JPS6016329B2 - 熱収縮性套管の製造方法 - Google Patents
熱収縮性套管の製造方法Info
- Publication number
- JPS6016329B2 JPS6016329B2 JP12282577A JP12282577A JPS6016329B2 JP S6016329 B2 JPS6016329 B2 JP S6016329B2 JP 12282577 A JP12282577 A JP 12282577A JP 12282577 A JP12282577 A JP 12282577A JP S6016329 B2 JPS6016329 B2 JP S6016329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- shrinkable sleeve
- film
- polyethylene
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴム又はプラスチック絶縁ケーブルの接続部又
は終端部用のモールド部品等に使用する熱収縮性套管の
製造方法に関するものである。
は終端部用のモールド部品等に使用する熱収縮性套管の
製造方法に関するものである。
一般にゴム、プラスチック絶縁ケーブルの接続部又は終
端部は高い信頼性とともに低コスト、短時間施工が要求
される。この目的のために従来肉厚の薄い熱収縮性チュ
ーブが使用されることはあったが、従来の製造方法例え
ばポリエチレンチューブに電子線に照射して架橋させた
後に加熱し大口径に延伸させる方法に依っては肉厚の套
管を作製することは困難であり、又ポリエチレンフィル
ムに電子線を照射した後延伸加工を行ない、これを芯棒
に巻きつけて加熱成型する方法においては加工工程が多
くなるためにコスト高になるという欠点を有していた。
本発明はかかる欠点を解消し、安定した品質を有するケ
ーブル接続部又は終端部用のモールド部品等に使用する
熱収縮性套管の製造方法を提供するためになされたもの
である。
端部は高い信頼性とともに低コスト、短時間施工が要求
される。この目的のために従来肉厚の薄い熱収縮性チュ
ーブが使用されることはあったが、従来の製造方法例え
ばポリエチレンチューブに電子線に照射して架橋させた
後に加熱し大口径に延伸させる方法に依っては肉厚の套
管を作製することは困難であり、又ポリエチレンフィル
ムに電子線を照射した後延伸加工を行ない、これを芯棒
に巻きつけて加熱成型する方法においては加工工程が多
くなるためにコスト高になるという欠点を有していた。
本発明はかかる欠点を解消し、安定した品質を有するケ
ーブル接続部又は終端部用のモールド部品等に使用する
熱収縮性套管の製造方法を提供するためになされたもの
である。
以下本発明を詳細に説明する。
ポリエチレンのコンパゥントー必要あれば組成物に老化
防止剤、安定剤、架橋剤、充填剤等をその特性に応じて
添加できることは言うまでもない−を混練しフィルムに
成型する工程において延伸を加えておき、次に電子線を
照射して架橋させたフィルムを作製する。しかる後に該
フィルムを芯棒に巻きつけ、加熱用金型を用いる等して
加熱溶融成型させるものである。従って従来の方法に比
べて、大口怪肉厚の熱収縮性套管を作成することが可能
であり、さらにフィルム成型工程と延伸工程を同時に行
えるので、工程のむだをはふざけるという利点を有して
いる。
防止剤、安定剤、架橋剤、充填剤等をその特性に応じて
添加できることは言うまでもない−を混練しフィルムに
成型する工程において延伸を加えておき、次に電子線を
照射して架橋させたフィルムを作製する。しかる後に該
フィルムを芯棒に巻きつけ、加熱用金型を用いる等して
加熱溶融成型させるものである。従って従来の方法に比
べて、大口怪肉厚の熱収縮性套管を作成することが可能
であり、さらにフィルム成型工程と延伸工程を同時に行
えるので、工程のむだをはふざけるという利点を有して
いる。
又ポリエチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体を添加配
合するとポリエチレンの耐水トリ−性（水トリ−：ポリ
エチレンを浸水し謀電するとトリー状の劣化痕ができる
）が改良される。套管成形用のコンパウンドとしてポリ
エチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体を５部以上配合
したものを使用し前記の如くして加熱成型した部品を用
い、これをケーブル接続部または終端部周上に挿適した
後加熱用金型をはめ、該套管を加熱収縮させてケーブル
絶縁体と一体化させると接続部または終端部が形成でき
る。さらに該部品は予め工場で作製しておくのでその品
質チェックが可能であり信頼性の高い接続部または終端
部の提供が可能であるという利点を有している。
合するとポリエチレンの耐水トリ−性（水トリ−：ポリ
エチレンを浸水し謀電するとトリー状の劣化痕ができる
）が改良される。套管成形用のコンパウンドとしてポリ
エチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体を５部以上配合
したものを使用し前記の如くして加熱成型した部品を用
い、これをケーブル接続部または終端部周上に挿適した
後加熱用金型をはめ、該套管を加熱収縮させてケーブル
絶縁体と一体化させると接続部または終端部が形成でき
る。さらに該部品は予め工場で作製しておくのでその品
質チェックが可能であり信頼性の高い接続部または終端
部の提供が可能であるという利点を有している。
以下に本発明に係る熱収縮性套管の作製例を示す。
■ ポリエチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体を１の
部添加したコンパウンドを混練後、ロールを通してカレ
ンダー加工により５〜１の音の延伸を加える。
部添加したコンパウンドを混練後、ロールを通してカレ
ンダー加工により５〜１の音の延伸を加える。
■ 前記カレンダーに電子線を照射してゲル分３０％の
架橋カレンダーとする。
架橋カレンダーとする。
■ 架橋カレンダーをテフロンコーティングした直径ｌ
ｏｗ岬の鉄芯に円筒状（２動脈厚）に巻回する。
ｏｗ岬の鉄芯に円筒状（２動脈厚）に巻回する。
■ １６０こ０一４時間加熱モールドした後「鉄芯をぬ
き取り円筒管を取り出す。
き取り円筒管を取り出す。
以上のようにして作製した円筒管を１６０００一４時間
加熱して収縮させた後の寸法は内径２仇奴、外径５吸物
肘掛洲・約諾の熱収縮性滑られた。
加熱して収縮させた後の寸法は内径２仇奴、外径５吸物
肘掛洲・約諾の熱収縮性滑られた。
また前記円筒管を接続部へ適用した例を第１図に示して
いるが形成手順は以下のとおりである。
いるが形成手順は以下のとおりである。
■ 接続すべきケーブルの両端部を所定の寸法に処理す
る。■ 導体１をむき出しスリーブ２で導体接続を行つ
ｏ■ 導体接続上をケーブル絶縁体３とほぼ等外径とな
るように導電性の材料４で埋める。
る。■ 導体１をむき出しスリーブ２で導体接続を行つ
ｏ■ 導体接続上をケーブル絶縁体３とほぼ等外径とな
るように導電性の材料４で埋める。
■ 予めケーブルシース上に挿通しておいた内部遮蔽リ
ング６を内蔵した円筒管５を接続中央部に位置するよう
に移動する。
ング６を内蔵した円筒管５を接続中央部に位置するよう
に移動する。
■ 外部より加熱し円筒管を収縮させケーブル絶縁体３
および中央導軍部４と加熱融着させる。
および中央導軍部４と加熱融着させる。
以上により一応絶縁補強層の形成は終了するものである
。従って作業時間は従来のテープ巻モールド法に比べて
かなり短縮でき品質も安定したものが得られる。
。従って作業時間は従来のテープ巻モールド法に比べて
かなり短縮でき品質も安定したものが得られる。
第１図は本発明により製造した套管を用いたゴム、プラ
スチック絶縁ケーブルの蟹鮮部の１部欠稜縦断面図であ
る。 １…・・・ケーブル導体、２・・・…導体接続用スリー
ブ、３・・・・・・ケーブル絶縁体、４・・…・内部導
電層、５・・・・・…・熱収縮性筒管、６・・…・内部
遮蔽リング。
スチック絶縁ケーブルの蟹鮮部の１部欠稜縦断面図であ
る。 １…・・・ケーブル導体、２・・・…導体接続用スリー
ブ、３・・・・・・ケーブル絶縁体、４・・…・内部導
電層、５・・・・・…・熱収縮性筒管、６・・…・内部
遮蔽リング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ポリエチレンをフイルムに延伸加工した後電子線を
照射して架橋させ、しかる後該フイルムを芯棒に巻回し
加熱成型することを特徴とする熱収縮性套管の製造方法
。 ２ ポリエチレンにエチレン酢酸ビニル共重合体を５部
以上配合したものをフイルムに延伸加工した後電子線を
照射して架橋させ、しかる後該フイルムを芯棒に巻回し
加熱成型することを特徴とする熱収縮性套管の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12282577A JPS6016329B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 熱収縮性套管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12282577A JPS6016329B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 熱収縮性套管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5456677A JPS5456677A (en) | 1979-05-07 |
| JPS6016329B2 true JPS6016329B2 (ja) | 1985-04-25 |
Family
ID=14845557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12282577A Expired JPS6016329B2 (ja) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | 熱収縮性套管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016329B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60237812A (ja) * | 1985-04-15 | 1985-11-26 | 東京電力株式会社 | Ｃｖケーブル用接続部の製造法 |
| JP5397302B2 (ja) * | 2010-04-15 | 2014-01-22 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス用外装材の製造方法 |
| JP5717985B2 (ja) * | 2010-05-24 | 2015-05-13 | 古河電気工業株式会社 | 樹脂架橋体、樹脂組成物、及び樹脂架橋体の製造方法 |
-
1977
- 1977-10-12 JP JP12282577A patent/JPS6016329B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5456677A (en) | 1979-05-07 |
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