JPS59163851A - セラミツク回路基板およびその製造法 - Google Patents
セラミツク回路基板およびその製造法Info
- Publication number
- JPS59163851A JPS59163851A JP58038503A JP3850383A JPS59163851A JP S59163851 A JPS59163851 A JP S59163851A JP 58038503 A JP58038503 A JP 58038503A JP 3850383 A JP3850383 A JP 3850383A JP S59163851 A JPS59163851 A JP S59163851A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- thin film
- film resistor
- resistor
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)発明の技術分野
本発明は各種電子機器の構成に使用されるセラミ’7り
回路基板、特に厚膜多層導体と薄膜抵抗との混成した基
板の改良およびその製造法に関す。
回路基板、特に厚膜多層導体と薄膜抵抗との混成した基
板の改良およびその製造法に関す。
(bl技術の背景
各種電子機器の構成に使用される所81Vハイブリット
回路は、導電ペーストと絶縁ペーストをスクリーンマス
クを介しての印刷技術による厚膜回路によるものと、真
空中における導電材料、絶縁材料の蒸着による薄膜回路
によるものとに大別される。
回路は、導電ペーストと絶縁ペーストをスクリーンマス
クを介しての印刷技術による厚膜回路によるものと、真
空中における導電材料、絶縁材料の蒸着による薄膜回路
によるものとに大別される。
厚膜回路によるものは比較的製作工程が簡易で従って安
価に製作できるが、例えば抵抗値の許容差を厳密に定め
ることは困難であり、又特性の経年変化も薄膜回路の場
合より大きい。
価に製作できるが、例えば抵抗値の許容差を厳密に定め
ることは困難であり、又特性の経年変化も薄膜回路の場
合より大きい。
一方薄膜回路は生成される抵抗等の許容偏差も厳密に定
めることができる故に所謂精度の高いものが要求される
場合に通ずるが、真空中の芸者工程の為、設備が大きく
又、マスク合せという厄介な工程も必要で、結果として
経済的には厚膜回路によるものより不利とならざるを得
ない。
めることができる故に所謂精度の高いものが要求される
場合に通ずるが、真空中の芸者工程の為、設備が大きく
又、マスク合せという厄介な工程も必要で、結果として
経済的には厚膜回路によるものより不利とならざるを得
ない。
[01従来技術と問題点
上記厚膜回路、薄膜抵抗回路の利点、欠点を勘案して抵
抗回路のみを薄1模技術による方法で作る手段も実施さ
れてきた。この際絶縁体層」二に設られる薄膜抵抗体は
、絶縁体層の表面のあらさが大きいため、面積抵抗の変
動、経年安定性や温度係数の変化も生し易く、密着強度
も充分でないため、アルミナ等の基板上に直接密着して
設ける手段がとられてきた。
抗回路のみを薄1模技術による方法で作る手段も実施さ
れてきた。この際絶縁体層」二に設られる薄膜抵抗体は
、絶縁体層の表面のあらさが大きいため、面積抵抗の変
動、経年安定性や温度係数の変化も生し易く、密着強度
も充分でないため、アルミナ等の基板上に直接密着して
設ける手段がとられてきた。
殊にこの際生じる不都合を除去した新規な製作方法が本
出願人より提案され特願昭58−9390号として出願
された。
出願人より提案され特願昭58−9390号として出願
された。
第1図は該製作方法を側断面図(各層の寸法は理解に便
なるよう著しく誇張されている)で工程の順に示すもの
で以下その概要を説明する。
なるよう著しく誇張されている)で工程の順に示すもの
で以下その概要を説明する。
(al同図(イ)においてアルミナ基板1上に銅ペース
トを厚さ30μmで余白部2を残して印刷した後、約1
20 °Cで10分間乾燥して後、不活性ガス雰囲気
内で約900 °Cで10分間の焼成を行い、第1N
導体(最下層の導体79)3aを形成する。
トを厚さ30μmで余白部2を残して印刷した後、約1
20 °Cで10分間乾燥して後、不活性ガス雰囲気
内で約900 °Cで10分間の焼成を行い、第1N
導体(最下層の導体79)3aを形成する。
(bl第1導体N3aの上に絶縁ペーストを前工程形成
される。又この際第1導体層3の端部に後に形成される
薄膜抵抗1iの接続部を残1−よう余白部を大きくして
形成される。
される。又この際第1導体層3の端部に後に形成される
薄膜抵抗1iの接続部を残1−よう余白部を大きくして
形成される。
tc)上記2工程tal、(blが交互に所要数繰り返
されて導体層3b、3c、3d、絶縁体lPt4b、4
cが形成される。
されて導体層3b、3c、3d、絶縁体lPt4b、4
cが形成される。
(dl同図(ロ)に示すように、余白部2を除いたパタ
ーンで第4導体FWad上に絶縁体からなるペーストを
スクリーン印刷して絶縁体層6を作成する。この場合図
示のように端部が余白部2に若干はみでるようにして1
00 °Cで約5分間乾燥する。
ーンで第4導体FWad上に絶縁体からなるペーストを
スクリーン印刷して絶縁体層6を作成する。この場合図
示のように端部が余白部2に若干はみでるようにして1
00 °Cで約5分間乾燥する。
焼成は行わない。
tel乾燥後10 ゴorr (]Torr=1m
mHg)程度の窒素とアルゴンの混合ガス中においてT
a (タンタル)のスパッタリング、又は蒸着等の工
程を行い、全表面に窒化タンタル(Ta2N)の薄膜抵
抗体7が形成される。
mHg)程度の窒素とアルゴンの混合ガス中においてT
a (タンタル)のスパッタリング、又は蒸着等の工
程を行い、全表面に窒化タンタル(Ta2N)の薄膜抵
抗体7が形成される。
(f)シかる後、多層基板を純水、あるいは有機溶剤中
に浸し、超音波洗浄を行えば上記乾燥ペース1〜により
作られた絶縁層6ば未焼成状態のため密着力が弱く、同
図(ハ)に示すように上面の薄膜抵抗体7と共に剥離、
除去され、基板1上に形成された薄膜抵抗体7が残留す
る。
に浸し、超音波洗浄を行えば上記乾燥ペース1〜により
作られた絶縁層6ば未焼成状態のため密着力が弱く、同
図(ハ)に示すように上面の薄膜抵抗体7と共に剥離、
除去され、基板1上に形成された薄膜抵抗体7が残留す
る。
fgl最後に図示されない搭載部品のための接続ランド
および薄膜抵抗体7を除いて保護用のオーバコー1−1
例えば樹脂を主成分とする絶縁ペーストの保護被IIf
i!8が全表面に施され、薄膜抵抗体7には例えば、レ
ーザ光による抵抗値のトリミングが行われて使用に供せ
られる。
および薄膜抵抗体7を除いて保護用のオーバコー1−1
例えば樹脂を主成分とする絶縁ペーストの保護被IIf
i!8が全表面に施され、薄膜抵抗体7には例えば、レ
ーザ光による抵抗値のトリミングが行われて使用に供せ
られる。
以上説明の本出願人が先に提案した新規な「セラミック
多層回路基板の製造法」は薄膜抵抗体の形成に煩雑なマ
スク合せの必要もなく、経済的な方法であるが、最後の
オーバコートに薄膜抵抗の存在のため高温焼結を要する
ガラスを主成分とする強固なオーバコートを施ずことが
できず、特性劣化の危険のある樹脂によらざるを得ない
欠点があった。
多層回路基板の製造法」は薄膜抵抗体の形成に煩雑なマ
スク合せの必要もなく、経済的な方法であるが、最後の
オーバコートに薄膜抵抗の存在のため高温焼結を要する
ガラスを主成分とする強固なオーバコートを施ずことが
できず、特性劣化の危険のある樹脂によらざるを得ない
欠点があった。
(di発明の目的
本発明は上記の欠点を改善することをその目的とする。
(e1発明の構成
本発明の上記目的は厚膜導体と薄膜抵抗との混成した基
板において、該薄膜抵抗部と抵抗導体接続部を除いてガ
ラス状絶縁保護被膜、所謂オーバコートを施してなる本
発明による構成のセラミック多層回路基板によって達成
される。
板において、該薄膜抵抗部と抵抗導体接続部を除いてガ
ラス状絶縁保護被膜、所謂オーバコートを施してなる本
発明による構成のセラミック多層回路基板によって達成
される。
本発明による構成の回路基板の製造に際しては、最終導
体層形成後、薄膜抵抗を設けるべき部分を除き、又搭載
される電子部品接続のための接続ランドを避けてガラス
を主体とする絶縁体層を厚膜印刷技術で設け、その上に
未焼成絶縁体層、最後に全面に薄膜抵抗層を設け、最後
に純水又は有機剤中での超音波洗浄によって未焼成絶縁
体層と不要薄膜抵抗層を除去すれば、薄膜抵抗部分を除
いて強固なオーバコートの施された本発明構成のセラミ
ック回路基板が得られる。
体層形成後、薄膜抵抗を設けるべき部分を除き、又搭載
される電子部品接続のための接続ランドを避けてガラス
を主体とする絶縁体層を厚膜印刷技術で設け、その上に
未焼成絶縁体層、最後に全面に薄膜抵抗層を設け、最後
に純水又は有機剤中での超音波洗浄によって未焼成絶縁
体層と不要薄膜抵抗層を除去すれば、薄膜抵抗部分を除
いて強固なオーバコートの施された本発明構成のセラミ
ック回路基板が得られる。
(f1発明の実施例
以下第2図に示す実施例によって本発明の要旨を具体的
に説明する。第1図と共に同一符号は同一対象物を示す
。
に説明する。第1図と共に同一符号は同一対象物を示す
。
アルミナ基板1上に余白部2を残して導体層、絶縁体層
を交互に積層させて最終(第4)導体層3dを形成させ
るまでの工程は第1図を参照しての既述の工程ta+、
(biおよび(c)と同じである。
を交互に積層させて最終(第4)導体層3dを形成させ
るまでの工程は第1図を参照しての既述の工程ta+、
(biおよび(c)と同じである。
次の工程として本発明では第2図(イ)に示すように(
d゛)後に形成される薄膜抵抗パターン部および導体と
の接続部、および搭載される電子部品のための接続ラン
トを除いて、ガラスを主成分とする絶縁ペーストを印刷
し、120 °Cの不活性ガス雰囲気中で10分乾燥
後、700 °Cで約6分の焼成を行い強固な保護被
膜8”を形成させる。
d゛)後に形成される薄膜抵抗パターン部および導体と
の接続部、および搭載される電子部品のための接続ラン
トを除いて、ガラスを主成分とする絶縁ペーストを印刷
し、120 °Cの不活性ガス雰囲気中で10分乾燥
後、700 °Cで約6分の焼成を行い強固な保護被
膜8”を形成させる。
(e’ ) J−記保護被膜8′」二に同様余白部2を
11ii’けて絶縁ベース1−をスクリーン印刷して絶
縁体層6を生成させる。この場合図示のように端部が余
白部2に若干はみでるようにして100 °Cで約5
分間乾燥し、焼成は行わない。本工程は第1図を参照し
ての前述の工程(dlに該当する。
11ii’けて絶縁ベース1−をスクリーン印刷して絶
縁体層6を生成させる。この場合図示のように端部が余
白部2に若干はみでるようにして100 °Cで約5
分間乾燥し、焼成は行わない。本工程は第1図を参照し
ての前述の工程(dlに該当する。
以後は前述の工程(elによる薄膜抵抗体7の全面形成
、つづいて工程(flによる不要薄膜抵抗層7を未焼成
絶縁体層6と共に剥離除去する工程によって薄膜抵抗体
7および導体8との接続部、更に部品接続ランドを除い
た全面にオーバコートのための保護被膜8゛を備えた第
2図(ロ)に示す多層回路基板が得られる。
、つづいて工程(flによる不要薄膜抵抗層7を未焼成
絶縁体層6と共に剥離除去する工程によって薄膜抵抗体
7および導体8との接続部、更に部品接続ランドを除い
た全面にオーバコートのための保護被膜8゛を備えた第
2図(ロ)に示す多層回路基板が得られる。
保護被膜8″を備えない薄膜抵抗体7はレーザ光によっ
て短時間でトリミング調整され得る。
て短時間でトリミング調整され得る。
以上多層回路基板を対象として本発明の詳細な説明した
が第1導体層3aのみの単層回路基板にも勿論実施して
効果がある。
が第1導体層3aのみの単層回路基板にも勿論実施して
効果がある。
(g+発明の詳細
な説明のように本発明においては、先に提案した特願昭
58−9390号による効果に加え、更に強固な保護被
膜を備えて特性の劣化を防止する工業的効果をもつもの
である。
58−9390号による効果に加え、更に強固な保護被
膜を備えて特性の劣化を防止する工業的効果をもつもの
である。
第1図は本出願人の先に出願した特願昭58−9390
号によるセラミック多層回路基板製造法の説明のための
側断面図を示し、第2図は本発明による回路基板および
その製造法を説明するための側断面図を示す。 図において1はセラミック基板、2は薄膜抵抗体形成の
ための余白部、3a〜3dは導体層、4a〜4cば絶縁
体層、5はバイアホール、6は未焼成絶縁体層、7は薄
膜抵抗体層、8.8゛はオーバコート用保護絶縁被膜を
示す。
号によるセラミック多層回路基板製造法の説明のための
側断面図を示し、第2図は本発明による回路基板および
その製造法を説明するための側断面図を示す。 図において1はセラミック基板、2は薄膜抵抗体形成の
ための余白部、3a〜3dは導体層、4a〜4cば絶縁
体層、5はバイアホール、6は未焼成絶縁体層、7は薄
膜抵抗体層、8.8゛はオーバコート用保護絶縁被膜を
示す。
Claims (2)
- (1)厚膜導体と薄膜抵抗との混成した基板において該
薄膜抵抗部と抵抗導体接続部を除いて絶縁保護被膜が施
されてなることを特徴とするセラミック回路基板。 - (2)厚膜導体と薄膜抵抗との混成したセラミ・ツク回
路基板の製造法において、薄膜抵抗蒸着工程の前工程と
して未焼成絶縁体層が薄膜抵抗の施される個所を除いて
設けられたガラスを主体とする絶縁保護被膜上に塗布さ
れてなることを特徴とするセラミック回路基板の製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58038503A JPS59163851A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | セラミツク回路基板およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58038503A JPS59163851A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | セラミツク回路基板およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163851A true JPS59163851A (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=12527070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58038503A Pending JPS59163851A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | セラミツク回路基板およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59163851A (ja) |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP58038503A patent/JPS59163851A/ja active Pending
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