JPS59165612A - フリツチの強化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 切り抜は面及び雨水口面、又は切り抜は面のみ、又は雨
水口面のみにウレタン樹脂を付設し、７リツチを強化す
る方法に関する技術である。

〔背景技術〕

天然木を製材して得られるフリッチ、又は木質（１） 単板を積層するとともに圧締一体化して得られる人工の
フリッチをヌライス切削して木目模様の化粧単板を得る
際に、ヌライヌによって化粧単板の端部、特に切シ抜は
面側、及び木口面側に、単板割れ、単板欠は等の損傷を
受け、不良単板となる可能性が大きく、不良率が非常に
高いという問題点を有していた。そこで、例えば７リツ
チの切り抜は面に側板を貼着しておき、不良単板の発生
を防止する方法が汎く採用され、実施されていたが、７
リツチに側板を貼着する為に、フリッチ及び側板の貼着
面をプレーナーサンダー等で平滑にしなければならず、
極めて工数のかかる作業であった。

〔発明の目的〕

本発明は上記従来のフリッチに於ける、かかる欠点に鑑
みてなされたものであり、極めて簡便にフリッチの切シ
抜は面及び雨水目面を強化する方法を汎く提供し、もっ
て斯界の発展に寄与せんとするものである。

〔発明の構成〕

本発明はローズウヮド材、ウオールナツト材、ナラ材、
等の原木を製材して作成する角形状の天然の７リツチ（
１）、又はアガチスチ材、アイウス材、ホワイトセラヤ
材、デバ材等の木目模様が不鮮明であったシ、色彩が単
調であったシする原木をロータリー切削、又はスライス
切削して得られる木質単板をそれぞれ接着剤を介在して
積層し、圧締一体化して凹凸形状の積層物を作成し、該
積層物を製材して角形状の人工フリッチ（１）の切シ抜
は面（２）に型枠（８）を装着するとともに、二液型ウ
レタン樹脂を注入し、型枠（８）内で該二液型ウレタン
樹脂を硬化せしめ、ウレタン樹脂層（４）ラフリッチ（
１）に付設するとともに、同様にして、７リツチ（１）
の雨水口面＋５１　［５）にウレタン樹脂層（４）を付
設する。上記の様に加工を施したフリッチ（１）をスラ
イス切削すれば、得られる化粧単板（６）の割れ、破れ
等が発生し易い切シ抜は面部と、木口面部の三端部には
ウレタン樹脂層片（４刀が突設しているので、損傷を受
けることなく得ることが無い。図中（７）はスライス刃
である。

もちろん、切シ抜は面のみにウレタン樹脂層を付設して
も良いし、又雨水目面のみにウレタン樹脂層を付設して
も良く、フリッチの状態によってその都度、必要ケ所に
付設すれば良い。

尚、上記実施例の如く二液型ウレタン樹脂を用いれば、
特に圧締等の操作をする必要もなく、便利であるが、も
ちろん−液型ウレタン樹脂を用いても良い。

又、本発明に用いる７リツチの含水率は荀％乃至胎％に
しておくことが、つＶタン樹脂層を付設するのに便利で
ある。

〔発明の効果〕

本発明の７リツチの強化方法は上記の如く構成されてお
り、本発明によれば従来例の如く、側板を貼着する７リ
ツチの面の平滑性を出す為の特別の作業も必要なく、且
つウレタン樹脂が７リツチの割れ部分等へも浸透充填し
、極めて簡便にフリッチを強化出来るとともに、該フリ
ッチをスライス切削して得られる化粧単板には損傷が無
くなる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の７リツチの強化方法に係る
図面″′ｃ、あり、第１図はウレタン樹脂層を７リツチ
に付設する状態を示す斜視図、第２図は７リツチの上面
図、第８図はフリッチをスライス切削する状態を示す側
面図、第４図は化粧単板の斜視図である。 １・・・７リツチ、２・・・切り抜は面、８・・・型枠
、４・・・ウレタン樹脂層、４１・・・ウレタン樹脂片
、５・・・木口面、６・・・化粧単板、７・・・スライ
ス刃。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　　竹　元　敏　丸 （ほか２名） 第１図 ５ 第２図 第４図 １ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）切シ抜は面及び雨水口面につＶタン樹脂層を付設し
   て成ることを特徴とするフリッチの強化方法。 ２）切り抜は面のみにウレタン樹脂層を付設して成る特
   許請求の範囲第１項記載のフリッチの強化方法。 ８）雨水口面のみにウレタン樹脂層を付設して成る特許
   請求の範囲第１項記載のフリッチの強化方法。