JPS59165380A - 架橋ポリエチレンケ−ブルのモ−ルド接続部 - Google Patents
架橋ポリエチレンケ−ブルのモ−ルド接続部Info
- Publication number
- JPS59165380A JPS59165380A JP3868283A JP3868283A JPS59165380A JP S59165380 A JPS59165380 A JP S59165380A JP 3868283 A JP3868283 A JP 3868283A JP 3868283 A JP3868283 A JP 3868283A JP S59165380 A JPS59165380 A JP S59165380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- polyethylene
- connection part
- crosslinked polyethylene
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野〕
本発明は、架橋ポリエチレンケーブルのモールド接続部
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
第1図はCvケーブル(架橋ポリエチレンケーブル)の
モールド接続部である。同図Gこおし)で、1はケーブ
ル導体,2は接続部金属スリーブ、3はケーブル絶縁体
,4は接続部のモールド絶縁層である。従来、この絶縁
層4は例えば電子線照射によって半架橋せしめた照射ポ
リエチレンテープを巻回して加熱モールドしたり、ある
いは架橋剤を添加した未架橋のポリエチレンテープを巻
回して加熱モールドせしめていた。
モールド接続部である。同図Gこおし)で、1はケーブ
ル導体,2は接続部金属スリーブ、3はケーブル絶縁体
,4は接続部のモールド絶縁層である。従来、この絶縁
層4は例えば電子線照射によって半架橋せしめた照射ポ
リエチレンテープを巻回して加熱モールドしたり、ある
いは架橋剤を添加した未架橋のポリエチレンテープを巻
回して加熱モールドせしめていた。
照射ポリエチレンテープを用いる場合は、もともと半架
橋であるので、テープ同士またはテープとケーブル絶縁
体との融着が不完全という問題がある。従って水などが
侵入して来た場合、融着不完全な所が核となって水トリ
ーやボウタイトリーが発生し絶縁破壊の要因となる。
橋であるので、テープ同士またはテープとケーブル絶縁
体との融着が不完全という問題がある。従って水などが
侵入して来た場合、融着不完全な所が核となって水トリ
ーやボウタイトリーが発生し絶縁破壊の要因となる。
そこで発明者らは耐水トリー性を改善するためHVAを
添加した照射ポリエチレンテープ巻モールド接続部を特
許出願した(特公昭夕べ一S//ΔO)。
添加した照射ポリエチレンテープ巻モールド接続部を特
許出願した(特公昭夕べ一S//ΔO)。
しかし、本質的には半架橋であるので完全な対策とはな
り得ない。一方、架橋剤入りポリエチレンテープを巻い
て加熱モールドした場合は、温度上昇時は未架橋(ポリ
エチレンの融点約/100Cj 。
り得ない。一方、架橋剤入りポリエチレンテープを巻い
て加熱モールドした場合は、温度上昇時は未架橋(ポリ
エチレンの融点約/100Cj 。
架橋剤の分解/llO00以上)であるので、融着は前
記照射ポリエチレンよりも優れているが、巻きこんだ異
物や微小なボイドから水トリーやボウタイトリーが発生
するのが欠点である。
記照射ポリエチレンよりも優れているが、巻きこんだ異
物や微小なボイドから水トリーやボウタイトリーが発生
するのが欠点である。
本発明は、上記欠点を解消し良好なモールド接続部を提
供するもので、その特徴は、先に示した第1図を再び用
いて説明すると、接続部モールド絶縁層4のテープとし
て、ポリエチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)を添加し、かつ架橋剤を添加したテープを用いるこ
とである。
供するもので、その特徴は、先に示した第1図を再び用
いて説明すると、接続部モールド絶縁層4のテープとし
て、ポリエチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)を添加し、かつ架橋剤を添加したテープを用いるこ
とである。
ポリエチレンにEVAを添加すると耐水トリー性が著し
く改善されることは特公昭j乙−!;//、!i0で述
べたとおりである。
く改善されることは特公昭j乙−!;//、!i0で述
べたとおりである。
すなわち、ポリエチレンあるいはエチレン共重合体に、
VA量が75%以上のエチレン酢酸ビニル共重合体を組
成、物のVANが2.5%以上になるようにした場合、
耐水トリー性が改善される。
VA量が75%以上のエチレン酢酸ビニル共重合体を組
成、物のVANが2.5%以上になるようにした場合、
耐水トリー性が改善される。
なお、架橋剤はDC!P(ジクミルペルオキサイド)ま
たはYPO(2,!;ジメチル2タジターシャリプチル
ペルオキシヘキサン)などがよい。
たはYPO(2,!;ジメチル2タジターシャリプチル
ペルオキシヘキサン)などがよい。
・/3’l kV !r00 ++uJ CV ’r−
プルヲ用い、低密度ポリエチレンに組成物のVA量が乙
%になるようエチレン酢酸ビニル共重合体を添加し、さ
らに架橋、剤DPCを/、5部添加混練りしてテープを
作製し、これを接続部に巻いて加熱モールドせしめた接
続部を作製した。
プルヲ用い、低密度ポリエチレンに組成物のVA量が乙
%になるようエチレン酢酸ビニル共重合体を添加し、さ
らに架橋、剤DPCを/、5部添加混練りしてテープを
作製し、これを接続部に巻いて加熱モールドせしめた接
続部を作製した。
この接続部をA C/(10kV !;000時間浸水
課電したが異常がなかった。
課電したが異常がなかった。
この値は、例えばy−を特性のカーブの傾きn=9とし
て計算すると約200年に相当する。
て計算すると約200年に相当する。
本発明の架橋ポリエチレンケーブルのモールド接続部の
効果は、欠点の核となるテープ間、テープとケーブルの
融着不良が起こらないので、耐水トリー性、耐ボウタイ
トリー性が優れていることである。
効果は、欠点の核となるテープ間、テープとケーブルの
融着不良が起こらないので、耐水トリー性、耐ボウタイ
トリー性が優れていることである。
従って、本発明のモールド接続部はC■ケーブル接続部
および終端部、CV海底ケーブルのモールド接続部とし
て利用できる。
および終端部、CV海底ケーブルのモールド接続部とし
て利用できる。
第1図は架橋ポリエチレンケーブルのモールド接続部の
従来のものと、本発明のものとの兼用説明図である。 1・・・ケーフル導体、2・・・接続部金属スリーブ、
3・・・架橋ポリエチレン絶縁層、4・・・接続部のモ
ールド絶縁層。
従来のものと、本発明のものとの兼用説明図である。 1・・・ケーフル導体、2・・・接続部金属スリーブ、
3・・・架橋ポリエチレン絶縁層、4・・・接続部のモ
ールド絶縁層。
Claims (1)
- 1、VA%が75%以上のエチレン舘・酸ビニlし共重
合体を組成物のVA量が25%以上(こなるように、ポ
リエチレンあるいはエチレン重合体に添加し、さらに架
橋剤を添加してなるテープを架橋ポリエチレン絶縁ケー
ブルの接続部に巻回し、加熱モールドしたことを特徴と
する架橋ポリエチレンケーブルのモールド部0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3868283A JPS59165380A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 架橋ポリエチレンケ−ブルのモ−ルド接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3868283A JPS59165380A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 架橋ポリエチレンケ−ブルのモ−ルド接続部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165380A true JPS59165380A (ja) | 1984-09-18 |
Family
ID=12532051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3868283A Pending JPS59165380A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 架橋ポリエチレンケ−ブルのモ−ルド接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59165380A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123683A (en) * | 1974-08-03 | 1976-02-25 | Sumitomo Electric Industries | Densen keeburuno setsuzokubu aruiha tanmatsubu |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP3868283A patent/JPS59165380A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123683A (en) * | 1974-08-03 | 1976-02-25 | Sumitomo Electric Industries | Densen keeburuno setsuzokubu aruiha tanmatsubu |
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