。
【0052】また、64はGOP1のI−ピクチャデー
タ58の先頭のヘッダ部に設けられた、GOP1の直前
の映像情報ブロックであるGOP0のI−ピクチャデー
タと直後の映像情報ブロックであるGOP2のI−ピク
チャデータ61のアドレス情報を格納しているアドレス
領域、65はGOP2のI−ピクチャデータ61の先頭
のヘッダ部に設けられた、GOP2の直前の映像情報ブ
ロックであるGOP1のI−ピクチャデータ58と直後
の映像情報ブロックであるGOP3のI−ピクチャデー
タ62のアドレス情報を格納しているアドレス領域、6
6はGOP3のI−ピクチャデータ62の先頭のヘッダ
部に設けられた、GOP3の直前の映像情報ブロックで
あるGOP2のI−ピクチャデータ61と直後の映像情
報ブロックであるGOP4のI−ピクチャデータのアド
レス情報を格納しているアドレス領域である。
【0053】本実施例では、図11のように各GOPを
構成するとともに、図9で説明したのと同様にシーンチ
ェンジの検出されたGOPのI−ピクチャのアドレス情
報を光ディスクのアドレス領域55(図9参照)に記録
しておくようにしたものである。このようにすることに
より、視聴者の側で、シーンチェンジによる高速再生モ
ードか隣接GOPによる高速再生モードのいずれで高速
検索,再生を行うのか、自由に選択・切替することがで
きる。従って、不必要な箇所についてはシーンチェンジ
による高速検索,再生モードによって、必要な箇所では
隣接GOP毎の高速検索,再生によって、それぞれ適切
な早さでの高速検索,再生を行うことが可能になる。
【0054】以上のような高速検索,再生を行う場合の
光ディスク装置の動作をフローチャートに示したものが
図12である。まず、高速検索,再生が開始されると、
検索,再生モードがシーンチェンジによる検索,再生か
隣接GOPによる検索,再生かを視聴者側で選択する。
シーンチェンジによる検索,再生を選択した場合、その
検索,再生のレベルについても図8における閾値L0〜
L2の中から選択する。選択されたレベルに応じて、ア
ドレス領域55から所望のシーンチェンジ位置情報が抽
出され、この位置情報を基にして高速検索,再生を行う
ようにする。一方、隣接GOPのI−ピクチャ再生モー
ドを選択した場合にはあるGOPのI−ピクチャデータ
を再生した後、そのI−ピクチャデータの先頭に記録さ
れているアドレス情報に基づき、そのアドレス情報の示
す隣接GOPのI−ピクチャデータの先頭位置にトラッ
クジャンプを行い、そのI−ピクチャデータを再生す
る。この動作は高速検索,再生の終了が視聴者から指示
されるまで続けられる。
【0055】
【発明の効果】発明においては、高速再生・検索を視
聴者の必要に応じて選択可能にしているので、必要な箇
所においては比較的低速度で精度の良い検索が行えると
ともに、不必要な箇所においては非常に高速で、かつ必
要最低限度の検索精度を保った検索を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ディスク記録再生装置の記録系の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例1にかかる光ディスク記録再
生装置により記録されたデータトラック上のデータ配列
を示す図である。
【図3】 原画像を一定のフレーム周期でサンプリング
した場合のフレーム構造を示す模式図である。
【図4】 シーンチェンジの検出のための隣接フレーム
間の輝度信号の差分絶対値の分布と閾値との関係を示す
図である。
【図5】 光ディスク上におけるデータトラックの構造
を示す図である。
【図6】 本発明の実施例2にかかる光ディスク記録再
生装置により記録されたデータトラック上のデータ配列
を示す図である。
【図7】 原画像を一定のフレーム周期でサンプリング
した場合のフレーム構造を示す模式図である。
【図8】 シーンチェンジの検出のための隣接フレーム
間の輝度信号の差分絶対値の分布と閾値との関係を示す
図である。
【図9】 光ディスク上における映像情報ブロックとシ
ーンチェンジアドレス領域との関係を示す図である。
【図10】 シーンチェンジアドレス領域の具体的な構
造を示す図である。
【図11】 本発明の実施例4にかかる光ディスク記録
再生装置により記録されたデータトラック上のデータ配
列を示す図である。
【図12】 本発明の実施例4の具体的な動作を示すフ
ローチャートである。
【図13】 従来の光ディスク記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図14】 MPEG方式による映像信号のデータ配列
を示す図である。
【図15】 10画面を1GOPとしたときの符号化構
造を示す図である。
【符号の説明】
1:入力端子、2:A/D変換手段、3:動き検出手
段、4:離散コサイン変換手段(DCT手段)、5:適
応量子化手段、6:逆量子化手段、7:逆離散コサイン
変換手段(IDCT手段)、8:フレームメモリ、9:
可変長符号化手段、10:バッファメモリ、11:フォ
ーマットエンコーダ、12:変調手段、13:レーザ変
調手段、14:光ディスク、15:光ヘッド、16:送
りモータ、17:ディスクモータ、18:サーボ回路、
19:システムコントローラ、20:再生アンプ、2
1:ヘッダ認識手段、22:シーンチェンジ検出手段、
23:GOP1のI−ピクチャデータ、24:GOP1
のP,B−ピクチャデータ、25:GOP2のI−ピク
チャデータ、26:GOP2のP,B−ピクチャデー
タ、27:GOP3のI−ピクチャデータ、28:GO
P3のP,B−ピクチャデータ、29:アドレス領域、
30:アドレス領域、31〜34:時刻T0〜T3にお
けるフレーム(画面)、35:GOP1のI−ピクチャ
データ、36:GOP1のP,B−ピクチャデータ、3
7:GOP2のI−ピクチャデータ、38:GOP2の
P,B−ピクチャデータ、39:GOP3のP,B−ピ
クチャデータ、40はGOP3のI−ピクチャデータ、
41:アドレス領域、42:アドレス領域、43〜5
3:時刻T0〜T10におけるフレーム(画面)、5
4:映像情報領域、55:アドレス領域、56a,b,
c:検出レベルL0,L1,L2の閾値の値、57a,
b,c:アドレス情報、58:GOP1のI−ピクチャ
データ、59:GOP1のP,B−ピクチャデータ、6
0:GOP2のP,B−ピクチャデータ、61:GOP
2のI−ピクチャデータ、62:GOP3のI−ピクチ
ャデータ,63:GOP3のP,B−ピクチャデータ、
64:アドレス領域、65:アドレス領域、66:アド
レス領域、132:A/D変換器、133:情報圧縮手
段、134:フレームセクター変換手段、135:エン
コーダ、136:変調器、137:レーザー駆動回路、
138:レーザー出力スイッチ、139:光ヘッド、1
40:アクチュエータ、141:トラバースモータ、1
42:ディスクモータ、143:光ディスク、144:
モータ駆動回路、145:モータ制御回路、146:再
生アンプ、147:復調器、148:デコーダ、14
9:フレームセクタの逆変換回路、150:情報伸長手
段、151:D/A変換器、152:映像情報ブロック
(GOP)、153:GOPレイヤ、154:スライ
ス、155:スライスレイヤ、156:マクロブロック
(MB)レイヤ、157:ブロックレイヤ、158:I
−ピクチャ、159:P−ピクチャ、160:B−ピク
チャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加瀬沢 正 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 映像システム開発研究所内 (72)発明者 三嶋 英俊 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 映像システム開発研究所内 (56)参考文献 特開 平5−30454(JP,A) 特開 平4−47879(JP,A) 特開 平6−149902(JP,A) 特開 平6−76482(JP,A) 特開 平6−259052(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 20/10,20/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル映像情報が周波数変換により
    圧縮されたI−ピクチャと、時間的に前方あるいは前後
    の映像からの動きベクトルを用いた参照画像を加えて圧
    縮動作を施されたP−ピクチャ及びB−ピクチャとで構
    成された映像情報ブロックを含んで、あらかじめ区切ら
    れたシーンからなるディジタル映像情報が記録される光
    ディスクであって、上記光ディスクは、アドレスを有す
    るセクタから構成され、上記映像情報ブロックは、上記
    セクタの先頭部分から配置され、上記映像情報ブロック
    各々の先頭にあるヘッダ部分には、前後の映像情報ブロ
    ックの先頭アドレス情報が配置され、上記ディジタル映
    像情報とは別の領域には、上記あらかじめ区切られたシ
    ーンの先頭の映像情報ブロックの先頭アドレス情報がま
    とめて配置される光ディスクを再生する方法であって、 高速再生時には、上記あらかじめ区切られたシーンの先
    頭の映像情報ブロックの先頭アドレス情報を抽出し、当
    該先頭アドレス情報に基づき当該シーンの先頭の映像情
    報ブロックを再生し、 上記高速再生時の再生速度に比較して低速の再生時に
    は、前後の映像情報ブロックの先頭アドレス情報に基づ
    き、映像情報ブロックを再生することを特徴とする光デ
    ィスクの再生方法
  2. 【請求項2】 ディジタル映像情報が周波数変換により
    圧縮されたI−ピクチャと、時間的に前方あるいは前後
    の映像からの動きベクトルを用いた参照画像を加えて圧
    縮動作を施されたP−ピクチャ及びB−ピクチャとで構
    成された映像情報ブロックを含んで、あらかじめ区切ら
    れたシーンからなるディジタル映像情報が記録される光
    ディスクであって、上記光ディスクは、アドレスを有す
    るセクタから構成され、上記映像情報ブロックは、上記
    セクタの先頭部分から配置され、上記映像情報ブロック
    各々の先頭にあるヘッダ部分には、前後の映像情報ブロ
    ックの先頭アドレス情報が配置され、上記ディジタル映
    像情報とは別の領域には、上記あらかじめ区切られたシ
    ーンの先頭の映像情報ブロックの先頭アドレス情報がま
    とめて配置される光ディスクを再生する装置であって、 高速再生時には、上記あらかじめ区切られたシーンの先
    頭の映像情報ブロックの先頭アドレス情報を抽出する手
    段と、当該先頭アドレス情報に基づき当該シー ンの先頭
    の映像情報ブロックを再生する手段と、 上記高速再生時の再生速度に比較して低速の再生時に
    は、前後の映像情報ブロックの先頭アドレス情報に基づ
    き、映像情報ブロックを再生する手段とを備えることを
    特徴とする光ディスクの再生装置
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