JPS59161929A - パルス性雑音の低減装置 - Google Patents

パルス性雑音の低減装置

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JPS59161929A
JPS59161929A JP3713083A JP3713083A JPS59161929A JP S59161929 A JPS59161929 A JP S59161929A JP 3713083 A JP3713083 A JP 3713083A JP 3713083 A JP3713083 A JP 3713083A JP S59161929 A JPS59161929 A JP S59161929A
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石垣 行信
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/34Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
    • H03G3/345Muting during a short period of time when noise pulses are detected, i.e. blanking

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オーディオ機器、ラジオ受信機、テレビジョ
ン受像機、ビデオ・ディスク・プレーヤなどにおけるオ
ーディオ信号系へ外部から混入したパルス性雑音の低減
が、聴感的に良好に行なわれうるようにしたパルス性雑
音の低減装置に関するものである。
(従来技術) オーディオ信号系を有する電気機器あるいは電子機器な
どの各種の機器のオーディオ信号系に対して、パルス性
の雑音1例えば、自動車のイグニッション雑音あるいは
他の電気機器で発生したパルス性雑音が混入すると、オ
ーディオ信号の品質が劣化してしまうことは周知のとお
りである。
そして、従来、前記したパルス性雑音の混入によって生
じるオーディオ信号の品質の劣化を低減させる手段とし
ては、(イ)パルス性雑音の生じている期間における信
号伝送系の利得を低下させたり、あるいは信号伝送系を
遮断(利得をゼロまで低下させる・・・・・・スケルチ
回路の採用)して、パルス性雑音の低減を図かろうとす
る方法、(ロ)パルス性雑音の期間における信号の信号
レベルをパルス性雑音の期間の直前の信号レベルに保持
して、パルス性雑音の低減を図かろうとする方法、など
が最も一般的な雑音の低減手段として実用さ・れて来て
いるが、これらの(イ)、(ロ)の手段ではパルス性雑
音の期間中に信号が欠落するという欠点があり、また、
前記した(イ)、(ロ)の手段の適用によっても、雑音
の低減効果が充分に得られないということが問題となっ
ていた。
ところで、雑音の期間に生じる信号の欠落を補間するの
に、アナログ信号をデジタル信号に変換した後に、信号
の欠落部分と対応する補正信号を線形予測法の適用によ
って作り、その補正信号により雑音の期間の信号の補間
を行なうようにすることも、一部のディジタル機器など
で採用されてはいるが、それの実施に当っては、複雑高
価な回路の使用が必要とされるために、このような解決
手段は一般的なオーディオ機器には応用されテ11ない
さて、上記のように、信号中に混入しているパルス性雑
音の低減を行なった場合に、パルス性雑音の存在期間と
対応して信号の欠落が生じるのでは、パルス性雑音の低
減によっても良好な品質のオーディオ信号が得られない
ということが問題−となり、また、前記した問題点の解
決のための信号の欠落部分の補間に際して、複雑で高価
な回路の使用が必要とされるということは、一般的なオ
ーディオ機器に対する適用が困難であ・るということが
問題となっる。
本出願人会社では上記の従来の問題点を解決するために
、先に微分回路と、サンプルホールド回路、及び入力オ
ーディオ信号中のパルス性雑音が生じている期間におけ
る希望信号の傾斜情報を有する信号や制御信号が供給さ
れることによって、入力オーディオ信号中のパルス性雑
音の除去動作と、パルス性雑音が生じている期間におけ
る希望信号に対する直線補間動作とが行なわれうるよう
に構成された信号補正回路などよりなる簡単な回路構成
のアナログ回路によって、パルス性雑音の生じている期
間における信号の欠落部分を補間できるような補正信号
を作り出し、それにより品質の良好なオーディオ信号が
得られるようにしたパルス性雑音の低減装置を提案した
第1図は前記した既提案のパルス性雑音の低減装置のブ
ロック図であって、この第1図において。
1はパルス性雑音が混入されている入力オーディオ信号
S1の入力端子、2は遅延回路、C8Gはパルス性雑音
検出回路3とパルス整形回路4とによって構成されてい
る制御信号発生回路であって、この制御信号発生回路C
8Gからは、入力オーディオ信号S1に混入されている
パルス性雑音の存在する期間と対応するパルス巾の制御
信号s2が#1    発生される。
制御信号発生回路C8Gにおけるパルス性雑音検出回路
3及びパルス整形回路4としては、それぞれ周知構成の
ものの内から適当なものが選択使ところで、制御信号発
生回路C8Gから発生される制御信号S2は、入力オー
ディオ信号中番こ混入されているパルス性雑音、の時間
軸上の位置と正しく対応していることが必要とされるが
、制御信号発生回路C8Gにおいて、入力オーディオ信
号中に混入されているパルス性雑音を検出し、それに応
じて前記のパルス性雑音の存在する期間と対応するパル
ス巾の制御信号S2が発生されるまで/には、使用され
るパルス性雑音の検出回路3の動作特性に応じて定まる
所定の時間遅れが生じているから、入力オーディオ信号
中に混入されているパルス性雑音と、そのパルス性雑音
と対応して発生された制御信号との間の時間差に略略等
しい遅延時間を有する遅延回路2により入力端子1に供
給された入力オーディオ信号を遅延させて、前記した制
御信号S2によって行なわれるべき各種の信号処理が、
入力オーディオ信号におけるパルス性雑音の存在位置で
正しく行なわれるようにする6第2図のaで示す入力オ
ーディオ信号S1は、遅延回路2によって所要の時間遅
延が与えられた情報の入力オーディオ信号S1であり・
第2図0aで示されている入力オーディオ信号S1に混
入されているパルス性雑音の存在位置と1.第2 [J
 (Dbで示されている制御信号S2の時間軸上の位置
とは正しく一致している。
なお、f:52 ’Q5では入力オーディオ信号に対し
で、時刻l→時刻t2、時刻t3→時刻t4、時刻t5
→時女1 t 6の各期間にパルス性雑音Nl、N2.
N3が混入しているものとして例示されでいる。
第1図において、遅延回路2から出力された入力オーデ
ィオ信号は、信号補正回路5の入力端子5aに供給され
る。信号補正回路5はそれの具体的な−・個構成が第3
図中のブロック5内の回路によって示されているような
ものであって、制御信号発生回路C8Gで発生さhた制
御信号S2が。
制御信号入力端子5cに与えられるとともに、希望信号
の傾斜情報を有する信号S2(第2図の8)が端子5d
に供給されることによって、出力端子5bには第2園の
Cに示すような信号S3、すなわち、入力オーディオ信
号S1におけるパルス性雑音が除去されているとともに
、そのパルス性雑音の生じていた期間における希望信号
が直線補間されている状態の出力信号S3が送出される
。前記した信号補正回路5の詳細については、第3図を
参照して後述されている6 前記した信号補正回路5からの出力信号S3は、装置の
出力端子8に出力されるとともに、微分回路6に供給さ
れる。微分回路6は、第2図のCに示されるような微分
信号S4を出力する。
前記した微分信号S4は、原信号(希望信号)や信号補
正回路5からの出力信号83などに対して90度の位相
差を示しているとともに、前記の信号S3中において直
線補間されている信号区間(M信号においてパルス性雑
音が存在していた期間)における一定の傾斜を示す信号
部分と対応して一定の信号レベルを示す信号区間が生じ
ているようなものとされている。
そして、微分信号S4における前記した一定の信号レベ
ルを示す信号区間の信号レベルは、原信号における傾斜
の向きに応じて正の信号レベルとなったり、あるいは負
の信号レベルとなったり、というように、原信号の傾斜
の向きによって極性を異にし、また、原信号における傾
斜の程度に応じて、油記した微分信゛号S4中における
一定の信号レベルを示V信号区間の信号レベルとゼロレ
ベルとの隔たりの大きさが変化しているものとなってい
る。
微分回路6から出力された微分出力信号S4は、サンプ
ルホールド回路7に供給され、サンプルホールド回路7
からは、第2図の6に示すような信号S5が出力される
。この信号S5は装置が定常状態で動作しているときは
、前記した信号S4と同一である。
サンプルホールド回路7は、装置が定常状態での動作に
入るまでの間における動作のために不可欠なものである
。前記したサンプルホールド回路7に対するサンプリン
グパルスとしては、制御?i号発生回路C8Gで発生さ
れた信号S2が用いられる。
前記のサンプルホールド回路7から出力された信号S5
は、既述した微分信号S4における一定の信号レベルを
示している信号区間と対応する一定の信号レベルを示す
信号区間を備えており、既述のように、前記した微分信
号S4における一定の信号レベルを示している信号区間
は、原信号(希望信号)の傾斜情報を示すものであるか
ら、サンプルホールド回路7からの出力信号S5も。
前記した一定の信号レベルを示す信号区間によって、希
望信号の傾斜情報を含んでいるものとなっている。
サンプルホールド回路7から出力された信号S5.すな
わち、希望信号の傾斜情報を有している信号S5が、補
正回路5の端子5dに供給されると、信号補正回路5で
は信号S5がもっている希望信号の傾斜情報に基づいて
、入力オーディオ信号におけるパルス性雑音の混入期間
に生じていた信号の欠落部分が直線補間されうるような
補正信号を作って、その補正信号により信号の欠落部分
の直線補間を行ない、第2図のCに示すような信号S3
を出力端子8に送出するのである。
次に、第3図を参照して、微分回路6、サンプルホール
ド回wI7の構成例及び信号補正回路5の構成と動作な
どについて説明する。第3図において、ブロック6は微
分回路6であり、コンデンサCdと抵抗Rdと増幅器A
3とによって構成されており、また、ブロック7はサン
プルホールド回路7であって、スイッチS W sとコ
ンデンサCBと増幅器A4とによって構成されている。
7aはサンプリングパルスとして与えられる制御信号S
2の入力端子であり、サンプルホールド回路7はM御信
号S2のハイレベルの期間にスイッチSWsがオフとな
されて、コンデンサCsにスイッチSWsがオフとなさ
れる直前の信号レベルを保持させる。
ブロック5は信号補正回路5であって、図中において、
5aは入力オーディオ信号の入力端子、5bは出力端子
、5cは制御信号s2の供給端子、5dは信号S5の供
給端子であり、また、A1は第1の増幅器、A2は第2
の増幅器であって、第1の増幅器AIは低出力インピー
ダンスのものであり、また、第2の増幅器A2は高入力
インピーダンスのものである。
第1の増幅器AIの出力側と第2の増幅器A2の入力側
との間の信号伝送路には、ff、IJ#信号S2がハイ
レベルの状態のときにオフの状態とされるスイッチSW
が設けられており、また、第2の増幅器A2の入力側と
接地間には、電荷蓄積用コンデンサCが設けられており
、更に、前記の第2の増幅器Δ2の入力側には可変定電
流回路VCの出側が接続されている。
可変定電流回路VCは、第3図示の例では利得が−1の
位相反転用増幅器−Aと、プラス電源+VDCに対して
抵抗R1を介してエミッタが接続されているトランジス
タX1と、前記のトランジスタx1のコレクタに対して
コレクタが接続されているトランジスタX2と、前記の
トランジスタX2のエミッタとマイナス電源−VDCと
の間に接続されている抵抗R2と、プラス電源十vOC
とマイナス電源−VDCとの間に接続されている抵抗R
3と可変抵抗器VRと抵抗R4との直列接続回路とによ
って構成されており、トランジスタXII     の
ベースが抵抗R3と可変抵抗器VRとの接続点に接続さ
れ、また、トランジスタX2のベースが抵抗R4と可変
抵抗器VRとの接続点に接続されている。
可変抵抗器VRは、回路の構成部品の特性のばらつきな
どによる回路のバランスの崩れを補正するためのもので
あり、回路のバランスが正しくとれるのであれば、2本
の固定抵抗に代えることができる。
可変定電流回路VCは、それの端子5dの電圧がゼロの
ときに、2点の電圧がゼロとなるような基準の動作状態
での動作を行ない、5dの電圧が正極性のときは、2点
の電圧が端子5dの電圧と同じ正極性の電圧となり゛、
また、端子5dの電圧が負極性のときは、2点の電圧が
端子5dの電圧と同じ負極性の電圧となる。
したがって、可変定電流回路vcの2点には。
端子5dに与えられる信号S5における一定の信号レベ
ルを示す信号区間の信号の極性と信号の大きさとに対応
した極性と電圧値とを有する電圧が現われるから、前記
した2点と接地との間にコンデンサCを接続すれば、そ
のコンデンサCは信号S5における一定の信号レベルを
示す信号区間の信号の信号レベルと対応して定まる一定
の充電電流で充電されて行くことになる。
第3図中の信号補正回路5において、入力オーディオ信
号S1にパルス性雑音が混入されていない状態では、端
子5cに供給される制御信号s2がローレベルの状態に
あるから、スイッチswはオンとなされており、したが
って、入力端子58に供給された入力オーディオ信号S
1は、第1の増幅器A1→スイッチSW→第2の増幅器
A→出出端端子bの信号伝送路を通過して、入力端子5
aから出力端子5bに伝送される。
このとき、前記した信号伝送路と接地との間に接続され
ている電荷蓄積用コンデンサCは、前記した信号伝送路
に伝送されている信号の電圧値に従った端子電圧を示し
ている。
なお、入力オーディオ信号S1にパルス性雑音が混入さ
れていない上記の状態において、可変定電流回路VCの
出力端子は、オンの状態にあるスイッチSWを介して、
略略ゼロオームというように、極めて低い出力インピー
ダンスを有する第1の増幅器A1の出力側に接続されて
いるから、可変定電流回路VCへ端子5dを介して与え
ら熟ている信号S5と対応して可変定電流回路VCに発
生し、雇い出力インピーダンスの可変定電流回路VCか
ら出力される電流が、前記しき略略ゼロオームの低い出
力インピーダンスを有する第1の増幅器A1の出力側に
注入して生じる電圧は非常に小さいものとなるので、前
記した可変定電流回路V、Cから発生された電流は、第
1の増幅器A1から第2の増@器Δ2へ伝送される希望
信号に対して何の支障をも与えることがない。
それで、可変定電流回路VCへ供給する信号としては、
信号S5における一定の信号レベルを示す信号区間の信
号だけを抽出して与えるというようなことをしなくても
よく、可変定電流回路vCへはサンプルホールド回路7
の出力信号S5をそのまま供給してもよいのである。
次に、入力゛オーディオ信号S1にパルス性雑音が混入
したときは、パルス性雑音N1〜N3が生じている期間
と対応して制御信号S2が発生され。
制御信号S2のハイレベルの期間にわたってスイッチS
Wがオフとなされる。前したスイッチSWがオフとなさ
れることにより、コンデンサCの端子電圧は、前記した
スイッチSWがオフとされたとき(制御信号S2がハイ
レベルとなされたとき)の信号のレベルのままで保持さ
れる。
また、可変定電流回路VCの端子5dには、その状態で
信号S5における一定の信号レベルを示す信号区間の信
号が与えられていることにより、可変定電流回路VCは
、それの端子5dに与えられた信号S2の極性に応じた
極性で、かつ、その信号レベルに応じた一定電流値の電
流を出力し、それにより電荷蓄積用コンデン5すCが充
電して行く、そして、前記の電荷蓄積用コンデンサCに
纜する充電動作は、パルス性雑音の生じている期間にわ
たって行なわれ、コンデンサCの端子電圧は直線的に上
昇して行くが、パルス性雑音の混入がなくなった瞬間に
、制御信号S2がローレベルと°なってスイッチSWが
オンの状態になるので、コンデンサCの蓄積電荷は、第
1の増幅器A1の低出力インピーダンスによって瞬時に
放電される。
可変定電流回路VCは、端子5dに供給される信号S5
.すなわち、希望信号における傾斜情報を、極性と一定
の信号レベルとで含んでいるような信号S5により駆動
されることにより、パルスS5の極性や、信号レベルに
応じた極性及び一定の電流値の電流が電荷蓄積用コンデ
ンサCに流入され、コンデンサCの端子電圧が信号S5
における一定の信号レベルを示すi号区間の信号の極性
で、かつ、信号レベルに対応した傾斜で直線的に上昇さ
れて行くが1、前記したコンデンサCの端子電圧が可変
定電流回路vcからの電流の流入によって上昇される以
前のコンデンサCの端子電圧は、スイッチSWがオフの
状態となされる直前における入力オーディオ信号の信号
レベルであるから、入力オーディオ信号S】に混入した
パルス性雑音の期間と対応して信号中に生じた信号の欠
落が、信号補正回路5の上記のような動作によって良好
に直線補間されることが明らかであり、出力端子8に送
出される信号S3は、原信号に近似した波形を有するも
のとなる。
第2図のfは、信号補正回路5中で作られる直線補間用
の補正信号を実線で示し、また、パルス性雑音がない状
態における希望(ff号の波形を点線で示したものであ
るが、この第2図のfは動作の理解を容易にするための
説明図であり、実際の動作では信号補正回路5からは、
第2図のCに示されているような信号S3が出力される
6(発明の解決しようとする問題点) 第1図乃至第3図を参照して説明した既提案のパルス性
雑音の低減装置では、入力端子1に供給される信号とし
て、それの信号レベル対白色雑音レベル比が小さく、か
つ、オーディオ周波数帯域の高域に比較的高い信号レベ
ルの白色雑音が存在しているような場合に、高域に存在
している白色雑音が、微分回路6の微分動作によって増
強されることにより、パルス性雑音の生じている期間に
おけるサンプルホールド回路7からの出力信号は、希望
信号のホールド出力信号に対して、増強゛された白色雑
音のホールド分が加わった状態の信号となるので、パル
ス性雑音が生じている期間に行なわれる補間動作に誤動
作が生じて、信号の欠落期間における信号の補間が正し
く行なわれな(なるのみならず、白色雑音のランダム性
に従かった新たな雑音が生じるなどという問題が起きる
から、従来装置には信号レベル対白色雑音レベル比が小
さい信号源からの信号に対してそれを良好に適用 ゛す
ることができないという欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、信号補正回路と微分回路との間に非線形回路
を設けることにより、その非線形回路の非線形特性によ
って、信号源からの信号が、信号レベル対白色雑音レベ
ル比の小さい信号源からの信号であっても、白色雑音に
より信号の劣化の生じていない出力信号が容易に得られ
るようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明のパルス性雑音の低減装置の具体的内容に
ついて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。第4
図は、本発明のパルス性雑音の低減装置の一実施態様の
ブロック図であり、また、第5図は本発明のパルス性雑
音の低減装置中で使用される非線形回路の一例構成を示
す図であり、さらに、第6図は非線形回路の動作説明図
である。
第4図において、既述した第1図に示すパルス性雑音の
低減装置における各構成部分と同等な構成部分には、第
1図中で使用した図面符号と同一な図面符号が付されて
いる。
第4図において、1はパルス性雑音が混入されている入
力オーディオ信号S1の入力端子、2は遅延回路、C8
Gはパルス性雑音の検出回路3とパルス殊整形回路4と
によって構成されている制御信号発生回路であって、こ
の制御信号発生回路C8Gからは、入力オーディオ信号
s1に混入ぐれているパルス性雑音の存在する期間と対
応するパルス巾の制御信号S2が発生される。
第4図中における遅延回路2、信号補正回路5、微分回
路6、サンプルホールド回路7などは、第1図及び第3
図を参照して説明したパルス性雑音の低減装置中におけ
る遅延回路2.信号補正回路5、微分回路6、サンプル
ホールド回路7などとそれぞれ対応している構成部分で
あり、これらの各構成部分の具体的な構成内容や動作説
明は、第1図及び第3図などを参照して詳述されている
とおりである。
第4図において、信号補正回路5の出力信号は出力端子
8に送出されるとともに、非線形回路9に供給される。
前記した非線形回路9は、それの−例構成が第5図に示
されているが、第5図において、Da、Dbはダイオー
ド、Ra、Rhは抵抗であり、この非線形回路9の非線
形特性は、第6図中の曲線Aで示されているようなもの
となる。
前記した非線形回路9の動作を第6図の特性曲線図を参
照して説明すると次のとおりである。すなわち、非線形
回路9に信号補正回路5の出力信号S3が与えられると
、その信号S3は非線形回路9の非線形特性Aにより、
それに僅かなりロスオーバー歪Bが与えられた状態の信
号83aとして非線形回路9から出力されて微分回路6
に供給される。一方、非線形回路9に与えられる白色雑
音成分Nは、非線形回路9の非線形特性Aにおける平ら
な領域Cの部分と対応しているために、非線形回路9の
出力信号中には現われることがない。
それで、非線形回路9に供給される信号補正回路5から
の出力信号S3中に白色雑音Nが混入している場合には
、その白色雑音は非線形回路9における非線形特性Aに
おける平らな領域Cにより除去されることになる。
そして、白色雑音が信号の補間に及ぼす影響は、入力端
子1へ供給される信号S1の信号レベルが小さい程(信
号S1の信号レベルと白色雑音のレベルとの比が小さい
程)大きくなるから、信号S3中に混入している白色雑
音Nが・、非線形回路9め非線形特性における平らな領
域Cの存在によって除去されるということは、パルス性
雑音の低減装置に大きな効果をもたらすのである。
なお、非線形回路9の非線形特性Aによる補間精度への
¥5轡について述べると次のとおりである。
すなわち、入力信号S1の信号レベルが中レベル以下に
おいては、非線形回路9の出力信号S3aにおけるクロ
スオーバー歪が無視できなくなり、僅かながら補間精度
は悪化するが、前記したように、たとえ、補間精度が悪
化したとしても、非線形回路9を設けた場合には、非線
形回路9を設けない場合における問題点、すなわち、白
色雑音成分の影響により新らたに生じるランダム雑音に
よる音 質の大巾な劣化を起こさないという大きな特徴
が一得られるのであり、本発明によれば既述した従来の
問題点は良好に解決できるのである。
さて、前記した非線形回路9からの出力信号S38は微
分回路6により微分されて信号84aとなされて、それ
がサンプルホールド回路7に与えられ□る。そして、サ
ンプルホールド回路7からの出力信号S5aが、信号補
正回路5の端子5dに供給されることにより、信号補正
回路5は既述したような動作を行なって、出力信号S3
を出力端子8に送出するのである。
(効 果) 以上、詳細に説明したところかル明らかなように1本発
明のパルス性雑音の低減装置は、パルス性雑音の混入し
た期間に、単に伝送系の利得の減衰を行なうようにした
り、あるいは、パルス性雑音の期間中の信号レベルを、
パルス性雑音の直前の信号レベルに保持するようにした
りして、パルス性雑音の低減を図かるようにした既述し
た従来法によるパルス性雑音の低減−置とは異なり、パ
ルス性雑音の期間で生じる信号の欠落の補間も行・なわ
れるために、聴感的に不自然さを起こすこともなくパル
ス性雑音の低減を効果的に行なうことが可能であり、ま
た、欠落信号の補間のための回路構成も簡単なアナログ
回路で実現できるために、低コストで性能の優れたオー
ディオ機器も容易に提供することができる。
また、本発明のパルス性雑音の低減装置は、入力信号レ
ベル対白色雑音レベル比の小さい信号−瀦からの信号に
適用しても、充分な精度での補間を容易に行なうことが
できるので従来装置よりも応用範囲が広がり、自動車や
オートバイなどによるイグニッション雑音、モータが内
蔵されでいる電気機器から発生されるパルス性雑音、オ
ーディオディスクに付着している塵や傷などで発生する
ポツプ雑音、ビデイオディスクの信号欠陥時に音声信号
に生じるドロップアウト雑音、その他のパルス性雑音の
低減にイイ効に応用され得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は既提案のパルス性雑音の低減装置のブロック図
、第2図及び第6図は動作説明用の波形図、第3図は(
i号補正回路及びそれの関連回路の一例構成のものの回
路図、第4図は本発明のパルス性雑音の低減装置のブロ
ック図、第5図は非線形回路の一例構成のものの回路図
である。 1・・・入力端子、2・・・遅延回路、C,S G・・
・制御(FT号発生回路、5・・・信号補正回路、6・
・・微分回路、7・・・サンプルホールド回路、8・・
・出力端子、9・・・非線形回路、 特許出願人  日本ビクター株式会社 晃  3   図 手続補正書(自発) 昭和58年3月3を日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第 3’1130瓢 号2、発明の名
称 パルス性雑音の低減装置 3、補正をする者 事件との関係   特  許  出願人性 所 神奈川
県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地名 称 (43
2)日本ビクター株式会社4、代理人 住 所 東京部品用医業品用3丁目4番19−915号
昭和 年 月 日(発送日 昭和 年 月 日)6、補
正の対象 (1)明細書の特許請求の範囲の欄(2)明
細書の発明の詳細な説明の桐 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のように補正する。 [2、特許請求の範囲 1、パルス性雑音を含む入力オーデオ信号中のパルス性
雑音を検出し、前記のパルス性雑音が生じている期間と
対応するパルス巾を有する制御信号を発生させる手段と
、入力オーディオ信号中のパルス性雑音と対応して前記
した制御信号の発生手段で発生された制御信号と、その
制御信号と対応するパルス性雑音との時間差に鴫々等し
い遅延時間を有する遅延回路によって、パルス性雑音を
含む入力オーディオ信号を遅延させる手段と、前記した
制御信号が動作のためのタイミング信号として供給され
るとともに、入力オーディオ信号中のパルス性雑音が生
じている期間における希望信号の傾斜情報を有する信号
が供給されることにより、パルス性雑音の除去動作とパ
ルス性雑音が生じている期間における希望信号に対する
直線補間動作とを行ないうるように構成された信号補正
回路に前記した遅延回路の出力信号を与える手段と、前
記の信号補正回路からの出力信号を出力端子と非線形回
路とに与える手段と、前記した非線形回路の出力信号を
微分回路に与える手段と、前記した微分回路の出力信号
を前記した制御信号がサンプリングパルスとして供給さ
れているサンプルホールド回路に与える手段と、前記の
サンプルホールド回路から入力オーディオ信号にパルス
性雑音が生じている期間における希望信号の傾斜情報を
有する信号を出力させて、それを前記した信号補正回路
に与える手段とを備えてなるパルス性雑音め低減jし匝
− 2、信号補正回路として、電荷蓄積用コン、デンサに対
する可変定電流回路の出力電流による充電動作がパルス
性雑音の生じている期間中だけに行なわれ、前記の期間
の綺了時に瞬時に放電動作が行なわれるような構成のも
のを用いた特許請求の範囲第1項記載のパルス性雑音の
低減lλ3、非線形回路として、予め設定された基準と
なる入力レベル以上の信号レベルを示す信号だけを伝送
し、白色雑音レベルのような低いレベルの希望信号また
は白色雑音を減衰、遮断させうるように構成したものを
用いた特許請求の範囲第1項記載のパルス性雑音の低減
装置 4、信号補正回路として、出力インピーダンスの低い第
1の増幅器と、入力インピーダンスの高い第2の増幅器
と、前記した第1の増幅器から第2の増幅器への信号伝
送路中に設けられていて。 パルス性雑音が生じている期間中の信号伝送を遮断させ
るスイッチ回路とを備えているとともに。 パルス性雑音が生じている期間における希望信号の傾斜
情報を有する信号により出力電流値が定められるように
動作する可変定電流回路の出力側と電荷蓄積用コンデン
サとが、前記した第2の増幅器の入力側に接続されてな
るものを用いた特許請求の範囲第1項記載のパルス性雑
音の低減U5、可変定電流回路として、それに対する入
力信号の信号レベルに応じて電流値が設定され、かつ、
それに対する入力信号の極性の定電流出力が得られるよ
うなものとして構成されているものが用いられている特
許請求の範囲第1項記載のパルス性雑音の低減」」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1    1、パルス性雑音を含む入力オーデオ信号中
    のパルス性雑音を検出し、前記のパルス性雑音が生じて
    いる期間と対応するパルス巾を有する制御信号を発生さ
    せる手段と、入力オーディオ信号中のパルス性雑音と対
    応して前記した制゛御信号の発注手段で発生された制御
    信号と、その制御信号と対応するパルス性雑音との時間
    差に略略等しい遅延時間を有する遅延回路によって、パ
    ルス性雑音を含む入力オーディオ信号を遅延させる手段
    と、前記した制御信号が動作のためのタイミング信号と
    して供給されるとともに、入力オーディオ信号中のパル
    ス性雑音が生じている期間における希望信号の傾斜情報
    を有する信号が供給されることにより、パルス性雑音の
    除去動作とパルス性雑音が生じている期間における希望
    信号に対する直線補間動作とを行ないうるように構成さ
    れた信号補正回路に前記した遅延回路の出方信号を与え
    る手段と、前記の信号補正回路からの出方信号を出方端
    子と非線形回路とに与え、る手段と、前記した非線形回
    路の出力信号を微分回路に与える手段と、前記した微分
    回路の出力信号を前記した制御信号がサンプリングパル
    スとして供給されているサンプルホールド回路に与える
    手段と、前記のサンプルボールド回路から入力オーディ
    オ信号にパルス性丼音が生じている期間における希望信
    号の傾斜情報を有する信号を出力させて、それを前記し
    た信号補正回路に与える手段とを備えてなるパルス性歓
    音の低減回路 2、信号補正回路として、電荷蓄積用コンデンサに対す
    る可変定電流回路の出方電流による充電動作がパルス性
    雑音の生じている期間中だけに行なわれ、前記の期間の
    終了時に瞬時に放電動作が行なわれるような構成のもの
    を用いた特許請求の範囲第1項記載のパルス性雑音の低
    減回路3、非線形回路として、予め設定された基準とな
    る入力レベル以上の信号レベルを示す信号だけを伝送し
    、白色雑音レベルのような低いレベルの希望信号または
    白色雑音を減衰、遮断させうるように構成したものを用
    いた特許請求の範囲第1項記載のパルス性雑音の低減装
    置 4、信号補正回路として、出力インピーダンスの低い第
    1の増幅器と、入力インピーダンスの高い第2の増幅器
    と、前記した第1の増幅器から第2の増幅器への信号伝
    送路中に設けられていて、パルス性雑音が生じている期
    間中の信号伝送を遮断させるスイッチ回路とを備えてい
    るとともに、パルス性雑音が生じている期間における希
    望信号の傾斜情報を有する信号により出力電流値が定め
    られるように動作する可変定電流回路の出力側と電荷蓄
    積用コンデンサとが、前記した第2の増゛幅器の入力側
    に接続されてなるものを用いた特許請求の範囲第1項記
    載のパルス性雑音の低減回路5、可変定電流回路として
    、それに対する入力信号の信号レベルに応じて電流値が
    設定され、かつ、それに対する入力信号の極性の定電流
    出力が得られるようなものとして構成されているものが
    用いられている特許請求の範囲第1項記載のパルス性雑
    音の低減回路
JP3713083A 1983-03-07 1983-03-07 パルス性雑音の低減装置 Granted JPS59161929A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3713083A JPS59161929A (ja) 1983-03-07 1983-03-07 パルス性雑音の低減装置
US06/585,926 US4531095A (en) 1983-03-07 1984-03-02 Impulse noise reduction by linear interpolation having immunity to white noise
DE3408101A DE3408101C2 (de) 1983-03-07 1984-03-05 Störunterdrückungsschaltung
FR8403477A FR2542529B1 (fr) 1983-03-07 1984-03-06 Circuit de reduction des bruits d'impulsions par interpolation lineaire avec insensibilite aux bruits blancs
GB08405768A GB2137058B (en) 1983-03-07 1984-03-06 Impulse noise reduction by linear interpolation having immunity to white noise

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JPH0278244A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Hitachi Ltd 半導体ペレット取出装置

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