JPH06172130A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH06172130A
JPH06172130A JP32957192A JP32957192A JPH06172130A JP H06172130 A JPH06172130 A JP H06172130A JP 32957192 A JP32957192 A JP 32957192A JP 32957192 A JP32957192 A JP 32957192A JP H06172130 A JPH06172130 A JP H06172130A
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hair
salt
acid
carbon atoms
surfactant
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JP32957192A
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Inventor
Nobutaka Horinishi
信孝 堀西
Michiko Arai
道子 新井
Yoshinobu Kobayashi
誉宜 小林
Kazuyuki Yahagi
和行 矢作
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基
を示す〕で表わされるα−ヒドロキシモノカルボン酸又
はその塩を5〜20重量%含有することを特徴とする毛
髪化粧料。 【効果】 毛髪に柔軟性を付与し、この効果が持続し、
かつ毛髪がよくまとまる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な毛髪化粧料、更に
詳細にはα−ヒドロキシモノカルボン酸又はその塩を含
有し、持続的柔軟性に優れたシャンプー、ヘアリンス、
ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等の毛髪化
粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪化粧料には毛髪の感触を良好
にする目的で、モノ又はジ直鎖型長鎖アルキル第四級ア
ンモニウム塩やモノ又はジ分岐型長鎖アルキル第四級ア
ンモニウム塩等のカチオン界面活性剤が配合されてい
る。
【0003】しかしながら、これら従来の毛髪化粧料
は、毛髪の感触、すなわちコンディショニング効果であ
るしっとり感、平滑性等は優れるものの、柔軟性に関し
ては不充分であるという欠点があった。すなわち、濡れ
ている状態では柔らかさを感じることが出来ても、乾燥
した状態ではその効果はほとんど失われてしまってい
た。そこで、かかる欠点を解決する目的で、高級アルコ
ール、グリセライド、流動パラフィン等の油脂類などを
併用することが行われてきた。これらの方法は、毛髪表
面に疎水性分子を残留させることにより、表面張力を下
げて感触的に柔軟感を賦与するもので、これら毛髪表面
に残留した物質は、日常生活において経時的に接触、あ
るいは洗髪等の作用により脱落してしまうため、柔軟性
に於いては、その効果を持続的に維持することは困難で
あった。また硬い髪は、毛髪の弾性が大きいためにまと
まりも悪いことが多いが、従来の表面的な対応では、消
費者の要求を満たすことは困難であった。又、最近、毛
髪の柔軟性を向上させる手段として、炭素数が6以上の
2−ヒドロキシ脂肪酸とコンディショニング成分とを併
用する毛髪コンディショニング組成物が提案されている
(例えば特開平3−48607号、同3−48609
号)。しかし、上記手段でも、柔軟性の効果を持続的に
維持する面では未だ十分ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、毛髪に対して
しっとり感と平滑性を付与すると共に、優れた柔軟性、
特に硬い毛髪に対しても持続性のある優れた柔軟性を与
えることができ、かつ毛髪のまとまりの良好な毛髪化粧
料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において本発
明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、
炭素数2〜5のα−ヒドロキシモノカルボン酸又はその
塩を特定量配合すれば、柔軟性を持続的に維持し、特に
硬い髪も柔らかく保つことができ、かつ毛髪のまとまり
性に優れた毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明
を完成した。
【0006】すなわち、本発明は次の一般式(1)
【0007】
【化2】
【0008】〔式中、R1 は水素原子又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す〕で表わされるα−ヒドロキシモノ
カルボン酸又はその塩を5〜20重量%含有することを
特徴とする毛髪化粧料を提供するものである。
【0009】本発明に用いるα−ヒドロキシモノカルボ
ン酸は、上記一般式(1)で表わされるものであるが、
この具体例としては、グリコール酸、乳酸、α−ヒドロ
キシ酪酸等が挙げられ、また、これらの塩としては、ナ
トリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アンモニウム
塩、トリエタノールアミン塩、有機第四級アンモニウム
塩等が挙げられる。
【0010】これらのα−ヒドロキシモノカルボン酸又
はその塩は単独で又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、その配合量は全組成中に対して5〜20重量
%(以下、単に%で示す)とすることが好ましい。この
配合量が5%未満の場合には、効果が充分でなく、また
20%を超えると塩析等により他の成分を安定に配合す
ることが困難になる。
【0011】本発明の毛髪化粧料には、使用時の感触を
向上させるため、又は洗浄力を持たせるために、更に界
面活性剤を含有せしめることが好ましい。このような界
面活性剤としては各種のアニオン性界面活性剤、両性界
面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤のいずれをも用いることができ、例えば以下のものが
挙げられる。
【0012】〔アニオン性界面活性剤〕 (1)平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖
又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。 (2)平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜
8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、
あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキ
ル又はアルケニルエーテル硫酸塩。 (3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 (4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオ
レフィンスルホン酸塩。 (5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するア
ルカンスルホン酸塩。 (6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和又は不飽和脂肪酸塩。 (7)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.
1/9.9〜9.9/0.1の比で、あるいはエチレン
オキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜
9.9/0.1の比で付加したアルキル又はアルケニル
エーテルカルボン酸塩。 (8)平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又
はアルケニル基を有するα−スルホン脂肪酸塩又はエス
テル。 (9)炭素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸
残基又はスルホン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型
界面活性剤。 (10)炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基
又はそれらのエトキシレートを有するリン酸モノ又はジ
エステル型界面活性剤。 (11)炭素数8〜22の高級アルコール若しくはその
エトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級
脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。 (12)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又は、ジエタノールアミド又は、それらのエトキシ
レートなどのスルホン酸塩。 (13)炭素数8〜20のモノグリセライドのスルホン
酸塩。 (14)炭素数8〜20の高級脂肪酸とイセチオン酸と
の縮合物の塩。
【0013】〔両性界面活性剤〕 (15)炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若
しくはアシル基を有するα位付加型、2級アミド、若し
くは3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤。 (16)炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基若
しくはアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタ
イン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン
系、若しくはアミドスルホベタイン系両性界面活性剤。
【0014】〔非イオン性界面活性剤〕 (17)平均炭素数10〜24の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を有し、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドを付加し
たポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキ
シアルキレンアルケニルエーテル。 (18)炭素数8〜20のモノグリセライドのエトキシ
レート。 (19)炭素数8〜20の高級脂肪酸ショ糖エステル。 (20)炭素数8〜20のアシル基を有するポリグリセ
リン脂肪酸エステル。 (21)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又は、ジエタノールアミド又はそれらのエトキシレ
ート。 (22)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (23)炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル。 (24)炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル。 (25)炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を有するアル
キルサッカライド系界面活性剤。 (26)炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、アルケニル基を有するアルキルアミンオキサイド、
又はアルキルアミドアミンオキサイド。 (27)炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有する多価アルコールのエーテル化
合物又はエステル化合物。
【0015】〔カチオン性界面活性剤〕 (28)炭素数7〜21のアルキル基又はアルケニル基
を有するイミダゾリン開環型四級アンモニウム塩。 (29)炭素数8〜24の、場合によっては酸素原子若
しくは酸アミド基によって中断されているか、又は水酸
基に置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有するモノ長鎖アルキル四級アンモ
ニウム塩。 (30)炭素数8〜24の、場合によっては酸素原子若
しくは酸アミド基によって中断されているか、又は水酸
基に置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有するジ長鎖アルキル四級アンモニ
ウム塩。 (31)分岐鎖を有する総炭素数8〜28の、場合によ
っては酸素原子若しくは酸アミド基によって中断されて
いるか又は水酸基に置換されていてもよいアルキル基
と、直鎖の炭素数8〜22の場合によっては酸素原子若
しくは酸アミド基によって中断されているか又は水酸基
に置換されていてもよいアルキル基又はアルケニル基と
を同一分子内に有する、非対称型のジ長鎖アルキル基若
しくはアルケニル基を有する四級アンモニウム塩。
【0016】これらの界面活性剤のアニオン性残基の対
イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類
金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のア
ルカノール基を1〜3固有するアルカノールアミン(例
えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)
を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオン
としては、塩素、臭素、沃素等のハロゲンイオン及びメ
トサルフェート、サッカリネートイオンを挙げることが
できる。
【0017】これらの界面活性剤のうち、特に(2)ア
ルキルエーテル硫酸塩、(3)アルキル硫酸塩、(6)
飽和又は不飽和脂肪酸塩、(9)N−アシル化アミノ酸
型界面活性剤、(10)リン酸モノエステル型界面活性
剤、(11)スルホコハク酸エステル、(12)アミド
エーテルサルフェート、(15)2級アミド型イミダゾ
リン系両性界面活性剤、特に脱塩してポリマーの溶解性
を向上させたアミドアミノ酸型両性界面活性剤(特開昭
63−128100号)、(16)アミドベタイン又は
ヒドロキシスルホベタイン系両性界面活性剤、(17)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、(25)アルキ
ルサッカライド系界面活性剤、(26)アルキルアミン
オキサイド、(27)分岐鎖アルキルグリシジルエーテ
ルと多価アルコールの付加反応で得られる付加物、(2
8)アルキルイミダゾリン開環型4級アンモニウム塩、
(29)モノアルキルトリメチルアンモニウム塩、(3
0)ジアルキルジメチルアンモニウム塩又は(31)非
対称型ジアルキルジメチルアンモニウム塩が主活性剤と
して好ましい。
【0018】更に界面活性剤の好適な具体例としては、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(エチレンオキサイド平均2〜3モル付加)、ラウリル
硫酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸のナトリウム
塩、ヤシ油脂肪酸アマイドエーテルサルフェート、ラウ
ロイル−N−メチルタウリン、ラウロイル−N−メチル
−β−アラニン、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラ
ウリルジナトリウム(3〜7E.O.)、ラウリルリン
酸、N−ラウロイル−N′−カルボキシメチル−N′−
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミントリエタノ
ールアミン塩、N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシ
エチル)−N′,N′−ビス(カルボキシメチル)エチ
レンジアミンナトリウム塩、デシルポリグルコシド、ラ
ウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウリン酸アミドプ
ロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ポリオキシエチレ
ン(20)ラウリルエーテル、ラウリルアミンオキサイ
ド、2−ヒドロキシ−3−〔(2−ヒドロキシエチル)
〔2−〔(1−オキソテトラデシル)アミノ〕エチル〕
アミノ〕プロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウ
ムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジ
セチルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロライド、2−ドデシルヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムクロライド、炭素数12
〜15の市販オキソ法合成アルコール(ドバノール23
と45の等量混合物,三菱油化社製)に由来する分岐率
20%の分岐ジアルキルジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−2−(3−メチルヘキシル)−7−メチルデシ
ル−N−ドデシル−N,N−ジメチルアンモニウムクロ
ライド、N−2−(3−メチルヘキシル)−7−メチル
デシル−N−オクチル−N,N−ジメチルアンモニウム
クロライド、N−2−ヘキシルデシル−N−ドデシル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、ペンタエリ
スリトールグリセリルイソステアリルエーテルのモノエ
ーテル体等が挙げられる。
【0019】これらの(c)成分の界面活性剤は単独で
又は2種以上を組み合わせて用いることができ、全組成
中に0.1〜40%配合するのが好ましい。尚、本発明
の毛髪化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、
必要に応じて、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘
剤、香料、パール化剤、色素、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、防腐剤等を配合してもよい。また、毛髪の感触を向
上させるためにカチオン化セルロースなどのカチオン性
ポリマーや、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性シリ
コーン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン
誘導体等を配合することもできる。
【0020】また、本発明の毛髪化粧料は、必要に応じ
てリン酸、塩酸等の無機酸;水酸化ナトリウム等の無機
アルカリ;トリエタノールアミン等の有機アルカリによ
りpH調整を行うことができ、この場合のpHは、5%水溶
液のpHが3〜11となるようにするのが好ましい。
【0021】本発明の毛髪化粧料は常法に従って調製す
ることができる。また、その剤型は特に限定されず、用
途に応じて、エマルジョン、サスペンジョン、ゲル、透
明溶液、エアゾール等各種剤型とすることができ、更
に、用途としては毛髪化粧料一般、すなわちプレシャン
プー剤、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメン
ト、ヘアコンディショナー、コンディショニングブロー
剤等に使用することが出来る。
【0022】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は良好な使用感を有
すると共に、毛髪、特に硬い毛髪に持続的な柔軟性を付
与し、かつ毛髪のまとまり性にも優れてる。
【0023】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、
本実施例中で用いた試験方法は次の通りである。
【0024】(A)官能評価 (1)シャンプーの場合:日本人女性の太め(約90μ
m)の毛髪20g(長さ15cm)を束ね、この毛髪束に
シャンプー1gを塗布して1分間泡立てた時の泡立ち
と、その後、30秒間流水ですすいだ時の柔軟性、その
後ドライヤーにて乾燥した後の柔軟性について評価し、
更に、その毛髪束を恒温恒湿室(25℃、50%RH)に
24時間放置した後の柔軟性について評価を行った。評
価は下記の基準に従って行った。
【0025】
【表1】 泡立ち: ○:泡立ちが良い。 △:泡立ちが不充分。 ×:泡立ちが不良。 すすぎ時の柔軟性: ○:柔らかい。 △:柔軟感が不充分。 ×:柔軟感が感じられない。 乾燥後の柔軟性: ○:柔らかい。 △:柔らかさが不充分。 ×:柔らかくない。 24時間後の柔軟性: ○:柔らかい。 △:柔らかさが不充分。 ×:柔らかくない。
【0026】(2)ヘアリンス等のアフターシャンプー
剤の場合:コールドパーマ等美容処理を施したことのな
い日本人女性の毛髪25g(長さ15cm)を束ね、シャ
ンプーで洗浄した後、すすぐタイプの毛髪化粧料につい
てはこの毛髪束に2.5gの剤を均一に塗布し、次いで
30秒流水ですすぎ、タオルドライを行った後ドライヤ
ーにて乾燥した。また、すすがないタイプの毛髪化粧料
についてはこの毛髪束に所定量の剤を塗布した後、風乾
した。この毛髪束についてその柔軟性、平滑性、油性感
の少なさについて、下記の基準に従って評価した。
【0027】
【表2】 柔軟性: ○:柔らかい。 △:柔らかさが不充分。 ×:柔らかくない。 平滑性: ○:すべりが良い。 △:すべり感が不充分。 ×:ない。 油性感の少なさ: ○:少ない。 △:やや多い。 ×:多い。 24時間後の柔軟性: ○:柔らかい。 △:柔らかさが不充分。 ×:柔らかくない。
【0028】実施例1 下記表3に示すヘアコンディショナーを製造し、毛髪処
理24時間後の柔軟性を評価した。この結果を表3に示
す。
【0029】
【表3】
【0030】実施例2 表4及び5に示す組成のシャンプーを製造し、表6に示
す各評価項目について評価した。この結果を表6に示
す。
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】
【表7】 実施例3 以下に示す組成のシャンプーを常法により製造した。 (%) (1)N−ラウロイル−N′−カルボキシメチル−N′− (2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミントリエ タノールアミン塩 15 (2)ポリオキシエチレン(5)ラウリルスルホコハク酸 ジナトリウム 15 (3)グリコール酸 5 (4)グリコール酸カリウム塩 1 (5)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1 (6)モノデカン酸グリセリド 1 (7)香料 0.5 (8)色素 適量 (9)精製水 バランス
【0035】このものは、洗髪時の泡立ちがよく、すす
ぎ時及び乾燥時の感触に優れ、乾燥後、及び洗髪24時
間後にも充分な柔軟性を示した。
【0036】
【表8】 実施例4 以下に示す組成の抗フケシャンプーを常法により製造し
た。 (%) (1)ラウリル硫酸トリエタノールアミン塩 10 (2)ポリオキシエチレン(2)ラウリルスルホコハク酸 ジナトリウム 4 (3)乳酸 5 (4)乳酸ナトリウム 5 (5)ラウリルヒドロキシスルホベタイン 1 (6)ペンタエリスリトールグリセリル・イソステアリル エーテル(モノエーテル体)1付加体 2 (7)カチオン性ポリマー(ガフコート755N,GAF社製) 0.2 (8)ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアン モニウムエトサルフェート 0.2 (9)オクトピロックス 0.5 (10)香料、色素 適量 (11)精製水 バランス
【0037】このものは、洗髪時の泡立ちがよく、すす
ぎ時及び乾燥時の感触に優れ、乾燥後、及び洗髪24時
間後にも充分な柔軟性を示した。また、抗フケ効果も良
好であった。
【0038】実施例5 表9に示す組成のヘアリンス剤を常法により調製し、同
表に示す評価項目について評価した。この結果を表9に
示す。
【0039】
【表9】
【0040】
【表10】 実施例6 下記組成のヘアトリートメントを常法により製造した。 (%) (1)N−2−ヘキシル−1−デシル−N−ドデシル−N, N−ジメチルアンモニウムクロライド 1.0 (2)セトステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 0.5 (3)ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド*1 0.5 (4)グリコール酸 15.0 (5)セチルアルコール 6.0 (6)プロピレングリコール 3.0 (7)トリエタノールアミン 5.0 (8)ヒドロキシエチルセルロース 0.5 (9)香料 0.4 (10)水 バランス (注)*1 炭素数12〜15のオキソ法市販アルコー
ル(三菱油化(株)製ドバノール23と45の等量混合
物)に由来する分岐第四級アンモニウム塩でその分岐率
は20%である。 このものは、洗髪の翌日も充分に柔軟性を保持するもの
であった。
【0041】実施例7 下記表11のヘアトリートメント組成物を常法により調
製した。
【0042】
【表11】
【0043】
【表12】 実施例8 以下の組成のコンディショニングブロー剤を常法により
調製した。 (%) (1)ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 0.5 (2)α−モノステアリルグリセリルエーテル 0.1 (3)メチルフェニルポリシロキサン 0.5 (4)グリコール酸 3.0 (5)グリコール酸トリエタノールアミン塩 2.0 (6)ポリオキシエチレンステアレート 0.2 (7)エタノール 20.0 (8)香料 0.4 (9)水 バランス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基
    を示す〕で表わされるα−ヒドロキシモノカルボン酸又
    はその塩を5〜20重量%含有することを特徴とする毛
    髪化粧料。
  2. 【請求項2】 更に界面活性剤を0.1〜40重量%含
    有することを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0662314A1 (en) * 1993-12-16 1995-07-12 Kao Corporation Method of hair treatment
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