JPS59144682A - 油剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油剤組成物、ｌｒｔに合成繊維あるいは該繊
維を含有する混合繊維用製織油剤に関し、更に詳しくは
製織時、特にウォータージェットルームやエアージェッ
トルームあるいはスルーザーの様な革新織機による製織
時に糸に高度の集束性と　　　ｊ７１（肝性を伺与し、
緯糸フィーラー／ｉ−＆仰性良好な製織油剤に関するも
のである。

近年合成繊維フィラメント織物は、革新織機で織られる
ものが大半で、かかる織物においても差別化商品の開発
が注目の的となっている。差別化商品の評価は、色彩、
１４合、相（ドビー織機、ツヤガード織機、カラミ等に
よる祉物組織によるものやストライプチェックの４３Ａ
に染着差などによるものがある）などの他に、機能性や
表面効果が望まれる様になって来た。そこで織物の表面
効果を出す為に、準備工程で糸に変化を求める方法が用
いられ、従来の撚糸、仮撚、意匠撚糸の様に糸に撚りを
かけるか、熱を利用して変化を与えることが主体であっ
たものから、エアー処理、２フイードも１〜くは３フイ
ードの仮撚、異繊度、異素材の糾合せ等の変化に開発が
推移している。これらの変化は、糸では毛羽、ダルミ、
ループ、節といっだ形態を示し、そのためこれらを製織
する」４合に）管舒性、集束性が悪いという欠点が生じ
てくる。

このような問題の解決策としては巻き形状を変えるか、
オイリングにより解舒性、集束性を向上させる方法があ
るが、繰作の容易な後者の方法が望寸しい。

しかし、従来のコーニングオイルやオイルサイジング剤
を用いてオイリングしだ場合には、解舒性が弱く、ウォ
ータージェットルーム用の緯糸に用いた時には、水との
親和性が小さいので、緯糸の飛走が不安定となったシ、
緯糸フィーラーが正常に働かなかったりして停台が頻繁
に起シ、織物品位を低下させ、かつ、製織効率を著しく
低下させてしまい、時には製織が不可能となってしまう
こととなる。

本発明者等は、上記の様な欠点のない製織油剤に関し鋭
意検討の結果、本発明を児成した。

即ち、本発明は、鉱物油及び／又は高級脂肪酸アルキル
エステルからなる成分ａ）に下記の成分ｂ）、Ｃ）、ｄ
）及びｅ）を組成物全体に対し所定割合配合したことを
特徴とする合成線イｆあるいは該繊維を含有する混合繊
維用製織油剤を提供する。

ｂ）鉱物油及び／又は高級脂肪ｆ？アルキルエステルに
相溶性あるポリシロキサン（フェニル変性シリコンは除
く）　　　　　　　　　　２〜７重量％Ｃ）石油樹脂　
　　　　　　　　Ｏ〜２０重量％ｄ）　ヒドロキシル基
含有化合物及び／又はカルボキシル基含有化合物にエチ
レンオキサイド及びプロピレンオキサイドをブロック又
はランダム＋Ｃ付加した化合物で、分子遭が１５００〜
７０００、エチレンオキサイドと７０ロビレンオキザイ
ドとの爪量比が６０／４０〜０／１００のもの　５〜２
０重計チｅ）上記ｂ）、Ｃ）、ａ）　３成分混合系に相
溶性を有する非イオン界面活性剤及び／又はアニオン界
面活性剤　　　　　　　　　　　　１５〜３０重量％イ
ーロし、上記ｂ）、Ｃ）、ｄ）、ｅ）４成分の総添加量
が２７〜６０重阻係であるものとする。

本発明に於て用いる鉱物油としては、スピンドル油その
他の鉱物油でスピンドル秒４０〜１５０秒のものが良い
。また、高級脂肪酸エステルとしては、ラウリン酸ブチ
ル、ラウリン酸オレイル、ミリスチン酸ブチノペステア
リン酸メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチ
ル、ステアリン酸２−エチルヘキシノペステアリン酸オ
レイル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オレイ
ン酸エチル、オレイン酊２−エチルヘキシル、ベヘン酸
エチル、ベヘン酸ブチル、インステアリン酸インステア
リル、インステアリン酸ヘキザデシル等が用いられるが
、鉱物油と高級脂肪酸エステルとの任意の混合物であっ
てもよい。

本発明で用いる石油樹脂としては、三井石油化学（株）
製のハイレッツや日本ゼオン（株）製のフィントンシリ
ーズ・などが使用出来るが、類似のテルペン系組合樹脂
やキシレン樹脂等は相溶性が悪く使用出来ない。また、
その配合１貸が２０重量％を越えると精練性、平滑性に
悪影響を及はすので好ましくない。

本発明に於けるポＩノシロキザンとしては、ジメチルポ
リシロキサンの低重合度品（１０〜３０　ｃｓｔ）、ア
ルキル変性シリコン、アルキルアルアルキルポリエーテ
ル変性シリコンが上けられる。但し、フェニル俊性シリ
コンは相溶性は良いが、平滑性を・茗しく低下させるの
で使用出来ない。甘だ、変性シリコンとしてポリエーテ
ルシリコン、エポキシ変性シリコン、カルビノール）こ
性シリコン等があり、これらも乳化剤を併用すると相Ｍ
性を有するが、シリコン特有の高度の平滑性を伺与する
ことは出来ないので、本発明に使用することは出来ない
。７ｊ？リシロキサンを配合する場合、２車朧チ以下で
は解舒性、平滑性が不充分であり、７車量チ以上では精
練性に問題を生ずる。

本発明に於けるｄ）成分は、ヒドロキシル基音イ１化合
物としてグチルアルコール、オクチルアルコ−ル、ラウ
リルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、オレイルアルコール、２−エチルヘキザノール、
５ｅｅ−オクタツール、などの他グリセリン、エチレン
グリコール、プロピレングリコール等、カルボキシル基
含有化合物としてラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、オレイン酸、ステアリン酸等の脂肪酸等を用い、
公知の一方法に従ってエチレンオギザイド（ＥＯと略す
）及びプロピレンオキザイド（Ｐｏと略す）をランダム
あるいはブロック状に付加させて得ることができる。こ
の場合のＥＯとＰＯの付加重柑比は６０／４０〜０／ｌ
　００が良好で、ＥＯが６０％を１感えると相俗性が悪
くなる。分子量は１５００〜７０００が好ましく１５０
０以下では集束性、平滑性が悪く、７０００以上では配
合が困難となる。

本発明に於ける非イオン界面活性剤及びアニオン界面活
性剤は公知のもので良く、例えばアルキルホリエチレン
グリコールエーテル、アルキルアリールポリエチレング
リコール五−チル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、多１ｉ１１ｉフルコール脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル、アルキル
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エス
テル塩、アルキルリン酸エステルＪ’ＪＩ　、ｙｊ？　
’Ｊオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩、などが
使用さｉする。配合比率は１５〜３０重はチが適当で、
１５市１住楚以下では水との親オロ性が弱く、ウォータ
ジェットルームでは緯糸飛走が不安定で、緯糸フィーラ
ー感知性も充分でない。また、３０重量係以上となると
、平滑性、＞ｑｔｃ舒性が悪くなってし甘う。

本発明の油剤は糸に直接的に給油することにより高度の
集束性と解舒性が得られ、ｋ帖糸フィーラー感知性も向
上されるので、製織効率の向上及び織物品位の増大をも
たらすものであるが、一般の仮慾糸や強掟糸に効果があ
ると四１稍に、和にエアー処理、２フイードもしくは３
フイードの仮撚、異繊度もしくは異素材の組合せ等によ
る特殊力［Ｊ工糸に優れた効果を発揮するものである。

本発明の油剤を糸ＶＣ：Ｉｇｌ用するのは、エアー処」
」Ｐ、２フイードもしくは３フイードの仮撚、異繊度も
しくは異素材の組合せなどの特殊加工工程の前後あるい
はリワインドなどの各工程に於て給油がｂ」能であるが
、特殊加工工程の直後に直接的に給油Ｉ〜、コーンアッ
グするのが好ましい。給油社は０、５〜５　％　ｏ、ｗ
、ｆ　、好壕しく　ｉ’ｊ：　１〜３　％　ｏ、ｗ、ｆ
　、である。

本発明の油剤をス・ぐン糸、ス・９ンライク糸その他各
種の糸に給油し、製織した場合、そのすぐれた集束性と
平滑性、親水性などによυ、従来のコーニングオイルで
ｔよ困難であった場合でもスムーズに解舒する。特に、
ウォータージェットルーム用の緯糸に適用した場合、従
来のコーニングオイル−やオイルザイジング剤を使用し
た嘱合は繭糸飛走が不安定であったり、緯糸フィーラー
が正常に働かす停台を起したりして製織効率及び織物品
位を寓しく低下させたりする。しかし、本発明品を適用
した場合には、スムースな製織がｉ」能となり、製織効
率の向上と織物品位の改善をなすことが出来る。

以下に、本発明を例をもって説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。尚例中の部及び％はそれぞ
れ重に部及び重ｐ４゛％を表わす。

性能試験例（１ン 表（１）に示される本発明製織油剤（Ａ）　、　（Ｂ）
　、　（Ｃ）を用いて製織性を試験した。その結果、表
（２）に示す通り製織効率、緯糸フィーラー感知性及び
織物品位共に良好な結果を示しだ。

経糸：ポリエステル−ナイロンの融Ｘｉ　７Ｊｌ「Ｌ糸
（７Ｉ？リエステル：７５ｄ−３６ｆ　、ナイロン：５
０ｄ−１７ｆ）を用い、丈イテックスＪ−２１（互応化
学（株）製糊剤）の固形分８０Ｉ）溶液にてザイジング
した糸を用いた。

緯糸：経糸と同神の糸を用い、１）叱織油剤をローラタ
ッチ給油法にて、糸に対し２〜３チの伺＞Ｗ’ｊ　ＦＪ
４゜となる符：にストレート給油したものを月１いた。

與織条件：経糸密度４５羽／３木／インチ、緯糸密度７
８本／インチにて、８産ウォータージェットルーム（Ｌ
Ｗ−’４１型）を用い、回転数４５　Ｏｒｐｍにおいて
、平織で７２時間製織した。

表　　（２） ※評価方法 Ｏ油剤刊着晴（チ） 試料約３０ｙ 調査時間−７２時間 Ｏ緯糸フィーラー感知性 ｆｉ’＋ａ査時間７２時１１１１円にｋける南止まり回
数（実際Ｖこは緯糸が飛走しているにもかかわらず感知
せずに織機が停止した回数）により下記の様にランク付
けした。

○　有ＩＦ凍り回数５回以下のもの △　右上１り回数５回をこえ２０回以下のもの×　翁止
まり回数２０回をこえるもの Ｏ織物品位 織上り生機の検査におけるＡ反率にて−（：記の様にラ
ンク付けした。

０９７〜１００％ △　９６〜８６チ ×　８５％以下 性能試験例（２） 表（３）に示される本発明製織油剤（Ｄ）（１”；）を
用いて製織性を評価した。その結果、表（４）に示され
るように製織効率、緯糸フィーラー感知性、及び統物品
位に於てすぐれた性能を示した。

経糸　ポリエステル７５ｄ−３６ｆ加工糸−追撚３００
’１１７Ｍ　（セミダル糸）の糸に、オイルザイジング
剤Ａ−４９６（Ｂ光化学工業（株）製）を付着量２１６
チとなる様に給油した糸を用いた。

緒糸−ポリエステル７５ｄ−３６ｆ　２本融着加工糸を
用い、製織油剤をローラータッチ給油法にて伺着紗が２
〜３係となる様に給油した糸を用いた。

製織条件；軽糸密度７０羽／３本／インチ、緯糸密度６
４本／インチにて、８産ウォータージェットルーム（Ｌ
Ｗ−４１：ｕす）を用い、回転数４３　Ｏｒｐｍ　％平
織で７２時間４１シ織した。

以下余白 表　　　　（３） 表　　　（４） 手続補正書 昭和５８年　３　）’５．）ｌ、１日 特許庁長官右　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 昭和５８年　特許願　　第０１１３８５　　号２、発明
の名称 γ出斉り利Ｊ戊ゞヒタグ ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　日４４′ξ化学工朶休式会社 ４、代理人 （外　３　名） ５、補正の対家 明細書の［発明の詳細な説明」の掴 ６、＃ｊ止の内容 （１）明細噛−第５與、６イゴ目、「スピンドル抄」と
める全「レッドウッド秒」に補正する。

（２）明細青果５貞、１９〜２０行目、［フイント／ノ
リーズ」とめる金「タイ７トンシリーズ」に補止する。

（３）明却１督第６＠、１１行目、「ポリエーテルシリ
コン」とあるを「ポリエーテル変性ンリコン」に補正ツ
ーる。

（４）　　’ＩＩＪ雅山−小山−第１５貞４）中、「製
織？出背り」とある全「致祇幼率」に補正する。

（５）明祐１畳第１５貞の表（４９中、比較例５の１閾
、織物品位の項、「・」とある全１ｒΔ」にＪｉｉｌ　
、Ｌ［する。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　鉱物油及び／又は高級脂肪酸アルキルエステルから
   なる成分ａ）に下記の成分ｂ）、Ｃ）、ｄ）及びｅ）奪
   組成物全体に対し所定割合配合したことを特徴とする合
   成繊維あるいは該繊維を含有する混合繊維用製織油剤。 ｂ）前記鉱物油及び／又は高級脂肪酸アルキルニスデル
   に相溶性あるポリシロキサン（フェニル変性シリコンを
   除く）　　　　　　　２〜７市猪弼Ｃ）　　石油４０４
   　ｋｍ　　　　　　　　　　　　　　　　Ｏ〜２　０−
   小袖％ｄ）　ヒドロキシル基金イ１化合物及び／又はカ
   ルボキシル基會有化庁物にエチレンオキサイド及びプロ
   ピレンオキサイドをブロック又はランダムにｔ」加した
   化合物で、分子ｍｌが１５００〜７０００、エチレンオ
   キサイドとプロピレンオキサイドとの重＋４比が（ｉ０
   ／４０〜０／１００ノモ（７）　　　５〜２０ＴｔＫ計
   ％ｅ）上記１））、Ｃ）、ｄ）の：３成分混合系に相溶
   性２廟する非イオン界面活性剤及び／又はアニオン界１
   ｒ１１活性剤　　　　　　　　　　１５〜３０重量係但
   し、上記ｂ）、Ｃ）、ｄ）、ｅ）　４　ｆｈ、分の総添
   加量が２７〜６０重僧襲であるものとする。