JPS59166947A - 電離放射線用ネガ型レジスト - Google Patents

電離放射線用ネガ型レジスト

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JPS59166947A
JPS59166947A JP4187683A JP4187683A JPS59166947A JP S59166947 A JPS59166947 A JP S59166947A JP 4187683 A JP4187683 A JP 4187683A JP 4187683 A JP4187683 A JP 4187683A JP S59166947 A JPS59166947 A JP S59166947A
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JP
Japan
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polymer
group
reaction
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resist
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JP4187683A
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English (en)
Inventor
Tsugio Yamaoka
亜夫 山岡
Yoshiyuki Harita
榛田 善行
Mitsunobu Koshiba
小柴 満信
Toko Harada
原田 都弘
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JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59166947A publication Critical patent/JPS59166947A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/008Azides
    • G03F7/012Macromolecular azides; Macromolecular additives, e.g. binders

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ネガ型しジス)K関し、さらに詳しくは、遠
紫外線、電子線、X線などの電離放射線に感応する微細
加工用として好適なネガ塾レジストに関する。
通常、半導体集積回路などの固体素子は、ホトリソグラ
フィー技術およびエツチング技術などによる微細加工に
より製造されている。近年、これら固体素子の高集積化
に件ない、微細なノくターンを効率よく形成するホトリ
ソグラフィー技術が要求されている。
従来からのホトリソグラフィー技術において一般に用い
られている環化ゴムと光架橋剤とを主成分とするネガ型
ホトレジストは、高感度であり、ホトマスクを通して紫
外線を露光することにより、効率よく短時間でパターン
を形成することができるが、解像度が低く微細パターン
を形成できない。
上記問題を改良したホトリソグラフィー技術として、微
細パターンを形成する際に、紫外線より波長の短い、2
00nmから300nm程度の波長の遠紫外線に感応す
るレジストを使用する方法が知られている。このような
レジストとじては、例えばポリメチルメタクリラートあ
るいはポリメチルイソプロペニルケトンなどを主成分と
するレジストが知られている。このような遠紫外線に感
応するレジストを使用することによって、マスクを介し
て遠紫外線を照射することにより、比較的短時間で微細
なパターンを形成することができる。しかしながら、こ
れらのレジストは微細加工のために不可欠なドライエツ
チングに対する耐性が低く、実用性に乏しいという問題
を有する。
一方、耐トライエツチング性を有するネガ型レジストと
しては、ポリスチレン系レジストが知られているが、い
ずれのレジストも、現像に際して芳香族系、エステル系
またはハロゲン化炭化水素などの有機溶媒を主成分とす
る現像液を用いている。したがって、工業的に前記固体
素子を大量生産するときに、工業排水、排気中の有機物
濃度が問題となるような場合には、その浄化設備が必要
となるなどの問題を引き起こす場合がある。
本発明者らは、微細パターンを高精度Kかっ効率よく形
成させることができ、さらにドライエツチングに対して
も高い耐性を有し、アルコール系またはアルカリ水溶液
にて現像可能なネガ型レジストについて鋭意研究の結果
、本発明を完成した。すなわち、本発明の要旨は、一般
式(I) 6 (式中、R1、R2およびR3は、同一または異なり、
水素原゛子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1
〜4のアルコキシ基をボし、R4、広R6、R7および
R8は、同一または異なり、水素原子、炭素数1〜4の
アルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ニトロ基、
アミン基またはアジド基を示す。) で示される繰返し構造単位、または該繰返し構造単位と
一般式(TJ) (式中、R9、R10およびR11は、同一または異な
り、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
1〜4のアルコキシ基を示し、R12は水素原子または
炭素数4〜4のアルキル基を示す。) で示される繰返し構造単位とを有する重合体であり、か
つ該重合体中に複数存在するR4−R8の少な(とも1
部がアジド基である重合体からなることを特徴とする電
離放射線用ネガ型レジストにある。
本発明において使用する重合体中における一般式(I)
で示され、かっR4−R8の少なくとも一部がアジド基
である繰返し構造単位の割合は、全繰返し構造単位数の
10〜100%、特に25〜100%が好ましい。この
繰返し構造単位が少ないと本発明レジストの電離放射線
に対する感度が低下する。
一般式(I)で示される繰返し構造単位における好まし
いR1−R3としては、水素原子、メチル基またはメト
キシ基であり、また好ましいR4−R8としては、水素
原子、メチル基、t−ブチル基、メトキシ基、ニトロ基
、アミン基またはアジド基である。
本発明に用いる重合体は、例えば下記の方法を用いて得
ることができる。すなわち、一般式(A)(R13〜R
15は、同一または異なり、水素原子、炭素数1〜4の
アルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基である。
) で示される化合物と一般式(B−1) HO (R16〜R20のうち少なくとも一つはニトロ基であ
り、他は同一または異なり、水素原子、炭素数1〜4の
アルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基である。
)で示される化合物とを、酸触媒下で縮重合する。
次いで、得られた重合体中のニトロ基を還元し、亜硝酸
ソーダを用いてジアゾ化したのち、アジ化ソーダを用い
てアジド化して得られる。
また上記縮重合時に、一般式(f3−2)4 (R21〜R25は、同一または異なり、水素原子、炭
素数1〜4のアルキル基、または炭素数1〜4のアルコ
キシ基である。) で示される化合物および/または一般式(B−3)で示
される化合物を、一般式(B−1)で示される化合物と
併用してもよい。
RCHO(B−3) (R26は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基で
ある。)一般式(A)で示される化合物としては、フェ
ノール、m−クレゾール、p−クレゾール、2.6−キ
シレノール、3,5−キシレノール、m−t−ブチルフ
ェノール、p−t−ブチルフェノール、0−メトキシフ
ェノール、p−メトキシフェノール、O−クレゾール、
2,4−キシレノール、2.5−キシレノール、m−エ
チルフェノール、0−エチルフェノール、p−エチルフ
ェノール、m−メトキシフェノール、0−エトキシフェ
ノール、m−エトキシフェノール、p−エトキシフェノ
ールなどを挙げることができる。
一般式(B−1)で示される化合物としては、m−ニト
ロベンズアルデヒド、2−ニトロ−4−)fルベンズア
ルデヒド、3−ニトロ−4−メチルベンズアルデヒド、
p−ニトロベンズアルデヒド、0−ニトロベンズアルデ
ヒド、2−ニトロ−3−メチルベンズアルデヒド、2−
ニトロ−5−メチルベンズアルデヒド、2−メチル−4
−二トロベンズアルデヒド、3−メチル−4−二トロベ
ンズアルデヒド、3−ニトロ−4−メトキシベンズアル
デヒド、3−メトキシ−4−二トロベンズアルデヒドな
どを挙げることができる。
一般式(B−2)で示される化合物としては、ベンズア
ルデヒド、p−メチルベンズアルデヒド、α−ナフトア
ルデヒド、β−ナフトアルデヒド、m−メチルベンズア
ルデヒド、0−メチルベンズアルデヒド、2,3−ジメ
チルベンズアルデヒド、2,4−ジメチルベンズアルデ
ヒド、3.4−ジメチルベンズアルデヒド、3,5−ジ
メチルベンズアルデヒド、0−メトキシベンズアルデヒ
ド、m−メトキシベンズアルデヒド、p−メトキシベン
ズアルデヒドなどを挙げることができる。
一般式(B−3)で示される化合物としては、ホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒドなどを挙げることができる
本発明において使用する重合体中において、一般式(I
)で示され、かっR4−R8の少な(とも1つ、好まし
くは1〜2つがジアゾ基である繰返し構造単位の割合は
、前記化合物(B−1)と(B二2)および/またはC
B−3)との割合を調節することにより、制御すること
ができる。すなわち上記方法において(B−1)、(B
−2)および(B−3)の合計量における(B−1)の
好ましい割合としては、モル比で10%以上、特に好ま
しくは25%以上である。
上記方法において、重縮合反応は、通常、水などを媒質
として塩酸、トルエンスルホン酸、過塩素酸、硫酸、シ
ュウ酸などの酸触媒を用いて行なわれる。該融媒の使用
量は、好ましくは反応に用いる単量体100重量部に対
して0.001〜1重量部使用する。また、反応温度は
、通常、重縮合が溶融状態で行われるため、一般式(A
)、(B−1)、(B−2)および(B−3)で表わさ
れる化合物の融点〜200cであることが好ましい。
還元反応は、例えば重縮合によって得られた重合体をア
ルコール系溶媒に溶解し、パラジウム、白金、鉄、スズ
、ニッケルなどの金属触媒を用いて水素気流中で10〜
50c程度で行なう。
このとき、溶媒および金属触媒は、好ましくは重合体1
00重量部に対してそれぞれ150〜800重量部、5
〜50重量部使用する。
またジアゾ化反応は、例えば水溶液中で亜硝酸ソーダと
濃塩酸を用いて行われる。このとき重合体が溶解しにく
い場合には、アルコール系溶媒を加えてもよい。上記亜
硝酸ソーダと濃塩酸の使用量は、好ましくは重合体10
0重量部に対して、それぞれ20〜.150重量部、2
00〜so。
重量部である0さらに反応温度は、生成するジアゾニウ
ム塩の安定性のために、好ましくは15〜−5C,特に
好ましくは10〜−5Cである。また他のジアゾ化反応
としては、亜硝酸イソアミルと塩酸を用いてアルコール
を媒質として行う反応を例示することができる。
次に、アジド化反応はジアゾ化反応が終了した反応溶液
中にアジ化ソーダを添加することによって行うことがで
きる。上記アジ化ソーダの使用量は、好ましくは重合体
100重量部に対して10〜110重量部である。この
とき反応温度は、上記ジアゾニウム塩の安定性を考慮し
て、ジアゾ化反応と同様に好ましくは15〜−5C1特
に好ましくは10〜−5Cである。
本発明に用いる重合体の分子量については、特に制限は
ないが、本発明レジストの電離放射線に対する感度を高
めるためには、分子量は高い方が好ましい。しかし、本
発明に用いる縮重合によって得られる重合体は、一般に
高分子量のものを得るのが困難である。したがって、通
常は、該重合体の数平均分子量は350〜2000が好
ましく、より好ましくは500〜1000である。なお
、本発明に使用する重合体は、溶媒に可溶であれば、線
状重合体であっても、分岐状重合体であってもよい。
本発明のレジストは、安定剤、例えばヒドロキノン、メ
トキシフェノール、p−t−ブチルカテコール、2,2
′−メチレンビス(6−t−ブチル−4−エチルフェノ
ール)などのヒドロキシ芳香族化合物、ベンゾキノン、
p−トルキノン、p−キシロキノンなどのキノン化合物
、フェニル−β−ナフチルアミン、p、p’−ジフェニ
ルフェニレンジアミンなどのアミン化合物、ジラウリル
チオプロビオナー)、4.4’−チオビス(6−t−ブ
チル−3−メチルフェノール)、2,2′−チオビス(
4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2−(3,
S−ジ−t−ブチル−4−ヒドロジアニリノ)−4,6
−ビス(N−オクチルチオ)−s−)リアジンなどの硫
黄化合物などを0.5〜5重量%程度添加する。ことが
できる。また本発明は、色素、顔料などを添加すること
もできる。
本発明のレジストを使用するために、該重合体をエチル
セロンルブ、セロソルブアセテート、エチルアルコール
、イソプロピルアルコールなどの溶媒に溶解した形で、
または、該重合体と比較的相溶性が良く、かつアルコー
ルおよびアルカリ性水溶液に可溶な重合体と混合し、上
記溶媒に溶解した形で取扱われる。
本発明の重合体に対して比較的相溶性の良い他の重合体
としては、ノボラック樹脂、レゾール樹脂などのフェノ
ール樹脂またはその誘導体、ポリアクリルアミド、ポリ
−N−メチロール−アクリルアミドなどのポリアクリル
アミド樹脂、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体
などを挙げることができる。本発明のレジストを溶液と
する場合、その濃度は塗布したときの目的とする塗膜の
膜厚に対応して適宜法めることができ一概に規定するこ
とはできないが、一般に5〜40重量%の溶液として用
いられる。
本発明のレジストは、電離放射線によって現像液に不溶
となり、高感度で微細パターンを高精度に形成すること
ができる。さらに、ドライエツチングに対して高い耐性
を有し、かつアルコール系またはアルカリ性現像液で現
像可能である。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明する。
実施例1 m−クレゾール11.29とm−二トロペンズアルデヒ
ド13.(lを内容積200−のフラスコに入れ、系内
な窒素で置換したのち、ゆっくり攪拌しながら加温し、
120Cまで昇温した。
次に触媒として36重量%塩酸を0.2g加えた。
続いて、120Cに保って2時間、反応を続けたのち、
冷却して固化させた。次いで、生成した重合体18.6
9を、内容積500 nJのフラスコに入れ、エチルア
ルコール931nlを加え溶解した。
一方、内容積500dのフラスコにパラジウム活性炭5
g、エチルアルコール25+xA!ヲ入れ、水素を吹き
込みながら、パラジウム活性炭に充分、水素を吸着させ
た。そののち、前記重合体のエチルアルコール溶液を加
え、激しく攪拌しながら水素気流下で還流を行なった。
還元反応による水素の消費が無くなったことを確認し、
溶液を口過し、口液を蒸留水2Q中に入れ、沈殿した重
合体を分離回収し、60Cで24時間、減圧乾燥した。
このようにして得られた重合体13.69を、500−
のフラスコに取り、エチルアルコール25gに溶解した
。次に、36重量%塩酸100gおよび蒸留水80りを
加え、この系を5Cに冷却した。そののち、亜硝酸ソー
ダ14りを蒸留水50gに溶解した溶液を、反応系を5
Cに保ちながら徐々に加え、反応溶液によりヨウ化カリ
ウム−デンプン紙が青変し、ジアゾ化反応が終了したこ
とを確認したのち、30分間攪拌を続けて反応を完了さ
せた。
次いで、アジ化ソーダ14gを蒸留水に溶解した溶液を
、反応系を5Cに保ちながら徐々に加え、反応溶液によ
ってβ−ナフトールアルカリ水溶液を浸み込ませた口紙
がカップリングによる呈色反応を示さなくなり、ジアゾ
基が削減したことを確認するまで加えつづけたのち、さ
らに30分間反応を続行して反応を完了させた。反応が
終了したのち、反応系中にヒドロキノンを少量含む蒸留
水3009を加え、沈殿した重合体を分離回収し、充分
水洗したのちに、60cで30時間、減圧乾燥した。
上記重合体を、赤外分光光度計(日本分光工業(株)製
IRA−1型)を用いて分析したところ、3250 c
m  に水酸基に起因する吸収、2380cm−”にア
ジド基に起因する吸収、1600cm−’に芳香環に起
因する吸収、1350 cm−”、1260c1rL−
”にそれぞれニトロ基、アミン基に起因する吸収が認め
られた。さらに元素分析を行うことより、上記重合体の
全繰返し構造単位数中に、で示される繰返し構造単位が
99%、 で示される繰返し構造単位が0.4チあることが確認さ
れた。
また、メンプランオスモメークを用いて、上記重合体の
分子量を測定したところ数平均分子量が980であるこ
とが分かった。
以上により得られた重合体をエチルセロソルブに溶解し
、10重量%溶液とした。この溶液を0.7μmの熱酸
化膜のついたシリコンウェーハ上に乗せ、200rpm
で2秒、つづいて4、OOOrpmで30秒間回転塗布
した。SOCの循環式クリーンオーブンで30分間熱処
理したのち膜厚を測定したところ、0.5μmの塗膜が
形成されていた。キャノン(株)製露光機PLA521
Fを用いて、マスクを通して7.4rrW/cm2の強
度の遠紫外線を約5秒照射したのちインプロピルアルコ
ールで1分間現像した。この結果、36 m J/cr
n2の照射エネルギーで0.6μmのパターンがマスク
に忠実に解像できることが分かった。
実施例2 実施例】で得られた重合体100重量部に対してレゾー
ル樹脂100重量部を添加し、エチルセロソルブに溶解
して固型分濃度8.8重量%の溶液とした。この溶液を
0.7μmの熱酸化膜のついたシリコンウェーハ上に乗
せ、200rpmで2秒、つづいて4,000rpmで
30秒間回転塗布した。80Cの循環酸クリーンオーブ
ンで30分間熱処理したのち膜厚を測定したところ、0
.5μmの塗膜が形成されていた。キャノン(株)製露
光機PLA521Fを用いて、マスクを通して7.4m
W/cm2の強度の遠紫外線を約4秒照射したのちトリ
エチルアミンを2.5重量%含むアルカリ水溶液で1分
間現像し、蒸留水を用いて1分間リンスした。その結果
、30 mJ/cm2の照射エネルギーで0.6μmの
パターンがマスクに忠実に解像できることが分かった。
実施例3 フェノール9.79、p−二トロベンズアルデヒド4.
3g、ベンズアルデヒド6.1gを内容積2007dの
フラスコに入れ、系内を窒素で置換したのち、ゆっくり
攪拌しながら加温し120Cまで昇温した。続いて、触
媒として36重量%塩酸を0.2g加えたのち、120
Cを保って2時間反応を続け、そののち冷却して生成し
た重合体を固化させた。
次いで、この重合体16.89を500−のフラスコニ
入れエチルアルコール93−を加え溶解したし 一方、500−のフラスコにパラジウム活性炭5りを入
れ、エチルアルコール25dを加え、水素を吹き込みな
がらパラジウム活性炭に充分水素を吸着させた。そして
前記重合体のエチルアルコール溶液を加え激しく攪拌し
ながら水素気流下で還流を行ない還元反応を行った。反
応による水素の消費が無くなったことを確認して溶液を
口過し、口液を2Qの蒸留水中に入れ、沈殿した重合体
を分離回収し、60Cで24時間減圧乾燥した。
このようにして得られた重合体13.69を、500m
1ノフラスコニ入し、エチルアルコール259に溶解し
た。次いで、36重量%塩酸100gおよび蒸留水80
9を加え、この系を50に冷却した。次に亜硝酸ソーダ
4.8gを蒸留水179に溶解した溶液を、反応系を5
cに保ちなから徐々に加え、ヨウ化カリウムデンプン紙
が青変するのを確かめたのち、30分間攪拌を続は反応
を完了させた。
次にアジ化ソーダ4.89を蒸留水89に溶解した溶液
を、反応系の温度を5Cに保ちながら徐々に加え、反応
溶液によってβ−ナフトールアルカリ水溶液を浸み込ま
せた口紙がカップリングによる呈色反応を示さなくなる
まで加え続けたのち、さらに30分間反応を続行してか
ら反応を完了させた。反応後、少量のヒドロキノンを含
む蒸留水300りを反応系に加え、沈殿した重合体を分
離回収し、充分水洗したのち、60Cで30時間減圧乾
燥を行った。
上記重合体を、赤外分光光度計(日本分光(株)製IR
A−1型)を用いて分析したところ、3250cm””
”、2380 cm−”、1600cm−”にそれぞれ
水酸基、アジド基、芳香環に起因する吸収が認められた
。また、元素分析によって求めた炭素、水素、窒素、酸
素の割合は、それぞれ80.6重量%、5.0重量%、
6.1重量%、8.2重量%となり、上記重合体の全繰
返し構造単位で示される繰返し構造単位が28%、 で示される繰返し構造単位が72チあることが確認され
た。またメンブランオスモメーターを用いて上記重合体
の分子量を測定したところ、数平均分子量が870であ
った。
以上により得られた重合体をエチルセロソルブに溶解し
て固型分濃度10重量%の溶液とした。この溶液を0.
7μmの熱酸化膜のついたシリコンウェーハ上に乗せ、
200rpmで2秒、つづいて4.00Orpmで30
秒間回転塗布した。80Cの循環式クリーンオーブンで
30分間熱処汐したのち膜厚・を測定したところ、0.
8μmの塗膜が形成されていた。キャノン(株)製露光
機PLA521Fを用いて、マスクを通して7.4 m
W/cm2の強度の遠紫外線を約4秒照射したのち、テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシドを2.5重量%含
むアルカリ水溶液で1分間現像し、蒸留水を用いて1分
間リンスした。その結果、30 mJ/cm2の照射エ
ネルギーで0.7μmのパターンがマスクに忠実に解像
できることが分かった。
実施例4 実施例3で得られたアジド化した重合体を用い、実施例
3と同様の塗布条件により膜厚0.8μmの塗膜を得た
。この試料について電子線を用いて加速電圧10kVに
おけるゲル化点を求めたところ、2.5μC/crr?
の吸収線量であることが分かった。
実施例5 フェノール9.79、p−二トロベンズアルデヒド43
9、ホルマリン(30チ溶液)5.8gを内容積200
rfLlのフラス、コに入れ、系内を窒素で置換したの
ちにシュウ酸005g加えゆっくり攪拌しながら加温し
100Cまで昇温し60分間反応させる。続いて、36
重量%塩酸な0.2g加えたのち、120Cに昇温し更
に1時間反応を続け、そののち冷却して生成した重合体
を固化させた。
次いで、この重合体16.89を500−のフラスコに
入れエチルアルコール93−を加え溶解した。
一方、500rrLlのフラスコにパラジウム活性炭5
gを入れ、エチルアルコール25ゴを加え、水素を吹き
込みながらパラジウム活性炭に充分水素を吸着させた。
そして前記重合体のエチルアルコール溶液を加え激しく
攪拌しながら水素気流下で還流を行ない還元反応を行っ
た。反応による水素の消費が無くなったことを確認して
溶液を口過し、口液な2Qの蒸留水中に入れ、沈殿した
重合体を分離回収し、60Cで24時間減・圧乾燥した
このようにして得られた重合体10.59を、500m
#)フラスコに入れ、エチルアルコール25りに溶解し
た。次いで、36重量%塩酸100りおよび蒸留水80
gを加え、この系を50に冷却した。次に亜硝酸ソーダ
4,69を蒸留水179に溶解した溶液を、反応系を5
0に保ちながら徐々に加え、ヨウ化カリウムデンプン紙
が青変するのを確かめたのち、30分間攪拌を続は反応
を完了させた。
次にアジ化ソーダ4,6gを蒸留水8gに溶解した溶液
を、反応系の温度を5tl’に保ちながら徐々に加え、
反応溶液によってβ−ナフトールアルカリ水溶液を浸み
込ませた口紙がカップリングによる呈色反応を示さな(
なるまで加え続けたのち、さらに30分間反応を続行し
てから反応を完了させた。反応後、少量のヒドロキノン
を含む蒸留水300gを反応系に加え、沈殿した重合体
を分離回収し、充分水洗したのち、60Cで30時間減
圧乾燥を行った。
上記重合体を、赤外分光光度計(日本分光1株)製IR
A−1型)を用いて分析したところ、3250cm”−
”、2380cm−”、1600cm−”  にそれぞ
れ水酸基、アジド基、芳香環に起因する吸収が認められ
た。また上記重合体を核磁気共鳴吸収装置(日立製作所
製FT−R600型)を用いて分析したところ1.8p
pmと1.5Ppmにそれぞれ−CH−基、−CH2−
基に起因する吸収があることが確認された。
元素分析によって求めた炭素、水素、窒素、酸素の割合
は、それぞれ75.3重量%、11.7重量%、8.0
重量%、5.0重量%となり、上記重合体の全繰返し構
造単位数中に、 で示される繰返し単位が26チ、 で示される繰返し構造単位が74%あることが確認され
た。またメンプランオスモメーターを用いて上記重合体
の分子量を測定したところ、数平均分子量が670であ
った。
以上により得られた重合体をエチルセロソルブに溶解し
て固型分濃度10重量%の溶液とした。この溶液を0.
7μmの熱酸化膜のついたシリコンウェーハ上に乗せ、
200 rpmで2秒、つづいて3600rpmで30
秒間回転塗布した。80Cの循環式クリーンオーブンで
30分間熱処理したのち膜厚を測定したところ、0.8
μmの塗膜が形成されていた。キャノン(株)製露光機
PLA521Fを用いて、マスクを通して7.6 mW
/cm2の強度の遠紫外線を約4秒照射したのち、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシドを2.5重量%含む
アルカリ水溶液で1分間現像し、蒸留水を用いて1分間
リンスした。その結果、35 mJ/cm2の照射エネ
ルギーで0.7μmのパターンがマスクに忠実に解像で
きることが分かった。
実施例5 上記実施例1〜4で得られたパターンを平行平板型ドラ
イエツチング装置(電極間隔40m)にて、エツチング
ガスとしてCF4102(9515容量比)を用いて、
出力ioow、ガス圧15Paで耐ドライエツチング性
を調べた。
その結果を表−1に示す。表−1より、本発明のレジス
トから得たパターンは耐ドライエツチング性に優れてい
ることがわかる。
表−1 *エツチング速度;ポリメチルメタクリラートからなる
レジストのエツチング速度(toooi/=)を1とし
たときの相対的エツチング速度を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(I) (式中、R1、R2およびR3は、同一または異なり、
    水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜
    4のアルコキシ基を示し、R4、R5、R6、R7およ
    びR8は、同一または異なり、水素原子、炭素数1〜4
    のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ニトロ基
    、アミン基またはアジド基を示す。) で示される繰返し構造単位、または該繰返し構造単位と
    一般式(II) C式中、R9、RIOおよびHllは、同一または異な
    り、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
    1〜4のアルコキシ基を示し、R12は水素原子または
    炭素数1〜4のプルキル基を示す。) で示される繰返し構造単位とを有する重合体であり、か
    つ該重合体中に複数存在するR4−R8の少なくとも1
    部がアジド基である重合体からなることを特徴とする電
    離放射線用ネガ型レジスト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5405720A (en) * 1985-08-07 1995-04-11 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Radiation-sensitive composition containing 1,2 quinonediazide compound, alkali-soluble resin and monooxymonocarboxylic acid ester solvent

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US6228554B1 (en) 1985-08-07 2001-05-08 Jsr Corporation Radiation-sensitive resin composition

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