JPS5915265Y2 - 圧縮機用電動機の起動装置 - Google Patents

圧縮機用電動機の起動装置

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JPS5915265Y2
JPS5915265Y2 JP1976038774U JP3877476U JPS5915265Y2 JP S5915265 Y2 JPS5915265 Y2 JP S5915265Y2 JP 1976038774 U JP1976038774 U JP 1976038774U JP 3877476 U JP3877476 U JP 3877476U JP S5915265 Y2 JPS5915265 Y2 JP S5915265Y2
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Japan
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starting
thermistor
capacitor
starting device
auxiliary winding
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JP1976038774U
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Inventor
秀夫 奥
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ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍機における圧縮機用電動機の起動装置に関
する。
家庭用などの小容量形冷凍機では圧縮機駆動源として単
相コンデンサ形誘導電動機が多用されているが、この電
動機を大きいトルクで起動させるためにPSC方式起動
回路を採用していることは周知である。
該起動装置は運転コンデンサ4を補助巻線3と直列に接
続させたものであるが、さらにその改良をはかるものと
して第1図に示す如く、正の温度−抵抗特性を持つサー
ミスタ5 (以下PTCサーミスタ5と称す)を運転コ
ンデンサ4に並列接続させた回路構成のものが知られて
いる。
この回路方式では、PTCサーミスタ5の初期抵抗値が
小さいことを利用して起動トルクの増加をはかり、起動
完了して運転状態に移行すると、PTCサーミスタ5が
自己のジュール熱によって発熱し第2図々示のキューり
点を超えた時点で抵抗値を急増させることから、PSC
方式単相コンデンサ誘導電動機と同等の停動トルクが得
られるという利点があるが、一方、停止後短時間で起動
する場合の再起動時にPTCサーミスタ5の放熱が十分
でなくて温度が高く、PTCサーミスタ5の抵抗値は大
であるので、十分な起動トルクが得られず、従ってトル
ク不足にもとすく拘束状態に陥り、電動機の過熱焼損を
招く問題点があった。
か・る欠陥の解決策としてC8R方式と称し運転コンデ
ンサ4と並列に放電抵抗付起動コンテ゛ンサを接続させ
て起動補償を行わせるとともに、起動完了後は起動リレ
ーによって前記起動コンデンサを回路から切り離すよう
にしたものがあるが、これは起動コンテ゛ンサの製品コ
ストが高いので、装置費の上昇を招き経済面で好ましく
ない問題を有していた。
本考案はか・る従来の諸装置が夫々一長一短を有してい
る点に着目してその改良をはかるべく威されたもので゛
あって、特にPTCサーミスタの自己制御特性を活用し
ながら再起動特性にも良好な性能を保証し得る如くした
構成をその特徴とする。
以下さらに本考案を添附図面に基づいて説明する。
第3図において1は圧縮機用単相誘導電動機(以下単相
モータと称す)で固定子側に主巻線2と補助巻線3を有
していて、交流単相電源9が給電される。
補助巻線3は運転コンデンサ4を直列に介して前記電源
9と連絡させている。
5はPTCサーミスタで第2図に示す如き正の温度−抵
抗特性を有しており、前記運転コンデンサ4に対し並列
的に接続させている。
6は公知の起動リレーであって、そのコイル7を補助巻
線3に対し並列接続させるとともに、常閉接触子8をP
TCサーミスタ5に直列接続させており、コイル7が補
助巻線3の両端に起動完了時誘起する電圧によって励磁
すると常閉接触子8を開放させて、PTCサーミスタ5
を回路から切り離すように威している。
上述せる構成の電気回路において、単相モータ1を始動
させた直後は補助巻線3の両端間の誘起電圧が低いので
起動リレー6は付勢されず、従って温度が低く低抵抗状
態のPTCサーミスタ5が運転コンデンサ4に並列介挿
されて、第4図上の立上り曲線部における如き大なる起
動トルクを得て単相モータ1は円滑に駆動する。
単相モータ1が加速するにつれてPTCサーミスタ5は
抵抗が増加するが、同時に前記誘起電圧も上昇してきて
起動リレー6のコイル7が励磁するので接点8が遂に開
放するに至って、キューリ一点近傍に達した高抵抗のP
TCサーミスタ5は回路から切り離され通電が解かれる
この時点では前記PSC方式の場合のトルクに相当する
トルクが単相モータ1から出されているので、通常回転
に達した単相モータ1によって圧縮機はスムースに運転
維持される。
通電が解かれたPTCサーミスタ5は次第に温度が低下
してその抵抗値が初期状態に逸早く復帰するので、その
後において単相モータ1が停止し直ぐ採得起動したとし
ても、PTCサーミスタ5は前述せる始動時の状態に復
元しており、従って大なる起動トルクを有して単相モー
タ1は起動し拘束状態を呈する如き不都合は解消される
本考案は斜上の如き構成および作用を有するものであっ
て、第1図に示した従来の起動装置と対比すると、運転
停止後の再起動時にはサーミスタ5が初期の低抵抗状態
に復元しているので再起動時の起動特性が向上し、トル
ク不足による拘束などの不都合が排除される効果を奏す
る。
また、従来のC5R方式のものと較べて見ても起動コン
デンサとサーミスタ5の価額差分だけコスト低下がはか
れてC3R方式の遜色の無い好特性が得られるし、さら
に放電用抵抗器を不要としているので、コスト低下が一
層はかれる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の起動装置の電気回路図、第2図は正特性
サーミスタの温度−抵抗特性線図、第3図は本考案に係
る電気回路図、第4図は第3図における電動機の起動ト
ルク特性線図である。 1・・・・・・圧縮機用単相誘導電動機、3・・・・・
・補助巻線、4・・・・・・運転コンデンサ、5・・・
・・・サーミスタ、6・・・・・・起動リレー、7・・
・・・・起動リレーのコイル、8・・・・・・起動リレ
ーの常閉接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 補助巻線3に運転コンデンサ4を直列接続させた圧縮機
    用単相誘導電動機1の補助巻線3に対して、該巻線3が
    起動完了時に誘起する電圧によって作動する起動リレー
    6のコイル7を並列接続するとともに、正の温度−抵抗
    特性を持つサーミスタ5と前記起動リレー6の常閉接触
    子8とを直列接続した回路を、前記運転コンデンサ4に
    並列接続させたことを特徴とする圧縮機用電動機の起動
    装置。
JP1976038774U 1976-03-30 1976-03-30 圧縮機用電動機の起動装置 Expired JPS5915265Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS52129912U JPS52129912U (ja) 1977-10-03
JPS5915265Y2 true JPS5915265Y2 (ja) 1984-05-07

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