JPS5833408A - 集成材の製法 - Google Patents
集成材の製法Info
- Publication number
- JPS5833408A JPS5833408A JP13309981A JP13309981A JPS5833408A JP S5833408 A JPS5833408 A JP S5833408A JP 13309981 A JP13309981 A JP 13309981A JP 13309981 A JP13309981 A JP 13309981A JP S5833408 A JPS5833408 A JP S5833408A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- laminated
- log
- flitch
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、天然のけやき、なら、ぜんに見られると同
様な集中導管部をもつ集成材の製法に関するものである
。
様な集中導管部をもつ集成材の製法に関するものである
。
従来、天然のけやき、なら、ぜんの集中導管部と似かよ
った集中導管部をもつ集成材、符に集成化粧単板はつぎ
のようにして製造されていた。すなわち、まず広葉樹材
を切削して原料単板をつくり、これを複数枚積層接着し
て第１図に示すような積層体１をつくる。２は原料単板
である。つぎに、この積層体１を図示の矢印のようにス
ライスして第２図に示すような、単板面に原料単板接着
用の接着剤層３１が筋状に多数現われている巣中導管部
表現用のスライス単板３をつくる。ついで、このスライ
ス単板３を針葉樹材を切削して得られた単板（図示せず
）の数枚おきに挾んで抑圧面がわん曲している一対の型
版（図示せず）で圧締し接着してフリッチ化する。そし
て得られたフリッチ（図示せず）を積層面に対してほぼ
平行にスライスすると、集成化粧単板が得られる。この
集成化粧単板の単板面番ζは、１８３図のように、フリ
ッチの、スライス単板３（第２図）によって構成されて
いるスライス単板部がｔ単１・管・部宰集中導管部４と
して現われ、フリッチの、針葉樹材単板によって構成さ
れている針葉樹材単板部がそれ以外の部分５として現わ
れている。しかしながら、この集成化粧単板は、その集
中導管部４が７リツチのスライス単板部で表現されてい
て、スライス単板３の単板面に現われていた筋状の接着
剤層３ａがほぼそのまま現われており、集中導管部４に
天然品のような導管の管孔が現われていないため、立体
感に欠けていて不自然であった。
った集中導管部をもつ集成材、符に集成化粧単板はつぎ
のようにして製造されていた。すなわち、まず広葉樹材
を切削して原料単板をつくり、これを複数枚積層接着し
て第１図に示すような積層体１をつくる。２は原料単板
である。つぎに、この積層体１を図示の矢印のようにス
ライスして第２図に示すような、単板面に原料単板接着
用の接着剤層３１が筋状に多数現われている巣中導管部
表現用のスライス単板３をつくる。ついで、このスライ
ス単板３を針葉樹材を切削して得られた単板（図示せず
）の数枚おきに挾んで抑圧面がわん曲している一対の型
版（図示せず）で圧締し接着してフリッチ化する。そし
て得られたフリッチ（図示せず）を積層面に対してほぼ
平行にスライスすると、集成化粧単板が得られる。この
集成化粧単板の単板面番ζは、１８３図のように、フリ
ッチの、スライス単板３（第２図）によって構成されて
いるスライス単板部がｔ単１・管・部宰集中導管部４と
して現われ、フリッチの、針葉樹材単板によって構成さ
れている針葉樹材単板部がそれ以外の部分５として現わ
れている。しかしながら、この集成化粧単板は、その集
中導管部４が７リツチのスライス単板部で表現されてい
て、スライス単板３の単板面に現われていた筋状の接着
剤層３ａがほぼそのまま現われており、集中導管部４に
天然品のような導管の管孔が現われていないため、立体
感に欠けていて不自然であった。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、複
数枚の薄いシート状体を積層接着してフリッチをつくり
、このフリッチを加工して集成材を得る集成材の製法で
あって、複数枚の薄いシート状体のうちの少なくとも一
部の薄いシート状体として、回転軸を原木の中心軸に対
して斜めになるように設定して原木を回転軸中心に回転
させ、その回転軸に平行にナイフを位置決めして切削す
ることにより得られたロータリー単板を用いることをそ
の要旨とするものである。
数枚の薄いシート状体を積層接着してフリッチをつくり
、このフリッチを加工して集成材を得る集成材の製法で
あって、複数枚の薄いシート状体のうちの少なくとも一
部の薄いシート状体として、回転軸を原木の中心軸に対
して斜めになるように設定して原木を回転軸中心に回転
させ、その回転軸に平行にナイフを位置決めして切削す
ることにより得られたロータリー単板を用いることをそ
の要旨とするものである。
すなわち、上記のようにして切削することにより、原木
の中心軸に沿って走っている導管が、斜めに切断された
ような形になり、その切断開口がロータリー単板の単板
面に略楕円状開口として分布するようになる。したかつ
て、このような略楕円状開口が単板面に分布しているロ
ータリー単板を巣中導管部表曳用の単板として用いるこ
とにより、集成化粧単板のような集成材の集中導管部に
その略楕円状開口が現われるようになり、集中導管部か
天然品と同様立体感に富むようになるのである。
の中心軸に沿って走っている導管が、斜めに切断された
ような形になり、その切断開口がロータリー単板の単板
面に略楕円状開口として分布するようになる。したかつ
て、このような略楕円状開口が単板面に分布しているロ
ータリー単板を巣中導管部表曳用の単板として用いるこ
とにより、集成化粧単板のような集成材の集中導管部に
その略楕円状開口が現われるようになり、集中導管部か
天然品と同様立体感に富むようになるのである。
つきに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
。すなわち、ラブラ原木をロータリー切削する腺、第４
図に示すように、回転軸６をラブラ原木７の中心軸８に
対して斜め（傾斜度１０’）になるように設定してラブ
ラ原木７をその回転軸６を中心に回転させ、その軸６に
平行にナイフ悩示せず）を位置決めしてそのナイフによ
り、仮想円柱９の外周面薯こ沿って単板を薄く連続的に
切削するようｇするｏ ｃのようにして切削され適宜の
寸法に切断されたロータリー単板１０を１１５図に示す
。上記のように切削すると、原木７の中心軸８に沿って
走っている導管（図示せず）が斜めに切断されたような
形番どなり、その切断開口が、第６図に示すようにロー
タリー単板１０の単板面に略楕円状開口として分布する
ようになる。つぎに、この単板面に略楕円状開口が分布
している集中導管部表現用のロータリー単板１０を、従
来と同様にしてアガチス染色単板（図示せず）の、数枚
おきに挾んで型版（図示せず）によって積層接着してフ
リッチ化しついでスライスする。その結果、集成化粧単
板が得られる。この集成化粧単板は、第７図に示すよう
に、略楕円状開口が分布しているロータリー単板１０（
第６図）によって構成されているフリッチのロータリー
単板部が単板面に集中導管部１１として現われているた
め、集中導管部１１に略楕円状開口が現われていて立体
感に富んでおり、天然品とほぼ同様の木質感を有してい
る。１２は、フリッチのアガチス染色単板部によって現
わされる集中等管部以外の部分である。
。すなわち、ラブラ原木をロータリー切削する腺、第４
図に示すように、回転軸６をラブラ原木７の中心軸８に
対して斜め（傾斜度１０’）になるように設定してラブ
ラ原木７をその回転軸６を中心に回転させ、その軸６に
平行にナイフ悩示せず）を位置決めしてそのナイフによ
り、仮想円柱９の外周面薯こ沿って単板を薄く連続的に
切削するようｇするｏ ｃのようにして切削され適宜の
寸法に切断されたロータリー単板１０を１１５図に示す
。上記のように切削すると、原木７の中心軸８に沿って
走っている導管（図示せず）が斜めに切断されたような
形番どなり、その切断開口が、第６図に示すようにロー
タリー単板１０の単板面に略楕円状開口として分布する
ようになる。つぎに、この単板面に略楕円状開口が分布
している集中導管部表現用のロータリー単板１０を、従
来と同様にしてアガチス染色単板（図示せず）の、数枚
おきに挾んで型版（図示せず）によって積層接着してフ
リッチ化しついでスライスする。その結果、集成化粧単
板が得られる。この集成化粧単板は、第７図に示すよう
に、略楕円状開口が分布しているロータリー単板１０（
第６図）によって構成されているフリッチのロータリー
単板部が単板面に集中導管部１１として現われているた
め、集中導管部１１に略楕円状開口が現われていて立体
感に富んでおり、天然品とほぼ同様の木質感を有してい
る。１２は、フリッチのアガチス染色単板部によって現
わされる集中等管部以外の部分である。
なお、ロータリー単板の寸法が小さいときは、第８図に
示すように、複数のロータリー単板１３をつなぎ合わせ
て所定寸法にして用いるようにすれば、半端単板でも有
効に利用できるようになる。
示すように、複数のロータリー単板１３をつなぎ合わせ
て所定寸法にして用いるようにすれば、半端単板でも有
効に利用できるようになる。
また、上記の実施例ではロータリー単板をそのまま用い
ているが、染色して用いるようにしてもよい。また、ア
ガチス染色単板を用いて集中等管部以外の部分を表現し
ているが、それに限らず、導管が少ないかもしくはない
樹種の単板を用いるよう番こしてもよい。また、木質系
単板だけでなく、レジンペーパー等の非木質系単板を用
いてもよい。
ているが、染色して用いるようにしてもよい。また、ア
ガチス染色単板を用いて集中等管部以外の部分を表現し
ているが、それに限らず、導管が少ないかもしくはない
樹種の単板を用いるよう番こしてもよい。また、木質系
単板だけでなく、レジンペーパー等の非木質系単板を用
いてもよい。
さらに、フリッチ番こ対して施す加工はスライス加工（
こ限られるものではなく、のこびき、かんなかけ、のみ
かけ、サンドペーパーかけ等があげられ、それによって
形成される集成材も化粧率板状に限るものではなく板状
、柱状でもよいのである。
こ限られるものではなく、のこびき、かんなかけ、のみ
かけ、サンドペーパーかけ等があげられ、それによって
形成される集成材も化粧率板状に限るものではなく板状
、柱状でもよいのである。
以上のように、この発明は、回転軸を原木の中心軸に対
して斜めになるように設定して原木を回転軸中心に回転
させ、その回転軸に平行にナイフを位置決めして切削す
ることにより得られたロータリー単板を用いるため天然
のけやき、なら、ぜん等と同様な立体感に富んだ集中導
管部を有する集成材を得ることができる。
して斜めになるように設定して原木を回転軸中心に回転
させ、その回転軸に平行にナイフを位置決めして切削す
ることにより得られたロータリー単板を用いるため天然
のけやき、なら、ぜん等と同様な立体感に富んだ集中導
管部を有する集成材を得ることができる。
第１図は従来例に用いる集中導管部表現用スライス単板
の製造説明図、第２図はそれによって得−られたスライ
ス単板の斜視図、第３図はそのフリッチをスライスして
得られた従来の集成化粧単板の部分的拡大図、第４図は
この発明の一実施例−と用いる集中導管部表現用ロータ
リー単板の製造説明図、９１Ｉ５図はそれによって得ら
れたロータリー単板の斜視図、第６図はそのロータリー
単板の部分的拡大図、第７図はそのロータリー単板を用
いて得られた集成化粧単板の平面図、第８図は寸法の小
さいロータリー単板をつなぎあわせて用いる説明図であ
る。 ６・・・回転軸 ７・・・ラブラ原木 ８・・・中心軸
９・・・仮想円柱 ｌＯ・・・ロータリー単板 １１
・・・集中導管部
の製造説明図、第２図はそれによって得−られたスライ
ス単板の斜視図、第３図はそのフリッチをスライスして
得られた従来の集成化粧単板の部分的拡大図、第４図は
この発明の一実施例−と用いる集中導管部表現用ロータ
リー単板の製造説明図、９１Ｉ５図はそれによって得ら
れたロータリー単板の斜視図、第６図はそのロータリー
単板の部分的拡大図、第７図はそのロータリー単板を用
いて得られた集成化粧単板の平面図、第８図は寸法の小
さいロータリー単板をつなぎあわせて用いる説明図であ
る。 ６・・・回転軸 ７・・・ラブラ原木 ８・・・中心軸
９・・・仮想円柱 ｌＯ・・・ロータリー単板 １１
・・・集中導管部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｉｌ＋ 複数枚の薄いシート状体を積層接着してフリ
ッチをつくり、このフリッチを加工して集成材を得る集
成材の製法であって、複数枚の薄いシート状体のうちの
少な（とも一部の薄いシート状体として、回転軸を原木
の中心軸に対して斜めになるように設定して原木を回転
軸中心に回転させ、その回転軸に平行にナイフを位置決
めして切削することにより得られたロータリー単板を用
いることを特徴とする集成材の製法。 （２）原木が広葉樹材原木である特許請求の範囲第１項
記載の集成材の製法。 （５） フリッチの加工がスライス加工である特許請求
の範囲第１ｒｊ４または第２項記載の集成材の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13309981A JPS5833408A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 集成材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13309981A JPS5833408A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 集成材の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5833408A true JPS5833408A (ja) | 1983-02-26 |
Family
ID=15096797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13309981A Pending JPS5833408A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 集成材の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833408A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5362301A (en) * | 1992-06-10 | 1994-11-08 | Composite Rotors, Inc. | Fixed-angle composite centrifuge rotor |
-
1981
- 1981-08-24 JP JP13309981A patent/JPS5833408A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5362301A (en) * | 1992-06-10 | 1994-11-08 | Composite Rotors, Inc. | Fixed-angle composite centrifuge rotor |
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