JPS5916422B2 - Mis電界効果型半導体装置 - Google Patents
Mis電界効果型半導体装置Info
- Publication number
- JPS5916422B2 JPS5916422B2 JP51093872A JP9387276A JPS5916422B2 JP S5916422 B2 JPS5916422 B2 JP S5916422B2 JP 51093872 A JP51093872 A JP 51093872A JP 9387276 A JP9387276 A JP 9387276A JP S5916422 B2 JPS5916422 B2 JP S5916422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field effect
- semiconductor device
- mis field
- gate electrode
- effect semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はMIS電界効果型半導体装置に関する。
従来、MIS電界効果型トランジスタ(以下、MISF
ETという)による半導体集積回路において、同一基板
内に相異なる閾値電圧のMISFETを形成する場合、
一般的に行なわれている方法は、ゲート絶縁膜にイオン
を注入して、もつて閾値電圧を制御することである。こ
の方法は、しかし、選択的にイオン注入するためのイオ
ン注入用マスクのホトエッチング工程とイオン注入工j
程を必然的に含み、従つて、製造工程が非常に複雑と
なる欠点がある。本発明の目的は、このような欠点のな
いMIS電界効果型半導体装置を提供することである。
ETという)による半導体集積回路において、同一基板
内に相異なる閾値電圧のMISFETを形成する場合、
一般的に行なわれている方法は、ゲート絶縁膜にイオン
を注入して、もつて閾値電圧を制御することである。こ
の方法は、しかし、選択的にイオン注入するためのイオ
ン注入用マスクのホトエッチング工程とイオン注入工j
程を必然的に含み、従つて、製造工程が非常に複雑と
なる欠点がある。本発明の目的は、このような欠点のな
いMIS電界効果型半導体装置を提供することである。
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明0MIS
電界効果半導体装置の実施例を示す平面図、A−A’断
面図およびB−B’断面図である。まず、製造工程を追
つて説明する。N型シリコン基板1の表面に選択的にp
+型不純物層を形成して、ソース領域2、ドレイン領域
3およびゲート接続15領域13を設け、通常の技術を
用いてゲート酸化膜4およびフィールド酸化膜5を形成
し、コンタクト穴6を開け、次いでタンタル層□、アル
ミニウム層を形成したのち選択的に陽極化成してTa2
O5層11、Aノ203層12を形成してノー20ス電
極8、ゲート電極9、ドレイン電極10を設けることに
よつて金属配線を施設する。最後に金属配線とソース領
域2、ドレイン領域3、ゲート接続領域13との導通性
をよくするため500℃で数10分間の熱処理を行なう
。本実施例においク5 てはゲートとゲート接続領域内
の距離は20Itmである。なお、図において、ゲート
電極9は領域13に接続されているが、この点に本発明
の特徴がある。すなわちゲート電極9はPN接合を介し
てシリコン基板1に接続されている。このような30こ
とのない普通のMISFETも同一基板に形成されてい
るが、それを図示することは省略した。第4図は熱処理
時間と閾値電圧の関係を示す図で、aはゲート電極がシ
リコン基板に接続されているMISFET、、bはゲー
ト電極がシリコン35基板に接続されていないMISF
ETについての曲線である。なお、熱処理温度は500
℃である。この図から判るように熱処理が30分以上に
なれば、ゲート電極がシリコン基板に接続されているM
ISFETの閾値電圧は安定した値になる。また、A,
b両曲線の間に約1.5Vの差が生じることである。こ
の閾値電圧に差がでる原因は必らずしも明らかではない
が、たとえばタンタルアルミニウム電極中をシリコンが
拡散してゲート電極の仕事関数が変化することに求める
ことができるであろう。
電界効果半導体装置の実施例を示す平面図、A−A’断
面図およびB−B’断面図である。まず、製造工程を追
つて説明する。N型シリコン基板1の表面に選択的にp
+型不純物層を形成して、ソース領域2、ドレイン領域
3およびゲート接続15領域13を設け、通常の技術を
用いてゲート酸化膜4およびフィールド酸化膜5を形成
し、コンタクト穴6を開け、次いでタンタル層□、アル
ミニウム層を形成したのち選択的に陽極化成してTa2
O5層11、Aノ203層12を形成してノー20ス電
極8、ゲート電極9、ドレイン電極10を設けることに
よつて金属配線を施設する。最後に金属配線とソース領
域2、ドレイン領域3、ゲート接続領域13との導通性
をよくするため500℃で数10分間の熱処理を行なう
。本実施例においク5 てはゲートとゲート接続領域内
の距離は20Itmである。なお、図において、ゲート
電極9は領域13に接続されているが、この点に本発明
の特徴がある。すなわちゲート電極9はPN接合を介し
てシリコン基板1に接続されている。このような30こ
とのない普通のMISFETも同一基板に形成されてい
るが、それを図示することは省略した。第4図は熱処理
時間と閾値電圧の関係を示す図で、aはゲート電極がシ
リコン基板に接続されているMISFET、、bはゲー
ト電極がシリコン35基板に接続されていないMISF
ETについての曲線である。なお、熱処理温度は500
℃である。この図から判るように熱処理が30分以上に
なれば、ゲート電極がシリコン基板に接続されているM
ISFETの閾値電圧は安定した値になる。また、A,
b両曲線の間に約1.5Vの差が生じることである。こ
の閾値電圧に差がでる原因は必らずしも明らかではない
が、たとえばタンタルアルミニウム電極中をシリコンが
拡散してゲート電極の仕事関数が変化することに求める
ことができるであろう。
以上の説明は、Ta−Aノ金属電極のPチヤンネルMO
SFETについて行なつたが、他の形式のMISFET
K}いても同様の現象が認められ、ゲート電極の種類は
金属のみならずポリシリコンでもよいしNチヤンネルM
ISFETでもよい。本発明は、実質的に同一範囲内に
ある第一の閾値電圧を有するMIS電界幼果トランジス
タと、PN接合を介して半導体基板に接続されたゲート
電極を備え前記第一の閾値電圧と実質的に異なる第二の
閾値電圧を有するMIS電界幼果トランジスタとが同一
半導体基板に形成されていることを特徴とするMIS電
界幼果型半導体装置である。
SFETについて行なつたが、他の形式のMISFET
K}いても同様の現象が認められ、ゲート電極の種類は
金属のみならずポリシリコンでもよいしNチヤンネルM
ISFETでもよい。本発明は、実質的に同一範囲内に
ある第一の閾値電圧を有するMIS電界幼果トランジス
タと、PN接合を介して半導体基板に接続されたゲート
電極を備え前記第一の閾値電圧と実質的に異なる第二の
閾値電圧を有するMIS電界幼果トランジスタとが同一
半導体基板に形成されていることを特徴とするMIS電
界幼果型半導体装置である。
本発明によれば、何ら複雑な工程を要しないで相異なる
閾値電圧のMISFETを同一半導体基板に形成するこ
とができ、歩留りの向上、信頼性の向上に大きな幼果が
ある。
閾値電圧のMISFETを同一半導体基板に形成するこ
とができ、歩留りの向上、信頼性の向上に大きな幼果が
ある。
第1図,第2図および第3図はそれぞれ本発明MIS電
界幼果型半導体装置の実施例を示す平面図、A−A′断
面図訃よびB−B5断面図、第4図は熱処理時間と閾値
電圧の関係を示す図である。 1・・・・・・シリコン基板、2・・・・・・ソース領
域、3・・・・・・ドレイン領域、4・・・・・・ゲー
ト酸化膜、5・・・・・・フイールド酸化膜、6・・・
・・・コンタクト穴、7・・・・・・タンタル層、8・
・・・・・ソース電極、9・・・・・・ゲート電極、1
0・・・・・・ドレイン電極、11・・・・・・Ta2
O5層、12・・・・・・Al2O3層、13・・・・
・・ゲート接続領域。
界幼果型半導体装置の実施例を示す平面図、A−A′断
面図訃よびB−B5断面図、第4図は熱処理時間と閾値
電圧の関係を示す図である。 1・・・・・・シリコン基板、2・・・・・・ソース領
域、3・・・・・・ドレイン領域、4・・・・・・ゲー
ト酸化膜、5・・・・・・フイールド酸化膜、6・・・
・・・コンタクト穴、7・・・・・・タンタル層、8・
・・・・・ソース電極、9・・・・・・ゲート電極、1
0・・・・・・ドレイン電極、11・・・・・・Ta2
O5層、12・・・・・・Al2O3層、13・・・・
・・ゲート接続領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一導電型の半導体基板に複数のMIS電界効果トラ
ンジスタを有するMIS電界効果型半導体装置において
、前記複数のトランジスタのうちの一部のトランジスタ
のゲート電極は連続的に延在し、該連続的に延在する該
ゲート電極の中間部分はソース、ドレイン領域以外の前
記半導体基板に設けられた逆導電型の領域に接続されて
いることを特徴とするMIS電界効果型半導体装置。 2 前記一部のトランジスタの閾値電圧はゲート電極を
ソース、ドレイン領域以外の半導体基板の逆導電型の領
域には接続しない他の一部の閾値電圧と異なる値となつ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
MIS電界効果型半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51093872A JPS5916422B2 (ja) | 1976-08-05 | 1976-08-05 | Mis電界効果型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51093872A JPS5916422B2 (ja) | 1976-08-05 | 1976-08-05 | Mis電界効果型半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5318983A JPS5318983A (en) | 1978-02-21 |
JPS5916422B2 true JPS5916422B2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=14094541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51093872A Expired JPS5916422B2 (ja) | 1976-08-05 | 1976-08-05 | Mis電界効果型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916422B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4979186A (ja) * | 1972-12-04 | 1974-07-31 | ||
JPS50157082A (ja) * | 1974-06-07 | 1975-12-18 |
-
1976
- 1976-08-05 JP JP51093872A patent/JPS5916422B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4979186A (ja) * | 1972-12-04 | 1974-07-31 | ||
JPS50157082A (ja) * | 1974-06-07 | 1975-12-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5318983A (en) | 1978-02-21 |
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