JPS59167447A

JPS59167447A - 用紙姿勢変更装置

Info

Publication number: JPS59167447A
Application number: JP58040483A
Authority: JP
Inventors: Yoshiharu Nanba; 南波　義治
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1983-03-11
Filing date: 1983-03-11
Publication date: 1984-09-20
Also published as: JPS6311261B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は用紙姿勢変更装置に関するもので、詳しくは、
用紙の搬送経路内に設置し、その経路内で用紙の姿勢を
変更する装置に関するものである。

用紙姿勢変更装置が使用される例として複写機がある。

第１図はその複写機１を示したものである。この複写機
１は、第２図に示したように、原稿２をプラテン３上に
右側端を突当ててセットし、光源４を第１図における矢
印入方向に操作して原稿２の文字Ｆを読取シ、それによ
って感光体５上に潜像を形成し、続いて現像機６によっ
て感光体５上の潜像を現像し、次いで転写コロトロン７
によって用紙８に転写する。一方、フィーダ９の１つか
ら送給され、転写コロトロン７で転写された用紙８は、
第３図（ａ）に示した姿勢でキャッチトレイ１０へ排出
される。したがって、この複写機工では、原稿が第２図
に示したような姿勢でプラテン３上にセットされた場合
には、第３図（ａ）に示したような姿勢で複写された用
紙８が排出される。

ところで、複写機１は光源４の操作方向、内部機構、用
紙８の排出方向等によって、キャッチトレイ１０上に排
出される用紙８の姿勢が決定される。

通常においては、この用紙８の排出姿勢はほとんど問題
とならない。しかし、この複写機１にソータおよびホッ
チキス綴器等の後処理装置を結合させた場合には、用紙
８の排出方向を一義的に決定する必要が生じる。即ち、
ソータに排出された用紙８が該ソータ内でどのように収
容されるかによって複写機１から排出させる用紙８の姿
勢を決定し、用紙８がそのような姿勢で排出されるよう
に、複写機１内の用紙搬送経路１１上で用紙の姿勢を変
更しなければからない。

このようか用紙姿勢変更装置としては、転写後の用紙８
を一部ターンテーブルに載せ、該ターンテーブル上で９
０度可回転せ、その用紙８を排出側搬送ベルトに引渡し
、もって第３図（ａ）　、　（ｂ）に示したように用紙
８を９０度可回転せて姿勢を変更する装置がある。

しかし、この装置では、ターンテーブル上に用紙８を一
旦載置させ、そこで姿勢変更をさせた後に排出側搬送ベ
ルトに引渡すので、用紙８の搬送動作が不連続となシ、
したがって用紙８が連続して複写される場合には対処で
きない虞れがあり、少なくとも複写機の高速化を阻む要
因となっていた。また、この用紙姿勢変更装置では、タ
ーンテーブル上の用紙８を正確に加変回転させること、
ターンテーブル上に用紙８が載置されたことを確認した
後にターンテーブルを動作させること、用紙８が開度回
転された後に排出側ベルトに用紙８を引渡す手段が必要
なこと、ターンテーブルを間欠運転させるための手段が
必要なこと等の考慮をしなければならず、したがって装
置が複雑となる。

本発明の目的は、このような問題点に鑑みて、複写機の
高速化を実現でき、かつ構造が簡単で信頼性の高い用紙
姿勢変更装置を提供することにある。

このような目的を達成するために本発明では、２本の無
端ベルトをロールに巻掛け、それらの無端ベルトの一部
を互に会合させ、その会合部一端から挿入させた用紙を
９０度可回転つ反転させ、さらに反転させて会合部他端
から排出させ、もって用紙の姿勢を連続的に変更させる
ようにしている。

以下図面に示した実施例を参照しながら本発明を説明す
る。第４図、第５図は本発明に係る用紙姿勢変更装置１
２を示したものである。この用紙姿勢変更装置和は、２
本の無端ベル）　１３　、１４を使用し、それらの一方
のベルト１３を第４図に示したように、ロール１５ａ　
、　１５ｂ　、　１５ｃ　、　１５ｄ　、　１５ｅ　、
１５ｆ　。

１５ｇ、１５ｈに巻掛け、また他方のベルト１４をロー
ル１５ｉ　、１５ｂ　、１５ｃ　、１５ｄ　、１５ｊ　
、１５ｋ　、１５７　。

１５ｍに巻掛け、ロール１５ａ、１５ｉからロール１５
ｊまでの間でベル）　１．３　、１４を互に会合させて
いる。

そして、このベルト１３　、１４の会合部分１３　ａ　
、　１４　ａは、ロール１５ｂによって開度回転かつ反
転され、さらにロール１５Ｃ，１５ｄによって反転され
る。なお、上記ベル）　１３　、１４はそれぞれのベル
トに係るロール１５ａ〜１５ｍのうち少なくとも各１個
によって駆動される。

したがって、第５図に示したように、会合部１３ａ、１
４ａの左側一端から、同図に示した姿勢で挿入された用
紙８は、ロール１５ｂで加変回転かつ反転されて用紙８
ａの姿勢となり、さらにロール１５Ｃ，１５ｄによって
反転され、用紙８ｂの姿勢となる。このように姿勢を変
更された用紙８ｂは、ロール１５ｄの個所（会合部他端
）から排出される。

このようにして用紙姿勢変更装置１２から排出された用
紙８は、排出側搬送ベルト１６等によってキャッチトレ
イ１０等へ排出される。なお、第４図、第５図において
符号１７で示したものは、ストリップ用フィンガーであ
る。

そこで、この用紙姿勢変更装置１２ヲ第１図の複写機１
における用紙搬送経路１１中に介在させた場合には、第
３図（ａ）に示した姿勢で複写された用紙８は第５図に
示したように姿勢が変更され、第３図（ｂ）に示した姿
勢でキャッチトレイ１０等へ排出される。

なお、上記実施例では、用紙姿勢変更装置１２の理解を
容易ならしめるために、第４図、第５図における高さ方
向に拡大して示したが、実際にはベル）　１３　、１４
の厚みを考慮するだけでよいので、極めて薄くすること
ができる。その際には、ロール１５ａ、１５ｈ、ロー／
ｌ／１５　Ｃ、１５ｄ　、　　０−ル１５ｅ　、１５ｆ
および１５ｍ　、　１５　ｉは適宜な径をもった１個の
ロールにそれぞれ置換することができる。また、実施例
では、ロール１５Ｃ，１５ｄ’に第４図において手前に
設置し、ベルト１３　、１４の会合部１３ａ、１４ａを
手前に張出させているが、−このベルト会合部１３ａ。

１４ａを反対側に張出させてもよい。その場合には、第
３図（ａ）の姿勢にある用紙８は、第３図（ａ）におけ
る時計方向に９０度回転した姿勢で排出される。ｆた上
記実施例では、それぞれ１本のベル）　１３　、１４を
使用しているが、このベル）１３．１４’に複数条のベ
ルトによって構成してもよいことは云うまでもない３、上記したように、本発明に係る用紙姿勢変更装置は、は
ぼ同一平面上で、かつ同一直線上で用紙の姿勢変更がで
きるので、装置の設置スペースが少なくて済み、しかも
搬送されて来る用紙を一部止めることなく、姿勢を変更
できるので、連続的に搬送されて来る用紙の姿勢変更に
極めて有利となり、しかも構造が簡単である。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な複写機を概念的に示した縦断面図、第
２図はその原稿セット姿勢を示した平面図、第３図（ａ
）　、　（ｂ）は複写された用紙の姿勢変更態様を示し
た平面図、第４図は本発明に係る用紙姿勢変更装置を示
した斜視図、第５図はその一部を切欠いて示した斜視図
である。１・・・複写機、２・・・原稿、３−・・プラテン、４
・・・光源、５・・・感光体、６・・・現像機、７・・
転写コロトロン、８・・用紙、９・・・フィーダ、　１
０・−キャッチトレイ、１１・・・用紙搬送経路、１２
・・・用紙姿勢変更装置、１３　、１４・・・ベルト、
１３ａ、１４ａ・・・会合部、１５ａ〜１５ｍ・・・Ｏ
−＃、■５・−・排出ベルト。

Claims

【特許請求の範囲】

２本の無端ベルトをそれらの一部を会合させてロールに
巻掛け、その会合部の一端から挿入させた用紙を弱度回
転かつ反転させ、さらに反転させて会合部の他端から排
出させるようにしたことを特徴とする用紙姿勢変更装置
。