JPS634904A - 木材単板の製造方法 - Google Patents

木材単板の製造方法

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JPS634904A
JPS634904A JP14910786A JP14910786A JPS634904A JP S634904 A JPS634904 A JP S634904A JP 14910786 A JP14910786 A JP 14910786A JP 14910786 A JP14910786 A JP 14910786A JP S634904 A JPS634904 A JP S634904A
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JP
Japan
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veneer
sliced
wood
flitch
wood veneer
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JP14910786A
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JPH07102529B2 (ja
Inventor
浩二 田中
柴 五郎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Finished Plywoods (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、和室用天井、とくにむく材竿縁天井等に使
用される木材単板の製造方法に関するものである。
〔背景技術〕
銘木の厚単板(むく材)を製造するにあたり、フリッチ
から厚単板を取るのに、鋸引きによる方法と厚突きスラ
イサによる方法とがある。
しかしながら、鋸引きによる方法では、第4図に示すよ
うに、フリッチ20はその鋸引き代aがロスとなるとい
う問題があった。また、第5図に示すように、フリッチ
20のスライサ21での厚突きは高度な技能を要するう
えに、第6図に示すようにスライスする厚みが太き(な
るほど切削時に単板22の裏面にできる細かな割れ23
(以下、裏割れという)により単板22に反りが発生す
るという問題があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、比較的厚みのある木材単板の反りを
なくした木材単板の製造方法を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の木材単板の製造方法は、木材のフリッチをス
ライスしてスライス単板を得る工程と、前記スライス単
板の2枚をそのスライス面を対面させて一体に貼り合わ
せる工程とを含むものである。
このように、この発明によれば、フリッチをスライスし
て得たスライス単板の2枚を貼り合わせることにより、
これらの単板の反りが互いに相殺され、反りのない木材
単板を得ることができる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。すなわち、この木材単板の製造方法は、第1図
に示すような木材のフリッチ1を用いて、第2図に示す
ようにこのフリッチ1の表裏面よりそれぞれスライサで
スライスして表スライス単板2と裏スライス単板3とを
得、ついでこの表スライス単板2と裏スライス単板3と
をそのスライス面に接着剤を塗布して一体に貼り合わせ
所定厚みの木材単板4を得るものである。
前記フリッチ1は原木を製材したものである。
また、前記表スライス単板2と裏スライス単板3とはそ
れぞれ必要とする木材単板4の厚みの1/2の厚さにス
ライスされる。たとえば、厚さ1vsの木材単板4を必
要とするときは表スライス単板2および裏スライス単板
3をそれぞれ厚さ3.5龍にスライスする。
表スライス単板2と裏スライス単板3とを接着すると、
それぞれの単板のスライス面にできる裏割れ5.6に基
づく上反り、下反りが相互に相殺しあい裏割れ5,6に
よる単板の反り(切削直後またはその後の反り)の発生
が抑制される。
また、切削技術の向上によりスライス切削時に裏割れ5
.6が発生しなくなったとしても、第2図に示すような
上反りおよび下反りは切削時には存在しているので、こ
れらの相殺にも効果的である。
得られた木材単板は和室用天井、とくにむく材竿縁天井
用として好適に使用可能である。木材単板の木目柄とし
ては、板目、柾目、杢等がある。
また、この発明においては、第3図に示すように、フリ
ッチ1の表裏いずれか一方からのみスライスしたスライ
ス単板7,7を貼り合わせるようにしてもよい。ただし
、この場合には、貼り合わせ後の木材単板8(むくの厚
板材)の表裏面にはそれぞれ木裏状木目または木裏状木
目ばかりが揃い不自然となるので、そのようなおそれの
ない木目、たとえば柾目柄に適用するのが好ましい。
なお、以上の実施例では、フリッチ1として原木を製材
したむく材を使用したが、たとえば脱色または染色した
素材単板の複数枚を接着剤を介して積層し圧締接着して
成、形した集成フリッチを用いてもよい。この場合には
、木材単板の板面に人工的に木目模様を表現することが
できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、フリッチをスライスして得たスライ
ス単板の2枚を貼り合わせることにより、これらの単板
の反りが互いに相殺され、反りのない木材単板を得るこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例におけるフリッチを示す斜
視図、第2図はその実施例における木材単板の製造工程
を示す説明図、第3図はこの発明の他の実施例を示す説
明図、第4図は鋸引きされたフリッチを示す説明図、第
5図はスライサによるフリッチのスライス工程を示す説
明図、第6図はスライスされた木材単板の正面図である
。 1.20・・・フリッチ、2・・・表スライス単板、3
・・・裏スライス単板、7・・・スライス単板、4,8
・・・木材単板 特許出願人  松下電工株式会社 手続補正書(陪 昭和61年08月01日 昭和61年特許願第149107号 2、発明の名称 木材単板の製造方法 3、補正をする者 胴中との関係  出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 明細書第3頁第6行目、「ないし第3図」とあるを「お
よび第2図」と訂正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木材のフリッチをスライスしてスライス単板を得
    る工程と、前記スライス単板の2枚をそのスライス面を
    対面させて一体に貼り合わせる工程とを含む木材単板の
    製造方法。
  2. (2)前記貼り合わせる2枚のスライス単板が前記フリ
    ッチの表裏面よりそれぞれスライスした表スライス単板
    および裏スライス単板である特許請求の範囲第(1)項
    記載の木材単板の製造方法。
JP61149107A 1986-06-25 1986-06-25 木材単板の製造方法 Expired - Lifetime JPH07102529B2 (ja)

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JPS634904A true JPS634904A (ja) 1988-01-09
JPH07102529B2 JPH07102529B2 (ja) 1995-11-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5076207A (ja) * 1973-11-10 1975-06-21
JPS5224613U (ja) * 1975-08-13 1977-02-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5076207A (ja) * 1973-11-10 1975-06-21
JPS5224613U (ja) * 1975-08-13 1977-02-21

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JPH07102529B2 (ja) 1995-11-08

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