JPS5915441Y2 - 可変抵抗器の摺動ブラシ - Google Patents
可変抵抗器の摺動ブラシInfo
- Publication number
- JPS5915441Y2 JPS5915441Y2 JP16208579U JP16208579U JPS5915441Y2 JP S5915441 Y2 JPS5915441 Y2 JP S5915441Y2 JP 16208579 U JP16208579 U JP 16208579U JP 16208579 U JP16208579 U JP 16208579U JP S5915441 Y2 JPS5915441 Y2 JP S5915441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- brush
- variable resistor
- sliding brush
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は非巻線型可変抵抗器に用いるマルチワイヤ方式
の線接子の摺動による変形応力を小さくして変形を防止
し、耐用性を増大させることを目的とするものである。
の線接子の摺動による変形応力を小さくして変形を防止
し、耐用性を増大させることを目的とするものである。
非巻線型抵抗器に用いる可変用の摺動ブラシは接点数が
多い程、摺動錐台が小さくなることが知られており、細
線を配列したマルチワイヤ方式のブラシが採用されてい
る。
多い程、摺動錐台が小さくなることが知られており、細
線を配列したマルチワイヤ方式のブラシが採用されてい
る。
このブラシは細線の先端を例えば屈曲して接点とした多
数の線接子を配列し、その基部を固定しているため、摺
動時の摺動運動と摩擦抵抗のため変形し、特に固定支持
された線接子基部によって接点が押される方向即ち第1
図Bの方向に摺動する場合ブラシの両側部に位置する線
接子は外方に押し拡げられ、復動時には集合し、往行と
復行ではその形状が変化し、長期間の反覆使用により、
その傾向は益々激しくなり、雑音発生の原因となり特性
に変化を生ずる悪影響を招来し、このような現象は直線
型のものよりも一回転形式の回転型の場合に顕著である
。
数の線接子を配列し、その基部を固定しているため、摺
動時の摺動運動と摩擦抵抗のため変形し、特に固定支持
された線接子基部によって接点が押される方向即ち第1
図Bの方向に摺動する場合ブラシの両側部に位置する線
接子は外方に押し拡げられ、復動時には集合し、往行と
復行ではその形状が変化し、長期間の反覆使用により、
その傾向は益々激しくなり、雑音発生の原因となり特性
に変化を生ずる悪影響を招来し、このような現象は直線
型のものよりも一回転形式の回転型の場合に顕著である
。
本考案は上記のような細線からなる線接子の拡がり、変
形を防止し雑音の発生を少くすると共に、耐用性を増大
させるもので実施の態様を添付図面について説明する。
形を防止し雑音の発生を少くすると共に、耐用性を増大
させるもので実施の態様を添付図面について説明する。
第2図は非巻線型−回転式可変抵抗器の断面図で、リー
ド線1と非巻線型抵抗素子(図示せず)を有する基体3
と、細線の先端部を屈曲して抵抗素子上を摺動する接点
aを形式した線接子11を多数配列し、その基部を支持
板12上に配列して半田付け、溶接等にて固定したマル
チワイヤ方式のブラシ4の基部を埋入又は圧入により支
持し、他側に回転軸取付部5を形式した回転子6とをO
リングを介在させて重合し、複数の爪片8を有するカバ
ー9で外周を包被し、爪片8を基体背面に屈曲掛止して
カバー9を基体3に固定し、回転子6を基体3に対して
回動自在に支持させたもので、上記の構成は回転式可変
抵抗器の構造の一例で本考案は上記のマルチワイヤ方式
のブラシ4を第4図、第5図に示すように線接子11の
基部を支持板1.2上に配列すると共にその両側に、線
接子と同様に先端部を屈曲して接点aを形式した板状の
小接片13を配列して支持板12に線接子と共に半田付
け、溶接等にて固定し、支持板12を回転子6に埋入固
定するか、圧入支持させる。
ド線1と非巻線型抵抗素子(図示せず)を有する基体3
と、細線の先端部を屈曲して抵抗素子上を摺動する接点
aを形式した線接子11を多数配列し、その基部を支持
板12上に配列して半田付け、溶接等にて固定したマル
チワイヤ方式のブラシ4の基部を埋入又は圧入により支
持し、他側に回転軸取付部5を形式した回転子6とをO
リングを介在させて重合し、複数の爪片8を有するカバ
ー9で外周を包被し、爪片8を基体背面に屈曲掛止して
カバー9を基体3に固定し、回転子6を基体3に対して
回動自在に支持させたもので、上記の構成は回転式可変
抵抗器の構造の一例で本考案は上記のマルチワイヤ方式
のブラシ4を第4図、第5図に示すように線接子11の
基部を支持板1.2上に配列すると共にその両側に、線
接子と同様に先端部を屈曲して接点aを形式した板状の
小接片13を配列して支持板12に線接子と共に半田付
け、溶接等にて固定し、支持板12を回転子6に埋入固
定するか、圧入支持させる。
上記のように構成すると配列された線接子11は両側の
板状の小接片13に支えられ摺動による拡がり、変形は
防止される。
板状の小接片13に支えられ摺動による拡がり、変形は
防止される。
又ブラシ幅が大きい場合には第4図に示すように中間の
適宜位置にも小接片13を配置し、マルチワイヤ方式の
利点を失うことなく、欠点を解消し、長期に亙り使用で
きる。
適宜位置にも小接片13を配置し、マルチワイヤ方式の
利点を失うことなく、欠点を解消し、長期に亙り使用で
きる。
マルチワイヤ方式のブラシにおける線接子の拡がり或い
は変形は直線的に摺動するブラシよりも一回転方式の方
が大きく、且回転式では回転の中心近くで捻れを生じ、
小型回転式では回転中心付近に端子を取り付けるため凹
凸を生じ、回転による変形はこの凹凸により一層激しく
なる。
は変形は直線的に摺動するブラシよりも一回転方式の方
が大きく、且回転式では回転の中心近くで捻れを生じ、
小型回転式では回転中心付近に端子を取り付けるため凹
凸を生じ、回転による変形はこの凹凸により一層激しく
なる。
このよな場合には第5図に示すように回転中心側に板状
の小接片13を複数枚配置する。
の小接片13を複数枚配置する。
尚、上記実施例では線接子11並びに小接片13共にそ
の基部を支持板12上に配列固定したものに付いて説明
したが、支持板12を省略して線接子及び小接片の基部
を一体に接着してもよく、基部の形状は埋込み、或いは
圧入等支持方法に適した形状とする。
の基部を支持板12上に配列固定したものに付いて説明
したが、支持板12を省略して線接子及び小接片の基部
を一体に接着してもよく、基部の形状は埋込み、或いは
圧入等支持方法に適した形状とする。
第1図はマルチワイヤ方式のブラシの摺動時の線接子の
変形を示す説明図、第2図はマルチワイヤ方式のブラシ
を使用した一回転式可変抵抗器の縦断側面図、第3図は
本考案に係るブラシの側面図、第4図、第5図は同ブラ
シの正面図である。 4・・・・・・ブラシ、11・・・・・・線接子、13
・・・・・・小接片。
変形を示す説明図、第2図はマルチワイヤ方式のブラシ
を使用した一回転式可変抵抗器の縦断側面図、第3図は
本考案に係るブラシの側面図、第4図、第5図は同ブラ
シの正面図である。 4・・・・・・ブラシ、11・・・・・・線接子、13
・・・・・・小接片。
Claims (2)
- (1)細線からなる線接子を配列したマルチワイヤ方式
のブラシの両側に、線接子とともに先端部を屈曲して接
点を形式した板状の小接片を配置してなる可変抵抗器の
摺動ブラシ。 - (2)前記板状の小接片はブラシの中間適所にも配置し
た実用新案登録請求の範囲第1項記載の可変抵抗器の摺
動ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16208579U JPS5915441Y2 (ja) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | 可変抵抗器の摺動ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16208579U JPS5915441Y2 (ja) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | 可変抵抗器の摺動ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5678505U JPS5678505U (ja) | 1981-06-25 |
JPS5915441Y2 true JPS5915441Y2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=29673118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16208579U Expired JPS5915441Y2 (ja) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | 可変抵抗器の摺動ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915441Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-21 JP JP16208579U patent/JPS5915441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5678505U (ja) | 1981-06-25 |
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