JPS5915556B2 - テレビ信号音声搬送波レベル調整装置 - Google Patents

テレビ信号音声搬送波レベル調整装置

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JPS5915556B2
JPS5915556B2 JP52069258A JP6925877A JPS5915556B2 JP S5915556 B2 JPS5915556 B2 JP S5915556B2 JP 52069258 A JP52069258 A JP 52069258A JP 6925877 A JP6925877 A JP 6925877A JP S5915556 B2 JPS5915556 B2 JP S5915556B2
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JP
Japan
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circuit
audio carrier
parallel resonant
coil
attenuation
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JP52069258A
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JPS544017A (en
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信敬 井上
純一 柴田
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Maspro Denkoh Corp
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Maspro Denkoh Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は隣接チャンネル伝送を行なつているテレビ共
同受信施設等のテレビ信号線路にお〜・て、15隣接チ
ャンネルの音声搬送波を必要量だけ減衰させてその音声
搬送波による障害を除く為に用いられるテレビ信号音声
搬送波レベル調整装置に関するものである。
隣接チャンネル伝送方式を採用した場合、受信20チャ
ンネルの下側チャンネルの音声搬送波が受信チャンネル
の映像信号に妨害を与え、1.5MH2のビード障害が
画面に発生する。
これを除く為に種々の障害除去装置が構成されているが
、従来のものは非常に複雑な構成で高価となる欠点があ
つ25た。そこでバンドパスフィルターにトラップ回路
をM結合させて簡易な構成とし、上記の欠点を除去する
ようにした装置もあるが、かかるものはM結合である関
係上その減衰量を調整等で変化させると減衰帯域幅及び
その中心周波数が変化し、他90の搬送波に影響を及ぼ
し必要な成分までも減衰させてしまう問題点があつた。
即ち、放送法施行規則の技術基準によれば音声搬送波は
映像搬送波のレベルの−9〜−14dBの範囲に抑える
ことが要求されている。
しかし一35般には−15〜−20dB程度が・望まし
いとされている(日本放送協会編のテレビ共同受信技術
第77頁参照)。そこで上記M結合を利用する場合(例
えば特開昭47−37335号、実開昭51一4226
0号公報で開示するM結合を利用する場合)であつて、
仮に映像搬送波に対して音声が6dB高く、これを−1
4dBに減衰させたい場合は、上記M結合を利用して所
望の減衰量を得ることは可能である。しかしながら、M
結合は周波数に深い関連があり、減衰量を大きくしてい
くと、第2図におけるF。を中心としての横巾方向の帯
域巾が大きく広がる。特に11chにおいて、上記の場
合、色副搬送波の領域にもおよんでこれを3.5dBも
減少させる状態となる。その結果、色抜け、色相変化を
もたらす問題点がある。斯る現象は上記の数値を−20
dBにまで近ずけると益益増加して色の再生が不能とな
り、希望の減衰調整が実質的にはできない問題がある。
さらにM結合の技術を採用する場合、現場員が調節し易
い構造であつて、しかも音声のみを−14dB〜20d
Bにまで減衰させても色抜け、色調変化をもたらさない
ような(周波数帯域の巾方向の拡大又は巾方向への移動
のないような)具体的な構成の装置を作成することは極
めて困難で、今日でも実現できていない問題点があり、
上記公知技術の問題点の解消することが強く望まれてい
た。そこで本発明は上記の問題点の解決を課題とするも
のであつて、当業者が望むように即ち、「取抜の簡易な
抵抗要素の価を可変するだけという極めて簡易、迅速な
調整が可能な操作構造」でもつて、しかもその上、簡易
な構成でもつて、しかも他の搬送波に影響を与える事な
く音声搬送波の減衰量を調整でき、しかも周囲温度が変
化しても減衰周波数及び減衰量を一定に保てるようにし
たテレビ信号音声搬送波レベル調整装置を提供しようと
するものである。以下本願の実施例を示す図面につ(・
て説明する。
第1図において、1はテレビ信号音声搬送波レベル調整
装置の入力端子、2は同じく出力端子、3は入力及び出
力端子1,2の間の伝送線路に介設された結合用コイル
、4は結合用コイル3の中間点に接続した可変抵抗、5
は結合用コンデンサで、次述の第1並列共振回路6を上
記の伝送線路にインピーダンス高く結合させるよう設け
たものである。第1並列共振回路6において、7は第1
コンデンサ、8は第1コイルを示す。この第1並列共振
回路6の共振周波数はレベル調整を目的とする音声搬送
波の周波数に一致させてあり、また周囲温度が変化して
もその共振周波数が変化しない(許容できる範囲以上に
変化しない)よう第1コンデンサ7としては温度補償用
コンデンサが用いてある。尚第1コンデンサ7としては
通常のコンデンサと温度補償用コンデンサとを組み合わ
せて使用してもよい。更にまた上記第1並列共振回路6
の一端は入力及び出力端子1,2の接地側端子に接続し
てある。10は正抵抗のサーミスタで、後述のような切
れ込み減衰量を周囲温度が変化しても一定に保つよう設
けたものである。
尚このような接続方法に代えて第2図乃至第5図に示さ
れるように、負抵抗サーミスタ20を第1並列共振回路
6と直列になるように接続してもよい。11は第2並列
共振回路を示し、これにお(・て、12は第2コンデン
サ、13は第2コイルで、結合用コイル3と誘導結合さ
せてある。
14はコイル13の損失抵抗を示す。
この第2並列共振回路11のコイル及びコンデンサは第
1並列共振回路6のコイル及びコンデンサと同じ値のも
のを用いることによつて、第1並列共振回路6と共振周
波数を等しくしてある。また第1並列共振回路6と同様
、第2コンデンサ12としては温度補償用コンデンサを
用いて、周囲温度が変化しても共振周波数が一定となる
ようにしてある。尚15は入力端子1に接続される増幅
器、アンテナなどの入力側回路、16はその内部抵抗(
一般に75Ω)、17は出力端子2に接続される共同受
信線路、テレビジヨン受像機等の負荷(一般に75Ω)
を夫夫示す。上記構成のものは二つの並列共振回路6,
11が高周波のブリツジ回路を構成し、可変抵抗4がそ
のブリツジのバランスを崩して並列共振回路6,11の
共振周波数での減衰量を決定するように動作する。
次に上記構成の装置が障害となる音声搬送波のレベルを
減衰させる様子を第6図に基づ(・て説明する。
Aに示されるような通過域特性を有する上記構成のテレ
ビ信号音声搬送波レベル調整装置の入力端子1に、Bに
示されるようなテレビ信号が入来すると、通過域特性か
ら明らかなように映像搬送波Fv、色副搬送波Fsは全
く影響を受けることなく、レベル調整を目的とする音声
搬送波ハのみが減衰される。従つて出力端子2からはC
に示されるような音声搬送波FAのレベルが下げられた
テレビ信号が出力される。尚音声搬送波ハを減衰させる
量は可変抵抗4を変化させて調整され、可変抵抗4の抵
抗値が大きいとき(ニ)は第2並列共振回路11のみが
関与して減衰量は小さくなり、抵抗値が小さいとき(数
Ω)は第1及び第2並列共振回路6,11が総合的に関
与して減衰量は大きくなる。
また最小減衰量α(最小切れ込み減衰量とも呼ぶ)及び
最大減衰量β(最大切れ込み減衰量とも呼ぶ)は、有線
テレビジヨン放送施行規則の技術基準(下側チヤンネル
の音声搬送波は、そのチヤンネルの映像搬送波のレベル
の−9〜−14dBの範囲に抑えること)が満足される
よう、例えばαが3dB1βが20dB程度に選ばれる
。次に周囲温度が変化した場合について説明する。
周囲温度が高くなると第1及び第2コイル8,13のイ
ンダクタンスは共振回路の共振周波数が低くなる方向に
変化する。しかしながら第1及び第2コンデンサ7,1
2の容量はそれを補償するように変化する為、共振周波
数はほぼ一定に保たれる。その実測値の1例を第7図に
示す。また同様に周囲温度が高くなると、第1及び第2
コイル8,13の損失抵抗は、切れ込み減衰量が少なく
なる方向に変化する。
しかしながら正抵抗サーミスタ10又は負抵抗サーミス
タ20の値はそれを補償するように変化する為、切れ込
み減衰量はほぼ一定に保たれる。その実測値の1例を第
8図に示す。以上のようにこの発明にあつては、前述の
ような構成で可変抵抗4により音声搬送波の減衰レベル
を調整できるようにしてあるから、夫々異なる減衰量を
望む多数の利用者がこれを用いる場合であつても、それ
らの要求を夫々満足させることができ、極めて利用範囲
が広いという特長がある。
その上そのように音声搬送波のレベルを減衰させるもの
で、しかもその音声搬送波は規格上色副搬送波と非常に
近い周波数のものであつても、前述のような構成である
から、減衰量を大きくした場合でも狭い減衰帯域幅を維
持して音声搬送波のみを的確に減衰させることができ、
色副搬送波は元のままで通過させて良好なカラー画像の
受信を維持できる特長がある。しかも本発明のものは前
述のような構成であるから、上記のように減衰量を調整
する場合、減衰させる周波数(共振周波数)を変化させ
ることなく即ち目的の音声搬送波に一致させたままそれ
を減衰させることができ、その調整を極めて容易に行な
い得る利点がある。その上本発明は以上のような数々の
優れた特長を有するものであつても、その構成は第1及
び第2の並列共振回路6,11と、結合用のコイル3及
びコンデンサ5と、可変抵抗4とサーミスタを用いたの
みの極めて簡易なものであるから、非常に安価に提供で
きるという経済上の利点も備えている。更にその上本発
明にあつては、周囲の温度が変化しても減衰させる周波
数を目的の一定の周波数に保ち、またその減衰量も一定
に保つことができ、従つて使用場所、使用地域を問わず
上述のような目的に供することのできる適応性がある。
この点を更に詳述する。例えば前記した公知のM結合を
利用したレベル調整装置(例えば実公昭51−4226
0号公報参照)は、泥度変化があればコイルの損失抵抗
が変化し、切れ込み減衰量が変動する。そして突然のビ
ード発生をもたらす等の種種の悪い現象が生じる。これ
を解決する為にはMの結合度を変化させねばならないが
、これは大変困難を伴う。ところが本発明にあつては共
振回路を二つ備えさせて、これらでもつて高周波ブリツ
ジ回路を構成し、二つの共振回路における夫々のコイル
の損失抵抗の変化を共振回路の外から、即ち、共振回路
外にサーミスタを備えさせ、これにより上記二つの共振
回路における夫々のコイルの損失抵抗の変化の補償と、
同時に可変抵抗による切れ込み減衰量の大巾な調節も可
能にしたものであり、二つの共振回路中の夫々のコイル
に対する温度補償と、上記音声の切れ込み減衰量の大巾
な調節の二つのことを、上記第1並列共振回路側の一方
のみにおいてその共振回路の外で簡易に行なうことがで
き、本発明はすこぶる有益なものといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図乃至第5図は
回路図、第6図は動作特性を説明する為の図、第7図は
温度と共振周波数との関係の一例を示すグラフ、第8図
は温度と切れ込み減衰量との関係の一例を示すグラフ。 6・・・・・・第1並列共振回路、11・・・・・・第
2並列共振回路、4・・・・・・可変抵抗、3・・・・
・・結合用コイル、・・・・・・結合用コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 伝送線路中に結合用コイルが介設させてあり、上記
    結合用コイルの中間点には音声搬送波の減衰レベルを調
    整するための可変抵抗と結合用コンデンサと第1並列共
    振回路との直列回路の一端が接続されていると共に、該
    直列回路の他端は接地してあり、しかも上記第1並列共
    振回路は第1コイルと第1コンデンサによつて構成され
    ると共にその共振周波数は調整を目的とする音声搬送波
    の周波数に一致させてあり、一方第2コイルと第2コン
    デンサとから成ると共に上記第1共振回路と共振周波数
    を等しくした第2共振回路を有し、上記第2共振回路に
    おける第2コイルは上記二つの並列共振回路が高周波の
    ブリッジ回路を構成するように上記結合用コイルと誘導
    結合させてあり、更に上記第1及び第2コンデンサとし
    ては、夫々上記第1及び第2コイルの夫々インダクタン
    スの温度変化を補償して第1及び第2並列共振回路の共
    振周波数を一定に保つようにした温度補償用コンデンサ
    が用いてあり、更にまた上記可変抵抗と結合用コンデン
    サと第1並列共振回路との直列回路に対しては、これと
    並列にまたは第1並列共振回路と直列に、第1と第2コ
    イルの温度換化に伴う損失抵抗の変化による切れ込み減
    衰量の変化を補償するようにサーミスタが接続してある
    ことを特徴とする信号音声搬送波レベル調整装置。
JP52069258A 1977-06-10 1977-06-10 テレビ信号音声搬送波レベル調整装置 Expired JPS5915556B2 (ja)

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JPS544017A JPS544017A (en) 1979-01-12
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JPH0516578U (ja) * 1991-08-12 1993-03-02 テクノスーパーライナー技術研究組合 複合支持型船舶の下部船体形状

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JPS544017A (en) 1979-01-12

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