JPS59164310A - エチレン重合体の製造方法 - Google Patents
エチレン重合体の製造方法Info
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- JPS59164310A JPS59164310A JP3815083A JP3815083A JPS59164310A JP S59164310 A JPS59164310 A JP S59164310A JP 3815083 A JP3815083 A JP 3815083A JP 3815083 A JP3815083 A JP 3815083A JP S59164310 A JPS59164310 A JP S59164310A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリエチレン及びエチレン−α−オレフィン
共重合体の製造法に関し、特にエチレンとα−オレフィ
ン類の重合に使用されるチークラ−型触媒の不活性化に
関する。
共重合体の製造法に関し、特にエチレンとα−オレフィ
ン類の重合に使用されるチークラ−型触媒の不活性化に
関する。
チーグラー型触媒によって重合されたポリエチレン及び
エチレン−α−オレフィン共重合体は、通常0.850
〜0.97577cm3ノ巾広い密io範囲’を有1〜
、例えばフィルム、中空成形品、繊維、押出成形品等、
多種多様な用途に大量に使用されている。
エチレン−α−オレフィン共重合体は、通常0.850
〜0.97577cm3ノ巾広い密io範囲’を有1〜
、例えばフィルム、中空成形品、繊維、押出成形品等、
多種多様な用途に大量に使用されている。
エチレンあるいはエチレンとα−オレフィンの混合物を
重合する触媒としては、チーグラー型触媒が公知である
。チーグラー型触媒には、チタンや・ぐナジウムの化合
物−に代表される周期律表の■−■族に属する遷移金属
化合物と、有機アルミニウム化合物等の有機金属化合物
が、主要構成成分として含まれる。
重合する触媒としては、チーグラー型触媒が公知である
。チーグラー型触媒には、チタンや・ぐナジウムの化合
物−に代表される周期律表の■−■族に属する遷移金属
化合物と、有機アルミニウム化合物等の有機金属化合物
が、主要構成成分として含まれる。
エチレンやエチレンとα−オレフィンの混合物の重合の
方法としては、稲々のプロセスが知られているが、重合
温度130℃以上の高温で重合する溶液重合法や溶媒を
使用しない高温高圧重合法は、エチレンを断熱的に重合
させることが可能で、スラリー重合法、気相重合法と異
なり、重合熱の除去にエネルギーを必要としないことか
ら優れた省エネルキーフロセスである。
方法としては、稲々のプロセスが知られているが、重合
温度130℃以上の高温で重合する溶液重合法や溶媒を
使用しない高温高圧重合法は、エチレンを断熱的に重合
させることが可能で、スラリー重合法、気相重合法と異
なり、重合熱の除去にエネルギーを必要としないことか
ら優れた省エネルキーフロセスである。
近年、高活性のチーグラー型触媒が開発され、重合体中
の触媒残渣をアルコールやカセイソーダで抽出あるいは
中和除去しなくとも、重合体中の触媒残渣の量が極めて
少・力<、重合体のカラーや熱安定性が、触媒除去を施
した従来の重合体に比べて、そん色のないものが得られ
ている。触媒除去プロセスがあると、回収した重合溶媒
や未反応モノマー類がアルコール等の極性化合物と接触
しているため、重合にそのまま使用することは不可能で
、精製工程でこれら極性化合物を分離する必要がある。
の触媒残渣をアルコールやカセイソーダで抽出あるいは
中和除去しなくとも、重合体中の触媒残渣の量が極めて
少・力<、重合体のカラーや熱安定性が、触媒除去を施
した従来の重合体に比べて、そん色のないものが得られ
ている。触媒除去プロセスがあると、回収した重合溶媒
や未反応モノマー類がアルコール等の極性化合物と接触
しているため、重合にそのまま使用することは不可能で
、精製工程でこれら極性化合物を分離する必要がある。
一方、高活性触媒を用いた場合には、アルコール等の極
性化合物を使用しないため重合溶媒や未反応モノマー類
の一部又は全量を全く精製しないか又は、極く簡単な精
製工程(たとえばモレキュラーシーブを通すこと)で処
理するだけで再使用が可能であり、蒸留精製に必要とさ
れる膨大なスチーム等のエネルギーを節約することが可
能となる。
性化合物を使用しないため重合溶媒や未反応モノマー類
の一部又は全量を全く精製しないか又は、極く簡単な精
製工程(たとえばモレキュラーシーブを通すこと)で処
理するだけで再使用が可能であり、蒸留精製に必要とさ
れる膨大なスチーム等のエネルギーを節約することが可
能となる。
しかしながら、触媒除去工程を省略すると、触媒が不活
性化しないため、重合器を出た後での重合、いわゆる後
重合が生じる。後重合は一般に重合温度が重合器内の平
均温度より高いため、好ましくない低分子量オリザマー
、ワックス、グリース等の生成の原因となる。ブテン−
1、ヘキセ゛ン−1等のオリゴマーは、エチレンホモ重
合体製造時、密度の低下を引き起す。
性化しないため、重合器を出た後での重合、いわゆる後
重合が生じる。後重合は一般に重合温度が重合器内の平
均温度より高いため、好ましくない低分子量オリザマー
、ワックス、グリース等の生成の原因となる。ブテン−
1、ヘキセ゛ン−1等のオリゴマーは、エチレンホモ重
合体製造時、密度の低下を引き起す。
又、高温高圧法では、エチレンの重合転化率が10〜3
0チと低いため、触媒が不活性化していないと重合器を
出た反応重合物中に多量の未反応モノマーが存在し、こ
れが重合し、反応がコントロールされていないため暴走
反応を引き起すという大きな危険性をはらんでいる。
0チと低いため、触媒が不活性化していないと重合器を
出た反応重合物中に多量の未反応モノマーが存在し、こ
れが重合し、反応がコントロールされていないため暴走
反応を引き起すという大きな危険性をはらんでいる。
触媒の不活性化に、アルコールのような従来の旧触媒の
除去に使用されていた化合物を失活剤として使用すると
、アルコールは揮発性であるため、未反応モノマー類や
溶媒とともに重合体溶液から蒸発し、モノマー類や溶媒
を汚染し、結局モノマー類や溶媒の精製が必要となる。
除去に使用されていた化合物を失活剤として使用すると
、アルコールは揮発性であるため、未反応モノマー類や
溶媒とともに重合体溶液から蒸発し、モノマー類や溶媒
を汚染し、結局モノマー類や溶媒の精製が必要となる。
本発明者らは、それ自身が揮発性でなく、しかも触媒と
反応[7た後にも揮発性の反応生成物を生じず、回収モ
ノマー類や溶媒の汚染の恐れのない失活剤の開発につい
て、鋭意努力を続けた結果、本発明に到達した。もちろ
ん、失活剤は重合体中に残るため、重合体の性質、たと
えば色熱安定性に悪影響を及ぼしてはならないことは言
うまでもない。
反応[7た後にも揮発性の反応生成物を生じず、回収モ
ノマー類や溶媒の汚染の恐れのない失活剤の開発につい
て、鋭意努力を続けた結果、本発明に到達した。もちろ
ん、失活剤は重合体中に残るため、重合体の性質、たと
えば色熱安定性に悪影響を及ぼしてはならないことは言
うまでもない。
すなわち、本発明は、不活性炭化水素溶媒の存在下又は
不存在下において、遷移金属化合物と有機金属化合物を
含むチーグラー型触媒を用いて、エチレン又はエチレン
と炭素数3ないし18のα−オレフィンの混合物を、平
均重合温度130℃以上の条件で重合させること、得ら
れた重合体混合物K、該触媒を不活性化させるに充分な
量の失活剤、一般式1又は■あるいはそれらの混合物を
、(1) (n 、 m=1〜20 + +)≧2)不活性炭化水
素の溶液状態又は懸濁状態の形で、あるいは純粋な固体
又は溶融状態で添加し、混合させることにより該触媒を
不活性化すること、得られた重合体混合物より、未反応
のモノマー類あるいは未反応モノマー類と不活性炭化水
素溶媒を分離すること、および前記失活剤及び前記失活
剤と前記触媒の反応生成物を含有する重合体を分離する
ことを特徴とするエチレン系重合体の製造方法に係るも
のである。
不存在下において、遷移金属化合物と有機金属化合物を
含むチーグラー型触媒を用いて、エチレン又はエチレン
と炭素数3ないし18のα−オレフィンの混合物を、平
均重合温度130℃以上の条件で重合させること、得ら
れた重合体混合物K、該触媒を不活性化させるに充分な
量の失活剤、一般式1又は■あるいはそれらの混合物を
、(1) (n 、 m=1〜20 + +)≧2)不活性炭化水
素の溶液状態又は懸濁状態の形で、あるいは純粋な固体
又は溶融状態で添加し、混合させることにより該触媒を
不活性化すること、得られた重合体混合物より、未反応
のモノマー類あるいは未反応モノマー類と不活性炭化水
素溶媒を分離すること、および前記失活剤及び前記失活
剤と前記触媒の反応生成物を含有する重合体を分離する
ことを特徴とするエチレン系重合体の製造方法に係るも
のである。
本発明に使用されるチーグラー型触媒には、遷移金属化
合物と有機金属化合物が主要構成成分として含まれる。
合物と有機金属化合物が主要構成成分として含まれる。
遷移金属化合物としては、たとえば・・ロゲン化チタン
、・・ロゲン化・々ナジウム、・クナジウムオキシハラ
イド々どのよう々第■〜■族の遷移金属・・ロゲン化物
が使用される。有機金属化合物と12では、アルキルア
ルミニウム、アルキルアルミニウムクロライド等のよう
な有機アルミニウム化合物、あるいはアルキルアルミニ
ウムーマグネンウム錯体、アルキルアルコキシアルミニ
ウムーマグネシウム錯体などの有機アルミニウムーマグ
ネシウム錯体等が使用される。
、・・ロゲン化・々ナジウム、・クナジウムオキシハラ
イド々どのよう々第■〜■族の遷移金属・・ロゲン化物
が使用される。有機金属化合物と12では、アルキルア
ルミニウム、アルキルアルミニウムクロライド等のよう
な有機アルミニウム化合物、あるいはアルキルアルミニ
ウムーマグネンウム錯体、アルキルアルコキシアルミニ
ウムーマグネシウム錯体などの有機アルミニウムーマグ
ネシウム錯体等が使用される。
本発明に使用されるチーグラー型触媒は、充分高活性で
、触媒の除去の不要なものでなければならず、又本発明
の失活剤と急速に反応して、不活性化するものでなけれ
ばならない。これらの要求に合致する本発明に使用され
る好ましい触媒の一例としては、特開昭56−4740
9及び特開昭56−59806に示される有機マグネシ
ウム化合物とチタン化合物又は・々ナジウム化合物を反
応させて得られる固体反応生成物と、有機アルミニウム
化合物からなる触媒がある。
、触媒の除去の不要なものでなければならず、又本発明
の失活剤と急速に反応して、不活性化するものでなけれ
ばならない。これらの要求に合致する本発明に使用され
る好ましい触媒の一例としては、特開昭56−4740
9及び特開昭56−59806に示される有機マグネシ
ウム化合物とチタン化合物又は・々ナジウム化合物を反
応させて得られる固体反応生成物と、有機アルミニウム
化合物からなる触媒がある。
すなわち、特開昭56 = 47409では、(A)
(i)一般式MaMg/R1,R29X’、X2.
(式中MはAt、Zn、B。
(i)一般式MaMg/R1,R29X’、X2.
(式中MはAt、Zn、B。
Be、Liであり、βは1以上の数、’rprQ+r、
Bは0またはOより大きい数であり、+1 + q +
r −)−s二mα+2/、0≦(r十s)/(α十
つ≦1.0の関係を有し、mはMの原子価、几1.B2
は同一でも異なっていても良い炭素原子数1〜2oの炭
化水素基、XI、X2は同一または異なる基で、水素原
子、0几3゜08iR’R’R,”、NR7R8,8F
c9なる基を示し、R3、R7、BS 、R9は炭素原
子数1〜20の炭化水素基を表わし、R4、BS 、F
L6は水素原子または炭素原子数1〜2゜の炭化水素基
をあられす)で示される炭化水素溶媒に可溶の有機マグ
ネシウム成分と、(11)弐TI(onlo)l、−X
4−nC式中BIOは炭素原子数1〜20の炭化水素基
であり、Xはハロゲン、0≦n≦3である〕のチタン化
合物を、(1)の有機マグネシウム成分に対して(11
)のチタン化合物をモル比1,1〜4.0で反応せしめ
て得られる固体反応生成物と (B) 有機アルミニウム化合物 から成る触媒が開示されている。
Bは0またはOより大きい数であり、+1 + q +
r −)−s二mα+2/、0≦(r十s)/(α十
つ≦1.0の関係を有し、mはMの原子価、几1.B2
は同一でも異なっていても良い炭素原子数1〜2oの炭
化水素基、XI、X2は同一または異なる基で、水素原
子、0几3゜08iR’R’R,”、NR7R8,8F
c9なる基を示し、R3、R7、BS 、R9は炭素原
子数1〜20の炭化水素基を表わし、R4、BS 、F
L6は水素原子または炭素原子数1〜2゜の炭化水素基
をあられす)で示される炭化水素溶媒に可溶の有機マグ
ネシウム成分と、(11)弐TI(onlo)l、−X
4−nC式中BIOは炭素原子数1〜20の炭化水素基
であり、Xはハロゲン、0≦n≦3である〕のチタン化
合物を、(1)の有機マグネシウム成分に対して(11
)のチタン化合物をモル比1,1〜4.0で反応せしめ
て得られる固体反応生成物と (B) 有機アルミニウム化合物 から成る触媒が開示されている。
又、特開昭56−59806には、
(A) (i)一般式MaMg/R’pR2qX’r
X2S(式中MはA7.Zn、B。
X2S(式中MはA7.Zn、B。
Be、Liであり、βは1以上の数、”+p、q+r+
Sは0まだは0より大きい数であり、p + q +r
+ s=mα+2β、 0=a(r+s) / (a
+β)11.oの関係を有し、mはMの原子価 B+、
B2は同一でも異なっていても良い炭素原子数1〜20
の炭化水素基、Xl、X2は同二またけ異なる基で、水
素原子、OR3゜08iR’R5R6,NR’R8,S
R9なる基を示し、B3 、 B7 、凡8.R9は炭
素原子数1〜20の炭化水素基をあられし、R4、R5
、R6は水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素
基をあられす)で示される炭化水素溶媒に可溶の有機マ
グネシウム成分と、(11)少くとも1個の7・ロゲン
原子を含有するチタン化合物との固体反応生成物を、(
iiil一般式TiXa(OR1O)4−a +vox
b(oalO)3−bおよびVXC(OR”)4−CC
式中Xはハロゲン原子、RIOは炭素原子数1〜20の
炭化水素基をあられし、aは1〜4、bは1〜3、Cは
1〜4の数である)で示されるチタンおよびノ々ナジウ
ム化合物から選ばれた少くとも1種の化合物とを反応さ
せることにより得られる固体触媒と、 (Bl 有機アルミニウム化合物、 から成る触媒が開示されている。。
Sは0まだは0より大きい数であり、p + q +r
+ s=mα+2β、 0=a(r+s) / (a
+β)11.oの関係を有し、mはMの原子価 B+、
B2は同一でも異なっていても良い炭素原子数1〜20
の炭化水素基、Xl、X2は同二またけ異なる基で、水
素原子、OR3゜08iR’R5R6,NR’R8,S
R9なる基を示し、B3 、 B7 、凡8.R9は炭
素原子数1〜20の炭化水素基をあられし、R4、R5
、R6は水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素
基をあられす)で示される炭化水素溶媒に可溶の有機マ
グネシウム成分と、(11)少くとも1個の7・ロゲン
原子を含有するチタン化合物との固体反応生成物を、(
iiil一般式TiXa(OR1O)4−a +vox
b(oalO)3−bおよびVXC(OR”)4−CC
式中Xはハロゲン原子、RIOは炭素原子数1〜20の
炭化水素基をあられし、aは1〜4、bは1〜3、Cは
1〜4の数である)で示されるチタンおよびノ々ナジウ
ム化合物から選ばれた少くとも1種の化合物とを反応さ
せることにより得られる固体触媒と、 (Bl 有機アルミニウム化合物、 から成る触媒が開示されている。。
本発明に使用される好ましい触媒の他の一例としては、
特開昭56−26905 、28206 、32504
。
特開昭56−26905 、28206 、32504
。
45910 、47408 、59805及び特開昭5
7−16005に記載の触媒があげられる。
7−16005に記載の触媒があげられる。
その−例は、
N)一般式MaMg礼R29X’rX2sDt (式中
Mは周期律表第夏族〜第■族の金属原子、α+I’+Q
+’は0まだは0以上、Sは0より大きく1以下、tは
0又は0より大きい数で、p十q + r + s =
mα+2 、 O<(r+s)/(α+1)≦]、、
0.s≦tの関係を有し、mはMの原子価、[t’ 、
R2は同一でも異なってもよい炭素原子数1〜20の
炭化水素基、XIは水素原子もしくは酸素、窒素または
硫黄原子を含有する陰性な基を示し、X2はハロゲン原
子、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で示される炭
化水素溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物および(1
1)塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミニウ
ム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素、ア
ンチモン、ビスマス、亜鉛、カドミウム、水銀Ωハロゲ
ン化ellより選ばれた1種もしくは2種以上の混合物
、の反応物に、(iii)チタン化合物寸たは/および
ノζナジウム化合物を接触させて成る触媒成分CA、]
及び有機金属化合物CB’llからなる触媒である。
Mは周期律表第夏族〜第■族の金属原子、α+I’+Q
+’は0まだは0以上、Sは0より大きく1以下、tは
0又は0より大きい数で、p十q + r + s =
mα+2 、 O<(r+s)/(α+1)≦]、、
0.s≦tの関係を有し、mはMの原子価、[t’ 、
R2は同一でも異なってもよい炭素原子数1〜20の
炭化水素基、XIは水素原子もしくは酸素、窒素または
硫黄原子を含有する陰性な基を示し、X2はハロゲン原
子、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で示される炭
化水素溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物および(1
1)塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミニウ
ム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素、ア
ンチモン、ビスマス、亜鉛、カドミウム、水銀Ωハロゲ
ン化ellより選ばれた1種もしくは2種以上の混合物
、の反応物に、(iii)チタン化合物寸たは/および
ノζナジウム化合物を接触させて成る触媒成分CA、]
及び有機金属化合物CB’llからなる触媒である。
他の一例は、下記成分〔A〕と有機金属化合物CB’l
からなる触媒である。
からなる触媒である。
成分〔A〕下記に示す(3)の存在下(4)と(5)を
反応させて成る固体触媒 (1)一般式MaMg R,′p X’q ’ D r
(式中Mは周期律表第■族〜第■族の金属原子、α+
+’+Q+’は0以上の数で、p+q””mα+2,0
≦q / (α+1)〈2の関係を有し、mはMの原子
価、イは炭素原子数1〜20個の炭化水素基の1種もし
くは2種以上の混合物、X′は水素原子もしくは酸素、
窒素または硫黄原子を含有する陰性な基の1種もしくは
2種以上の混合物、Dは電子供与性有機化合物を表わす
)で示される有機マグネシウム化合物(2) ホウ素
、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、リン、アンチモン、ビ
スマス、亜鉛のハロゲン化物または塩化水素より選ばれ
た1種もしくは2種以上の混合物 (3) (1)および(2)の反応による固体成分(
4)有機金属化合物 (5)下記(、)〜(d)のいずれかの遷移金属化合物
(、)チタン化合物、(b)ノSナジウム化合物、(C
)チタン化合物および・々ナジウム化合物、(dlチタ
ン化合物およびジルコニウム化合物 他の一例は、 (1)一般式MaMg、R’pR29XIrX2.Dt
(式中Mは周期律表第■族〜第■族の金属原子、α+
p+Q+r+SはOまたは0以上の数、βは0より犬な
る数で、p+q十r+ s = mα+2β、0≦(r
+s)/(a+β)≦1.0の関係を有し、mはMの原
子価、tは0または0より大きい数であり、R1,FL
2は同一でも異なってもよい炭素原子数1〜20の炭化
水素基、XI、X2は同一オたは異なる基で、水素原子
もしくは酸素、窒素または硫黄原子を含有する陰性な基
を示し、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で示され
る炭化水素溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物および
(11)塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミ
ニウム、ケイ素、ゲル1ニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素
、アンチモン、ビスマス、亜鉛、カドミウム、水銀のハ
ロゲン化物より選ばれた1種もしくは2種以上の混合物
、の反応物に、(iii)チタン化合物まだは/および
・ζナジウム化合物を接触させてなる触媒成分CADI
および有機金属化合物[B]からなる触媒である。
反応させて成る固体触媒 (1)一般式MaMg R,′p X’q ’ D r
(式中Mは周期律表第■族〜第■族の金属原子、α+
+’+Q+’は0以上の数で、p+q””mα+2,0
≦q / (α+1)〈2の関係を有し、mはMの原子
価、イは炭素原子数1〜20個の炭化水素基の1種もし
くは2種以上の混合物、X′は水素原子もしくは酸素、
窒素または硫黄原子を含有する陰性な基の1種もしくは
2種以上の混合物、Dは電子供与性有機化合物を表わす
)で示される有機マグネシウム化合物(2) ホウ素
、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、リン、アンチモン、ビ
スマス、亜鉛のハロゲン化物または塩化水素より選ばれ
た1種もしくは2種以上の混合物 (3) (1)および(2)の反応による固体成分(
4)有機金属化合物 (5)下記(、)〜(d)のいずれかの遷移金属化合物
(、)チタン化合物、(b)ノSナジウム化合物、(C
)チタン化合物および・々ナジウム化合物、(dlチタ
ン化合物およびジルコニウム化合物 他の一例は、 (1)一般式MaMg、R’pR29XIrX2.Dt
(式中Mは周期律表第■族〜第■族の金属原子、α+
p+Q+r+SはOまたは0以上の数、βは0より犬な
る数で、p+q十r+ s = mα+2β、0≦(r
+s)/(a+β)≦1.0の関係を有し、mはMの原
子価、tは0または0より大きい数であり、R1,FL
2は同一でも異なってもよい炭素原子数1〜20の炭化
水素基、XI、X2は同一オたは異なる基で、水素原子
もしくは酸素、窒素または硫黄原子を含有する陰性な基
を示し、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で示され
る炭化水素溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物および
(11)塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミ
ニウム、ケイ素、ゲル1ニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素
、アンチモン、ビスマス、亜鉛、カドミウム、水銀のハ
ロゲン化物より選ばれた1種もしくは2種以上の混合物
、の反応物に、(iii)チタン化合物まだは/および
・ζナジウム化合物を接触させてなる触媒成分CADI
および有機金属化合物[B]からなる触媒である。
本発明に使用されるα−オレフィンとしては、炭素数が
3から18のものであって、例えば、プロピレン、ブテ
ン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4−メチルペン
テン−A1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネン−1
、デセン−1等であり、単独でも混合物としても使用可
能である。
3から18のものであって、例えば、プロピレン、ブテ
ン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4−メチルペン
テン−A1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネン−1
、デセン−1等であり、単独でも混合物としても使用可
能である。
本発明に使用される重合方法は、重合温度130°C以
上の高温の条件で行うもので、代表的なものとしては、
不活性炭化水素溶媒の存在下、130〜300℃の重合
温度、10〜500気圧の重合圧力でエチレン又はエチ
レンとα−オレフィンの混合物の重合を行う溶液重合法
、従来のラジカル重合の低密度ポリエチレンプラントに
ラジカル触媒のかわりにチーグラー型触媒を供給して、
エチレンあるいはエチレンとα−オレフィンの混合物を
130〜300℃の重合温度、200〜3000気圧の
重合圧力で重合する高温高圧重合法がある。
上の高温の条件で行うもので、代表的なものとしては、
不活性炭化水素溶媒の存在下、130〜300℃の重合
温度、10〜500気圧の重合圧力でエチレン又はエチ
レンとα−オレフィンの混合物の重合を行う溶液重合法
、従来のラジカル重合の低密度ポリエチレンプラントに
ラジカル触媒のかわりにチーグラー型触媒を供給して、
エチレンあるいはエチレンとα−オレフィンの混合物を
130〜300℃の重合温度、200〜3000気圧の
重合圧力で重合する高温高圧重合法がある。
溶液重合法に使用される不活性炭化水素溶媒とL−’(
は、fタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘ
ゾタン、オクタン、インオクタン、゛ノナン、デカン、
ドデカン等が挙げられる。これらは、単独でも又混合物
としても使用b]能である。
は、fタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘ
ゾタン、オクタン、インオクタン、゛ノナン、デカン、
ドデカン等が挙げられる。これらは、単独でも又混合物
としても使用b]能である。
溶液重合法の具体的−例としては、O,T、FilsL
onの1975年12月28日付カナダ特許第9804
98号に記載のプロセスがある。
onの1975年12月28日付カナダ特許第9804
98号に記載のプロセスがある。
高温高圧重合法としては1.オートクレーブ反応器を使
用するオートクレーブ法、チューブラ−反応器を使用す
るチューブラ−法、あるいはオートクレーブとチューブ
ラ−反応器を組み合せて重合する各種多段重合法が含ま
れる。高温高圧重合法の一例としては、BP 932
、231 、 BP 1 、205 、635 。
用するオートクレーブ法、チューブラ−反応器を使用す
るチューブラ−法、あるいはオートクレーブとチューブ
ラ−反応器を組み合せて重合する各種多段重合法が含ま
れる。高温高圧重合法の一例としては、BP 932
、231 、 BP 1 、205 、635 。
USP ] 、 161.737等があげられる。
重合終了後、重合反応容器から出てくる反応混合物には
、ポリマー、未反応モノマー類、一部が活性の状態のま
まであるチーグラー型触媒、および不活性炭化水素溶媒
を使用した時は不活性炭化水素溶媒が含まれている。後
重合を防止し、触媒を不活、性化するだめに、失活剤を
反応混合物と混合する。失活剤と反応混合物を混合する
場所としては、重合器とポリマー分離器の中間の減圧バ
ルブの前後のどちらでもよい。混合する方法としては、
単に二つの配管の流れを合流混合してもよいし、スタテ
ィックミキサーやインラインミキサー等の混合器で混合
する方法等、触媒と失活剤が迅速に接触するものであれ
ばいずれの方法でもかまわない。
、ポリマー、未反応モノマー類、一部が活性の状態のま
まであるチーグラー型触媒、および不活性炭化水素溶媒
を使用した時は不活性炭化水素溶媒が含まれている。後
重合を防止し、触媒を不活、性化するだめに、失活剤を
反応混合物と混合する。失活剤と反応混合物を混合する
場所としては、重合器とポリマー分離器の中間の減圧バ
ルブの前後のどちらでもよい。混合する方法としては、
単に二つの配管の流れを合流混合してもよいし、スタテ
ィックミキサーやインラインミキサー等の混合器で混合
する方法等、触媒と失活剤が迅速に接触するものであれ
ばいずれの方法でもかまわない。
添加される失活剤の量は、触媒を確実に不活性化させる
のに充分な量でなけれヴならない。かかる触媒の不活性
化は、触媒の構成成分、すなわち遷移金属化合物と有機
金属化合物のうちの少くとも1種を不活性化することに
より行われる。しかしながら、好ましくは、失活剤の量
は、両方の触媒の構成成分と反応するのに充分な量を用
いることが好ましい。
のに充分な量でなけれヴならない。かかる触媒の不活性
化は、触媒の構成成分、すなわち遷移金属化合物と有機
金属化合物のうちの少くとも1種を不活性化することに
より行われる。しかしながら、好ましくは、失活剤の量
は、両方の触媒の構成成分と反応するのに充分な量を用
いることが好ましい。
本発明に用いられる失活剤の量は、添加する失活剤中の
カルゼニル基の数が遷移金属化合物と有機金属化合物の
合計モル数の0.4〜8倍の範囲にあることによっても
規定される。064倍以下では失活が十分でなく、又8
倍使用することはコストが高く経済的に不利である。
カルゼニル基の数が遷移金属化合物と有機金属化合物の
合計モル数の0.4〜8倍の範囲にあることによっても
規定される。064倍以下では失活が十分でなく、又8
倍使用することはコストが高く経済的に不利である。
本発明に使用される失活剤は、一般式(+1で表わされ
る4−ヒドロキシ2,2.6.6−チトラメチルビペリ
ジンとポリメチレン−α、ω−ジカル4zン酸の縮合物
、あるいは一般式(II)で表わされるポリメチレン−
α−ハイドロキシ−ω−1(4ヒドロキシ−2,2,6
,6−チトラメチルビペリジン)とポリメチレン−α、
ω−ジカルジン酸の縮合物、あるいはそれらの混合物で
ある。
る4−ヒドロキシ2,2.6.6−チトラメチルビペリ
ジンとポリメチレン−α、ω−ジカル4zン酸の縮合物
、あるいは一般式(II)で表わされるポリメチレン−
α−ハイドロキシ−ω−1(4ヒドロキシ−2,2,6
,6−チトラメチルビペリジン)とポリメチレン−α、
ω−ジカルジン酸の縮合物、あるいはそれらの混合物で
ある。
(+1
(n、m=1〜20.p≧2)
本発明の好ま(7い一例としては、次の構造式で表わさ
れるものがある。
れるものがある。
(1)
(失活剤Aと以下略す。チヌビン622としてチ・ぐガ
イギー社より販売されている。)(失活剤Bと以下略す
。) (失活剤Cと以下略す。) (失活剤りと以下略す。本化合物は、チノ々ガイギー社
よりチヌピン770として販売されている。)失活剤は
、不活性炭化水素溶媒に溶解又は懸濁させて、あるいは
純粋な固体又は溶融状態で反応混合物に添加される。不
活性炭化水素溶媒を使用する場合には、重合溶媒と同一
のものであることが好ましい。もし異なる場合には、重
合溶媒の循環使用になんら悪影響を及ぼさ力いものでな
ければならない。
イギー社より販売されている。)(失活剤Bと以下略す
。) (失活剤Cと以下略す。) (失活剤りと以下略す。本化合物は、チノ々ガイギー社
よりチヌピン770として販売されている。)失活剤は
、不活性炭化水素溶媒に溶解又は懸濁させて、あるいは
純粋な固体又は溶融状態で反応混合物に添加される。不
活性炭化水素溶媒を使用する場合には、重合溶媒と同一
のものであることが好ましい。もし異なる場合には、重
合溶媒の循環使用になんら悪影響を及ぼさ力いものでな
ければならない。
失活剤を添加された反応混合物は、ポリマー分離器で、
揮発性のモノマー類あるいは不活性炭化水素溶媒とポリ
マーが分離される。揮発性物質はガス状態でポリマー分
離器より回収される。失活剤及び失活剤と触媒の反応生
成物は、ポリマー分離器では、ガス化せず、ポリマー中
に残る。得られだポリマーには酸化防IE剤や、又必要
に応じて触媒の中和剤、滑剤等の添加剤が添加され、最
終的には押出機によりベレット化される。
揮発性のモノマー類あるいは不活性炭化水素溶媒とポリ
マーが分離される。揮発性物質はガス状態でポリマー分
離器より回収される。失活剤及び失活剤と触媒の反応生
成物は、ポリマー分離器では、ガス化せず、ポリマー中
に残る。得られだポリマーには酸化防IE剤や、又必要
に応じて触媒の中和剤、滑剤等の添加剤が添加され、最
終的には押出機によりベレット化される。
本発明の失活剤を用いることにより、(1)触媒は不活
性化され、重合反応はすみゃかに停止トされる。
性化され、重合反応はすみゃかに停止トされる。
これにより、ポリマー分離器での未反応モノマーのコン
トロールされない暴走重合反応が防止され、又後重合に
よる低分子量ポリマー(ワックス、グリース等)の生成
が抑制される。(2)好ましくない副反応、たとえばエ
チレンの2量化によるブテン−1の生成が抑制される。
トロールされない暴走重合反応が防止され、又後重合に
よる低分子量ポリマー(ワックス、グリース等)の生成
が抑制される。(2)好ましくない副反応、たとえばエ
チレンの2量化によるブテン−1の生成が抑制される。
ブテン−1が生成するとエチレンのホモ重合体の密度が
低下する。(3)反応混合物から回収されたモノマー類
及び不活性炭化水素溶媒を精製工程なしで、あるいは簡
単な精製工程を通すことKより再循環使用が可能となる
。
低下する。(3)反応混合物から回収されたモノマー類
及び不活性炭化水素溶媒を精製工程なしで、あるいは簡
単な精製工程を通すことKより再循環使用が可能となる
。
(J =fP IJママ−中残る失活剤あるいは失活剤
と触媒の反応生成物は、ポリマーの特性に悪影響を及は
すことなく、カラー、熱安定性の優れたポリマーが得ら
れる。
と触媒の反応生成物は、ポリマーの特性に悪影響を及は
すことなく、カラー、熱安定性の優れたポリマーが得ら
れる。
本発明のエチレン共重合体には、勿論通常の安定剤、紫
外線吸収剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、滑剤、
顔料、無機または有機の充てん剤、ゴムその他の少量の
ポリマーなど通常ポリオレフィンに添加される物質を添
加することができる。
外線吸収剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、滑剤、
顔料、無機または有機の充てん剤、ゴムその他の少量の
ポリマーなど通常ポリオレフィンに添加される物質を添
加することができる。
これらの添加物質の例としては、BHT 、シェル社ア
イオノックス330、グリッドリッチ社製グツドライト
3114 、チノ々ガイギー社製イルガノックス101
0 、1076、チヌビン327、三共製薬社製LS
770. LS 622. DMTP、 DLTP、ス
テアリン酸カルシウム、ハイドロタルサイト、塩基性炭
酸マグネシウム、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、
チタンホワイト、炭酸カルシウム、カーゼンブランク、
タルク、スチレン−ブタ、−)エンラック−、エチレン
−酢ビ共重合体、高圧法ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレンゴム、ポリプロピレン等があケラバる。
イオノックス330、グリッドリッチ社製グツドライト
3114 、チノ々ガイギー社製イルガノックス101
0 、1076、チヌビン327、三共製薬社製LS
770. LS 622. DMTP、 DLTP、ス
テアリン酸カルシウム、ハイドロタルサイト、塩基性炭
酸マグネシウム、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、
チタンホワイト、炭酸カルシウム、カーゼンブランク、
タルク、スチレン−ブタ、−)エンラック−、エチレン
−酢ビ共重合体、高圧法ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレンゴム、ポリプロピレン等があケラバる。
つぎに実施例をあげて本発明の詳細な説明するが、これ
らの実施例は本発明をなんら制限するものではない。
らの実施例は本発明をなんら制限するものではない。
(固体触媒Aの合成)
オーI・クレープ内部の酸素と水分を乾燥窒素によって
除去したのち、トリクロルシラン、0.5mmol/l
のヘキサン溶液1.6tおよびヘキサン1,21を仕込
み、70℃に昇温した。次にAto、+5Mg (n−
Bu)1.75(On−Bll)0.7 (金属濃度0
.9 mmol’/lなるオクタン溶液) 0.45
tとヘキサン0.35 tを70℃で1時間かけて導入
した。
除去したのち、トリクロルシラン、0.5mmol/l
のヘキサン溶液1.6tおよびヘキサン1,21を仕込
み、70℃に昇温した。次にAto、+5Mg (n−
Bu)1.75(On−Bll)0.7 (金属濃度0
.9 mmol’/lなるオクタン溶液) 0.45
tとヘキサン0.35 tを70℃で1時間かけて導入
した。
更にT10140.7 Pを含むヘキサン0.6tを導
入し70℃で1時間反応を行なった。生成1−た不活性
固体を触媒Aとする。触媒A中のチタン(TI)含有量
を測定したところ0.5重量%であった。
入し70℃で1時間反応を行なった。生成1−た不活性
固体を触媒Aとする。触媒A中のチタン(TI)含有量
を測定したところ0.5重量%であった。
昭57−5709号によった。
(固体触媒Bの合成)
Aと同様にしてAto、+sMg(n nu)1.75
(On Bu)0.7400mmolとトリクロルシラ
ン400mmo+と三塩化バナジル8.8mmo11匹
塩化チタン12mmolにより合成を、行なった。触媒
B中のバナジウム(V)とチタン(T1)の合計含有量
は2.0係であった。
(On Bu)0.7400mmolとトリクロルシラ
ン400mmo+と三塩化バナジル8.8mmo11匹
塩化チタン12mmolにより合成を、行なった。触媒
B中のバナジウム(V)とチタン(T1)の合計含有量
は2.0係であった。
(固体触媒Cの合成)
2個の滴下ロートを取り付けた容量500−のフラスコ
の内部の酸素と水分を乾燥窒素置換によって除去し、1
60 dのヘキサンを加え一10℃に冷却した。次にA
tMg5.s(n 04H9)t(so(On 04H
9)0.4の組成の有機マグネシウム・アルミニウム化
合物を有機マグネシウム成分として40mmo+を含有
するヘプタン溶液804とn−ブトキシチタントリクロ
ライド60mmolを含有するヘキサン溶液80dを各
々の滴下ロートに秤取し、−10℃で攪拌下に両成分を
同時に1時間かけて滴下し、さらにこの温度で3時間熟
成反応烙せた。生成した炭化水素不溶性固体を単離し、
n−ヘキサンで洗浄し、乾燥し7.11.2 ’/の固
体生成物を得た。1゛1の含有量は21重9%であった
。なおktMgs、8Cn (E4H(1’)+4.S
’(r)n −a4 +19)o、4 は特開昭56
−47409の実施例Iに従って合成した。
の内部の酸素と水分を乾燥窒素置換によって除去し、1
60 dのヘキサンを加え一10℃に冷却した。次にA
tMg5.s(n 04H9)t(so(On 04H
9)0.4の組成の有機マグネシウム・アルミニウム化
合物を有機マグネシウム成分として40mmo+を含有
するヘプタン溶液804とn−ブトキシチタントリクロ
ライド60mmolを含有するヘキサン溶液80dを各
々の滴下ロートに秤取し、−10℃で攪拌下に両成分を
同時に1時間かけて滴下し、さらにこの温度で3時間熟
成反応烙せた。生成した炭化水素不溶性固体を単離し、
n−ヘキサンで洗浄し、乾燥し7.11.2 ’/の固
体生成物を得た。1゛1の含有量は21重9%であった
。なおktMgs、8Cn (E4H(1’)+4.S
’(r)n −a4 +19)o、4 は特開昭56
−47409の実施例Iに従って合成した。
(固体触媒りの合成)
A、1Mg3(02Hs )+、s (n 040g
)6 (O8iH・OH3・02H5)55の組成分有
する有機マグネシウム・アルミニウム化合物を有機マグ
ネシウム成分として49mmolを含有するヘプタン溶
液80+t/と四塩化チタン40 mmol f含有す
るヘプタン溶液80rulを各々の滴下ロートに秤取し
、160m/のヘキサンが入った容量500st/の窒
素置換されたフラスコに0℃で攪拌下に両成分を同時に
1時間かけで滴]し、さらにこの温度で3時間熟成反応
させた。生成物を濾過し、ヘプタンで洗浄し、固体生成
物を得た。続いてこの固体反応生成物を含有するオクタ
ンスラリー10f)dに組成T i 013.5 (O
n−0414g )[1,5のチタン化合物300ni
mo1を加え、130℃にて3時間反応せしめ12.2
7の固体触媒しD]を得だ。1′1の含有量は19.8
重量%であった。上記有機マグネシウム・アルミニウム
化合物は特開昭56−59806の実施例に従って合成
し2 た。
)6 (O8iH・OH3・02H5)55の組成分有
する有機マグネシウム・アルミニウム化合物を有機マグ
ネシウム成分として49mmolを含有するヘプタン溶
液80+t/と四塩化チタン40 mmol f含有す
るヘプタン溶液80rulを各々の滴下ロートに秤取し
、160m/のヘキサンが入った容量500st/の窒
素置換されたフラスコに0℃で攪拌下に両成分を同時に
1時間かけで滴]し、さらにこの温度で3時間熟成反応
させた。生成物を濾過し、ヘプタンで洗浄し、固体生成
物を得た。続いてこの固体反応生成物を含有するオクタ
ンスラリー10f)dに組成T i 013.5 (O
n−0414g )[1,5のチタン化合物300ni
mo1を加え、130℃にて3時間反応せしめ12.2
7の固体触媒しD]を得だ。1′1の含有量は19.8
重量%であった。上記有機マグネシウム・アルミニウム
化合物は特開昭56−59806の実施例に従って合成
し2 た。
実施例1〜7、比較例1〜4
100tの容量を有する攪拌器付重合器に、固体触媒A
を1.Of/Hr、濃度0.1mmol/lのトリエチ
ルアルミニウムのシクロヘキサン溶液を200 L/H
r。
を1.Of/Hr、濃度0.1mmol/lのトリエチ
ルアルミニウムのシクロヘキサン溶液を200 L/H
r。
(トリエチルアルミニウム20 mmol/Hr)、エ
チレンを25に7/Hr、水素をl KP/ )rrそ
れぞれ連続的に供給し、重合温度200℃、圧力B O
Kg/cm2で重合を行った。エチレンの重合転化率は
約80チ、ポリエチレンの生成量は約20 K?/Hr
であった。
チレンを25に7/Hr、水素をl KP/ )rrそ
れぞれ連続的に供給し、重合温度200℃、圧力B O
Kg/cm2で重合を行った。エチレンの重合転化率は
約80チ、ポリエチレンの生成量は約20 K?/Hr
であった。
失活剤はシクロヘキサンの2 wt%の溶液又はスラリ
ー溶液にして、反応混合物が重合器を出だ後に連続的に
加えた。失活させた反応混合物は、熱交換器によりいっ
たん250℃まで加熱し、その後ステンレス製二−ドル
ノ々ルブを用いて、圧力IKy/cm2まで下げて、こ
れを分離器に導入した。分離器上部より、ガス状の未反
応エチレンやシクロヘキサンを連続的に回収し、分離器
底部より室温まで冷却されたポリマーのシクロヘキサン
スラリ−全連続的に抜き出した。ポリマースラリーは遠
心分離器でボ゛リマーとシクロヘキサンと分離I7た後
、ヘント型押出機にフィードし、被レット化した。得ら
れたペレットは粉砕し、真空乾燥し揮発分を児全に除去
した後、ポリマーの基本特性を測定した。
ー溶液にして、反応混合物が重合器を出だ後に連続的に
加えた。失活させた反応混合物は、熱交換器によりいっ
たん250℃まで加熱し、その後ステンレス製二−ドル
ノ々ルブを用いて、圧力IKy/cm2まで下げて、こ
れを分離器に導入した。分離器上部より、ガス状の未反
応エチレンやシクロヘキサンを連続的に回収し、分離器
底部より室温まで冷却されたポリマーのシクロヘキサン
スラリ−全連続的に抜き出した。ポリマースラリーは遠
心分離器でボ゛リマーとシクロヘキサンと分離I7た後
、ヘント型押出機にフィードし、被レット化した。得ら
れたペレットは粉砕し、真空乾燥し揮発分を児全に除去
した後、ポリマーの基本特性を測定した。
又重合開始し、重合が安定したところで、分離器から回
収したエチレンとシクロヘキサンを蒸留精製することな
く、再び重合に使用する連続的な循環使用を開始し、こ
れを4時間連続に行った。
収したエチレンとシクロヘキサンを蒸留精製することな
く、再び重合に使用する連続的な循環使用を開始し、こ
れを4時間連続に行った。
回収したエチレンとシクロヘキサンでは不足する分につ
いては、フレッシュなものを必要量メイクアップした、 重合開始後の重合安定時及びそれから4時間後の、固体
触媒Aのプロダクテイビイテイ(固体触媒19−当りの
ポリマー生成量僚))を測定した。
いては、フレッシュなものを必要量メイクアップした、 重合開始後の重合安定時及びそれから4時間後の、固体
触媒Aのプロダクテイビイテイ(固体触媒19−当りの
ポリマー生成量僚))を測定した。
これにより、失活剤がエチレン、シクロヘキサンの循環
使用にどの程度悪影響を及ぼすかが判定できる。
使用にどの程度悪影響を及ぼすかが判定できる。
又、重合安定時と4時間後のポリエチレンの密度を測定
l〜だ。副反応により、ブテン−1が生成すると密度が
低下するので、密度の変化より、ブテン−1の副生の程
度が判定できる。7種の失活剤のテスト結果を第1表に
示す。
l〜だ。副反応により、ブテン−1が生成すると密度が
低下するので、密度の変化より、ブテン−1の副生の程
度が判定できる。7種の失活剤のテスト結果を第1表に
示す。
第1表の結果から明らかなように、失活剤を使用しない
と(比較例1)、低重合体の生成量が増加し、分子量分
布(MW/MN)が広くなり、循環使用4時間後のプロ
ダクテイピイテイと密度が低下した。
と(比較例1)、低重合体の生成量が増加し、分子量分
布(MW/MN)が広くなり、循環使用4時間後のプロ
ダクテイピイテイと密度が低下した。
又、メタノールを失活剤として用いると(比較例2)、
重合安定時は正常な特性を有する重合体が得られるが、
未反応エチレンと溶媒シクロヘキサンの循環を開始する
と、活性が急激に低下し、循環使用4時間後には、全く
重合が停止してしまった。
重合安定時は正常な特性を有する重合体が得られるが、
未反応エチレンと溶媒シクロヘキサンの循環を開始する
と、活性が急激に低下し、循環使用4時間後には、全く
重合が停止してしまった。
一方本発明の失活剤を用いた場合(実施例1〜7)は、
分子量分布のシャープでカラー良好なポリマーが得られ
、又未反応エチレンと溶媒シクロヘキサンの循環使用後
も、密度とプロダクティビイテイの低下は認められなか
つfco又失活剤が少ないと(比較例3)、分子量分布
が広くなる。
分子量分布のシャープでカラー良好なポリマーが得られ
、又未反応エチレンと溶媒シクロヘキサンの循環使用後
も、密度とプロダクティビイテイの低下は認められなか
つfco又失活剤が少ないと(比較例3)、分子量分布
が広くなる。
実施例8
100tの容量を有する攪拌器付重合器に、固体触媒A
k 1.3 f−/Hr、濃度0.1mmol/lの
トリエチルアルミニウムのシクロヘキサン溶液を200
t/Hr(トリエチルアルミニウム20 mmol/
Hr )、エチレンを20 Kp/ l(r sブテン
−1を10 K9/ Hrそれぞれ連続的に供給し、重
合温度200℃、圧力80Ky/cm”で重合を行った
。エチレンの重合転化率は約85 % 、エチレン−ブ
テン−1共重合体の生成量は約18 h/ Hrであっ
た。重合した反応混合物の処理は実施例1と同様に行っ
た。得られた結果を第2表に示す。
k 1.3 f−/Hr、濃度0.1mmol/lの
トリエチルアルミニウムのシクロヘキサン溶液を200
t/Hr(トリエチルアルミニウム20 mmol/
Hr )、エチレンを20 Kp/ l(r sブテン
−1を10 K9/ Hrそれぞれ連続的に供給し、重
合温度200℃、圧力80Ky/cm”で重合を行った
。エチレンの重合転化率は約85 % 、エチレン−ブ
テン−1共重合体の生成量は約18 h/ Hrであっ
た。重合した反応混合物の処理は実施例1と同様に行っ
た。得られた結果を第2表に示す。
実施例9
ブテン−1のかわりにオクテン−1を12Kp/桁を供
給すること以外は実施例8と同様にして、エチレン−オ
クテン−1共重合体を得た。得られた結果を第2表に示
す。
給すること以外は実施例8と同様にして、エチレン−オ
クテン−1共重合体を得た。得られた結果を第2表に示
す。
実施例10
固体触媒人のかわりに、固体触媒Bを使用すること以外
は実施例1と同様に重合して、ポリエチレンを得た。得
られた結果を第2表に示す。
は実施例1と同様に重合して、ポリエチレンを得た。得
られた結果を第2表に示す。
実施例11
固体触媒Aのかわりに、固体触媒Cを使用すること以外
は実施例8と同様に重合して、エチレン−ブテン−1共
重合体を得た。得られた結果を第2表に示す。
は実施例8と同様に重合して、エチレン−ブテン−1共
重合体を得た。得られた結果を第2表に示す。
実施例12
固体触媒Aのかわ妙に、固体触媒りを使用すること以外
は実施例9と同様に重合して、エチレン−オクテン−1
共重合体を得た。得られた結果を第2表に示す。
は実施例9と同様に重合して、エチレン−オクテン−1
共重合体を得た。得られた結果を第2表に示す。
実施例13
内容積2tの攪拌機付オートクレーブを用いて、エチレ
ンの重合を行また。重合圧力1 、200 Ky/cm
2、反応温度220℃で、エチレンを40 KP/Hr
、固体触媒(A)を0.15 fP/Hg トリエチ
ルアルミニウムを3.0 mmol/Hrの供給速度で
それぞれ反応器へ供給した。ポリエチレンの生成量は3
、8 KP/ Hrであった。失活剤を、平均沸点1
50℃のミネラル・オイルに混合しだ液の形で、反応混
合物が重合器を出た後に連続的に加えた。失活させた反
応混合物は、250Kp/cm2に保たれた中圧分離器
と圧力10Kp/cm2に保たれた低圧分離器をシリー
ズに連結した分離系に導き、未反応エチレンとポリマー
を分離した。
ンの重合を行また。重合圧力1 、200 Ky/cm
2、反応温度220℃で、エチレンを40 KP/Hr
、固体触媒(A)を0.15 fP/Hg トリエチ
ルアルミニウムを3.0 mmol/Hrの供給速度で
それぞれ反応器へ供給した。ポリエチレンの生成量は3
、8 KP/ Hrであった。失活剤を、平均沸点1
50℃のミネラル・オイルに混合しだ液の形で、反応混
合物が重合器を出た後に連続的に加えた。失活させた反
応混合物は、250Kp/cm2に保たれた中圧分離器
と圧力10Kp/cm2に保たれた低圧分離器をシリー
ズに連結した分離系に導き、未反応エチレンとポリマー
を分離した。
重合安定時及び未反応エチレン循環使用4時間後に得ら
れたポリエチレンの特性を第2表に示す。
れたポリエチレンの特性を第2表に示す。
比較例4
失活剤を使用しないこと以外は実施例13と同様にして
ポリエチレンを得た。得られたポリエチレンの特性を第
2表に示す。
ポリエチレンを得た。得られたポリエチレンの特性を第
2表に示す。
実施例14
内径5腸、長さ40mの管状反応器を用いて圧力100
0Ky/Cm2、温度260℃テ行ツタ。
0Ky/Cm2、温度260℃テ行ツタ。
エチレンを1 (i Kp/)(r、ブテン−124K
P/’Hr。
P/’Hr。
固体触媒CB)を0.15f/Hr、トリエチルアルミ
ニウム3.0 mmol/Hrの供給速度でそれぞれ反
応器へ供給した。ポリエチレンの生成量は3−5Kp/
r4rであった。失活剤の添加以降の工程は実施例13
と同じ方法で行った。得られた結果を第2表に示す。
ニウム3.0 mmol/Hrの供給速度でそれぞれ反
応器へ供給した。ポリエチレンの生成量は3−5Kp/
r4rであった。失活剤の添加以降の工程は実施例13
と同じ方法で行った。得られた結果を第2表に示す。
なお、実施例で用いられている用語の童味は下記の通り
である。
である。
(1) MI:メルト・インデックスを表わし、AS
TMD−1238にしたがい、温度190℃、荷重26
16に2の条件下で測定した。
TMD−1238にしたがい、温度190℃、荷重26
16に2の条件下で測定した。
(2)密度: JIS K−6760にしたがって測定
した。
した。
(3) MW/MN :ウォーターズ社GPO−1,
500で測定した。
500で測定した。
(4)分子量5 、000以下の割合:ウォーターズ社
GPO−1500で測定した。
GPO−1500で測定した。
(5) レジン・カラー:カラーマシーン社製色差計
によりHunter法のL値、b値を測定した。
によりHunter法のL値、b値を測定した。
只下余白
手続補正書(自発)
昭和59年1月7.3日
特許庁長官 若 杉 オロ 夫 殿
1 事件の表示 昭和58年特許願第 38150
号2 発明の名称 エチレン重合体の製造方法 a 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4 補正の対象 4.、−□二二江J 5、 補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。
号2 発明の名称 エチレン重合体の製造方法 a 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4 補正の対象 4.、−□二二江J 5、 補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。
(2)明細書の発明の詳細な説明の欄を下記の通9訂正
する。
する。
(3) 同第38頁第2表「失活剤のii m mo
1 / Hr Jを「失活剤の量ji/HrJと訂正
する5゜(4)同第38頁第2表F比較例5」を「比較
例4」と訂正する。
1 / Hr Jを「失活剤の量ji/HrJと訂正
する5゜(4)同第38頁第2表F比較例5」を「比較
例4」と訂正する。
以上
特許請求の範囲
(1)不活性炭化水素溶媒の存在下又は不存在下におい
て、遷移金属化合物と有機金属化合物を含む配位重合触
媒を用いて、エチレン又はエチレンと炭素数3ないし1
8のα−オレフィンの混合物を、平均重合温度130℃
以上の条件で重合させること、得られた重合体混合物に
失活剤として、一般式I又は■あるいはそれらの混合物
を、 (11 (n、m==1〜20.p≧2) 添加することによシ該触媒を不活性化すること、得られ
た重合体混合物よシ、未反応のモノマー類を分離するこ
とを特徴とするエチレン重合体の製う前方法
て、遷移金属化合物と有機金属化合物を含む配位重合触
媒を用いて、エチレン又はエチレンと炭素数3ないし1
8のα−オレフィンの混合物を、平均重合温度130℃
以上の条件で重合させること、得られた重合体混合物に
失活剤として、一般式I又は■あるいはそれらの混合物
を、 (11 (n、m==1〜20.p≧2) 添加することによシ該触媒を不活性化すること、得られ
た重合体混合物よシ、未反応のモノマー類を分離するこ
とを特徴とするエチレン重合体の製う前方法
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 不活性炭化水素溶媒の存在下又は不存在下に
おいて、遷移金属化合物と有機金属化合物を含むチーグ
ラー型触媒を用いて、エチレン又はエチレンと炭素数3
ないし18のα−オレフィンの混合物を、平均重合温度
】30°C以上の条件で重合させること、得られた重合
体混合物に、該触媒を不活性化させるに充分な量の失活
剤、一般式■又は■あるいはそれらの混合物を、 (+1 (n 、m = 1〜20.p≧2) 不活性炭化水素の溶液状態又は懸濁状態、あるいは純粋
な固体又は溶融状態で添加し、混合させることにより該
触媒を不活性化すること、得られた重合体混合物より、
未反応のモノマー類あるいは未反応モノマー類と不活性
炭化水素溶媒を分離すること、および前記失活剤及び前
記失活剤と前記触媒の反応生成物を含有する重合体を分
離することを特徴とするエチレン系重合体の製造方法(
2)添加する失活剤中のカルボニル基の数が、遷移金属
化合物と有機金属化合物の合計モル数の0.4〜8倍の
範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のエチレン系重合体の製造方法 (3) チーグラー型触媒として (A) (i)一般式MaMg73% B2qX’r
X”、 (式中M石At、、 Zn 。 B、Be、Liであり、βは1以上の数、α+ p+
qr r + Sけ0または0より大きい数であり、p
+q+r+s=mα+2β、0≦(r+s ) / (
α+β)≦1.0の関係を有し、mはMの原子価、R1
、B2は同一でも異なっていても良い炭素原子数1〜2
0の炭化水素基、Xl、X2は同一または異なる基で、
水素原子、OR3゜08iR’R,5R6,NR’R8
,SR9なる基を示し、1%3. R7,几8゜rt9
H炭素原子数1〜20の炭化水素基をあられし、I(4
,計、ル6は水素原子または炭素原子数1〜20の炭化
水素基をあられす)で示される炭化水素溶媒に可溶の有
機マグネシウム成分と、(11)式Ti(OR10)n
−X4−n [式中R1°は炭素原子数1〜20の炭化
水素基であり、Xはハロゲン、0≦n≦3である〕のチ
タン化合物を、(1)の有機マグネシウム成分に対して
(11)のチタン化合物をモル比1.1〜4.0で反応
せしめて得られる固体反応生成物と (Bl 有機アルミニウム化合物 から成る触媒を使用することを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第2項記載のエチレン系重合体の製造方
法 (4) チーグラー型触謀として (A) (i)一般式MaMg/R’、、几2.X1
rX2s(式中M Fi、kl、 Zn 。 B I B e + L iであり、βは1以上の数、
σ++’+Q+r+Sは0またはOより大きい数であり
、p + q + r +s=mα+2β、 0f(r
−1−s)/ (α+β)、<1.0の関係を有し、m
はMの原子価、R1,R2は同一でも異なっていても良
い炭素原子数1〜20の炭化水素基、Xi、X2は同一
または異なる基で、水素原子、OR3゜08iR’几5
R6,NI’t’R8,SR’なる基を示し、几3 、
B? 、 ELII 、 R9は炭素原子数1〜20
の炭化水素基をあられし、R4、ELS 、 FL6は
水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基をあら
れす)で示される炭化水素溶媒に可溶の有機マグネシウ
ム成分と、(11)少くとも1個のハロゲン原子を含有
するチタン化合物との固体反応生成物を、(ii)一般
式TiXa(OR”)4−a。 voxb (OR”、)3−bおよびVX c (OR
1O)4−((式中Xはハロゲン原子、WOは炭素原子
数1〜20の炭化水素基をあられし゛、aは1〜41.
bは1〜3、Cは1〜4の数である)で示されるチタン
およびバナジウム化合物から選ばれた少くとも1種の化
合物とを反応させることにより得られる固体触媒と、 (B) 有機アルミニウム化合物、 から成る触媒を使用することを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第2項記載のエチレン系重合体の製造方
法 (5) チーグラー触媒として、 (1)一般式M、MgR’、几”Q”’rX2.]]
(式中Mは周期律表第■族〜第■族の金属原子、α+I
’、q+’は0または0以上、Sは0より大きく1以下
、Iは0又は0より大きい数で、p + q + r
+ s = mα+2 、0<(r−1−s)/(α刊
)≦1.0 、 s≦tの関係を有し、mはMの原子価
、凡1.R2は同一でも異なってもよい炭素原子数1〜
20の炭化水素基、XIは水素原子もしくは酸素、窒素
または硫黄原子を含有する陰性な基を示し、X2はハロ
ゲン原子、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で示さ
れる炭化水素溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物およ
び(11)塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アル
ミニウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ
素、アンチモン、ビスマス、亜鉛、カドミウム、水銀の
ハロゲン化物より選ばれた1種もしくは2種以上の混合
物、の反応物に、(iii)チタン化合物または/およ
び・ぐナジウム化合物を接触してなる触媒成分[A]お
よび有機金属化合物CB)からなる触媒を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項記載の
エチレン系重合体の製造方法 (6) チーグラー触媒表して、下記成分〔A〕と有
機金属化合物〔B〕からなる触媒を使用することを特徴
とする特許請求の範囲第1項ないし第2項記載のエチレ
ン系重合体の製造方法 成分CAI下記に示す(3)の存在下(4)と(5)全
反応させて成る固体触媒 (1) 一般式M、!MgR1pX′q−Dr(式中
Mは同期律表第■族〜第■族の金属原子、αlI’1Q
lrは0以上の数で、p + q = mα+2.0≦
q/(α+1)〈2の関係を有し、mはMの原子価、R
′は炭素原子数1〜20個の炭化水素基の1種もしくは
2種以上の混合物 X/は水素原子もしくは酸素、窒素
または硫黄原子を含有する陰性な基の1種もしくは2種
以上の混合物、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で
示される有機マグネシウム化合物(2)ホウ素、ケイ素
、ゲルマニウム、スズ、リン、アンチモン、ビスマス、
亜鉛のハロゲン化物まだは塩化水素より選ばれた1種も
しくは2種以上の混合物 (3) (1,1および(2)の反応による固体成分
(4)有機金属化合物 (5) 下記(a1〜(d)のいずれかの遷移金属化
合物(、)チタン化合物、(b)・ζナジウム化合物、
(c)チタン化合物およびバナジウム化合物、(d)チ
タン化合物およびジルコニウム化合物 (7) チーグラー触媒として、 (1)一般式MctMg7 +t% a% X1rX2
.Dl (式中Mは周期律表第1族〜第■族の金属原子
、’+p、q+’+sはOまたは0以上の数、βはOよ
り犬なる数で、p + q −1−r−1−s = m
a + 2β、0≦(r+s ) / (α+β)≦
1.0の関係を有し、mはMの原子価、tは0′!?た
は0より大きい数であゆ、Bl 、 R,2は同一でも
異なってもよい炭素原子数1〜20の炭化水素基、XI
、X2は同一または異なる基で、水素原子も1.<は酸
素、窒素または硫黄原子を含有する陰性な基を示し、D
は電子供与性有機化合物を表わす)で示される炭化水素
溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物および(11)塩
化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミニウム、ケ
イ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素、アンチモ
ン、♂スマス、亜鉛、カドミウム、水銀のハロゲン化物
より選ばれた1種もしくは2種以上の混合物、の反応物
に、(iiilチタン化合物または/および・々ナジウ
ム化合物を接触させてなる触媒成分[A〕および有機金
属化合物〔B〕からなる触媒を使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第2項記載のエチレン系
重合体の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3815083A JPS59164310A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | エチレン重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3815083A JPS59164310A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | エチレン重合体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164310A true JPS59164310A (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=12517386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3815083A Pending JPS59164310A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | エチレン重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59164310A (ja) |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3815083A patent/JPS59164310A/ja active Pending
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