JPS5914516B2 - シヤンプ−組成物 - Google Patents

シヤンプ−組成物

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JPS5914516B2
JPS5914516B2 JP10426978A JP10426978A JPS5914516B2 JP S5914516 B2 JPS5914516 B2 JP S5914516B2 JP 10426978 A JP10426978 A JP 10426978A JP 10426978 A JP10426978 A JP 10426978A JP S5914516 B2 JPS5914516 B2 JP S5914516B2
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JP10426978A
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正和 稲森
貞雄 宮永
勝 田嶋
康雄 石崎
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Lion Corp
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Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低刺激性(低手荒性)とコンデイシヨニング性
を有しかつ、たれ流れや飛散がないジャンプ一組成物に
関する。
本発明のジャンプ一組成物は、美容師、理容師などのジ
ャンプ一に直接接触する頻度が高いとかあるいは接触す
る時間が長い人々に対して極めて有用である。従来、一
般市販品ジャンプ一は勿論、美容院や理容院での作業で
使用する専門家向けジャンプ一は、主として洗浄力の大
きい陰イオン活性剤、たとえばアルキル硫酸エステル塩
、アルキルベンゼンスルフオン酸塩、α−オレフインス
ルフオン酸塩などを含有している。
しかしながらこれら陰イオン活性剤含有ジャンプ一は極
めて洗浄力にすぐれているものの、皮膚に刺激作用があ
ることが認められており、これを繁用すると、皮膚が著
るしく荒れるという欠点を有している。このようなこと
から、美容師や理容師などでジャンプ一組成物に多くの
時間あるいは高い頻度で接触する機会を有する人の間で
は、低刺激性(低手荒性)のジャンプ一が強く要望され
ているのが現状である。また美容院や理容院では、洗髪
後の髪にコンデイシヨニング性を付与する機能を備えた
ジャンプ一の要望も高い。さらに、美容院や理容院にお
いては通常、洗髪は2回に分けて行われるが、その1回
目の洗髪ではジャンプ一濃度を3〜8倍に希釈したもの
を直接、頭にふりかける。その際、たれ流れや飛散のな
いものが望まれている。本発明者らは、上記事情に鑑み
、従来一般に行われているハンドクリームやスキンクリ
ームで皮膚を保護するような消極的な方法でなく、ジャ
ンプ一自身を低刺激性とするとともに、洗髪後の髪にコ
ンデイシヨニング性を付与すること及びジャンプ一作業
性の向上(たれ流れ防止、飛散防止、伸びやすさ)につ
いて鋭意研究を重ねた。
本発明者らは、この研究過程において、前記陰イオン活
性剤の使用は低刺激性ジャンプ一基剤としては合目的で
ないことを認め、その使用を避けるとともに、低刺激型
のポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル型の非イオン活
性剤の使用について検討した。しかしながら、このよう
なポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル型の非イオン活
性剤を有効成分としたジャンプ一は、低刺激性の点では
満足しうる結果を与えるものの、シヤンプー本来の目的
である洗浄力、泡立性においては、前記した陰イオン活
性剤を含むものに比して劣つており、又洗髪後の髪にコ
ンディシヨニング性を付与することもできず、使用する
3〜8倍に希釈したジャンプ一の粘度も高すぎるため、
たれ流れ、飛散等が起り洗髪時の作業性が非常に悪い。
本発明者らはこれらの点の改良についてさらに種々研究
をした結果、特定の両性活性剤と上記ポリオキシエチレ
ン脂肪酸ジエステル型非イオン活性剤とアルキロールア
マイド型非イオン活性剤とを併用することによつて、従
来品に比べて洗浄力、泡立ち性、低刺激性は勿論のこと
、コンデイシヨニング性にもすぐれ、かつ、3〜8倍に
希釈した液が使用上適当な粘度となり、たれ流れ、飛散
等のないジャンプ一組成物が得られることを見出し、本
発明を完成するに到つた。すなわち、本発明によれば、
一般式 (式中、Rは炭素数8〜19のアルキル基又はアルケニ
ル基、Mは水素原子、アルカリ金属又はアルカノールア
ミン塩を表わす)で表わされる1種又は2種以上のアミ
ドアミン型両性活性剤(A)と、一般式R℃00(CH
2CH2O)NCOR″ (式中、R1及びR″は炭素数11〜19のアルキル基
又はアルケニル基であり、nは8〜210の整数である
)で表わされるポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル型
非イオン活性剤(B)と、一般式(式中、Rは炭素数9
〜17のアルキル基又はアルケニル基であり、n+mは
1〜5の整数である)で表わされるアルキロールアミド
型非イオン型活性斎1(0とを有効成分として含有し、
かつ成分(A)、(匂及び(C)の総和を100重量部
とした場合に、成分(A)20〜80重量部、成分(B
)1〜20重量部及び成分(C)20〜80重量部の割
合であることを特徴とするジャンプ一組成物が提供され
る。
本発明のジャンプ一組成物は、前記したように、アミド
アミン型両性活性斎込とポリオキシエチレン脂肪酸ジエ
ステル型非イオン活性剤(B)とアルキロールアミド型
非イオン型活性剤(0を特定の割合で含むものであるが
、これらの成分の中、前記式(a)〜(f)で示される
両性活性斎1(八は低刺激性であることは知られている
が、洗浄力、泡立ち性は陰イオン活性剤に比べて劣り、
これを単にジャンプ一基剤として用いても満足すべき製
品を得ることができない。
本発明では成分(B)及び(0を併用することによつて
始めて洗浄力、泡立ちの良好なものを得ることができる
。また、本発明においては、一般に知られた他の種類の
両性活性剤を用いても所期の目的を達成できない。本発
明においては前記(aノ、(Y))スは(c)の両性活
性剤、殊にそれら(a)、(b)、(c)の混合物の使
用が好ましい。本発明で用いる成分(B)のポリオキシ
エチレン脂肪酸ジエステル型非イオン活性剤は、それ単
独では低刺激性であるが、洗浄力、泡立ち性が劣り、又
洗髪後の髪にコンデイシヨニング性を付与することが出
来ず、3〜8倍に希釈したジャンプ一も粘度が高すぎる
ため、洗髪時の作業性が悪い。
しかしながら、本発明により、前記他種活性剤との混合
物の形で適用する時には、上記欠点は著しく改良される
。本発明で使用するポリオキシエチレン脂肪酸ジエステ
ル型非イオン活性剤において、そのアルキル基又はアル
ケニル基のkおよびR″の炭素数が11未満では界面活
性能が低下するため洗浄力が悪くなり、一方、炭素数が
19を越える場合には、水溶性が低下するため泡の安定
性が悪く、泡立ちが低下する。またnが210を越える
場合には、親水性が強くなりすぎるため油溶性の汚れが
除去しにくくなる。本発明においてはこのポリオキシエ
チレンジエステル型非イオン活性剤は1種又は2種以上
の混合物で使用されるが、特に好ましいものを挙げると
次の通りである。(イ)Cl7H35COO(CH2C
H2O)130C0C17H35(ロ) Cl7H35
COO(CH2CH2O)200C0C17H35ヒ)
Cl7H33COO(CH2CH2O)130C0C
17H33(ニ)Cl7H33COO(CH2CH2O
)200C0C17H33(… Cl5H3lCOO(
CH2CH2O)200C0C15H31本発明におい
て用いる成分(0のアルキロールアミド型非イオン活性
剤は増泡性、増粘性を期待して一般にジャンプ一組成物
中に配合されるものであるが、洗浄力と低刺激性におい
て劣つている。本発明では、前記したように、成分(A
)及び(B)と混合することにおいて、その欠点は著る
しく改善される。本発明における成分(C)のアルキロ
ールアミドにおいて、そのアルキル基又はアルケニル基
Rの炭素数は9〜17、好ましくは10〜15から選ば
れ、またエチレンオキシドの付加モル数の総和n+mは
1〜5、好ましくは1〜2である。
本発明において、所期の目的を達成するには、上記成分
(自)、(B)及び(Qの配合比を特定することが必要
であり、この総和を100重量部とした場合、それら各
成分の割合は、成分(A)20〜80重量部、成州B)
1〜20重量部及び成分(020〜80重量部である。
本発明において殊に好ましい配合比は、成分(A3O〜
60重量部、成分(8)5〜15重量部、及び成州03
0〜60重量部である。本発明で使用する各成分の配合
比が前記範囲を逸脱するようになると、著るしい相乗効
果が期待し得ず、個々の成分のもつ好ましくない性質が
現れるようになり、得られる組成物は、刺激性、洗浄性
、泡立ち性が劣り、さらにコンデイシヨニング性、作業
性のいずれも要求される性状を満すことができず、実用
性のある製品とすることができない。本発明における組
成物の調製は、前記各成分を所定範囲の割合になるよう
に配合すればよく、他の成分の配合を妨げるものではな
い。
すなわち、本発明のジャンプ一組成物には、前記成分の
他、本発明の目的を特に阻害しない範囲において、種種
の補助添加剤、たとえば希釈用の水をはじめとして、プ
ロピレングリコール、グリセリン、尿素などの可溶化剤
、エタノール、無機塩、高級アルコールなどの粘度調整
剤、さらに、PH調整剤、香料、色素、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、抗フケ剤、殺菌剤、防腐剤などを添加する
ことができる。さらにまた、本発明においては、本発明
の目的とする低刺激性、洗浄力、泡立性、コンデイシヨ
ニング性、作業性などを阻害しない限り、他の非イオン
活性剤やアニオン活性剤の添加を妨げるものではない。
たとえば、低刺激性のポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテルな
どの非イオン活性剤及び低刺激性のポリオキシエチレン
リン酸エステル型陰イオン活性剤などを配合することも
できる。本発明の組成物は、低刺激性を目的とすること
から、使用時のPHを適当な手段により5〜8に調整す
るのが好ましく、殊に、本発明の組成物をあらかじめP
H5〜8のものに調整しておくのが有利である。以上述
べたように、本発明のジャンプ一組成物は、ジャンプ一
に要求される低刺激性、洗浄力、泡立ち性が従来品より
著るしくすぐれているとともに、洗髪後の髪に対してコ
ンデイシヨニング性を付与すると同時に理容師、美容師
らが要望している希釈使用時の使い易さ、たれ流れ、飛
散のないジャンプ一として充分に要望に応えるものであ
り、広く理容及び美容業界に寄与するものである。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。実施
例 1 アミドアミン型両性活性触A)45重量%、ポリエチレ
ングリコール(エチレンオキサイド付加モル数130モ
ル)(B)10重量%、アルキロールアミド型非イオン
活性剤(炭素数12、エチレンオキサイド付加モル数1
モル)(Q45重量%を含むジャンプ一を調製した。
これらのジャンプ一について、下記の評価方法によりそ
の洗浄力、泡立ち、皮膚刺激性、洗髪後の髪に対するコ
ンデイシヨニング性の試験およびジャンプ一希釈液の使
い易さについて試験を行つた。
その結果を第1表に示す。なお表中には比較のために市
販品のジャンプ一についての結果も併せて示した。試験
方法 1.洗浄力 試料濃度5%水溶液を用いて、30名を洗髪し、次の要
領で評価した。
0・・・・・・洗浄力良好 X・・・・・・洗浄力不良 2.泡立ち 試料濃度5%の水溶液の泡立ちを温度40℃の条件下、
乳化シリンダー振とう法によつて評価した。
○・・・・・・泡立ち良好 X・・・・・・泡立ち不良 3.皮膚刺激性 試料濃度1.5%水溶液に温度35℃で1分間の条件で
手を浸漬したのち、1分間乾燥するという操作を30回
繰返して1日目の試験を終了し、翌日同様の試験を繰返
して全試験を完了した。
なお、人手としては30名のものを使用した。◎・・・
・・・90%以上の人手に対して低手荒性であることを
確認○・・・・・・70〜90%の人手に対して低手荒
性であることを確認X・・・・・・70%以下の人手に
対して低手荒性であることを確認4.コンデイシヨニン
グ性 試料濃度5%水溶液にて30名を洗髪し、次の要領で評
価した。
5.希釈液粘度 試料濃度6%水溶液にて、 評価した。
粘度を次の要領で 0S;α−オレフインスルフオネート(炭素数15〜1
8)また表中における数値は重量部を表わす。
実施例 2 実施例1と同様にして、各種アミドアミン型両性活性剤
と各種ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル型非イオン
活性剤と各種アルキロールアミド型非イオン活性剤から
なるジャンプ一組成物を調製し、その組成物の試験を行
つた。
その結果を第2表に示す。なお、表中に示した各符号は
次のことを意味する。
A−Jヨ黷ma: 明細書中に一般式(a)で示された両性活性剤囚におい
て、Rとして炭素数7のアルキル基及びMとしてNaを
有するもの。
以下同様の符号は同様の意味を表わす。なおTEAはト
リエタノールアミン塩を示す。
B−10−(130);明細書中に一般式で示されたポ
リオキシエチレン脂肪酸ジエステル型非イオン活性剤(
8)においてR7及びR//の炭素数がそれぞれ10で
あり、nが130のもの。
以下同様の符号は同様の意味を表わす。C−12−(1
); 明細書中に一般式で示されたアルキロールアミド型非イ
オン型活性剤(C)において炭素数12のアルキル基又
はアルケニル基であり、n+mが1であるものをあられ
す。
表中における数値は各重量部をあられす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (a)▲数式、化学式、表等があります▼(b)▲数式
    、化学式、表等があります▼(c)▲数式、化学式、表
    等があります▼(d)▲数式、化学式、表等があります
    ▼(e)▲数式、化学式、表等があります▼(f)▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中、Rは炭素数8〜
    19のアルキル基又はアルケニル基、Mは水素原子、ア
    ルカル金属又はアルカノールアミン塩を表わす)で表わ
    される1種又は2種以上のアミドアミン型両性活性剤(
    A)と、一般式R′COO(CH_2CH_2O)nC
    OR″(式中R′及びR″は炭素数11〜19のアルキ
    ル基又はアルケニル基であり、nは85〜210の整数
    である)で表わされるポリオキシエチレン脂肪酸ジエス
    テル型非イオン活性剤(B)と、一般式▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、Rは炭素数9〜17のアルキル基又はアルケニ
    ル基であり、n+mは1〜5の整数である)で表わされ
    るアルキロールアミド型非イオン活性剤(C)とを有効
    成分として含有し、かつ成分(A)、(B)及び(C)
    の総和を100重量部とした場合に、成分(A)20〜
    80重量部、成分(B)1〜20重量部及び成分(C)
    20〜80重量部の割合であることを特徴とするジャン
    プー組成物。
JP10426978A 1978-08-26 1978-08-26 シヤンプ−組成物 Expired JPS5914516B2 (ja)

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JPS57151702A (en) * 1981-03-16 1982-09-18 Shibaura Eng Works Ltd Track correcting and arranging machine
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JP2015024966A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 ホーユー株式会社 毛髪洗浄剤組成物

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