JPS6319923A - パルス性雑音の低減装置 - Google Patents

パルス性雑音の低減装置

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JPS6319923A
JPS6319923A JP16509086A JP16509086A JPS6319923A JP S6319923 A JPS6319923 A JP S6319923A JP 16509086 A JP16509086 A JP 16509086A JP 16509086 A JP16509086 A JP 16509086A JP S6319923 A JPS6319923 A JP S6319923A
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JP
Japan
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signal
period
pulse noise
input
output
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JP16509086A
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Yukinobu Ishigaki
石垣 行信
Hironobu Okabe
岡部 弘伸
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ラジオ受信機、テレビジョン受像機。
ビデオ・ディスク・プレーヤ、その他の機器におけるF
M信号伝送系に対して外部から混入したパルス性雑音に
基づいてオーディオ信号系中に現われるパルス性雑音の
低減を聴感的に良好に行うことができるようにしたパル
ス性雑音の低減装置に関する。
(従来技術) FM信号伝送系、FM信号変換系、オーディオ信号系な
どを有する電気機器あるいは電子機器などの各種の機器
では、色々な雑音の発生源で発生したパルス性雑音の混
入によって、オーディオ信号の品質が劣化してしまうこ
とは周知のとおりである。
そして、従来、機器の各県に対して前記したパルス性雑
音が混入することによって生じるオーディオ信号の品質
の劣化を低減させる手段としては、(イ)パルス性雑音
の生じている期間における信号伝送系の利得を低下させ
たり、あるいは信号伝送系を遮断(利得を零まで低下さ
せる・・・スケルチ回路の採用)して、パルス性雑音の
低減を図かろうとする方法、(ロ)パルス性雑音の期間
における信号の信号レベルを、パルス性雑音の期間の直
前の信号レベルに保持して、パルス性雑音の低減を図か
ろうとする方法、などが最も一般的な雑音の低減手段と
して実用されて来ている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した(イ)、(ロ)のような従来のパル
ス性雑音の低減手段ではパルス性雑音の期間中に信号が
欠落するという欠点があり、また、前記した(イ)、(
ロ)の手段の適用によっても雑音の低減効果が充分に得
られないということが問題となっていた。
それで、雑音の期間に生じる信号の欠落を補間するのに
、アナログ信号をデジタル信号に変換した後に、信号の
欠落部分と対応する補正信号を線形予測法の適用によっ
て作り、その補正信号により雑音の期間の信号の補間を
行うようにすることも、一部のデジタル機器などで採用
されてはいるが、それらの実施に当っては、複雑高価な
回路の使用が必要とされるために、このような解決手段
は安価な民生用の機器には応用されていない。
さて、上述のように、信号中に混入しているパルス性雑
音の低減を行った場合に、パルス性雑音の存在期間と対
応して信号の欠落が生じたのでは、パルス性雑音の低減
によっても良好な品質のオーディオ信号が得られないと
いうことが開運となり、また、前記した問題点の解決の
ために、信号の欠落部分の補間に際して、複雑で高価な
回路の使用が必要とされるのでは、一般的な民生用機器
に対してそれを適用することが回置であるために、前記
した問題点を解決するための良好な方策が求められてい
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、入力FM波信号中に含まれているパルス性雑
音を検出し、前記のパルス性雑音が生じている期間と対
応するパルス巾を有する信号を、前記のパルス性雑音が
生じている期間の終了の時点から制御信号として発生さ
せる制御信号の発生手段と、前記した入力FM波信号を
FM復調してFM復調信号を得る手段と、前記した入力
FM波信号中に生じているパルス性雑音の期間に略々等
しい時間遅延を前記した入力FM波信号に与えた後にF
M復調して遅延F M復調信号を得る手段と、前記した
制御信号によって制御信号のパルス巾の期間だけにオフ
の状態に切換制御される第1及び第2のスイッチと、前
記したFM復調信号と前記した遅延FM復調信号との差
信号を発生させる減算回路と、前記した減算回路の出力
信号を開閉制御する前記した第1のスイッチの出力側に
設けた信号ホールド手段と、前記した遅延FM復調信号
を開閉制御する前記した第2のスイッチの出力側に設け
た直線補間用コンデンサと、前記した信号ホールド手段
からの出力信号を電圧電流変換手段を介して前記した直
線補間用コンデンサに供給する手段とを備えてなるパル
ス性雑音の低減装置を提供して従来の問題点を解決した
ものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明のパルス性雑音の低減
装置の具体的な内容を詳細に説明する。
第1図は本発明のパルス性雑音の低減装置の一実施例の
ブロック図、第2図は第1図に示されているパルス性雑
音の低減装置の動作説明用の波形図である。
前記した第1図において1,3はパルス性雑音の低減装
置の入力端子であって、この入力端子1にはパルス性雑
音が混入されている状態の入力FM波信号が供給される
。また、2はパルス性雑音の低減装置の出力端子であり
、この出力端子2からは1前記した入力FM波信号をF
M復調して得たFM復調信号において、前記した入力F
M波信号中に混入されていたパルス性雑音の存在期間が
直線補間された状態のFM復調信号が出力されるのであ
る。
なお、第1図中において入力端子1,3間を結ぶ点線は
、入力端子3を設けない場合に入力端子1に供給された
入力信号を点線図示の結線で制御信号発生回路CSGに
与えるようにすることを示すものである。
制御信号発生回路C3Gは、第1図示の例においてはパ
ルス性雑音検出回路4と波形整形回路5と遅延回路6と
によって構成されていて、入力FM波信号中に混入され
ているパルス性雑音を検出し、前記のパルス性雑音が生
じている期間でと対応するパルス巾τを有する信号を、
前記の入力FM信号中にパルス性雑音が生じている期間
の終了の時点から制御信号S3(第2図の(f)参照)
として送出する。
また、S Wl、 S W2は第1.第2のスイッチで
あって、前記の第1.第2のスイッチSWI、SW2は
、前記した制御信号のパルス巾τの期間だけにオフの状
態となるように前記した制御信号によって切換制御され
ている。また、第1図中においてSUBは減詐回路、C
は直線補間用コンデンサ、chはホールドコンデンサ、
10.11は増幅器、12は電圧fJ流変換回路である
前記した入力端子1に供給された入力FM波信号は、F
M復調器7と遅延回路8どに供給されるが、FM復調器
7に供給された入力FM波信号は、FM復調器7におい
てF M復調されることにより、第2図の(a)に示さ
れているようなFM復調信号S2となされて、減算器S
UBに対してそれの被減数信号として供給される。
また、前記した遅延回路8では、入力端子1に供給され
た入力FM波信号中に生じているパルス性雑音の期間τ
に略々等しい時間遅延τを前記した入力FM波信号に与
えて、それから遅延FM波信号を出力する。前記の遅延
回路8は高い周波数帯域の信号の遅延に用いられるもの
であるから、遅延回路8としては安価なガラス遅延線を
用いることができる。
前記した遅延回路8から出力さ九た遅延FM波信号はF
M復調器9によってF MtlW4されて第2図の(b
)に示されているような遅延FMfLa信号Slとして
第2のスイッチSW2に供給されるとともに、減算器S
UBに対してそれの減数信号として供給される。
前記した減算回路SUBでは、それに被減数信号として
入力された第2図の(a)に示されているFM復調信号
S2から、それに減数信号として入力された第2図の(
b)に示されている遅延FM復調信号Slを差引いた状
態の差信号を、第1のスイッチSWI を介して高い入
力インピーダンスを有する増幅器10の入力側に供給す
る。
そして、前記のように減算器SUBから出力されたFM
復調信号S2と遅延FM復調信号SLとの差信号が第1
のスイッチSWIを介して供給される増幅器10の入力
側には、増幅器10の入力側と接地との間にホールドコ
ンデンサchが接続されているから、前記の増幅器10
からの出力信号S4(第2図の(Q)参照)は、前記し
た第1のスイッチSWIがオンの状態になされている期
間には。
前記した減算回路SUBから出力されたFM復調信号S
2と遅延FM復調信号S1との差信号と同じ状態の信号
になっており、また、前記した第1のスイッチSWIが
オフとなされている期間においては、第1のスイッチS
W1がオフとなされた時点に前記した減算回路SUBか
ら出力されているFM復調信号S2と遅延FM復調信号
S1との差信号の信号レベルがボールドコンデンサch
によって保持された状態の一定の信号レベルの信号にな
っているのである。
さて、パルス性雑音低減装置の入力端子1に供給されて
いる入力FM波信号が、第2図に示されている時刻t1
→t2.t4→t5の期間にそれぞれパルス性雑音を含
んでいるものであったとすると、入力FM波信号をFM
復調器7によってFF[$J調して得たF M復調信号
S2は、第2図の(a)に示されているように1時刻し
1→t2.t4→t5の期間にそれぞれパルス性雑音を
含んでいるものとなり、また、入力FM波信号中に生じ
ているパルス性雑音の期間tに銘々等しい時間遅延でか
遅延回路8によって与えられている遅延FM波信号をF
M復調器9によってFM復調して得た第2図の(b)に
示されているような遅延FM復調信号S1は、第2図の
(b)に示されているように、時刻t2→t3゜t5→
t6の期間にそれぞれパルス性雑音を含んでいるものと
なっている。
そして、制御信号発生回路C3Gでは、既述のように入
力FM波信号中に混入されているパルス性雑音を検出し
、前記のパルス性雑音が生じている期間τと対応するパ
ルス巾τを有する制御信号33(第2図の(f)参照)
を、前記の入力FM信号中にパルス性雑音が生じている
期間の終了の゛時点から送出しており、また、第1.第
2のスイッチは、前記した制御信号のパルス巾τの期間
だけにオフの状態となるように前記した制御信号S3に
よって切換制御されているから、前記した第1のスイッ
チSWIと第2のスイッチSW2とは前記した制御信号
S3によって時刻t2→t3、t5→t6の期間に制御
信号発生回路C3Gから送出される制御信号S3によっ
てオフの状態になされるように制御されている。
それで前記した第1のスイッチsw1は、減算回路SU
[3から出力されているFM復調信号S2と遅延FM復
調信号S1との差信号における時刻t2→t3、t5→
t6の期間の信号が増幅器10の入力側に供給されない
ような動作を行うために、増幅器10の入力側と接地間
に接続されているホールドコンデンサchには、前記し
た第1のスイッチSWI がオンの状態からオフの状態
になった時点t 2. t 5におけるFM復調信号S
2と遅延FM復調信号Slとの差信号の信号レベルが、
次に第1のスイッチSWlがオフの状態がらオンの状態
に変化する時点t3.t6まで保持されることになる。
また、前記した第1のスイッチSWIがオンの状態にな
されている期間、すなわち、前記した時刻t2→t3、
t5→t6の期間以外の期間においては、減算回路SU
Bがら出方されているFM復調信号S2と遅延FM復調
信号s1との差信号が第1のスイッチSW1を介して増
幅器1oの入力側に供給されるために、増幅器10の入
力側と接地間に接続されているホールドコンデンサch
の端子電圧は、減算回路SUBから出力されているFM
復調信号S2と遅延FM復調信号S1との差信号の信号
レベルの変化に応じて変化しているものになっているか
ら、前記した増幅器10からの出力信号S4は、第2図
の(c)に示されるような状態のものになる。
パルス性Jj4i音低減装置の入力端子1に供給されて
いる入力FM波信号が、例えば、第2図に示されている
時刻11→t2.t4→t5の期間にそれぞれパルス性
雑音を含んでいるものであったとした場合には、入力F
M波信号をFM復調器7によってFM復調して得たFM
復調信号S2中には、第2図の(a)に示されているよ
うに、時刻ti−+ t 2. t4→t5の期間にそ
れぞれパルス性雑音を含んもおり、また入力FM波信号
中に生じているパルス性雑音の期間τに略々等しい時間
遅延でか遅延回路8によって与えられている遅延FM波
信号をFM復調器9によってF’ M復調して得た第2
図の(b)に示されているような遅延FM復調信号sl
中には、第2図の(b)に示されているように1時刻t
2→t3.t5→t6の期間にそれぞれパルス性雑音を
含んでいるものになっている。
それで、前記した第1のスイッチsw1がオフの状態に
なされる時刻t2→t3.t5→t6の期間に、前記の
ようにホールドコンデンサchで保持される減算回路S
UBからの出力信号の信号レベル、すなわち、時刻t2
. t 5に減算回路SUBがら出力されているF M
復調信号s2と遅延FM復調信号S1との差信号の信号
レベルは、久方FM波信号に混入されているパルス性雑
音の存在期間の終りの時点t2.t5と対応しているF
M復調信号S2中に混入しているパルス性雑音の存在期
間の終りの時点t2.t5の信号レベルと、久方FM波
信号に混入されているパルス性雑音の存在期間の始めの
時点tl、t4の時点と対応している遅延FM復調信号
Sl中に混入しているパルス性雑音の存在期間の始めの
時点t2.t5の信号レベルとの差と対応しているので
ある。
したがって、前記のように第1のスイッチSWIがオフ
の状態になされている期間中にホールドコンデンサch
で保持される減算回路SUBから出力されているFM復
調信号S2と遅延FM復調信号S1との差信号の信号レ
ベルは、第2図の(a)と第2図の(b)及び第2図の
(c)などを参照すれば明らかなように、FM復調信号
S2に混入されているパルス性雑音の存在期間の終りの
時点におけるFM復調信号S2の信号レベルと、遅延F
M復調信号S1に混入されているパルス性雑音の存在期
間の始点における遅延FM復調信号S1の信号レベルと
の信号レベルの差であり、それは結局、入力FM波信号
に混入されているパルス性雑音の存在期間の終りの時点
におけるFM復調信号S2の信号レベルと、入力FM波
信号に混入されているパルス性雑音の存在期間の始点に
おけるFM復調信号S2の信号レベルとの間の信号レベ
ル差に対応しているものになっているのである。
前記した増幅器10から出力された信号S4は電圧電流
変換回路12によって一定の電流Iに変換されて増幅器
11の入力側に与えられる。前記した増幅器11として
高い入力インピーダンスを有するものを用いると、前記
した増幅器10からの出力信号S4が電圧電流変換回路
12によって電圧電流変換された一定の電流工は、前記
した第2のスイッチSW2がオフの状態になされている
状態において、前記した増幅器11の入力側に設けられ
ている直線補間用コンデンサCを充電する。
そして、既述のように第2のスイッチSW2は前記した
制御信号発生回路C8Gからハイレベルの制御信号S3
が送出されている期間においてオフの状態になされるか
ら、前記のように入力FM波信号に混入されているパル
ス性雑音の存在期間の終りの時点と対応しているFM復
調信号S2に混入されているパルス性雑音の存在期間の
終りの時点におけるFM復調信号S2の信号レベルと、
入力FM波信号に混入されているパルス性雑音の存在期
間の始点と対応しているFM復調信号S2に混入されて
いるパルス性雑音の存在期間の始めの時点におけるFM
復調信号S2の信号レベルとの間の信号レベル差と対応
する一定の電圧を第2のスイッチSW2がオフの状態に
なされている期間にわたって保持している状態における
ホールドコンデンサchの端子電圧は、それが増幅器1
0を介して供給された電圧電流変換手段によって一定の
電流工に電圧電流変換される。
そして、前記した一定の電流Iは増幅器11の入力側に
設けられている直線補間用コンデンサCを充電し、前記
した直線補間用コンデンサCの端子電圧は、第2図の(
d)に示されている直線Vcのように一定の傾斜で上昇
している状態のものとなる。
前記した直線補間用コンデンサCの端子電圧の変化の状
態は、前記のように入力FM波信号に混入されているパ
ルス性雑音の存在期間の終りの時点と対応しているFM
復調信号S2に混入されているパルス性雑音の存在期間
の終りの時点におけるFM復調信号S2の信号レベルと
、入力FM波信号に混入されているパルス性雑音の存在
期間の始点と対応しているFM復調信号S2に混入され
ているパルス性雑音の存在期間の始点におけるFM復調
信号S2の信号レベルとを結ぶ直線であり。
したがって、第1図示の本発明のパルス性雑音の低減装
置においては、入力FM波信号に混入されているパルス
性雑音の存在期間が良好に直線補間されている状態の出
力信号S5(第2図の(e)参照)を出力端子2に送出
できるのである。
第2のスイッチSW2がオフの状態になされている期間
における増幅器10からの出力信号S4が電圧電流変換
回路12で電圧電流変換された一定の電流Iによって充
電される増幅器11の入力側に設けられている直線補間
用コンデンサCの端子電圧の変化の態様は、前記したと
ころから明らかなように、入力FM波信号に混入されて
いるパルス性雑音の存在期間の終りの時点と対応してい
るFM復調信号S2に混入されているパルス性雑音の存
在期間の終りの時点におけるFM復調信号S2の信号レ
ベルと、入力FM波信号に混入されているパルス性雑音
の存在期間の始点と対応しているFM復調信号S2に混
入されているパルス性錐音の存在期間の始めの時点にお
けるFM復調信号S2の信号レベルとを結ぶ直線状のも
のとなるのであるが、それは直線補間が施こされる元の
信号の傾斜がどうであるのかに応じて、第2図の(e)
に示されている時刻t2→t3の期間、あるいは時刻t
5→t6の期間にそれぞれ示されている例の場合の直線
のようにそれぞれ所定の傾斜で上昇している状態のもの
となったり、あるいは第2図の(e)に示されている例
とは逆の傾斜の直線となったりして、信号の補間が良好
に行われるのである。
また、前記した制御信号発生回路C3Gからハイレベル
の制御信号S3が送出されていない期間においては、前
記した第1及び第2のスイッチSwt、SW2がオンの
状態になされていて、前記した増幅器11の入力側はオ
ンの状態になされている第2のスイッチSW2を介して
低出力インピーダンスを有するFM復調器9の出力側に
接続されている状態になっているから、この状態におい
ては前記した増幅器10からの出力信号S4が高い出力
インピーダンスを有する電圧電流変換回路12を介して
増幅器11の入力側に電流として供給されても、その電
流は低出力インピーダンスを示すFM復調器9の出力側
の方に流れるので、前記の電流によっても直線補間用コ
ンデンサCが充電されろことはなく、前記した信号S4
の存在に基づいて出力信号S5が悪影響を受けるような
ことは起こらない。
前記したところかに明らかなように、前記した増幅器1
1から出力端子2に送出される信号は。
入力FM波信号をFM復調して得られるFM復調信号に
おけるパルス性雑音の混入している期間が良好に直線補
間されている状態のものになっているのである。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
のパルス性雑音の低減装置は、入力FM波信号中に含ま
れているパルス性雑音を検出し、前記のパルス性雑音が
生じている期間と対応するパルス巾を有する信号を、前
記のパルス性雑音が生じている期間の終了の時点から制
御信号として発生させる制御信号の発生手段と、前記し
た入力FM波信号をFM復調して1”M復調信号を得る
手段と、前記した入力FM波信号中に生じているパルス
性雑音の期間に略々等しい時間遅延を前記した入力FM
波信号に与えた後にFM復調して遅延FM復調信号を得
る手段と、前記した制御信号によって制御信号のパルス
巾の期間だけにオフの状態に切換制御される第1及び第
2のスイッチと、前記したFM復調信号と前記した遅延
FM復調信号との差信号を発生させる減算回路と、前記
した減算回路の出力信号を開閉制御する前記した第1の
スイッチの出力側に設けた信号ホールド手段と、前記し
た遅延FM復調信号を開閉制御する前記した第2のスイ
ッチの出力側に設けた直線補間用コンデンサと、前記し
た信号ホールド手段からの出力信号を電圧電流変換手段
を介して前記した直線補間用コンデンサに供給する手段
とを備えてなるものであるから、この本発明のパルス性
雑音の低減装置は、パルス性雑音の混入した期間に単に
伝送系の利得の減衰を行うようにしたり、あるいはパル
ス性雑音の期間巾の信号レベルを、パルス性雑音の直前
の信号の信号レベルに保持するようにしたりして、パル
ス性雑音の低減を図かるようにした既述した従来法によ
るパルス性雑音の低減装置とは異なり、FM信号伝送系
に混入した−(ルス性雑音の期間で生じる信号の欠落の
補間も行われるために、聴感的に不自然さを起こすこと
なくパルス性の雑音の低減を効果的に行うことが可能で
あり、また、欠落信号の補間のための回路構成も簡単な
アナログ回路で実現でき、さらに、信号の遅延がFM信
号波に対して行われるようになされているので、遅延回
路としても安価なガラス遅延線を使用できるために、低
コストで性能の優れた信号再生機器を容易に提供できる
のであって、本発明のパルス性雑音の低減装置は自動車
やオートバイなどによるイグニッション雑音、モータが
内蔵されている電気機器から発生されるパルス性雑音、
ビデオディスクの信号欠落時に音声信号に生じるドロッ
プアウトの雑音、その他のパルス性雑音の低減に有効に
使用することができる。なお、本発明のパルス性雑音の
低減装置は、例えば、問題になるパルス性雑音の存在期
間の長さが常に略々一定な場合におけるパルス性雑音の
低減に用いられるとき、例えば回転磁気ヘッド型の磁気
記録再生装置における回転磁気ヘッドの切換期間に発生
するパルス性雑音の低減のために用いられるような場合
には、装置中に用いられる遅延回路6゜8として、前記
した問題になるパルス性雑音の存在期間の長さに等しい
遅延時間に設定された遅延回路6,8を使用すればよい
ので簡単な構成のものとして実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパルス性雑音の低M装置の一実施例の
ブロック図、第2図はパルス性雑音の低減装置の動作説
明用の波形図である。 1.3・・・パルス性雑音の低減装置の入力端子。 2・・・パルス性雑音の低減装置の出力端子、4・・・
パルス性雑音検出回路、5・・・波形整形回路、6,8
・・・遅延回路、7,9・・・FM復調器、10.11
・・・増幅器、12・・・電圧電流変換回路、C3G・
・・制御fパ号発生回路、SW1.SW2・・・第1.
第2のスイッチ、SOB・・・減算回路、C・・・直線
補間用コンデンサ、ch・・・ホールドコンデンサ、特
許出願人  日本ビクター株式会社 代理人弁理士今間孝生<−、’、’l:・ハ4・′ ゛ ξニー 扁 1 (2) tlを鷹     tシ t6 鳥 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力FM波信号中に含まれているパルス性雑音を検出し
    、前記のパルス性雑音が生じている期間と対応するパル
    ス巾を有する信号を、前記のパルス性雑音が生じている
    期間の終了の時点から制御信号として発生させる制御信
    号の発生手段と、前記した入力FM波信号をFM復調し
    てFM復調信号を得る手段と、前記した入力FM波信号
    中に生じているパルス性雑音の期間に略々等しい時間遅
    延を前記した入力FM波信号に与えた後にFM復調して
    遅延FM復調信号を得る手段と、前記した制御信号によ
    って制御信号のパルス巾の期間だけにオフの状態に切換
    制御される第1及び第2のスイッチと、前記したFM復
    調信号と前記した遅延FM復調信号との差信号を発生さ
    せる減算回路と前記した減算回路の出力信号を開閉制御
    する前記した第1のスイッチの出力側に設けた信号ホー
    ルド手段と、前記した遅延FM復調信号を開閉制御する
    前記した第2のスイッチの出力側に設けた直線補間用コ
    ンデンサと、前記した信号ホールド手段からの出力信号
    を電圧電流変換手段を介して前記した直線補間用コンデ
    ンサに供給する手段とを備えてなるパルス性雑音の低減
    装置
JP16509086A 1986-07-14 1986-07-14 パルス性雑音の低減装置 Pending JPS6319923A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01202043A (ja) * 1988-02-08 1989-08-15 Kokusai Electric Co Ltd 周波数ホッピング変調波受信回路
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