JPS5915701Y2 - 産業車両用移動式操縦装置 - Google Patents

産業車両用移動式操縦装置

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JPS5915701Y2
JPS5915701Y2 JP10692278U JP10692278U JPS5915701Y2 JP S5915701 Y2 JPS5915701 Y2 JP S5915701Y2 JP 10692278 U JP10692278 U JP 10692278U JP 10692278 U JP10692278 U JP 10692278U JP S5915701 Y2 JPS5915701 Y2 JP S5915701Y2
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JP
Japan
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steering
hydraulic
control device
vehicle
controls
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Application number
JP10692278U
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English (en)
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JPS5523922U (ja
Inventor
忠志 小宮
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Publication of JPS5523922U publication Critical patent/JPS5523922U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は例えば舗装車、転圧車、大型清掃車等比較的低速
走行の産業車両に装備させる操縦装置に関するものであ
る。
この種産業車両は、車両全体が大型であるのにその作業
条件は、通常大型車では要求されないような繊細な作業
条件すなわち路肩及び舗装継目等に沿った走行を行う舗
装車及び転圧車においては、舗装継目に段差隙間、オー
バラップをなくする必要性及び路肩の高さと同一高さで
、しかも路肩との間に隙間を生起させないようにする必
要性があり、清掃車においては、側路部分と常時並行し
た走行を行わなければならないという必要性があり、か
つ共通した事項として常に往復作業を必要としている。
以上の点から運転席の例えば左側方部分に操舵、走行、
作業機等の制御を司る操縦装置を設けた場合には、走行
時の前記条件確認は往路においては満足できるが復路に
おいては継目等に確認が不可能となることから前記操縦
装置を左右一対設け、往路復路において前記条件の満足
できる側の操縦装置を操作して作業を行うことも一部行
われていた。
しかしながら同一操縦装置を2系列設けることは構造が
複雑となるばかりかコストアップにもなる等の欠点が生
起した。
そこで本案は、操舵、走行、作業機の制御を司る各装置
を集約した操縦装置を1個形成し、それを運転席の左右
側方部分にそれぞれ設けた支持部材に選択的に着脱可能
に連繋することによって実質的に運転席の移動を可能な
らしめ上記欠点を全て解決せんとするものである。
以下本案装置を舗装車両に用いた実施例に基づき詳説す
ると、舗装車両は周知の如く車体1の前側には舗装材料
を収納するホッパー2A及び該材料を車体1の後部へ移
送する搬送機2Bを装備した集積部2が、車体1のほぼ
中央部に位置する部分にはエンジン3A等各作動機への
駆動源部3が、車体1の後部には車体1の一側端から他
側端に亘って形成された運転席部4が、さらに車体1後
方には、車両によって牽引され、舗装材料を拡散しかつ
押圧する作業機5がそれぞれ配設されている。
図中6は操舵輪、7は駆動輪で、該駆動輪7は、可変吐
出型油圧ポンプの送油量を油圧サーボバルブで制御して
油圧モータの回転制御を司る周知の静油圧駆動方式を有
する走行駆動装置の前記モータと連繋して駆動せしめら
れる。
8は操舵装置で、この操舵装置8は運転席部4の床面上
における車体1上の一側端及び他側端側にそれぞれ突設
された一対の支持部材9A、9Bに対して上下動可能に
嵌合支持される調整杆10と、該杆10の頂端に固着さ
れた遠隔操作ボックス11内に収納される油圧式パワー
ステアリング装置13と、該ステアリング装置13と結
合したステアリングシャフト14及び該シャフト14の
頂端と連結し、前記ボックス11に固着されたバンドル
ポスト12によって回転可能に支持されたステアリング
バンドル15にて構成されている。
前記遠隔操作ボックス11内には油圧式パワーステアリ
ング装置13の他にキースイッチ16、前後進スイッチ
17、加速ダイヤル18、ランプスイッチ19、ホーン
ボタン20及びスクリード昇降スイッチ21等容種遠隔
操作機器が集約配設されている。
また該ボックス11に配設された各機器は作業機5及び
集積部2等の作動を司る油圧機器を制御するソレノイド
バルブ(図示せず)等より成る作業機制御装置及びラン
プ類と配管、配線22を介して連繋しており、これら配
管、配線22の車体1より露出する部分は操舵装置8を
前記一対の支持部材9A、9Bに対して選択嵌合させる
場合にその移動を容易にする為に運転席部4の車両中心
線上箇所より露出させ、かつ各配管、配線は集束状態に
ある方が移動を容易にしかつ断線等の保守面から望まし
い。
図中23は運転席部4の支持部材9A、9B後方位置に
配設された座席であって、図では一対示したが1個の座
席23で適宜左・右へ移動させてもよい。
本案は上記の如く構成されているので、例えば道路の右
端から舗装作業を行う場合操舵装置8と遠隔操作ボック
ス11とが一体的に結合された操縦装置の調整杆10を
運転席部4の右側端側に位置する支持部材9Aに嵌合し
、高さ位置を調整した後固定する。
この状態にて運転者は遠隔操作ボックス11に配設され
た各種スイッチ類を適宜操作し各ソレノイドバルブを働
かせて、作業機集積部2及び駆動源部3を作動させると
ともに、運転者は路肩と舗装端面とが一致しているか否
かを確認しつつ操舵装置8のステアリングバンドル15
によって油圧式パワーステアリング装置を作動させて操
舵輪6を操舵する。
一定の距離舗装したならば車両をUターンさせ、今度は
既舗装端面と舗装端面とが一致しているか否かの確認が
可能となるように運転席部4の右側端側に位置する支持
部材9Aによって支持されていた前記操縦装置を左側端
側に位置する支持部材9Bに嵌合支持させ、前記同様の
各操作を行い舗装作業を遂行する。
このようにステアリングバンドルにより油圧式パワース
テアリング装置を介して操舵輪の操向制御を司る操舵装
置と、可変吐出型油圧ポンプの送油量を油圧サーボバル
ブで制御して駆動輪に連繋された油圧モータの回転制御
を司る油圧駆動方式を有する走行駆動装置と車両に装備
された作業機の作動を司る油圧機器の駆動をソレノイド
バルブにて全て制御する方式の作業機制御装置を備えた
産業車両において、前記走行駆動及び作業機制御装置の
各制御器用遠隔操作部材を装備した遠隔操作ボックスを
、前記操舵装置のステアリングバンドルを支持するバン
ドルポストに一体的に結合せしめて操縦装置を構成する
とともに該操縦装置の前記ボックス11底面より突設す
る調整杆を車体上の一側端から他側端に亘って形成され
る運転席部の両側方位置に突設した2本の支持部材に対
して選択的に着脱自在に連結したことによって操縦装置
を施行作業目的に合った側に容易に変更配置できること
から同一機構を装備する操縦装置を2個設ける必要がな
く、しかも路肩或は、舗装端面と並行する運行の目視が
可能となることから舗装車及び転圧車においては路肩及
び舗装継目に段差、隙間、オーバラップの生起しない舗
装作業が行え、清掃車においては側路に沿った走行が確
実に行えるので未清掃部分が残るというようなことが皆
無となった。
【図面の簡単な説明】
図は本案装置の一実施例を示すもので第1図は本案装置
を舗装車に用いた場合の概略側面図、第2図はその平面
図、第3図は要部側面図、第4図はその一部断面平面図
である。 4・・・・・・運転席部、5・・・・・・作業機、8・
・・・・・操舵装置、9・・・・・・支持部材、10・
・・・・・調整杆、11・・・・・・遠隔操作ボックス
、12・・・・・・バンドルポスト、13・・・・・・
油圧式パワーステアリングシャフト、15・・・・・・
ステアリングバンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングハンドルにより油圧式パワーステアリング
    装置を介して操舵輪の操向制御を司る操舵装置と、可変
    吐出型油圧ポンプの送油量を油圧サーボバルブで制御し
    て駆動輪に連繋された油圧モータの回転制御を司る油圧
    駆動方式を有する走行駆動装置と、車両に装備された作
    業機の作動を司る油圧機器の駆動をソレノイドバルブに
    て全て制御する方式の作業機制御装置を備えた産業車両
    において、前記走行駆動及び作業機制御装置の各制御器
    用遠隔操作部材を装備した遠隔操作ボックスを、前記操
    舵装置のステアリングハンドルを支持するハンドルポス
    トに一体的に結合せしめて操縦装置を構成するとともに
    該操縦装置の前記ボックス底面より突設する調整杆を車
    体上の一側端から他側端に亘って形成される運転席部の
    両側方位置に突設した2本の支持部材に対して選択的に
    着脱自在に連結したことを特徴とする移動式操縦装置。
JP10692278U 1978-08-02 1978-08-02 産業車両用移動式操縦装置 Expired JPS5915701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10692278U JPS5915701Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 産業車両用移動式操縦装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523922U JPS5523922U (ja) 1980-02-15
JPS5915701Y2 true JPS5915701Y2 (ja) 1984-05-09

Family

ID=29050544

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10692278U Expired JPS5915701Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 産業車両用移動式操縦装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160407A (ja) * 1984-08-18 1986-03-28 オリオン機械工業株式会社 複数製品の包装装置
JPS63162174U (ja) * 1987-04-10 1988-10-24

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JPS5523922U (ja) 1980-02-15

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