JPH0351406Y2 - - Google Patents

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JPH0351406Y2
JPH0351406Y2 JP1985179982U JP17998285U JPH0351406Y2 JP H0351406 Y2 JPH0351406 Y2 JP H0351406Y2 JP 1985179982 U JP1985179982 U JP 1985179982U JP 17998285 U JP17998285 U JP 17998285U JP H0351406 Y2 JPH0351406 Y2 JP H0351406Y2
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JP
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lever
levers
shift
operated
work equipment
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、モータグレーダの作業機操縦装置に
関するものである。
従来の技術 モータグレーダは土を平らにならす機械で、主
として道路建設、広場の整地等に使用され、その
構成は第8図、第9図に示すようになつている。
図中aはタンデムドライブ型の走行装置bを備
えた本体、cはこの本体aに左右に折り曲げ可能
に、かつアーテイキユレート装置dを介して連結
されたフレーム、e,eはこのフレームcの先端
部にリーニング装置fを介して備えられた前輪、
gはドローバ、hはこのドローバgに回転自在に
設けられ、油圧モータにて駆動されるサークル、
iはサークルhに対して左右方向に移動自在に設
けられ、油圧シリンダにて駆動されるブレード、
j,kはドローバgを昇降する左、右のリフトシ
リンダ、lはドローバシフトシリンダ、mはスカ
リフアイヤ、nはこのスカリフアイヤmを昇降す
るスカリフアイヤシリンダである。
上記構成のモータグレーダにおける制御装置と
しては、走行装置を制御する変速装置、アーテイ
キユレート制御装置、リーニング制御装置、サー
クル制御装置、ブレード制御装置、左、右のリフ
トシリンダ制御装置、ドローバシフトシリンダ制
御装置、さらにスカリフアイヤ制御装置等があ
る。
またモータグレーダの運転では、車速ならびに
けん引力をコントロールするフユエルレバー、ア
クセラレータ、変速レバー、ブレーキペダル、エ
ンスト防止と滑めらかな車速制御のためのインチ
ングペダル、ステアリングハンドル等がある。
またさらに現行車ではブレードを任意の位置に
操作するために油圧制御弁を制御する作業機制御
装置がある。
第10図、第11図は上記従来のモータグレー
ダの制御装置を示すもので、各制御装置のうち、
作業機用の制御装置を操作する作業機レバーoは
オペレータが立つても座つても操作できるよう
に、オペレータシートpの前方に設けたコンソー
ルボツクスqにステアリングハンドルrと共に装
着されている。また変速レバーsとフユエルレバ
ーtはオペレータシートpの右側に設けたサイド
ボツクスuに装着してあり、インチングペダル
v、ブレーキペダルw、アクセルペダルxは床面
に設けられている。
考案が解決しようとする問題点 近年モータグレーダは走行時はもちろんのこ
と、作業時もオペレータシートpに座つて作業す
るのが主流になつているが、上記従来の各操作レ
バーにあつてはオペレータシートpの前方及び側
方に離れた位置に配設されていたため、座つた状
態で上記各操作レバーを操作する場合、手を伸ば
して肩から動かす動作となつてしまい、その動作
はエネルギ消費が多く、疲れやすいという欠点が
あつた。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記のことをかんがみなされたもの
で、操作頻度が高い作業機レバーがひじをアーム
レスト上においた状態で操作でき、その動作をエ
ネルギ消費が少なく疲労を軽減することができ、
しかも各作業機の制御部を合理的に操作でき、さ
らに変速レバー及びフユエルレバーを無理なく操
作できるモータグレーダの作業機操縦装置を提供
することを目的とするもので、オペレータシート
の左右両側方にアームレストを設け、この各アー
ムレストの前方に、前後方向及び左右方向に回動
可能にした作業機レバーを、上記アームレスト上
にひじをおいた状態で運転者は作業機レバーを操
作できる位置に配置して設け、この各作業機レバ
ーのうち、左側に配置した作業機レバーを左リフ
ト、パワーチルト及びサークル回転、ブレードシ
フト用の制御部に、また右側に配置した作業機レ
バーを右リフト、ドローバシフト及びアーテイキ
ユレート、リーニング用の制御部にそれぞれ連結
し、かつ上記各作業機レバーをステアリングハン
ドル4の後方に配置し、さらに変速レバー及びフ
ユエルレバーを上記ステアリングハンドルを設け
たステアリングポスト3の側面に設けた構成とな
つており、オペレータはひじをアームレストにお
いた状態で各作業機レバーが操作される。また変
速レバーフユエルレバーも上記操作状態からわず
かに手をのばした状態で操作できる。
実施例 本考案の実施例を第1図から第7図に基づいて
説明する。
図中1は運転台、2はオペレータシート、3は
オペレータシート2の前方に設けたステアリング
ポスト、4はこのステアリングポスト3に設けた
ステアリングハンドルである。5a,5bはオペ
レータシート2の左右両側に設けたアームレスト
であり、6,7はこの各アームレスト5a,5b
の前側に設けたサイドボツクスである。8,9は
左右のアームレスト5a,5bのそれぞれの外側
に設けられた補助コントロールボツクスである。
上記左右のサイドボツクス6,7のうち、左側
のサイドボツクス6には、左側のリフトシリンダ
とパワーチルトを制御する左リフト・パワーチル
トレバー10と、サークルを回転する油圧モータ
とブレードシフト用のシリンダを制御するサーク
ル回転・ブレードシフトレバー11が前後方向に
少しずらせて並べて設けてあり、また右側のサイ
ドボツクス7には右側のリフトシリンダとドロー
バシフトシリンダを制御する右リフト・ドローバ
シフトレバー12と、アーテイキユレート装置と
リーニング装置を制御するアーテイキユレート・
リーニングレバー13が前後方向に少しずらせて
ならべて設けてある。
上記各レバー配置は以下のことに基づいて決め
られる。
(1) 左側及び右側のリフトシリンダを操作する
左、右のリフトレバーは左右のリフトシリンダ
と対応するものであるため、これらはそれぞれ
にパワーチルト用、バローバシフト用と組合わ
せて左、右に配置する。
(2) サークル回転とブレードシフトはブレード作
業における障害物回避等で同時操作の頻度が高
いため、これを組合わせてサークル回転・ブレ
ードシフトレバー11として左側に配置した。
(3) アーテイキユレートとリーニングは直角道路
のコーナー部切削で同時操作の頻度が高いため
これを組合わせてアーテイキユレート・リーニ
ングレバー12として左側に配置した。
上記両サイドボツクス6,7に設けられた各レ
バーは上記したようにそれぞれ2種類の操作を行
なうようにした構成となつており、その構成は第
3図、第4図に示すようになつていて、レバー1
4は水平回転軸15に左右方向に回動自在に枢支
されており、水平回転軸15に固着したアーム1
6にプツシユプルワイヤを介して一方のアクチエ
ータ制御弁が接続されている。また上記レバー1
4の基端にはアーム17が固着されており、この
アーム17にプツシユプルワイヤを介して他方の
アクチエータ制御弁が接続されていて、結局レバ
ー14はX,Y方向に回動でき、その一方の回動
で一方のアクチエータ制御弁を、他方の回動で他
方のアクチエータ制御弁がそれぞれ制御されるよ
うになつている。
上記サイドボツクス6,7に設けられた各レバ
ーは、ステアリングハンドル4の後方にあり、オ
ペレータがアームレスト5a,5bにひじをおい
た状態で操作できる範囲に配置されている。
一方変速レバー18及びフユエルレバー19は
ステアリングポスト3の側面に設けてある。
ステアリングポスト3は前後方向に回動してそ
の姿勢が運転しやすいように調整できるようにな
つている。また乗り降り時にはステアリングポス
ト3を前側へ回動させておく。
また左側の補助コントロールボツクス8にはス
カリフアイヤ及びリツパを電気的に操作する電気
スイツチ20が設けてある。
さらにアクセラレータ・デクセルレータ21と
サービスブレーキ22、インチングペダル23が
床面に設けられている。
上記構成において、オペレータはひじをアーム
レスト5a,5bにおいた状態で各作業機レバー
が操作できる。
第5図から第7図は本考案の他の実施例を示す
もので、左右のサイドボツクス6,7にそれぞれ
1本ずつの作業機レバー21,22が上記第1の
実施例と同様にX,Y方向に回動自在に設けてあ
り、この作業機レバー21,22のそれぞれにて
2個ずつのアクチエータが操作されるようになつ
ている。そしてこの第2の実施例では、上記各作
業機レバー21,22の頭部に複数、例えば4個
のスイツチ23a,23b,23c,23dが設
けてある。
そして例えば、第6図に示す作業機レバー21
をX方向に操作したときに右リフトシリンダの方
向切換弁が操作され、Y方向に操作したときにド
ローバシリンダが操作され、さらにレバーの先端
に設けた4個のスイツチ23a,…23dのう
ち、第1スイツチ23aを押すとアーテイキユレ
ート装置が左方向に操作され、第2スイツチ23
bを押すとアーテイキユレート装置が右方向に操
作され、さらに第3、第4のスイツチ23c,2
3dにてリーニング装置が左方向、右方向に操作
されるようになつており、1本の作業機レバーに
て4個のアクチエータが操作される。
考案の効果 本考案によれば、操作頻度が高い作業機レバー
がひじをアームレスト5a,5b上においた状態
で操作できることにより、従来の肩から動かさね
ばならないものに比較してその動作はエネルギ消
費が少なく疲労を軽減することができる。また各
作業機の制御部を合理的に操作できる。さらにス
テアリングハンドルの後方に作業機レバーを配置
したことにより、ハンドル操作と、作業機レバー
操作を交互に行うとき手の持ちかえもし易くなり
楽な姿勢で操作することができる。そしてさらに
本考案によれば、変速レバーへ18及びフユエル
レバー19をステアリングポスト3の側面に設け
たことにより、これらのレバーを上記各操作レバ
ーを操作していた状態からわずかに手をのばすだ
けで操作でき、変速操作及びフユエル操作を簡単
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本考案の要部の実施例を示
すもので、第1図は平面図、第2図は側面図、第
3図は第1図の−線に沿う断面図、第4図は
第3図の−線に沿う断面図、第5図は他の実
施例を示す平面図、第6図は第5図の−線に
沿う断面図、第7図は作業機レバーの頭面に設け
たスイツチの配置図、第8図、第9図は本考案を
適用しようとするモータグレーダの平面図と側面
図、第10図と第11図は従来例を示す平面図と
側面図である。 2はオペレータシート、5a,5bはアームレ
スト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オペレータシート2の左右両側方にアームレス
    ト5a,5bを設け、この各アームレスト5a,
    5bの前方に、前後方向及び左右方向に回動可能
    にした作業機レバーを、上記アームレスト5a,
    5b上にひじをおいた状態で操作できる位置に配
    置して設け、この各作業機レバーのうち、左側に
    配置した作業機レバーを左リフト、パワーチルト
    およびサークル回転、ブレードシフト用の制御部
    に、また右側に配置した作業機レバーを右リフ
    ト、ドローバシフト及びアーテイキユレート、リ
    ーニング用の制御部にそれぞれ連結し、かつ上記
    各作業機レバーをステアリングハンドル4の後方
    に配置し、さらに変速レバー18及びフユエルレ
    バー19を上記ステアリングハンドル4を設けた
    ステアリングポスト3の側面に設けたことを特徴
    とするモータグレーダの作業機操縦装置。
JP1985179982U 1985-11-25 1985-11-25 Expired JPH0351406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985179982U JPH0351406Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985179982U JPH0351406Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6289347U JPS6289347U (ja) 1987-06-08
JPH0351406Y2 true JPH0351406Y2 (ja) 1991-11-05

Family

ID=31123524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985179982U Expired JPH0351406Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JP (1) JPH0351406Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5450322U (ja) * 1977-09-16 1979-04-07
JPS54167005U (ja) * 1978-05-10 1979-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6289347U (ja) 1987-06-08

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