JPS5915538A - 高密度織物ならびにその製造方法 - Google Patents

高密度織物ならびにその製造方法

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JPS5915538A
JPS5915538A JP57124030A JP12403082A JPS5915538A JP S5915538 A JPS5915538 A JP S5915538A JP 57124030 A JP57124030 A JP 57124030A JP 12403082 A JP12403082 A JP 12403082A JP S5915538 A JPS5915538 A JP S5915538A
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JP
Japan
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yarn
fiber
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warp
core
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JP57124030A
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English (en)
Inventor
石井 忠則
戸倉 進
堀場 一義
正三 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木允明は天然繊維の風合,外観を具え、適度のj…気度
,吸6イ牲を有し、かつ、ダウンフ゜ノレーフ性に1愛
れた光間平滑性に富む高密度織物ならびにその製造方法
に1め1する。
羽毛(ダウン)は軽量性,保温性,吸湿性,透ン、侵T
′1に憚めで優れた充填材で、近時、我か国においても
、これらの特性に着目してダウン充填衣料が次第に市場
VC.浸透しつつある。
従来、かかるダウンを充填するに適した単利としては綿
の細番手糸を経,緯に高落度に打ち込んで製織し、仕上
加工に際し、1耐脂加」二,表面押I1{等の処理を施
したものが一般的に知られ、かつ実用に供せられている
か、かかる出、吻は細番手綿糸を超高密度に打ち込むた
め製織効率に蝿があり、その低下を免れないのみならず
、r%られた襟初向体についても地厚感があり、風合の
面でも必ずしも満足できるとは云えず、川に大量の尚縁
糸使用のため高価となり、一般への普及も妨げられめと
いう欠点を有していた。
そこで、iiJ記ダウン充填衣料の市場への浸透と共に
上記欠点を克Iしすべく、合繊長繊維糸を使用し、・ダ
ウンを充填するに適した累材の開発に対する努力が続け
られ、その1つとしてナイロンフィラメント糸を用いた
超高密度タフタによるもの等が提供された。
しかし、合繊長繊維糸によるm記超晶密度タフタは製織
技術が極めて鑓しいため製鐵能率は頗る低く、商業的生
産に適しないばかりか、また実際の使用に1祭し1.織
り上ったものに更に熱カレンダー仕上げを施して使用し
ているが、風合いが硬く・、光沢か品位に欠ける七に、
充填物であるダウンが1す111時の衝撃によって抜は
出るのを防止する性能即ち、ダウンブルーフ性も充分、
満足できるに至らなかった。
このようなダウンブルーフ性を向上させる手段と17で
表面をコーティングする方法もあるが、コーティングし
た場合には逆に通気性を失ない、ダウンの持つ優れた吸
湿性、透湿性を活用することができなくなって、折角の
商品価値の低下金招くことになる。
かくして、本出願人は上述の如き実状に鑑み、レイ11
1:糸によるダウンブルーフ性に優れた織物を+4+べ
く、鋭意研究を重ね、その結果、横断面形状で特定形仄
をもつフィブリル化型・護合フィラメント金用い、かつ
4 s’に面において特別に高密度化を“久′ぜず、加
工段階で必要な程度にフィブリル化ヒし収縮高密度化さ
せると共に織物内部での単糸配列を特定化することによ
って適度の通気性並びに撥水性をもち、しかもダウンブ
ルーフ性に優れた性[イヒを喘えた織物が得られること
を知見するに余り、さきに特願昭56−4515号を提
出した。
勿論、涌け1面形状で特定形状をもつフィブリル化型複
合フィラメントを用いた高密度盛・吻自体は公知であり
、特公昭50−13879号公法、特公昭54−285
00号公報、特開昭56 63071号公@1などにそ
の幾つかの例が示されている。
ところが、これら公知の懺物例は、緯糸又は経緯&にフ
イフリル化型複合フィラメントト用いるとしても、経糸
はポリエステルフィラメントやナイロンフィラメントあ
るいは合成繊維の仮撚加工糸とか、複合潜在捲縮繊維糸
であり、しかも、フィブリル化型複合フィラメントにあ
っても剥離型。
島海型のフィラメントであって必らずしも前記の如き通
気性、ダウンブルーフ性を考媛したものではなく、それ
らの性能の改善に関しては殆んど述べられてIハない。
殊に本出願人が提案したさきの高密度織物はもとより、
北記公知の各織物は、経糸としてポリエステルフィラメ
ントやナイロンフィラメントなど合成kHI糸を使用し
ていて風合。
外1覗において天然繊維のもつ風合、外観とは全く異な
っている。
と云ってもさきに提案した発明に関しては、合成例#l
Ii糸を利用した風合としてそれ独得の良さを有してい
るものであるが、近時、次第に柔かい風合、外観を要望
する気運が生じ、それと共に天然調]廿のもつ風合、外
観を加味することが1つの風潮として考えられて来た。
即ち、本発明の主たる目的は天然繊維、再生繊維素繊維
をaむ糸を経糸に用い、一方、緯糸にフィブリル化型複
合フィラメントを用い、製織面で格別の高密度化を要す
ることなく、適度の通気性。
1へJj水性、撥水性を有すると共にダウンブルーフ性
に優れ、しかも、天然繊維の風合、外観を具えた高密度
織物を提供することにある。
又、本発明は前記経緯糸を用い、加工段階で収縮量・詔
度化した場合においても風合並びに光沢面において充分
、実用に供し4色を感することのないダウンブルーフ性
良好な高密度織物を提供することも他の1つの目的であ
る。
更に本発明は前記目的と関連し、上述のり11き高密度
織物を得るに際し、下架−L1並びに商業上に有利な加
工手段を含む製造方法を提供し、前記ダウンブルーフ性
に優れた、しかも天然繊維の風合。
外観と、通気性、防水性を具有する高密度織物を容易か
つ有利に製造することも重要な目的とする。
しかして、上記目的を達成する本発明の特徴の1つは、
経糸として天然繊維、再生繊維素繊維を含む糸を用い緯
糸の少くとも50重臘%にポリアミドとポリエステルか
らなる特定横断面形状のフィブリル化型複合フィラメン
トを用いた織物であって、前記複合フィラメントが実質
的に織物中でフィブリル化されている尚密度懺(勿であ
り、また他の第2の特徴は11J記第1の織物を製造す
るに好適な方法であって、天然繊維、再生繊維素繊維を
含む経糸とポリアミドとポリエステルが長手方向に沿っ
て接合され、横断面が「J11肥一方のポリマーからな
るセグメントと、他方のポリマーがらなりH’J 記(
! クメント間を補完する形状のセグメントとから14
成されたフィブリル化型複合フィラメントを緯糸の少く
とも50重量%に用いて織物を製織し、その後、該dI
#I′f:フィブリル化処理して収縮せしめ、更に爾後
、加熱押圧してm物表面を平滑化する高密度織切の製造
方法にある。
以下、更に前記本発明を具体的に詳述する。
を含む糸を用いることである。
ここで、天然繊維、再生繊維素繊維を含む糸とは、天然
繊細、再生繊維素繊維を少くとも糸条構成成分の一部と
して含むことであり、その形態としてはコアヤーン、カ
バリングヤーン、a紡糸。
撚合糸など、種々の形態が含まれる。
これを更に具体的に述べると、前記コアヤーン毘XAに
14(1記天然繊維、再生繊維素繊維を配することによ
って構成され、芯部kg成する合成繊維及び鞘部を構成
する天然線維、再生よ花禦繊維は必らずしもJ柵に限ら
ず2柿以上併用することも可能である。
又、カバリングヤーンは前記合成繊維の長−シ維。
短w&維からなる芯部に天然繊維、再生繊維素繊維を主
体とする糸を捲線することにより、史に混紡糸ならびに
撚合糸は少くともその一部に天然城維。
再生繊維素繊維を含んで混紡又は混撚することにより構
成され、これらコアヤーン、カバリングヤーン、混紡糸
、撚合糸などにおける合成繊維と天然繊維、再生m維素
繊維との混合割合としては、特に制限はないが、#&吻
外祠において天然懺維様外統を呈する割合であることが
好ましく、従って各種形態により必らずしも一律ではな
いが、重量比において通常、7:3〜3ニア程度が好適
であるとされる。
なお、前記経糸構成における天然繊維とは綿。
毛、絹など一般に天然繊維の範噴に含まれる繊維のすべ
てを含み、又、再生繊維素繊維とはビスコースレーヨン
、ベンベルグ、アセテート’l総称する。
と共に本発明高精度織物において重要な役割を育し、そ
の50重量%以上、より好ましくは80%以上が第3図
で図示し、以下で例示するような特定の細断面形状を有
するポリアミドとポリエステルかもなるフィブリル化型
複合フィラメントの加工糸によって構成されている。
即ち、かかるフィブリル化型複合フィラメントのJJ!
: I−:糸は、第3図(イ)〜(ホ)に例示する如<
 (A) CB)で示されるポリアミドとポリエステル
各成分が長手方向に沿って接合された複合フィラメント
であシ、8菱に応じfJl]撚−熱固定−解撚等、公知
の捲縮加[手段によって巻縮加工することにより得られ
るか、必らずしも巻網の必要はないものであり、第31
テ各図示例の(A) (B)ρずれがポリアミド又はポ
リエステル成分であっても、充分、所期の効果を達成で
きるが、通常、(A)成分がポリアミド成分からなるも
のか好・Inである。そして、この場合、ポリアミド/
ポリエステル両成分の接合比率は通常、0.05〜0.
95の範囲である。
これら各図示例に見られる複合フィラメントは通常、両
者成分の性質の差によって、爾後の何らかの物理的、化
学的処理JJO工により容易にフィブリル化し得る特長
を有し、特に少くとも2方向に放射状に延びた形状のセ
グメン) (A)と、前記セグメン) (A)の間を補
完する形状のセグメン) (B)により構成された複合
フィラメント(第3図(ロ)〜(ホ)参照)はフィブリ
ル化時において斐形し、第2図に示される9(1<放射
状のセグメン) (A)が偏平化状、弗を呈して本発明
特有の高密度織物を構成することができるのである。
従って、かかる放射状に延びたセグメントをもつ複合フ
ィラメントヲ緯糸の一部に少くとも含ませることは極め
て効果的なことである。
勿論、前記複合フィラメントの断面形状は、第3図図示
各例V?−おいては円形であるが、特に円形に限るもの
ではなく、種々の異形断面形状であっても差支えなく、
又、中空断面形状であってもよい0 かくして特定構成の複合フィラメントは緯糸に対し、所
定の割合以上用いられ、前記経糸と組み合わせ製織され
て、後述する各処理に+1され、本発明の特徴をなす高
密度織物に構成される。
なお、4懺は従米の通常の織成操作と別段異なることは
なく、即ち、特別に高密度を必要とすることなしに常法
に従って行なわれる。このとき、緯糸に使用する前記フ
ィブリル化型複合フィラメントの加工糸の使用量は織物
のノ虱合に微妙な関係があり、爾後のフィブリル化なら
びに偏平化に影宵をもたらすので少くとも50重量%以
上の使用が肝要である。
又、製織における組織は平組織が最も一般的であるか、
綾組織、柄組織も適宜性なうことができる。
以、Lのようにして製織された織物は引続き、フィブリ
ル化処理として、例えばポリアミドを扉潤せしめる薬剤
(以下、フィブリル化剤という)により、処理して収縮
緻密化させる。
フィブリル化型複合フィラメントは第2図の如くフィブ
リル化するのであるが、この場合、充分フィブリル化し
ないものがあるとしても、このようなものはかかる膨潤
処理時に十分、フィブリル比可能である。
ここでフィブリル化剤としては、具体的には、ベンジル
アルコール、β−フェニルエチルアルフ   ”−ル、
フェノ−At 、 m−クレゾール、蟻酸、酢酸等が挙
げられる。又、その水溶液又は水性エマルジョンとして
用いるのが適している。特に以上の中でもベンジルアル
コールの水性エマルジョンを用いる方法が織物の収縮性
やフィブリル化効果の点で、また取扱いか比較的容易な
点で本発明方法には最適である。
上記フィブリ7′L/化剤の水性エマルジョンを作るに
は、フィブリル化剤に界1■I活性剤を添加して乳化分
W!iさせればよく、該界面活性剤としては、ノニオン
系活性剤、カチオン系活性剤、アニオン系活性剤1両性
活性剤、又はそれらの混合型等いずれでもよい。
フィブリル化剤の濃度は、十分な収縮とフィブリル化効
果を得るためには1.5重量%以上とする必要があり、
50重量%を超えると水性エマルジョンの場合には不安
定となり、後のフィブリル化剤の除去が非常に困離とな
る。更に50重臆%を超えるとポリアミド成分以外の成
分に悪影響を与える危険を生じる恐れがある。かかる観
点から該濃度は3・〜30重纜%であるのが好ましい。
本発明の方法では、上記のようなフィブリル化剤を含む
処理液中に被処理織j吻を浸漬放置するか、浸漬後マン
グル等により絞液するのが好適である。
該処理液v温度は、5〜80℃、特に10〜50℃が望
ましく、浸漬絞液する場合、該布帛が保持するフィブリ
ル化剤の量は、1〜50重量%(対411帛重量)が好
ましい。
なお、フィブリル化は上記フィブリル他剤使用に限るも
のではなく、例えば叩打処理等による物理的仙撃処理に
よっても行なうことができる。この場合には公知の叩打
処理手段などが使用される。
フィブリル化処理を経た前記織物は次いで、必要に応じ
その表面を平滑化するため熱カレンダー((よる平滑仕
上げが行なわれる。
平滑化処理は通常、150〜190℃に保持された熱カ
レンダーを利用し、加熱押圧することにより行なわれる
が、押圧の程度は、余り強王すると、織物の風合を害す
るのみならず、通気度を阻害する恐れがあり、一方、弱
すぎると充分な平滑性が得圃いので40〜60Ya程度
が好適である。
そして、これら各処理を経ることによってtv+17成
する緯糸中のフィブリル化型複合フィラメントは実゛値
的にフィブリル化現象を起こすと共に、織物表層部に存
在するフィブリル化した複合フィラメントのうち、横断
面が放射状のセグメントのフィラメントは 参→ポペ変形して偏平化し、同時に慾物を構成する単糸
は表面側が平面比し、かつ互いに面接触して配列されて
平滑な醸切表面全形成する。(第2図参照) そして、このとき、緯糸内部には、ランダムにかつ立体
方向に広がる空間が形成保有されると共に、経糸内部に
は織Qff1表面と水平の方向に拡がる空間が保有され
て従来の高密度織物の欠点を解消した乍く新規な織物を
得ることができる。
かかる高密度盛・吻は、その表面(7)平滑さによりダ
ウンブルーフ性に優れており、特に緯糸表面部の放射状
セグメントフィラメントが偏平化しているため撥水性に
も優れた性能を発揮する。勿論、8貿に応し、撥水加工
を施すことも効果的である。
又、内部の特殊な空隙による空間保有構造のため、適度
の1気性を有し、従ってダウンの持つ吸7、W性、透湿
性を活かした上で、尚、十分な保温性を帷保することが
できる。
更に特殊な複合フィラメントに由来するポリアミドとポ
リエステルの異型断面糸の混在と、ポリアミドのみの膨
潤処理等によるフィブリル化緻密+1+を債を有するた
め、ソフトな風合と、ぎらつきのない十品な光沢を保有
する。
しかも、本発明織物にあっては、経糸として天然城碓、
[芽生繊維素繊維を含む糸が使用されており、+riJ
記緯糸表緯糸ってその表面には天然繊維。
再生繊維業繊維のもつ風合が現出され、天然繊維。
再生繊維素繊維様の外観を呈することになる。(第1図
参照) そして、上記の如き従来のダウン充填素材の性り目金改
善した本発明高密度4哉物を得る前記か法は極めて工業
上、有利性に富み、実用化に対する期待は大きく、その
効用頗る顕著である。
以下、川に本発明の実施例を比較例と対比して述べる。
(実施例1) 経糸として芯部がポリエステルフィラメントからなり、
鞘部が綿糸からなり、ポリエステルと絹糸の重置比が3
ニアである35綿番手の芯鞘型複合糸(以下糸Aとする
)を用い、緯糸として第3図(ニ)に図示した横断面構
造をもち、A成分がナイロン6、他のB成分がポリエチ
レンテレフタレートであり、それらの面積化が1:2の
割合である100L″15゜工、のフィブリル化型複合
フィラメント(以下糸Bとする)を用いて前者を織蕾度
85本/25・am後者(緯糸)f:織蜜度90本/ 
25 gnで平械物を織製した。(織物A) −・方、他に比較用として、15℃M/48□、、20
0−加熱のポリエステル糸を経糸として用い’  /3
6fのポリエステル糸を緯糸として用い、織物Aと同密
度で製織した。(、@物B) そして、前記it*Aに30℃のベンジルアルコール1
8%の水性エマルジョン(乳化剤として日華化学制のサ
ンモールB K 200oncを1.5%使用)をパッ
ドし、その後、90℃の塩水により洗滌し、乾燥した。
次いで190℃の乾熱によりヒートセントを行い、染色
並びに撥水、撥油剤付与処理をrnuし、しかる後、温
度180℃、圧力50獅のシリンダーカレンダー仕上、
げをして加工織物Aを得た。
10Lにtl ’I勿Bにベンジルアルコールエマルジ
ョン処理2弛すことなく190℃の乾熱によりヒートセ
ント’1行ない、以下、前記織物゛Aと同様の加工処理
kbJvL、、加工織物Bを得た。これら得られた両懺
1勿についてその物性の対比を第1表に示す。
第     1     表 − なお、上表におけるダウンプルーフ性の測定評価は次の
如き方法によった。
(イ) 試料布により巾100 ram +長さBOm
mの袋を(ロ) ダウン31を入れ、厚みを平均化した
後、20闘間隔でキルテイングし供試料とする。
(ハ)試料袋をダイナミック、ローリング、マシンに仕
掛け、衝撃回% l OO0回になった時点で試判袋を
取り出す。
に) 試料表向に突出しているダウンの個数を数え、こ
の個数により下記評価、に従って評価する。このとき一
部突出しているものも数える。
記 ダウンブルーフ性       飛び出したダウン個数
1級             0 2級          1〜10 3級         11〜100 4級        10]−〜5005級     
     501  以上第1表から明らかなように、
本発明の織物Aは優れた防水性とダウンブルーフ性を有
し、かつ天然繊維様の光沢、風合を有するのに対し、通
常のポリエステルフィラメントを用いた織物Bは、防水
性は非常に不足であり、ダウンブルーフ性もなく、風合
、外rmも合繊特有のもので好ましくないものであった
(実施例2) )lマを糸として、芯部かポリエステル短繊維からなす
、鞘部がビスコースレーヨン短繊維からなり、ポリエス
テルとビスコースレーヨンの重量比が5:5である40
綿番手の芯鞘型複合糸(以下糸Cとする)を用い、緯糸
として実施例1の糸Bを用いて平織物を製織した。
即ち、糸0を経糸として、織密度92本’25m+n 
’糸Bを緯糸として織密度90本/2珈鍔製織し、これ
をへ議物Oとする。この織物Cに実施例1の織物Aと同
様の加工を施し加工織物Cを得た。
該織物Cは、経糸落度120本/2−1緯糸密度95本
Aカ、撥水度90点、耐水g:、 650 M 、通気
度1゜7 Q c/m/sec 、ダウンブルーフ性1
9級であり、しなやかな感触と絹様の光沢を有するもの
であった。
次に該織物をダウン充填利として用い、ダウンジャケッ
トを作成し、試着試験をしたところ、保湿性に優れるが
内部での蒸れは全くなく、しっ)も長期間着用してもダ
ウンの飛ひ出しは全く見られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明m吻の緯糸方向断面一部拡人1て、第2
図は同織物の経糸方向断面一部拡大図、第3図は本発明
1戦物に使用するフィブリル化型複合フィラメントの各
側を示す横断面図である。 羊1n 羊Z図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 経糸として天然繊維、再生繊維素繊維を含む糸を
    用い、緯糸の少くとも50重量%にポリアミド成分とポ
    リエステル成分からなる特定頷断面形状のフィブリル化
    型護合フィラメントヲ用いた織・暖であって、rljl
    記フィブリル化型複合フィラメントはg= q4Q吻中
    Vておいて実質的にフィブリル化していることを時機と
    する高密度織物。 2、 経糸が合成繊維糸を芯部とし、天然繊維、再生−
    昌!Ir禦識、+aの少くとも1種の繊維を鞘部とする
    コアヤーンである特許請求の範囲第1項記載の高屑度係
    吻。 3、経糸か合成繊維糸を芯部とし、天然繊維、再lI:
    繊維素繊維の少くとも1種からなる繊維糸を鞘部とする
    カバリングヤーンである特許請求の範囲第1項記載の高
    密度織物0 4、 芯部の合成繊維糸がポリエステル繊維からなろ長
    繊維糸又は短繊維糸である特許請求の範囲第2頃又は第
    3項記載の高密度織′吻。 5、 芯部の合成繊維糸がナイロンの長繊維糸又は短繊
    維糸である特許請求の範囲第2項又は第8項記載の高密
    度織物。 6、 経糸が天然繊維、再生繊維素繊維の少くとも]1
    種の繊維と合成繊維とからなる混紡糸である特許請求の
    範viI第1項記載の高密度織物。 7、 経糸が天然繊維、再生繊維素繊維の少くとも1種
    の繊維糸と合成繊維糸とからなる撚合糸である特許請求
    の範囲第1項記載の高)ぞ度懺吻。 8、 フィブリル化型複合フィラメントが横断面形状に
    おいてその一部に少くとも2方向に放射状に延びた一方
    の成分からなるセグメントと、n’J記セグメント間を
    補完する形状の他方の成分からなるセグメントによって
    構成きれたフィラメントである特許請求の範囲第1〜7
    項の何れかに記載の高密度織物。 9、 フィブリル電型複合フィラメント頒断聞の放射状
    に延びたセグメント成分がポリアミド成分である特許請
    求の範囲第8項記載の尚密度4吻。 1.0.  (峨勿中においてフィブリル比した複合フ
    ィラメントのうち、m′4′/J表面を構成する単糸は
    表面側力・下問化し、しかも互いに向接融して配列し平
    滑な表]111を形成している特許請求の範囲第1〜9
    項の何れかに紀・Jaの渦・K度織物。 Jl、経糸として天然綱維、再生m維素繊Wを一部に含
    む糸を用い、緯糸の少くとも5o*敵%にボIトノ′ミ
     ド成分とポリエステル成分からなる特定種断面形状の
    フィブリル化型複合フィラメントを用いて襟初を製伯1
    (シた伎、該i液物に対しフィブリル化処理を弛し、そ
    の後、加熱押圧して織物表面を゛1芝滑化することを特
    徴とする高密度懺づの鳴遣方法。 12、経糸か合成−シ維の長lIA維糸又は短繊維糸を
    芯fitBとし、天然繊(r+l(+再生繊維素繊維の
    少くとも]−伸の繊維糸を鞘部とするコアヤーンである
    特許請求の・兜四第11項記峨の高密度織物の製造方法
    。 18、経糸か合成1@紺の長繊維糸又をま短繊維糸を芯
    1115とし、天然繊維、再生繊維素繊維の少くとも]
    。 揮の頑1・l(からなる糸を鞘部とするカバリングヤー
    ンである特許請求の範囲第11項記載の高雷度織物の製
    造方法。 14、経糸芯部の合成繊維かポリエステル繊維である特
    許請求の範囲第12項又は第1δ項記載の高密度織物の
    製造方法。 15、経糸芯部の合成繊維がナイロン姻紐である特許請
    求の範囲第12項又は第18項記載の尚ぞ度懺栃の製造
    方法。 16  フィブリル化型複合フィラメントか醸萌面形状
    において、その一部に少くとも2方向に放射状に延びた
    一方の成分からなるセグメントと、ll’J 記セグメ
    ン) IIJIIを補完する形状の地方の成分からなる
    セグメントによって構成されたフィラメントである特許
    請求のIIqモ囲第11〜15項の1[IJれかに記載
    の高・に度襟寄の製造方法。 17、  フィブリル体型複合フィラメント価所面の放
    射状に延びたセグメント成分がポリアミド成分である特
    許請求の範囲第16項記載の高冨度懺匈の製造方法。 18、  フィブリル化処理がポリアミドk d r1
    4せしめる薬剤による1■縮処理である特許請求の範囲
    鋼へ11〜17頂の111■れかに記載の高密度織物の
    製造方法。 19  ポリアミドを膨潤せし7める薬剤力ζベンジル
    アルコール 囲第18項記載の高蕾度識・物の製造方法。 20、フィブリル化処理か物理的’rcW&付与である
    特許請求の範囲 解度j哉吻の製造方法。 21、  +11Q S+3表面の加熱抑圧を熱カレン
    ダーを利用し、温度150〜190℃,lE力40〜6
    0鷲の条件Fで行なう特許請求の範囲第11〜20項の
    何れかに記載の高活度織1グの製造方法0
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